バスフィッシングを楽しまれているアングラーのみなさん、こんにちは! 今回の「釣りたいバス釣り日記」は、初心者の方必見の内容、「ベイトリールへのラインの巻き方」について徹底解説したいと思います。
ベイトリールのラインの巻替えは、バスフィッシングをより楽しむためにマスターしておきたい基本スキルの一つです。釣り糸を適切に巻き替える方法を知ることで、傷んだラインを素早く交換でき、ラインブレイクを未然に防ぐことが可能になります。これにより、バスをキャッチする確率や、大物をゲットするチャンスが大幅にアップします。
巻替えのポイントと注意点:
- ライン素材の特性を理解する: 例えば、PEラインは高強度で軽量ですが、耐摩耗性が低い特性があります。そのため、巻替え作業ではラインへの不要な摩擦を避けるよう注意が必要です。
- テンションを適切に保つ: ラインを巻く際に適度なテンションをかけることで、巻きムラを防ぎスムーズなキャストを可能にします。しかし、強すぎるテンションはラインやリールのダメージに繋がるので要注意です。
- 適切な保管: 交換後の余ったラインは、直射日光を避けた冷暗所に保管することで、素材の劣化を防ぎます。
PEライン特有の巻替えテクニック:
PEラインを使用する際は、スプールへの巻き付け方法が重要です。滑りを防ぐために、スプールに数回巻いてから結束する方法や、ナイロンリーダーを用いる方法があります。これらのテクニックを活用することでトラブルを防ぎ、快適な釣行を楽しむことができます。
ベイトリールのライン巻替えを習得することで、釣りのパフォーマンスを一段と向上させられるはずです。ぜひ挑戦してみてくださいね!
では! ベイトキャスティングリールのライン交換方法のポイントを紹介したいと思います(^O^)/
ベイトリールのライン巻き替えに必要な道具は以下の3点!
ラインを巻き替える際に必要なのは、以下のシンプルな3点セットです。

- ベイトリール
- 新品のライン
- ラインカッターや普通のハサミ
このセットさえあれば、基本的なライン巻き替え作業を始められます。
使い古したラインの取り出しにはラインリムーバーが便利!
最初のステップは、リールから使い古したラインを取り出すこと。しかし、これが意外と手間のかかる作業なんです。特に複数のリールがある場合、作業量が増えてしまいます。例えば、6台や7台のリールを同時にメンテナンスする場合、時間と手間がかなりかかります。
そんな時に役立つのが、ラインリムーバーです!✨
この便利なツールを使えば、ラインを素早く取り外すことが可能です。時間を大幅に節約できるので、複数台のリールを扱うアングラーにとってはとてもおすすめ。ライン交換がぐっと楽になります。興味があれば、試してみる価値がありますね。
ライン巻き替えの際には、古いラインをリールから取り外すだけでなく、スプールやリール全体のメンテナンスも行うと効率的ですよ!例えば、スプールの清掃やオイルの注油などです。ラインの交換作業を効率化しながら道具を長持ちさせる方法、これからも探求してみましょう!
「ベイトリールの糸巻き手順!」ライン交換は3ステップでOK!
ステップ1、スプールにアンバーノットなどでラインを結び付ける
古いラインを抜き出したスプールに新しいラインを結び付ける際、ついでにオイルの注油などのリールメンテナンスを行うと、リールの寿命を延ばし性能を保つことができます。
結びコブの小さいノットを使用する理由
どんなノットを使っても良いですが、結びコブが小さいノットが最適です。例えば、「アーバーノット」や「ユニノット」は結び目がコンパクトなのでおすすめです。このようなノットを選ぶ理由は以下の通りです。

- ラインの巻き均一性を向上: 結びコブが大きいと、スムーズにラインを巻き付けるのが難しくなるため。
- ロングキャスト時の快適性: 大きな結びコブが親指に当たるのを防ぐことができます。
注意点:

- 軽量化スプールの穴に結び付けないこと: スプールに穴が空いている場合、ラインを直接通して結ぶことは避けましょう。これにより、結び目がスプールの穴を通じて摩擦を引き起こし、回転性能を低下させるリスクが高まります。
- セロハンテープで結びコブを保護しない: テープがスプールの回転性能を阻害し、故障につながることがあります。
- スプールの取り扱いに注意: 本体からスプールを取り出してラインを結び付ける際は、慎重に作業することが大切です。スプールを落として故障につながる可能性があるため、安定した場所で作業を行いましょう。
このように注意点を守ることで、効率的かつ安全にラインを結び付けることができます。スムーズな釣りの準備に役立ててみてください!
ステップ2.ベイトリールをロッドに装着してラインを巻き替える場合のポイント!
ロッドを装着してラインの巻き替えを行う場合、リールから最も近い手前のガイドにラインを通してから交換作業を進めると、安定してラインを巻き替えることができます。この方法は特にテンションを一定に保つのに効果的です。


