最近ではスピナーベイトの自作をする為の各種パーツが簡単に手に入る時代です。そんな、ラッキーな時代に生まれたのですから、市販品だけを使わずに自分が考え出したスピナーベイトを作ってみてはいかがでしょうか?
スピナーベイトの自作は難しくはありません。今回の記事ではダブルハチェットブレードのスピナーベイトの作り方も紹介します。
スピナーベイトのブレードには実は様々な形をしたものがあるのですが、それらを試したくても売れ筋のブレードのコンビしかメーカーは販売しません。ですから、ボクたちアングラーは多種多様なブレードデザインを使えていないことは、実は物凄く大きな損失を被っているのかもしれません。
今回はスピナーベイトを自作しながら新たな世界を体験しましょう(^O^)/
自作スピナーベイト! ダブル・ハチェットスピナーベイトを作ってみました!
ほとんど日本のメーカーでは見ることの無いダブル・ハチェットスピナーベイトを自作しましたよ。
ルアーメーカーが作っていないスピナーベイトを作れるのは、自作ならではの強みです。ブレードのタイプやサイズも様々あるので、オリジナルのスピナーベイトを作る事で釣り場の状況に特化したスピナーベイトを作り出す事ができます。
このダブル・ハチェットスピナーベイトの製作時間は15分程です。簡単なのでトライしてみて下さい。では、各工程を見て行きましょう!
自作スピナーベイトの製作工程
スピナーベイトを自作するにあたって、用意したパーツは以下の写真にある様に、ヘッドとアームが一体になった3/8ozのモノとブレードがハチェットタイプの#4と#6、そしてクレビスにスペーサーとして使うシルバーとゴールドのビーズを2色です。
今回はファーストリトリーブ使うつもりなので安定的に泳ぐようにアッパーアームは短めでハチェットブレードで作ろうと思います。
スピナーベイトを自作する 第1工程
クレビスにブレードを通した後、アッパーアームをクレビスの穴に通してください。ブレードを取り付ける際は、その向きに注意し、ブレードの凹面が内側になるように取り付けてください。
ヘッドを塗装する場合は先に塗装作業をしましょう。今回は塗装工程は省きます。
スピナーベイトを自作する 第2工程
クレビスを通したら次にスペンサー(ビーズ)を通します。ここで注意しなければいけないのが、リーディングブレードとトレーディングブレードの距離です。
ブレード間の距離はスペンサーの数で調整します。リーディングブレードとトレーディングブレードの間の距離が短いとブレード同士が接触して音を奏でます。
ウィローリーフブレードの様に回転角が浅いブレードがリーディングブレードの場合にはトレーディングブレードに接触しすぎてブレードが回り辛い使いづらいスピナーベイトになってしまうのでブレード間の距離には注意が必要です。
今回はダブル・ハチェットで作るので回転ロスが出ないようにブレード間の距離を保つためビーズの数は3つにしました。
スピナーベイトを自作する 第3工程
トレーディングブレードを取り付ける為、ラジオペンチを使ってアイを作りますが、コの字曲げた後に両側からペンチでプレスすると丸く成型できます。慣れないうちは難しいですが頑張ってください。
アイを丸く曲げる事ができる、専用のプライヤーも販売されていますので、ルアーの自作やチューニングをこれから頻繁に行うのなら、購入を検討しましょう。
スピナーベイトを自作する 第4工程
最後にスカートを履かせてブレード間の距離やアッパーアームとフックポイントの距離を調整して完成です。思いのほか簡単に製作する事ができますし、自分で作ると愛着も湧きます。
スピナーベイトのスカートには素材やカラーそしてスカートの幅など様々なタイプのスカートが販売されていますので、ご自身のイメージに合うラバースカートと組み合わせましょう。
スピナーベイトを自作するとスピナーベイトの機能に付いて学ぶ事ができる
スピナーベイトを自作する事でオリジナルのスピナーベイトが作れるだけでなく、ブレードの交換方法やスピナーベイトの機能に付いて学ぶ事ができます。
そして自作でスピナーベイトを作る事で自分がよく行くフィールドに合わせたスピナーベイトを作る事が出来るので攻めに無駄がなくなります。
スピナーベイトの自作を始める前に先ずはスピナーベイトの各部のパーツの名前を知る事から始めていきましょう。スピナーベイトのパーツの名前が知る事で部品の購入時にも戸惑うこともないので、この機会に覚えておきましょう。
今回のスピナーベイトの自作は各パーツを購入して組み立てるので、とても簡単に作る事が出来ます。なので、安心して取り掛かって下さい。
「パーツを揃えよう!」スピナーベイトの自作に必要な6つのパーツ!
