「淀川バス釣りポイントを紹介!!」庭窪ワンド・八雲ワンド編

淀川バス釣りポイント

今回は淀川のバス釣りポイントを庭窪ワンドと八雲ワンド紹介したいと思います。淀川でのバス釣りは難しくなかなか釣れないのが現状ではないでしょうか?

随分前ですが、お子さん連れのお父さんに子供にバスを釣らせたいのですが淀川で釣れる場所はどこでしょうか?という質問をされた事もありました。

このエリアは25年程通っている釣り場なので、過去の釣れた記憶と実績から確率の高そうな場所を紹介したいと思います。

難しいフィールドですが、バスを釣る為の基本はストラクチャーとカバーの関係を知ることが重要になってくるのでどのような地形変化なのかを解説したいと思います。

実際に淀川のフィールドに立つ前のマップスタディ―の一環として活用してみて下さい。

では!淀川バス釣りポイントの始まりです(^O^)/


淀川のバス釣りポイントを紹介!!庭窪ワンドってどんな所?

淀川の大阪府守口市の庭窪浄水場の近くにあるワンド群を庭窪ワンドとか八雲ワンドと言います。春にはスポーニングのバスが集まるスポーニングエリアになります。メディアに紹介されたり、駐車場も完備されていることから人の多い人気フィールドになっています。

庭窪ワンドは鳥飼大橋の左側から数えて7か所のワンドで形成されています。Theフィッシングで西山徹さんや下野正希さんが来られたこともある釣り場です。最近では一誠の赤松健さんも挑戦されたフィールドですね。

では順に各ワンドの説明をしていきたいと思います。


本流とのアクセスがある鳥飼大橋橋脚と第一ワンド

庭窪ワンド

写真が鳥飼大橋から数えて最初のワンドになります。25年程前はアシで囲まれるようにプロテクトされていたエリアでした、開発が進むにつれアシは無くなり現在はへら台が数台並ぶエリアになります。

このワンドはグーグルマップの航空写真でも分かるとおり鳥飼大橋側が深くなっています。ワンドのマウス部から3m位の水深に落ちていきます。

写真に写っているエリアがリップラップが入ったエリアで鳥飼大橋を掛け直す際にも支柱が建てられたり矢板が入ったポイントです。基本的に淀川はとてもタフなフィールドです。見た目は教科書のようなポイントですがバスの全体数がかなり厳しいのでボウズは覚悟して下さい。

写真に写る鳥飼大橋の橋脚は本流側のポイントになります。こちらは護岸コンクリートとリップラップが混在しているので、テキサスリグなどは根掛かりしてしまうので、その辺りのアプローチを考えてルアーをセレクトしてください。

春には60アップが釣れ実績もある場所でボク自身は50アップを釣った事のある場所です。夏はバズベイトやトップの釣りでも良い感じの釣りができますし、ジャーキングでもボク自身は45アップも釣れています。2021年の釣行ではSMITHのスピナーAR-SバスモデルⅡでバスをキャッチできました。


ワンド内でも目立つ取水塔のカバーを持つ第二ワンド

庭窪ワンド

庭窪ワンドの2つ目が取水塔があるエリアです。このエリア周辺は大規模な工事が行われ写真の取水塔が作られました。このハードカバー自体は最近のモノです。

毎年秋になるとバスがシャローにさして来るエリアでトップの釣りで釣る事が出来るエリアしたが、2020年頃までは沈船などのカバーもありましたが、現在は船などは撤去されました。

新たなカバーが入るとまた、秋に釣れる場所として復活するスポットかもしれません。


手前の水深は浅く取水塔の手前にはゴロタ石が入っているリップラップエリアで取水塔の左側が深くなっており、本流側の側面は4mの水深になります。

この取水塔周辺は岸からではルアーが届きにくいエリアになっています。右側のバンクからアクセスすると取水塔の近くまでいけますが、藪漕ぎが大変なので気を付けて下さい。よくウェーディングスタイルで釣りをされている方を見かけるポイントです。

Nagamasa
Nagamasa

取水塔エリアでウェーディングする時は気を付けてくださいね。

ワンドの外側は急激にブレイクが落ちているので命の危険があります。


本流とのアクセスが途絶えイタセンパラの飼育に使われる第三ワンド

八雲ワンド

第三のワンドは2019年辺りに写真奥の流れ込みを岩で護岸されました。ここ10数年は魚影が薄くなってしまったワンドです。昔は本流から入って来たバスが居付くこともありましたが、最近はバスはあまり見られません。このワンドもイタセンパラの飼育に使われるそうです。

2020年にはワンドの底を掘り返して写真の左側は2m近く深くなっている場所もあります。他の魚種もまだ放流もされていないようなので、ヘラ師のおじさんも竿を出していません。

