「テールが心奥!」ボトムアップ! ブレーバーマイクロ3.0のインプレ!

ルアーインプレッション

バスフィッシングを楽しまれているアングラーのみなさん、こんにちは! 今回の「釣りたいバス釣り日記」では、ボトムアップ社が誇る注目のストレートワーム、「ブレーバーマイクロ3.0」をご紹介します。

このワームは、バスフィッシング界のトップアングラー川村光大郎氏が、自身の実釣経験をもとに開発したもの。特に、ハイプレッシャー下でもバスを引き出すための“細身ボディ”が最大の特徴です。

開発のきっかけは、あるバス釣り大会での出来事。参加者が多く、フィールドがハイプレッシャー化する中、優勝者が使っていたのは、オフセットフックのダウンショットリグに細いストレートワームをカバーに打ち込む釣り方。川村氏もそのパターンを試したところ、驚くほどの釣果を得られたそうです。

その体験から生まれたのが「ブレーバーマイクロ3.0」。実際にボクも淀川のハイプレッシャー状況で使用してみましたが、しっかりとバスをキャッチできました!繊細なアクションと、カバーにすっと入るスリムな形状が、バスの警戒心を解いてくれるようです。

さらに「ブレーバーマイクロ3.0」は、ノーシンカー、ネコリグ、ダウンショットリグなど、さまざまなリグに対応可能。どのセッティングでも、まるで本物のベイトのように“餌状態”でバスを誘うことができます。

フィールドの状況やバスの反応に応じて、柔軟に使い分けられる汎用性の高さも、このワームの大きな魅力。プレッシャーの高い場面でも、ナチュラルなアクションでバスの警戒心を解き、しっかりとバイトに持ち込めます。

では!!「テールが心奥!」ボトムアップ! ブレーバーマイクロ3.0のインプレ!の始まりです(^O^)/


2023年9月16日、淀川本流で「ブレーバーマイクロ3.0」を実釣テスト!

この日は9月とは思えないほどの真夏日で、気温は30℃を超える暑さ。時折吹く風が、まさに“恵みの風”と感じられるようなコンディションでした。

ボクが淀川本流で数釣りを楽しむときは、ブレイクに絡むウィードやソフトカバー、そして流れに乗って堆積した流木や枝などの障害物を重点的に狙います。

筆者撮影 ブレーバーマイククロのダウン・ショット

ただ、今年はウィードの生育があまり良くなく、バスが着くスポットがかなり限定的な印象。そんな中でも、「ブレーバーマイクロ3.0」はそのスリムなシルエットとナチュラルなアクションで、タフな状況下でもしっかりとバイトを引き出してくれました!

まずは虫系ワームで探るも…反応はあるが乗らない!

実釣のスタートは、虫系ワームのノーシンカーリグジグヘッドリグで、ピンスポットをRun&Gunスタイルでテンポよく攻めていきました。ノーシンカーにはバイトがあったものの、フックアップには至らず…。

筆者撮影 淀川のこんなかわいいバスも釣れてくれます

「もしかして、バスのサイズが小さいのでは?」と考え、ここでブレーバーマイクロ3.0のダウンショットリグにチェンジ!そして、同じポイントを再度釣り歩いてみると…写真のバスがヒット!🎉

その後もバイトが続いたため、このエリアで粘ることに。ブレーバーマイクロは非常に細身なワームなので、最初はアピール力に少し不安もありました。でも、実際にはテールの波動がしっかり効いていて、フォール中に抑え込むようなバイトが何度も発生

筆者撮影 プレーバーマイクロで釣ったブルーギル

さらに、ダウンショットリグで使うことで、ワームの姿勢が水平に保たれ、ナチュラルな動きが持続。これがバスの警戒心を解いてくれているように感じました。

ブレーバーマイクロ3.0の威力は本物で、エリアを丁寧に攻め続けた結果、合計5匹の魚をキャッチすることができました!そのうちの1匹は、なんと数十年ぶりに釣ったブルーギル。思わず童心に返るような一匹で、改めて「釣りっていいなぁ」と感じさせてくれる瞬間でした。

ブルーギルって、よく見ると体色が鮮やかでとても美しい魚なんですよね。バスとはまた違った魅力があって、こういう“予想外の出会い”も釣りの楽しさのひとつだなと実感しました。


2023年9月18日、再び淀川へ!今度は“ワッキー掛け”でブレーバーマイクロ3.0を試す!

前回の釣行で手応えを感じた「ブレーバーマイクロ3.0」。今回はワッキー掛けのダウンショットリグで、同じエリアを再度チェックしてみました。

このワームはボディ径が非常に細いのが特徴ですが、フォール時にはシミーフォールでバスをしっかり誘ってくれます。水中でゆらゆらと揺れながら沈むその動きは、まさに“餌状態”!