自作スピナーベイトを作成する際には、必要なパーツを集めましょう。スピナーベイトを製作するために必要なパーツは以下の通り6つのパーツです。これらはインターネット上のルアービルドショップで入手可能です。
① アーム・ヘッド・フック一体型
⓶ ブレード
③ クレビス
④ スペーサー(ビーズ)
⑤ スイベル
⑥ スカート
今はアームとフックそしてヘッドが既に加工された部品があるのでモールドを作る必要もなくクオリティの良いハンドメイドのスピナーベイトを作る事ができます。
なので、初めてスピナーベイトを自作される方はこれを使って作った方が失敗も無くスムーズに自作のスピナーベイトを作る事が出来ますよ。
様々なブレードを揃えて自分だけのスピナーベイトを作ろう!
ブレードは自分が作りたいスピナーベイトに合わせて取り揃えると良いでしょう。基本的に揃えておきたいブレードタイプはコロラドタイプ、ウイローリーフタイプのブレードです。
また、最近のルアーメーカーでは取り扱っていないブレードタイプで自作のスピナーベイトを作る事もできます。ダコタブレードやハンマードブレード、インディアナブレードなどです。
高速引きで使うのに欠かせないブレードタイプなので、チャレンジしてください。組み合わせたいブレードサイズのバランスを考えていると楽しくて仕方ありません。
スピナーベイトに取り付けるクレビス、スイベル、ビーズ!
クレビスやビーズ、スイベルもシルバーやゴールドがありカラーリングも変えることができます。この辺のパーツを用意すると変えのブレードも用意する事ができるので、釣り場に大きさの異なる変えブレード持って行くことができゾーンとスピードの調整がその場でできますよ。
自作のスピナーベイトならスカートも様々な種類からチョイスできます
スピナーベイトのスカートもコダワルとカラーやスカートの形状も様々あるので色々試して見る事をおすすめします。釣具屋さんでスピナーベイトのパーツが売っているとついつい購入してしまいます。
ボクのお気に入りのスカートはフラットラバータイプで以前はオフトから販売されていましたが、手に入らないと思っていたら現在はスミスから販売していました。このスカートはヤバイです。
スピナーベイトを自作するのにあると便利な工具たち!
スピナーベイトを自作するにあたって必要になるのが、ワイヤーをカットしたりパーツを止める為に曲げたりしなければいけません。
今後、スピナーベイトの自作だけでなくルアーのチューニングなどでも工具が必要になるので、あまり安価なモノでは耐久性に問題が出たりするので、それなりの道具を揃える方が長い目で見た時に経済的です。
普通のプライヤーだけでもなれればアイの部分の曲げを曲げられるのですが、このような専用のプライヤーがあるとワイヤーを曲げる時に便利な道具です。また、ワイヤーをカットするペンチは必要になります。
ボクはヘッドの塗装にパウダーペイントを使ったりラッカーで塗ってからコーティングしたりしていますが、この辺はお好みでアレンジして下さい。
スピナーベイトの自作をする前に知っておくべきこと
スピナーベイトを自作する際に重要なのはアッパーアームの長さです。アッパーアームを長くするか短くするかによって、スピナーベイトの特性が決定されます。
アッパーアームがスピナーベイトのアームを閉じた時にフックポイントを若干超える長さがスナッグレス性が高いスピナーベイトなります。
アッパーアームが短いと高速リトリーブで引いても倒れにくいスピナーベイトになりますので、どのようなタイプのスピナーベイトを製作するかコンセプトを決めておいてください。
ブレードのタイプや組み合わせでもスピナーベイトの特色がでます。コロラドタイプは回転角が高くリトリーブ時には水の抵抗を受けるブレードタイプになり、ウィローリーフタイプは回転角が低いので水生植物の多いエリアで使い易いブレードです。インディアナブレードは両方の中間的なブレードです。
