失業期間中に感じたバスフィッシングの素晴らしさについて!

雑感

バスフィッシングを愛されているアングラーのみなさん、こんにちは!今回の釣りたいバス釣り日記は、「失業期間中に感じたバスフィッシングの素晴らしさについて!」と言うテーマで綴ってみたいと思います。

2025年の4月から雇用保険の制度も変更され、条件が揃えば退職後の待機期間を終了後に失業保険が貰えるので、今年の4月に転職を考えている人が多いとの噂があります。

また、60歳になり定年退職か継続雇用かの選択をしなければならない時期に入っているかもいるのではないでしょうか?様々なライフステージがあり、どのタイミングで人生の舵を違う航路にきらなければならない時があります。

ボクも例外ではなく、2024年の4月から失業期間に入りまして、体調を整えながら次の人生へ進む為の準備をして来ました。X(旧Twitter)でも投稿していたので、ボクの事を知って下さっている方は、何となく状況は理解してくれていると思います。

退職後は短くて1年、長くて1年半は、ゆっくりと過ごす計画で生活をしていました。失業生活を1年する事で、引きこもりのニートではないので、様々な出来事もありましたので、その辺りの考えを記事にしましたのでよろしくお願いします。

では!! 失業期間中に感じたバスフィッシングの素晴らしさについて!の始まりです(^O^)/


無職中に「ベービートーピード」で出会った思い出のブラックバス

2024年の3月は、有給消化をしながらケガの回復に努めていました。4月に入りバス釣り三昧の毎日になりました。ラッキーな事は、腱鞘炎で負傷している両手でもロッドを振る事ができた事です。バス釣りも出来ない状態まで退職時期を伸ばして、悪化していたらと考えるとゾッとしています。

2024年にアロハさんとの釣行で釣った思い出のバス

しかし、両手は腫れあがった状態ではありましたが、釣りに出かける事で自然の中で過ごしながら歩いたり思考したりする事は、肉体的にも精神的にも、とても良かったと感じています。

ボクは20代と40代にも転職を経験していますが、この時も思い出に残る魚を釣っています。20代の時の転職活動の時は、バスフィッシングは続けていましたが、タックルやルアーの最新情報には興味がなく、10代から使っていたタックルやルアーを使って釣りをしていました。

その時も、これからの人生どうしようかと、今と違い悩んでいましたが気晴らしにバス釣りに行きました。ワンド内に杭が1本出ているポイントの前のへら台から杭に向かってキャストしました。

ベービートーピードは思い出深いルアー

3キャストしても何も起こらなかったのですが、ヘドンの「ベービートーピード」を動かす事と杭へ正確にキャストできるかの方に意識が向かい、しばらくキャストを続けていました。

そんな状態ですから釣れるとは思っていなかったのですが、突然、目の前で大きなバイトがあり釣り上げると45アップの立派なバスが釣れました。周りの人も見ていたようで、釣れた魚を見に来て祝福してくれました。

バス釣りをしていると、辛いことがあったとしても一瞬で幸福なゾーンに連れて行ってくれる不思議な趣味です。また、生命力溢れるブラックバスを釣る事で、何故かエネルギーを貰う感覚が湧くのです。

その後、就職先は無事に決まり最新タックルを買ってバス釣りを更に楽しむ事になります。時代は丁度、バス釣りブームでしたが、当時のボクは、その事すら知らずに古いタックルで釣りを続けていました。

面白い事に、ロッドやリールは最新のモノですが、今も現役で「ベービートーピード」を使っていますが、ルアーだけは昔も今も変わらないですね。


バスフィッシングに出かける事で、無職でも健康でいられました

転職活動中は、好きなテレビやゲームなどを見ながら夜更かしして、昼夜逆転して生活のリズムを崩す人がいたりしますよね。

2024年もスミス×プラドコフォトダービーで賞を頂いた時の1枚

でも、バスフィッシングを趣味にされているアングラーは逆に規則正しい生活を送る事になります。早朝から釣りに出かけますから、早寝早起きの生活習慣を続けていきますから仕事をしていた時よりも健康的な生活習慣を送る事になります。