筆者撮影 ダウンショットのワッキー挿し

操作していると、ワッキースタイルなら水をしっかり受けるので操作感がアップ。ただし、やはり細身ボディなので、操作感は控えめで繊細なアプローチが求められる印象です。

「ブレーバーマイクロ3.0」は非常に細身のボディながら、フォール時にはシミーフォールでバスをしっかり誘ってくれる優秀なワーム。特にワッキー掛けのダウンショットリグで使用すると、水をしっかり受けて操作感が増すのが印象的でした。

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筆者撮影 ブレーバーマイクロ3.0のワッキースタイルで釣ったバス

とはいえ、やはりボディ径が細い分、操作感は控えめ。繊細なアプローチが求められる場面では強い武器になりますが、ハリ持ちに関してはやや弱め。たとえば「ドライブクローラー3.5」と比べると、太さがない分、バイト時にワームが取られたり、キャスト時に千切れたりすることがあり、消耗はやや激しい印象です。

また、水を動かす力に関しても、ドライブクローラー3.5の方が太さがある分、アピール力は強め。このあたりは、フィールドの状況やバスの反応に応じて使い分けると面白いですね!

2日間の淀川釣行を振り返って…

今回の2日間の釣行では、外道も含めて合計12匹をキャッチ。そのうち6匹はブレーバーマイクロ3.0での釣果でした!同じハニースポットを攻め続けたにもかかわらず、バスを飽きさせずにバイトを引き出せたのは、このワームの“食わせのポテンシャル”の高さを物語っていると思います。


2024年5月18日、晴天&微風の淀川釣行!魚の動きに合わせてアプローチをチェンジ!

この日の淀川は晴天で少し風がある穏やかなコンディション。偏光グラス越しにシャローを覗くと、ブルーギルや子バスの姿が確認できる状況でした。

過去にもこういった場面で「ブレーバーマイクロ3.0」のダウンショットリグが好反応だったため、今回もそのセッティングで釣りをスタート。しかし、バイトはあるもののフックアップには至らず…。

そこで一旦ロッドを置き、魚の動きや意識を観察。すると、どうやら水面に意識が向いている様子。この気配を感じて、思い切ってダウンショットシンカーを外し、ノーシンカーのチョン掛けスタイルに変更!

筆者撮影 ノーシンカージャークでも釣れる

ウィードの際をグラビンバズのように水面直下で引いてみると…魚が好反応! そして、最初に釣れてくれたのはブルーギル

場所を変えて再チャレンジ!追尾反応から導いた新たな使い方!

そのままポイントを移動してアプローチを変更すると、先ほどまで無反応だった30cm台のバスが2匹、ルアーを追尾!「この釣り方、もしかしてアリかも…?」と感じて、アクションを織り交ぜながら試行錯誤してみました。

最終的には、ジャークワームのようにブレーバーマイクロ3.0を操作することで、サイズは小さいながらもバスを1匹キャッチ!🎉

この一匹は、ただの釣果以上に大きな意味がありました。今回の経験を通じて、ブレーバーマイクロの使い方に新たな幅が広がったと実感。繊細なワームながら、アクション次第でリアクションバイトも狙える可能性を感じました。

筆者撮影 ブレーバーマイクロのジャークワーム

ブレーバーマイクロ3.0をジャークワームのように操作するスタイルは、なんといってもバイトシーンが目で確認できるのが魅力!水面直下でルアーを追うバスの姿を見ながら釣るのは、まさにライブ感満載のエキサイティングな釣りです。

さらに、フックサイズやPEライン、リーダーの太さを細く調整することで、操作性やアクションのキレも向上するはず。このスタイルに最適なタックルセットアップを研究するのも楽しみのひとつですね!


2024年6月、淀川でついに「ブレーバーマイクロ3.0」で50アップをキャッチ!

この日、ブレーバーマイクロ3.0のダウンショットリグで狙っていたところ、なんと…50アップのビッグバスがヒット!

筆者撮影 ブレーバーマイクロ3.0で釣った55cmの淀川バス

一見すると「小さくて細いワームだから、小バス向きかな?」と思われがちなブレーバーマイクロですが、実はビッグバスをも引き寄せるポテンシャルを秘めたルアーなんです。

今回の釣果がまさにその証拠!油断していると、思わぬ大物が食ってくるので、ラインやドラグ設定も気を抜かずに挑みたいところですね。

※2025年10月の釣行の様子や、ブレーバーマイクロ3.0の実際の使用シーンは、YouTubeの釣りたいバス釣り日記チャンネルでも紹介しています!


ブレーバーマイクロ3.0の基本スペックとおすすめカラー!

