梅雨の時期を乗り越える!濁りを攻略するバス釣り術!

雑感

バスフィッシングを愛するアングラーの皆さんこんにちは! 雨が続く梅雨の季節、濁った水域での釣りは多くのアングラーにとって難しい挑戦の一つですよね。

しかし、この条件を逆手に取ることで、さらなる釣果を得ることが可能になるのです!今回の「釣りたいバス釣り日記」では、「濁り」をテーマに濁った水域での戦略と効果的な釣り方について深掘りします。

記事では、ルイジアナ出身のプロアングラー、グレッグ・ハックニー氏が提唱する濁った水でのバス釣りのテクニックを、彼の3つの記事から編集してお届けします。濁りのある水域でバスがどのように行動し、どのようなルアーが効果を発揮するのか。また、どのような戦略でバスをターゲットにすべきかを具体的に解説します。

これからお伝えする情報には、初心者からベテランアングラーまで幅広く活用できるヒントが詰まっています!いつもとは少し異なる条件での釣り方を学び、ぜひ梅雨の時期の釣りを楽しんでください。

では!!梅雨の時期を乗り越える!濁りを攻略するバス釣り術!の始まりです(^O^)/


泥水でのバス釣り➀プロアングラーの技:濁った水での釣果を最大化!

嵐が続いたことで、日本全国で水域が濁っている状況ですが、この条件は必ずしも悪いことではありません。暖かい泥水ではバスの釣り方を少し変えることで、釣果を期待できる可能性があります。以下に、濁った水域でのバスの動きと釣り方について整理しました。

1.濁った水域におけるバスの動き

  • 増水による濁りによってバスは光の届かない底ではなく、光が届く深さにいることが多い。ボトム近くでありながら表面近くにもいたくないので、完全に底に留まらないポジションにいます。
  • 水が非常に濁っている場合、カバー(障害物)のすぐそばに留まる傾向があります。カバーの種類には切り株、倒木、岩、浸水した桟橋などがあります。

頭で考えすぎないでください。バスを見つけるための調整を少し行うだけです。産卵後や初夏ではなく、水質条件に焦点を当ててください。

2.流れに関する注意点

  • ラージマウスバスは激しい流れに耐えることが苦手です。彼らは流れの緩やかな場所や障害物の裏側に隠れることで生き延びます。
  • 嵐の影響でできた新しい水域(例えば、通常乾燥している場所の水たまり)はバスの釣り場として理想的です。

3.濁りが軽減されたエリアの選定

  • 岸辺の草や灌木、その他の物体が水を濾過している場所はバスが好む傾向にあります。濾過されたエリアはバスが認識しやすいため、釣りのチャンスが高まります。

4.ターゲット指向の釣り方法

  • 湾やバックウォーターエリアでは、浅く流れが弱く、カバーがある場所を優先して探します。
  • 主流の湖や川では、流れが途切れる場所を探すことが重要です。これがバスの休息場所になります。

水域の状態を観察しながら適切にポイントを選び、ターゲット指向のアプローチで釣りを楽しむことが大切です!何か加えるアイデアがあればぜひ教えてください。

※Bassmaster.comの原文を読みたい方は、以下のリンクから公式ホームページで確認する事が出来ます。


泥水でのバス釣り②濁りと戦う!効果的なルアー選びと戦略の極意

濁った水域でのバス釣りにおいて、ルアー選びはバスが発見しやすいよう調整するのがポイントです。

ルアー選びの4つの要素

1.流れとバスの感覚

  • 濁りで視界が悪い中、バスは側線を使って餌を探します。そのため、水流を動かすルアーが効果的です。

2.プラスチックルアーの特徴

  • プラスチックワームやジグのトレーラーには大きくボリュームがあるモノを使い、水を動かす腕や脚が付いたものが最適。
  • 濁りが強い場合は「ストライクキング・レイジテイル・ロブスター」、少しの濁りでは「スペースモンキー」など。

3.ルアーの色

  • 基本は黒、ただしフレーク入りなど最も暗い色がベスト。黒が効かない場合には「サマー・クロウ」や「バマ・クロウ」を試す。

常にプラスチックワームをジグにセットします。黒と青の組み合わせが基本です。

4.ラトルと音の重要性

  • ラトルが付いたジグは音でバスを引き寄せます。音は大きくてもOK!