先日、歩く事の大切さや足についての情報番組をYouTubeで見ていたら、安全に散歩できる国は限られているそうで、日本やヨーロッパは犯罪に巻き込まれる事も少なく女性でも散歩が楽しめる国だそうです。

また、歩く事は、足の裏から地面の状態を把握して脳で処理し、次一歩も目で確認する事なく、足裏で地面の状態を掴み脳に伝達するという、身体や脳ににとって高度な処理をしているので、認知機能の向上にも繋がりますし、精神疾患にもなりにくく、知的機能も促進されるようです。

なので、バス釣りに出かけて歩く事は、健康の維持にも繋がり新たな仕事探しをする上でもクリエイティブに行えるとボクは感じます。

バスアングラーは一人で釣りをしているが、「孤独ではない」

平日にバス釣りに行くと人が少なく、釣りやすいと考えがちですが、平日でも結構釣り人はいるものです。定年退職されたヘラ釣り師や土日が休みでない仕事の方、そしてボクのように失業中の人など様々な人がフィールドに来ます。

なので、フィールドに行くのは一人ですが、お話相手になってくれる人もいるので、楽しいですし同じ釣りと言う共通の趣味ですから、色々と話は尽きません。ボクもこの失業期間に出会った方から良くしてもらい、別のフィールドに釣りに行ったり食事したりと新たな出会いがありました。

先日も、お話していると淀川でデカバスを釣っている人たちから、色々な釣り方やアプローチを聞く機会に恵まれましたし、ルアーまで頂く事もありました。

また、自然の中で釣り糸を垂れていると、人以外の生き物との出会いは沢山あります。鳥の姿や囀りを聞いたり、ベイトフィッシュとなる魚の群れを見たりする事もあります。歩いていると木々や草花も目に入って来ます。一人で孤独にバス釣りをしているようで、実はアングラーは孤独ではないのです。


無職生活は今後に訪れる老後のシミュレーション生活

50代になった事でボクにも今後、間違いなく訪れる老後の生活についても、考えなければと悶々と考えていました。

今後、歳を取る過程で、仕事や家族の介護なども含め、今回の転職活動で一つ自分なりの考えを固めて行かないといけないフェーズに入っています。介護に関する部分は、職業訓練に行って学ぶことにしました。

ボクが、50代を過ぎて感じるのは、身体が自由に動かせる期間も少なくなってきた事です。日本男性の「平均寿命」81歳程度です。寿命ですから何歳まで生きられるかは、人それそれ違いますから分かりませんが、80歳を過ぎてフィールドの斜面を上り下りしている自分の姿は残念ながら想像できません。

では、身体が動く年齢、「健康寿命」は男性の場合は73歳程度とされています。65歳定年として8年程度しか時間がないのです。この辺のデータを見ると趣味を楽しむ時間にも限りがあると考えさせられます。

来日時のヒロ内藤さんからお話を伺った時の写真

そんな時に、ヒロ内藤さんとお話する機会があったので、その辺りのお話も人生の先輩なので伺うと、内藤さん自身も子供頃から足が悪く小学生の頃はリアカーに乗って通学して、医者からまともに歩けるか分からないと言われていたそうです。

なので、中学から普通に歩く事は出来ていましたが、何時発症するか分からないので、「40歳まで全力で生きて行こう」と決めていたそうです。40歳以降はおまけの人生ですとお話して貰いました。

この話を聞いて、50代からの人生を思いっきり楽しんで行けるように、取り組みたいと考えるようになりました。


趣味がバスフィッシングだけだと人生に飽きるかも?