「ブレーバーマイクロ3.0」はレングス3インチ、カラーバリエーションはなんと19色! 価格は671円で12本入りと、国産ワームとしては非常にお手頃な設定になっています。

製品名BREAVOR MICRO(ブレーバー マイクロ) 3.0インチ
Length3.0インチ
TypeStraight Worm
Color19色
Price¥671(税込)
Count12本入り

ぼくが最初に購入したのは、定番のグリーンパンプキンペッパー。インプレ釣行で好釣果を得られたこともあり、釣行後に「ミミパノン」と「クワセ」という2色を追加購入しました!それぞれ違った状況で活躍してくれそうで、今から使うのが楽しみです。

開発背景や水中アクションはYouTubeでチェック!

ブレーバーマイクロの開発に至った経緯や使用方法、水中でのアクションは、ボトムアップ社の公式YouTubeチャンネルで詳しく紹介されています。

釣行前に動画でワームの動きを確認しておくことで、実際の操作時にイメージ通りのアクションを再現しやすくなるので、ぜひチェックしてみてください!

プレーバーシリーズの中でも、マイクロ3.0は特にボディ径が細く設計されているのが特徴。以前はOSPのドライブクローラー3.5を使っていて「細いな」と感じていましたが、プレーバーマイクロはそれ以上にスリムで、まさに“極細”という印象です。

引用 Bottomup

この細さにはしっかりとした理由があり、川村光大郎氏もYouTube動画で解説しています。彼によると、細いボディは水の抵抗を減らし、フォールスピードを上げてもバスに警戒されにくいとのこと。

そして実際に釣り場で使ってみると、バスが何度も食い直してくる場面があり、確かに警戒されていない印象を受けました。これは、ナチュラルなフォールと控えめな波動がバスの警戒心を解く効果を持っている証拠かもしれません。

ワッキースタイルのダウンショットで使うなら、テールカットが効果的!

ブレーバーマイクロ3.0をワッキー掛けのダウンショットリグで使用する際は、テールをカットして使うのがオススメです。これにより、アクションのキレが増し、よりタイトでナチュラルな動きを演出できます。

引用 Bottomup

しかもこのテール、爪で軽く挟むだけで簡単にカット可能! ハサミを使わなくても現場でサッと調整できるのは、実釣中の大きなメリットですね。

引用 Bottomup

フックセットのポイントとおすすめモデル!

ブレーバーマイクロ3.0を使う際は、ボディ中央にある“帯状の部分”にフックをセットするのがベスト。ここに刺すことで、ワームが自然にアクションしやすくなり、バスへのアピール力もアップします。

引用 Bottomup

ただし、ボディが非常に細いため、大きなフックは装着しにくいのが注意点。ぼくはノガレス アンダーショット ツイスト♯4を使って、ワッキー刺しでセッティングしましたが、サイズ感もバッチリで操作性も良好でした!

さらに、ブレーバーマイクロ3.0はオフセットフック使用時に“オープンエクスポーズ”しやすいよう、ボディに盛り上がりが設けられているのもポイント。メーカー推奨のフックと組み合わせることで、綺麗に装着できて、フッキング率も安定します。


ブレーバーマイクロ3.0使用時のタックルセットアップ(2024年版)

ボクの最近のフィネススタイルにおけるスピニングタックルは、以下のセットアップに落ち着いています。

筆者撮影 現在の使用タックル
  • ロッド:2024年からはスティーズ ファイヤーフラッシュを使用(以前はキングボルトFスペック)
  • リールダイワ ルビアス FC LT2500S
  • スプールSLPワークス製スペアスプールに交換済み
  • ラインダイワ PE 0.6号
  • リーダーユニチカ フロロカーボン 5lb(サージェンスノット+ハーフヒッチで結束)
  • フック:当初はガレス アンダーショット ツイスト♯4を使用 → 2024年からは、リューギのホグショット#3~#5を使用しています。
  • シンカーダウンショットシンカー 1.3g~5g

このPEセッティングは、ラインの伸びが少ないため、ボトムや障害物の感覚が非常にクリア。風が吹くとやや扱いづらい面もありますが、キャスティングでダウンショットを使う際には、PEラインの浮力がリグの姿勢を安定させてくれるので、ボクのスタイルにはぴったりです。


おわりに

ボトムアップ ブレーバーマイクロ3.0のルアーインプレッションを最後までお読みいただきありがとうございました。

数十年前にボディの細いワームが流行った時代がありましたが、ボク自身は明確な使い方が見出させていませんでしたが、ボトムアップ ブレーバーマイクロ3.0を使用した事で一つ手駒が増えた印象です。

今回のボトムアップ社の「ブレーバーマイクロ3.0」のインプレッション記事を読んで興味を持たれたら下記のリンクから購入する事ができます。

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「テールが心奥!」ボトムアップ! ブレーバーマイクロ3.0のインプレ!の記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになれば幸いです。

では!! よい釣りを(^O^)/


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