一方、ボクの場合はロッドに装着せず、新品のラインスプールから直接リールに巻き込む方法を採用しています。この方法では、ラインスプールを適切に固定することで、効率的に巻き替えが行えるのが利点です。スプールの幅に合わせて固定方法を工夫すると、さらにスムーズに作業できますよ。
ボクが行っているラインスプールの固定の仕方を2つ紹介します!
新品のラインスプールを固定する際、以下の方法がおすすめです。


➀ラインスプールの幅が狭い場合: ラインスプールの中心にボールペンなどの棒を通し、それを足の指で固定するシンプルな方法です。このやり方はスペースを取らず、効率的にラインを巻き替えることができます。
②幅広いラインスプールの場合: ラインスプールが納まる適切な容器を用意し、スプールが飛び出さないように容器に入れた状態でラインを交換します。これにより、スプールの安定性が確保され、快適に作業ができます。
さらに、ラインが100m巻きのものの場合は、梱包されているパッケージをそのまま活用して巻き替えを行う方法も有効です。専用の道具を使用せずとも、簡単に効率よくライン交換が可能です。

ラインの巻替えに際して、テーブルに固定して使用するライン巻き取り機も市場で販売されています。これらの器具を使用すると効率的にライン交換が可能ですが、紹介した方法を活用すれば十分にラインの巻替えを行うことができます。
特にリールの巻替え台数が少ない場合は、手軽な方法で問題なく対応できます。しかし、リールの巻替え台数が多い方には、専用の器具を購入することも一つの選択肢です。この器具は作業時間を短縮するだけでなく、作業中の安定性も向上させるので便利です。
ステップ3.ベイトリールにラインを巻き付け! 注意点はラインにキズ付けないようにするべし!
ベイトリールにラインを巻き付ける際は、ラインを指で軽くつまみ、適度なテンションを保ちながら巻き取るのがコツです。テンションを掛けすぎると、ラインが過度に巻き縛りされてしまい、ラインやリールにダメージを与えることになります。特に慎重に行いましょう。

巻き付けのポイント: ラインをスプールに巻き付ける際には、片側に寄ったりしないよう、スプール全体に均一に巻くことが重要です。これによりキャスト時のバランスが向上し、トラブルを防げます。
ラインの種類ごとのおすすめ方法:
- ナイロンラインやフロロカーボンラインの場合: 指でラインを保持するのに抵抗がある方は、フッ素コート剤を吹き付けた柔らかい布でラインを挟む方法をおすすめします。これによりラインのダメージを軽減しながらスムーズに巻き替えができます。
- PEラインの場合: PEラインは熱に弱い特性があるため、布で挟むのは避けましょう!一旦ラインを濡らすか、フッ素コーティング剤を吹きかけてから巻き付けると、熱伝導を抑えられ、ラインを保護することができます。
ベイトリールにPEラインを使用する際の注意点と結び方!
PEラインをスプールに結ぶ際、ナイロンラインやフロロカーボンラインのように一周巻いて結ぶだけでは、滑りやすくトラブルが発生しやすいため注意が必要です。以下の2つの方法を試してみてください。
スプールに数回巻き付けてから結ぶ方法