 Nagamasa
Nagamasa

第三ワンドは2年前の2020年の12月から行われた工事でワンドの底を掘り下げて

水深が深くなっているのでお子さんと釣りをする場合は気を付けて下さいね。


ブラックバスの駆除が頻繁に行われる第四ワンド

第四ワンドもイタセンパラの飼育に使う為バスの駆除活動が行われるワンドで2020年にも駆除が行われました。このワンドも奥の流れ込みを岩で護岸されているので本流から魚の供給はありません。産卵時期にはよくバス以外の魚たちも入ってましたが残念ですが、それもありません。

全体的に水深が浅いワンドで2019年まではトップウォーターやサブサーフェスの釣りでバスが釣れていました。このワンドでも過去に春にスピナーベイトのスローロールで50cmのバスを釣った実績があります。


奥の護岸

奥が護岸されたことで第五ワンドへのアクセスは良くなりました。岩で護岸されているので足元には注意して下さい。


マスゲンが45アップを釣った第五ワンド!

第五ワンド

第五ワンドは右側のバンクは急に深くなっているので安全には気を付けて下さい。本流側に向かうにしたがって一旦浅くなっています。ワンドのマウス周辺は急激に3mから6mと深くなっておりゴロタ石で形成されたリップラップエリアです。

地形変化の激しいワンドで浅い側がフィーディングエリアで水生植物などのカバーがある年はそこにバスが着きます。カバーがない年は岬のストラクチャー付近を本流からスクールが入った時などは一時的に釣れだす事を何度か目撃しています。

写真の右上に写っている取水塔は現在は無くなっています。ここは本流と繋がっているので魚の出入りはありますが、近年はあまり釣れていないように感じます。

  Nagamasa
Nagamasa

ちなみにマスゲン釣りチャンネルのマスゲン氏がたまに来るエリアでもあります。


中央が深くなる地形を持つ第六ワンド

第六ワンドも本流とのアクセスがあるのでバスが産卵時期には入ってくる事ができるワンドになっています。手前のバンクが深くなっており左右は浅くなっているワンドです。

夏場にはワンド中央にウィードが生える年もありバスをストックします。


底質は砂地で夏になるとウィードが伸びてくるエリアでもあります。最近はこのエリアの雑草の処理をしたようで見晴らしが良く左側のバンク沿いへのアクセスは良くなっていますが、夏には草で覆われてしまうと思います。

写真左側の岬の先端から急激に深くなっています。ストラクチャー的にはとても良いのですが、あまり釣れているようには思えないポイントです。タイミングが合えば良いのが釣れそうです。

このワンドもマウス部分は3m程の水深でリップラップが入っているので根掛かりしやすいです。昔はバンク沿いを攻めると釣れていましたが現在はそんなイージーな釣り方では厳しく水中のカバーを把握して釣ることが釣果に繋がるようです。


シャローフラットが続く第七ワンド

第七ワンド

第七ワンドは全体的に浅くなっており何故か昔から魚影が薄いワンドです。淀川は特に風が吹き始めると濁りが立つエリあもありますが、ここも濁りが発生しやすいように感じます。

第六ワンドのバンク沿いを歩いて行くのですが、雑草が増えると藪漕ぎが大変なエリアでもあります。


八雲ワンドには八雲河川公園のトイレが利用できます

駐車場と隣接しているトイレ

八雲ワンドではトイレが駐車場に隣接しているトイレと河川敷を降りた所にあるつどいの部屋で貸してもらえます。

トイレットペーパーは駐車場のトイレには常備されていませんので、自身で用意するか駐車場の管理をされている方にお願いすればトイレットペーパーが貰えるようです。


八雲ワンドには八雲河川公園の駐車場があります

八雲河川公園の駐車場は9時~17時まで利用が可能です。淀川にバス釣りに来られる方は17時までに駐車場を出ないとゲートが閉まってしまいます。ゲートが閉まると翌朝の9時まで出る事ができないので注意して下さい。

八雲河川公園にはテニスや野球を楽しまれる方も多く集いますので、土日は駐車場が満杯になるので車で来られる方は早い目に来ることをおススメします。


「淀川バス釣りポイントを紹介!!」庭窪ワンド・八雲ワンド編 まとめ

今回は淀川の庭窪ワンドと八雲ワンドを紹介しました。25年程前から通っているフィールドですが当時はバス釣りブームでもソコソコ、バスも釣れてとても楽しめたフィールドでした。

現在はバスの駆除活動や様々な工事、フィールドも自然の影響によりワンドの水深も浅くなっており1尾のバスを釣るのにもとても難しくなっています。

バスの全体数が少ないのでこのルアーを投げたら釣れるという単純な状況では無いのが淀川の現状だと思います。しかし、難易度の高いバス釣りを楽しまれるのであれば、淀川のバス釣りも楽しいモノになると言えます。

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淀川のワンドでの釣りでは記事でも紹介したように、水深が深くなっているエリアもありますので、初めて来る方は落水には気を付けて釣りを楽しんでください。

「淀川バス釣りポイントを紹介!!」庭窪ワンド・八雲ワンド編の記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになれば幸いです。

では!! よい釣りを(^O^)/


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