動きのあるルアー

  • クランクベイト
  • 暗い色を選びつつ、オレンジや白のアクセント入りで目立たせるのも手。
  • スピンナーベイト
  • 巨大なコロラドブレード付きの明るい色が効果的。振動と視覚的な効果でバスを引き寄せます。

サイズに関する考え方

ターゲットのバスのサイズにかかわらず、彼らが「見つけやすい」ルアーが重要!2ポンドのバスでも5ポンドのバスでも同じ理論が適用されます。

このセッティングで、濁った水域でも釣果アップ間違いなしです!

※Bassmaster.comの原文を読みたい方は、以下のリンクから公式ホームページで確認する事が出来ます。


冷たく濁った水でも釣れる!スピナーベイトの可能性

トーナメントアングラーにとって、釣果を台無しにする要因は数多くあります。その中でもルイジアナのプロ、グレッグ・ハックニーは「冷たく濁った水は、釣りの最悪の条件だ」と指摘します。

理想的な条件を選べないアングラーがほとんどの中で、トーナメントのスケジュールは寒波や濁った水によって変更されることはほとんどありません。それでもハックニーは「厳しい状況からでも釣果を生み出すことができる」と語ります。

冷たい濁った水でのバスの行動

冷たい濁った水は、魚を浅場に追い込む特徴があります。魚は可能な限り浅い「快適な場所」に移動し、カバー周辺に集まる傾向があります。この現象は特に1月から3月に顕著で、2フィート以下の水深にいることが一般的です。

戦略のカギ:刺激的なルアーと大胆なアプローチ

ペースを落とすことが重要ですが、ハックニーは「冷たい濁った水ではゆっくり動くジグやワームよりも刺激的なルアーが効果的だ」と語ります。彼が推奨するのは、音や振動で魚を引き寄せるルアーです。

中でも、彼が愛用する「レッドフィッシュ・マジック」は、単一スピンのコロラドブレードを搭載し、非常に強い振動を生み出します。このルアーはゆっくりとしたリトリーブが可能で、冷たい濁った水に特化した設計です。

色とキャストの工夫

ハックニーのお気に入りのカラーパターンは、黒とチャートリュースのスカートです。孤立したカバーに繰り返しキャストすることで、バスを捕まえます。「1日3~5回のバイトを狙い、その1~2回のヒットから魚の動向を学ぶべきだ」と彼は助言します。

実例:クラークスヒルでの成功体験

かつてのトーナメントでは、冷たい濁った水が浅場にベイトフィッシュを押し上げ、彼は重要な魚をキャッチすることに成功しました。その際、「泥の中へキャストするような浅場」での釣りが効果的だったと語ります。

諦めない心

ハックニーは、「冷たい濁った水での釣りは望ましい状況ではないが、成功を諦める理由にもならない」と力強く語ります。ロッドを手に浅場での戦略を練り、大物バスを引き寄せる努力が実を結ぶかもしれません。

※Bassmaster.comの原文を読みたい方は、以下のリンクから公式ホームページで確認する事が出来ます。


おわりに

今回はバス釣りをしていて遭遇する「濁り」に対しての対処法をグレッグ・ハックニー氏の3つの記事から紹介しました。

日本はアフタースポーニングと梅雨の時期が重なる国なので、良い釣りが出来る時もあれば、雨量によってなかなかタフに感じる状況の時もあります。そんな中でも、今回の記事で紹介したポイントを思い出してバスを探し出してみて下さい。

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梅雨の時期を乗り越える!濁りを攻略するバス釣り術!の記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになれば幸いです。

では!! よい釣りを(^_-)-☆


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