ダイワの取扱説明書にも紹介されている手法で、PEラインをスプールに3~5回程度巻き付けてから結束を行うことで、滑りを防止します。これにより、ラインの空転を防ぎ、スムーズな巻き取りが可能になります。
ナイロンやフロロカーボンリーダーを使う方法
PEラインの先端に約2mのナイロンやフロロカーボン素材のリーダーを結び、リーダー部分をスプールに巻き付けてからPEラインを巻き取ります。この方法では、滑りを防ぐだけでなく、リーダーがクッションの役割を果たします。
どちらの方法も、PEラインの特性を活かしながらトラブルを回避できるので、ぜひ試してみてください!
ベイトリールの糸巻量と釣行後のひと手間でリールとラインが長持ちする!
ベイトリールのライン量の目安:
通常のベイトキャスティングリールの場合、ラインの巻く量はスプールのエッジから1~2mm程度さし引くのが理想的です。ラインを巻き過ぎると、リールのポテンシャルが低下し、キャストやリトリーブ時に不具合が発生する可能性があるため注意してください。
軽量ルアーを使用する場合の巻き量:
軽量ルアーを使用する際は、通常よりも少なめにラインを巻くことで、小径スプールの効果を得られ、軽量ルアーがより投げやすくなります。この工夫は、特にライトタックルでの釣行において効果的です。
ベイトフィネスリールの場合:
低伸度のフロロカーボンラインやPEラインを巻くのが基本で、適切なラインの量が取扱説明書で指定されています。そのため、ご自身のリールの説明書を参考に、最適なライン量を確認してください。
ラインとリールを守るための釣行時の注意点:
巻き抵抗が大きいディープクランクベイトなどのルアーを使用する場合、ラストキャスト時には以下の手順をおすすめします。
1.ラインをフックに掛けた状態でキャスト。
2.テンションを掛けずにラインを巻き取る。
これにより、ラインやリールへの負担を抑えられます。
ヒロ内藤さんから聞いたベイトフィネスリールにナイロンラインを巻く時の注意点!
ナイロンラインの膨張性により、水を含んだラインがスプールを変形させる可能性があるため、ベイトフィネスリールでの使用は推奨されません。ただし、ラインサイズや巻き方を工夫することでベイトフィネスリールでも使用可能な場合があります。
この点については、ヒロ内藤さんのYouTubeチャンネル「6ft4inの新作ロッドでライト・ラバー・ジグを使い切る!」の回で質問したところ、詳しく解説して頂いたので参考にしてみてください。


※ヒロ内藤さん、いつも質問に答えて頂きありがとうございます。この場を借りてお礼申し上げます。
「ベイトリールの糸巻きの節約術!」下巻きをしてからラインを巻く方法!!
ラインを節約する効率的な方法として、「下巻き」を活用して使う分の距離だけラインを巻き替える手法があります。この方法なら、100m巻の高価なラインを2回に分けて使用することができます。通常の釣りでは、50m程度のラインで十分対応可能です。
PEラインを下巻きに使用するメリット:
- 軽量性: ラインの重量が軽いため、スプールの回転性能が向上します。
- コストパフォーマンス: 安価なPEラインが増えており、下巻き素材として使いやすいです。
デメリットと注意点:
- 結び目による違和感: 遠投時に結び目が指に当たり、不快感を覚えることがあります。
- ライン強度の低下: ラインの繋ぎ目が存在することで強度が落ちる可能性があるため、結び方や使用状況に注意してください。
この方法を活用すれば、無駄を省きつつ効率的な釣りを楽しむことができます。ぜひ取り入れてみてください!
「ラインの保管方法!」ラインを直射日光から守って保管しましょう!
フィッシングラインの保管の基本:
フィッシングラインの品質を保つためには、劣化を防ぐ工夫が必要です。特に直射日光を避けることが重要で、ラインの素材に関わらず守りたいポイントです。釣具店のセールでラインをストックする際も、この点を念頭において保管方法を工夫しましょう。
おすすめの保管方法:

- 湿気と日光を遮断する場所に保管する: 緑茶の葉を入れるお茶箱は、湿度や直射日光を避けるのに適しており、ボクも活用しています。手軽に始められる方法としておすすめです。
- 段ボール箱やクーラーボックスを活用する: 特に大量ストックする場合には、日光を防ぎながら簡単に収納できる段ボール箱やクーラーボックスも良い選択肢です。
保管時の注意点:
長期間保管する際は、直射日光が当たる場所は避け、カビの発生や変形を防ぐよう心掛けましょう。これにより、大切な1尾を取り逃すリスクを最小限に抑えることができます。
おわりに
今回はフィッシングラインの交換方法に焦点をあててご紹介しました。バス釣りに限らず釣り糸は魚に近い順で言えば2番目のセクションにあたる重要なタックルです。
ラインブレイクなんかしてしまうと折角かけたバスを取り逃がす事になりますし、バスへダメージを与えてしまいます。傷んだラインはコマめに交換する事が大切になりますし、交換時にラインにダメージを与えないように交換したいものです。
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「10分で学べる!」ベイトリールへのラインの巻き方と注意点!の記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになれば幸いです。
では!!よい釣りを(^O^)/
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