今回は往年のルアーで現在も現役でポテンシャルを発揮しているルアーであるラパラ社のシャッドラップを紹介したいと思います。
ボクたちがバス釣りに夢中になっていた80年代に登場したのがシャドラップ ラパラでその破壊力は凄まじかったです。当時の淀川や琵琶湖、加西の野池など、このルアーで釣れない事はありませんでした。
この時代はシャッドタイプのルアーが他にもレーベル社のシャッドRやバグリー社のバッシンシャッドも発売されシャッドルアーのブームとでも言える時代でした。
では!「エサと言われた伝説のルアー」ラパラ シャッドラップのインプレの始まりです(^O^)/
シャッドラップ ラパラは発売当初は凄い人気でレンタルされていた
ラパラ社の創立者でありデザイナーのラウリ ラパラ氏が、最後に手掛けたルアーが1982年に発売されたラパラ シャッドラップです。
シャッドラップは、発売直後に35万個がすぐに完売し、更に注文が後を絶たず100万個のバックオーダーを抱える程のとんでもないセールスを叩き出した大人気ルアーです。
80年代、当時にシャッドラップ・ラパラが品薄で手に入らない状態が続いていたので、湖畔のタックルショップでは、有料でシャッドラップ ラパラをレンタルをする釣具屋が出てきた程の人気でした。
まるで、フレッドヤングが作ったBig-Oの時と同じような出来事をシャドラップは起こしていました。それだけシャドラップはアングラーの手助けをしたルアーだったのです。
シャッドラップ ラパラの各種シリーズのスペック
シャッドラップにはシャローランニングタイプのSSRとミッド~ディープを攻める事ができるSRの2タイプがあります。
シャローランニングタイプのシャッドラップラパラのリップ形状は独特な形をしているのが特徴です。
Model | Running Depth | Body Length | Weight | Treble Hooks |
SSR5 | 0.9-1.8m | 5cm | 5g | Two No.6 |
SSR7 | 1.2-1.8m | 7cm | 7g | Two No.5 |
SSR9 | 1.8-2.4m | 9cm | 12g | Two No.3 |
シャッドラップラパラのSRシリーズは昔はSR5とSR7がありその後にSR9が登場し時代が進むに連れ間を埋めるサイズが作られていった経歴があります。昔は今のベイトリールと違い7g以下のルアーをキャストするにはテクニックがいりました。
Model | Model | Body Length | Weight | Treble Hooks |
SR4 | 1.2-2.1m | 4cm | 4g | Two No.8 |
SR5 | 1.2-2.7m | 5cm | 6g | Two No.6 |
SR6 | 1.5-3.0m | 6cm | 7g | Two No.6 |
SR7 | 1.5-3.3m | 7cm | 8g | Two No.5 |
SR8 | 2.4-4.5m | 8cm | 11g | Two No.5 |
SR9 | 2.4-4.5m | 9cm | 15g | Two No.3 |
現在はベイトリールのスプールの回転性能が向上したことでSR5も楽にキャストすることができますし、スピニングタックルを使用した使い方もアリだと思います。
80年代当時はシャッドラップはエサと呼ばれていました
バルサ素材のルアーを作るラパラですがシャッドラップはバルサ材の特有なアクションのピッチが細かくタイトなアクションでバスを誘ってくれるルアーです。ボクが中学生だった頃にはシャッドラップはどこの釣り場でもバスを釣らせてくれました。まさにエサと言ってもいいぐらいの釣れっぷりです。
シャッドルアーというカテゴリーはアメリカにはないそうでクランクベイトの一員になるそうです。シャッドと言うジャンルは日本が作りだしたジャンルです。
当時はシャドラップが使われ過ぎた部分もあり、その後にバグリーからもバッシンシャッドが販売されたり安価なモノではダイワもそっくりなシャッドを販売していた時代もあったのでそうなったのかも知れませんね。
ボクは通常シャッドラップを使う時はボトムバンピングさせながら使ったりタダ巻きの中にキルを入れてストップ&ゴーのアクションを織り交ぜて使っています。バルサ素材なのでゆっくりリトリーブしてもしっかり細かく泳いでくれるので冬の時期にもいいルアーです。
如何せん少年時代に釣れ過ぎた経験があるのでシャドラップはボク的には封印している感があるルアーでもあります。ボクの年代の人には分かってもらえる感情だと思います。
釣れ過ぎて面白くないルアーなのです。シャドラップ ラパラは ! ( あっ! 言ってしまった( ;∀;))
Mike Iaconelliの冬のシャッドラップ ラパラのチューニング3選
Mike Iaconelliは、冬の低活性なバスを釣る為のチューニングとして、シャッドラップラパラのフックサイズを通常のフックよりワンサイズ大きいショートシャンフックに変更して、スローフローティング仕様にチューニングする方法です。
➀フックサイズを上げてサスペンドチューン
②ショートシャンクのフックを使用
➂ボディの光沢を抑える
シャッドラップラパラのデフォルトのフックから大きくする事で、フック同士が絡まりますので、ショートシャンクのトレブルフックに変えることで絡まりを防ぎます。
この時の使用ラインはフロロカーボンラインの8lb~10lbを使用します。PEを使用する場合はPEを10LBでリーダーは同じくフロロカーボンラインの8lb~10lbを使用します。
また、ボディの光沢を失くすことでマッチザベイトで食いが良くなると説明しています。 シャッドラップラパラのボディーをサンドペーパーで軽く擦ることで、余分な光沢を抑えるチューニングがあります。
ラパラ シャッドラップのインプレ おわりに
今回はシャッドラップ ラパラを紹介しました。まあ、誰でも知っているルアーと言えるのですが、国産ルアーしか知らない方や外国製のルアーに興味がある方は一度使ってもらえると良さが分かります。
80年代に発売して以来、サイズ展開も増えていくルアーはなかなか無いと思いますしサイズ展開をする理由は釣れるから結果にコミットするからだと思います。ボクにとってのシャッドラップはバス釣りのノスタルジックな部分を刺激するルアーです。
今回のシャッドラップラパラ記事を読んで「シャッドラップラパラ」を使ってみたいと感じた方はコチラから購入できます。
ボクの感覚ではハイシーズンにもよく釣れる優秀なルアーですし、最近では冬のシャッドパターンとして使ってみてもいいのではないでしょうか?
「エサと言われた伝説のルアー」ラパラ シャッドラップのインプレの記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになれば幸いです。
では!! よい釣りを(^O^)/
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