スピナーベイトは、自分のアイデアで多様なデザインを作り出す
自作のスピナーベイトは、自分のアイデアで多様なデザインを作り出すことができます。このルアーは、リトリーブ時にブレードが不規則に接触し音を出すように設計されたスピナーベイトです。
自分で作ったスピナーベイトを自賛していましたが、ヒロ内藤さんが既に同じチューニングを施していたことを知りガッカリしました。しかし今では、ヒロ内藤さんのアイデアに迫ることができたと自負しています(笑)
スピナーベイトを自作してみよう まとめ
今回は簡単に出来る自作のスピナーベイトの作り方を紹介しました。
思いのほか簡単にスピナーベイトを作る事ができるのを分かってもらえたと思います。更にコダワルのでしたらヘッド形状や使用するフックも自作すると完全なオリジナルのスピナーベイトを作る事ができます。
スピナーベイトの自作をすることでブレードの交換方法やサイズの組み合わせによるゾーンとスピードのコントロール、全く違うタイプのブレードを使用して更に周りとの差別化を図ることもできますね。
スピナーベイトの自作を通してさらにスピナーベイトの事が好きになり、新たな発想を試して記憶に残る一尾をキャッチしてもらえると嬉しく思います。
ボクはTwitterでもバスフィッシングの情報を発信しています。記事を読んで興味を持ってもらえたら「Twitterのフォローやいいね!」を頂けると今後の活動の励みになります。
「簡単にスピナーベイトを自作!」オリジナルスピナべの作り方!の記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになれば幸いです。
では!! よい釣りを(^O^)/
コメント
ダブル・ハチェットスピナーベイト
カッコイイですね!
Nagamasaさんのオリジナル
使ってみたいです😃
次男坊さんコメントありがとうございます。
ボクが作ったので良かったら幾らでも使って下さい😁
しかし、スピナーベイトのアームの長なを調整したり
ブレードタイプを交換したりできる点が他のルアーには無い
スピナーベイトの楽しい部分ですね😀
Nagamasaさん
有難うございます😃
アームの長さとか絶妙な
部分だと思いますし、
何せ奥が深そうなルアー
ですよね😊
シングルコロラドの製作も
宜しくお願いします😁
改めてリライト拝見しましたが、
ネットでパーツ売ってるお店が
あったんですね!🙂
話しが少し脱線しますが、
ウィローリーフの#8は
どこで手に入りますか!?!?
ガチで探しているのですが
どこにも見当たりません😭
次男坊さんコメントありがとうございます😊
ボクは何時もウィローリーフの8番ブレードはSAVAMさんで購入していましたが
内藤さんの動画が配信されて以降は売り切れています🤔
ボクも予備を購入しようと思ったのですが残念です。
8番ブレードはヒルデブランドでしか取り扱っていないのでヒルデブランドで
検索を掛けて探されると見つかるかもしれません。
SAVAMさんに7番ブレードはまだ在庫があるようです。
内藤さんは1/2OZのスピナーベイトに前が4番のコロラドに後ろが
7番のウィローリーフのブレードを付けて釣る事もされています。
このパターンを試されても良いと思いますよ😊
返信有難う御座います😊
コバート1ozコロラド
は持ってますが、
国産メーカーの
ドーンやタイフーンなど
代わりになりそうなブレード
あるかもですが、、
日本の部品屋さんとかで
作ってくれないかなぁ😊
ひとまず、ヒルデブランドを
地道に探すか、他の方法で
模索しようかと思います!
次男坊さんコメントありがとうございます。
ヒルデの8番はなかなか手に入りにくいので大変ですね🤔
ボクが知る限りはSAVAMさんに7番ブレードがあるので確保してはどうでしょうか
ボクが明日上げる記事にヒロ内藤さんの7番ブレード使ったプリスポーニングの
ビッグブレードスピナーベイトの組み合わせをアップしますので参考にして下さい。