「ブラックバスの記憶力は3カ月!」生態に関する情報を紹介!

ブラックバス習性生態

今回のブラックバスの習性と生態はブラックバスの記憶力について調べて見ました。魚に記憶力なんてあるのでしょうか?どうも!ブラックバスの記憶力は3カ月間は記憶があるそうです。

ブラックバスの記憶力を知ることでルアーのアプローチ方法も変わって来ますし、どの様にしたらバイトに繋がるのかを考えるヒントになると思います。

また、学習能力はブルーギルやイエローパーチと比べるとブラックバスの方が高い事が分かりました。魚種によっても学習能力に違いがある事も記事に書いています。

では!「ブラックバスの記憶力は3カ月!」生態に関する情報を紹介!の始まりです(^O^)/


バークレー社のキース ジョーンズ博士によるとバスの学習タイプは4つです!

・関連する学習

・居住の学習

・空間学習

・獲物の学習

Knowing Bassの著者でもあり、バークレー社で研究されていたキース・ジョーンズ博士によるとブラックバスの学習についてブラックバスは関連する学習・居住の学習・空間学習・獲物の学習の4つの学習のタイプがあると言われています。

空間学習についてジョーンズによれば、彼の研究におけるブラックバスは、水中の迷路を通り抜けて目的の地点に到達する方法を見つけることができたそうです。ブラックバスは迷路を解き明かす能力がある事がこの実験で分かります。

居住の学習についてはキース・ジョーンズ博士はこう書いています。 「バスは、他の種ほど速く認識はしませんが、実験室と野外の両方で居住の関連性を容易に学んでいる。」との事です。

また、慣れによる学習では、バスが特定の刺激に対して徐々に鈍感になります。ジョーンズ博士は、この学習について、通り過ぎる人々に対して警戒しない水族館の魚や、または、週末の湖でボートの通行に対して無視することを学ぶバスが含まれると書かれてます。

では、関連する学習と獲物の学習について見て行きましょう。


関連する学習とはブラックバスが試行錯誤して学んでいく学習法!

関連する学習とは「試行錯誤」の学習と言いブラックバスが連想学習が可能であるという事だそうです。よく知られるのが「パブロフの犬」でベルを鳴らした後に餌を与える事を続けるとベルの音を聞くだけで餌が貰えると連想しヨダレを垂らします。

ブラックバスも同じでラトル音のするリップレスクランクベイトを上手そうと思いバイトしたらフックアップしてアングラーにキャッチされリリースされたとします。命拾いしたブラックバスの脳には苦い記憶が経験として残ります。

同じような経験を何度か味わう事で学習しブラックバスもラトル音に対して警戒します。パブロフの犬とは違いこの場合はマイナス方向の経験です。

キース・ジョーンズ博士の実験では特定の色の光を放った後に電気ショックを与えて2種類の刺激の関連付けを教える実験でバスは連想学習している事が証明されています。


ブラックバスは獲物の画像を見て獲物の種類を認識している!

魚種ごとの学習能力を調べた結果が上の図に示されています。実験の内容は魚に電気ショックを与えてそれを避ける事を学習させるという実験です。3種類のブラックバスはストライパーと比べると学習能力が低いと言えます。

獲物の学習については獲物の画像は、シャッドまたはザリガニを獲物として認識する機能です。「特定の種類の獲物について捕食した経験を積むと、バスは徐々にその特定の獲物を積極的に探すようになります」とジョーンズ博士は述べています。

アメリカではシャッドが大量発生した時には、バスは解剖学上の特徴によって決定されたイメージが確立されるそうで、それが2.5センチのシャッドであれば同じ長さのベイトフィッシュでは見向きもしなくなり、シャッドの群れが消えるまで行動パターンを変えないそうです。

これは、学習によるものではなく、バスの原始的な本能による部分だと考えられます。遺伝子レベルで制御されているので、自身で選り好みしていないので釣るのが難しい状態だともいえます。


「思いのほか賢い!」バスの記憶力は3カ月経ってもしっかり覚えている!

ブラックバスにも個体差があり、記憶力の高い個体もいれば低い個体もいます。なので、どのバスも一様に同じように学習するとは限りません。

イリノイ大学による4年間の研究でブラックバスの再捕獲率に関する調査が行われました。この調査によると平均的なバスは年間に2回釣られいると言う調査結果がでました。

しかし、なかには16回も釣られたバスもいたそうで、ブラックバスの記憶力に個体差がある事がこの調査で分かります。

では、ブラックバスの記憶はどれ位まで記憶できるのかをバークレー社が調べたところ3カ月経ってもバスはしっかりと記憶している事が分かりました。

この研究では、バスは5分間の間でミノールアーにヒットするか観察します。ほとんどのストライクは最初の1〜3分の間で行われました。5分経たないまでに、バスはルアーを無視し出しました。

理由は、報酬が得られなかったためです。つまり、ルアーにアタックしても食べ物ではなかったということです。

次に、バスを2つのグループに分け、追加のテストを行わずに、さまざまな時間の経過を測定しました。

2週間後、1つのグループのバスが同じルアーに再び5分間さらしてみました。これらのバスの反応は、最初の見せた時の約1/10の反応でした。

ジョーンズによれば、それはバスが2週間の間にルアーの記憶を保持していたことを示しました。それはバスにとってはネガティブな記憶でした。

2か月後、2番目のグループのバスは元の応答レベルを下回ってテストされました。「結果は、状況によっては、バスが少なくとも3か月間、おそらくは遥かに長い間ルアーを覚えることができることを示しています」とジョーンズ博士は結論付けました。

とは言え、魚の記憶の持続時間は人間や犬と比べると遥かに短いです。例えば春に致命的な経験をしても翌年の春には忘れてしまい同じ事を繰り返すそうです。


おわりに

最後までお読みいただきありがとうございました。ブラックバスの記憶力が思いのほかある事が学べたと思います。ルアーを見せ続ける事でも記憶の定着に繋がる事が学べました。

一般的に言われている新しいルアーは釣れると言うのも記憶にないルアーだからだとも言えますし、研究結果から見て1年以上経ってあまり使われないルアーは効果が発揮されるかも知れませんね。

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では!! よい釣りを(^O^)/


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