4月からの約3カ月間は、毎日バス釣りに行ってた時間を過ごしていました。失業生活が始まり、最初の内に毎日釣りに行っても楽しいのですが、流石に釣りだけしていても釣れた釣れないだけに一喜一憂するだけになってしまいます。

そうなると折角のバス釣りが飽きてきてしまうので、バスフィッシングに関連付けた趣味を連動させることで、更に楽しいものになるのではないかと考えます。

ボクの場合は、ブログを執筆したりSNSで情報を発信したりするので、それなりに趣味の連動が出来ているので飽きる事はないのですが、これが、定年退職後の生活では、バス釣りが飽きてしまうかも知れないので、ルアーを作ったり情報を発信したりする事で楽しさが倍増すると思います。

また、他の趣味を現役時代に作っておくことで、ローテーション出来るのでいいかもしれません。ボクも腱鞘炎で控えてますが、ギターを弾いたり歌ったりしてもしています。


やっぱり! バスフィッシングと同じく、人生はストラテジーを立てて臨むべき

バスフィッシングをしていてボクが感じるのは、ストラテジーを立てて楽しむ部分が、人生設計をする上でとても役に立っています。

フィールドに出る前に、季節の進行から「シーズナルパターン」を考え、「ストラクチャーフィッシング理論」と呼ばれる、釣り場の地形変化や障害物の有無から魚の動きを考えた上で、どのようなルアーを使って、どんなタックルセットアップで釣るかまでの一連の戦略を立てて臨む高度な趣味です。

自然相手なので、考えていた戦略を変更せざる得ない場面が殆どです。こんな具合ですから、バス釣りをしていると人生に対してもストラテジーを持って臨もうとするアングラーも多いと思います。

人生のなかでも同じように、起こるイベントに対して対応する必要がありますから、柔軟な思考と現実に起こっている現象を処理して的確な手立てを打つことが、バスフィッシングを趣味としている方には自然と備わってくると感じます。


趣味を続ける上で、これからのアングラーは介護の勉強も必要かも

そんな感じで、とてもカッコよくバスアングラーの事を持ち上げていますが、ボクは失業中の身だったので次の職に就く為に50代で何が出来てどこに需要があるのかなども考えながら職業訓練を受けてきました。

講師の情熱溢れる手書きの資料

先ほども触れた通り、現在は元気な両親ですが介護が必要に成っる時は、突然来ますのでそんな事態に備えて、介護の勉強を選択しました。勉強自体は、超高齢社会の世の中ですから学んでとても良かったと思いますし、現役世代の時から少しは介護の事を学んでおくと不測の事態で慌てなくて済むと思います。

また、介護制度を知ることで、介護疲れしないように趣味を楽しむ為の時間を取るための制度の使い方も学ぶことができます。

最近では、異業種でも介護の資格を持っている人を採用する企業が出てきています。日本の産業構造も福祉介護分野が伸びているので、そこにビジネスチャンスを求めているからなのかもしれません。


おわりに

今回は、1年間の無職生活とバス釣りを楽しんだ中で感じた事を記事にしてみました。1年間にあった事を凝縮しているので、様々な出来事があったり出会いがあったので書き切れないのが辛いです。

取り合えず、社会復帰してみますが50代ですので、どうなるか分かりませんが、楽しんで行きたいと思います。

ボクはX(旧Twitter)でもバスフィッシングの情報を発信しています。記事を読んで興味を持ってもらえたら「X(旧Twitter)のフォローやいいね!」を頂けると今後の活動の励みになります。また、記事の感想などがあれば、お問い合わせフォームからコメントして下さい。

また、Amazonからキンドル本「アメリカンルアーの歴史と起源」を販売しています。ルアーの誕生秘話や歴史に興味がある方は一読して下さい。キンドル・アンリミテッドに契約されている方は0円で読むことができます。

失業期間中に感じたバスフィッシングの素晴らしさについて!の記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになれば幸いです。

では!! よい釣りを(^O^)/


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