性能UP!スミスウィック デビルズホースのチューニング5選!

ルアーチューニング

今回はスミスウィック社のデビルズホースを使ったプロップベイト、スイッシャーのチューニングを5つのバージョンを紹介させてもらいます。

チューニングの内容的は!

・プロペラの回転のレスポンスを上げる

・ボディに振動を与える

・ボディを逆付け

・フックサイズの変更

・プロペラの角度の変更

それぞれに効果が違うチューニングですので釣り場の状況やバスへのアプローチの精度が上げられるチューニングになっています。大掛かりなチューニングは少ないので簡単に取り掛かれますよ。

プロップベイト、スイッシャーのチューニングの始まりです(^O^)/


デビルズホースのプロップ回転の立ち上がりを良くするチューニング!

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デビルズホースの一つ目のチューニングはペラの片側を削ってペラの立ち上がりを良くするチューニングです。ノーマルの状態ではプロップが図のように横になる場合もあるので、プロップの回転レスポンスにムラが出て良くありませんよね。

そこで、図のようにプロップの片側を一回り小さくする事によってプロップの重さの関係でプロップの方向を縦方向に向けて確実に水を噛みつかせるチューニングです。

このチューニングのメリットはポイントに投げ込んだ時にペラの向きが固定される事でデビルズホースに動きを与えた時に確実に水を弾きプロペラが回転します。ストラスクゾーンの狭いバスに対してもアピールしてバイトを誘うことができます。


プロップ回転の立ち上がりとボディに振動を付けるチューニング!

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2つ目のチューニングはプロップの穴を真円から楕円にするチューニングです。写真のプロップはコットンコーデル社のボーイハウディーやクレイジーシャッドに付いているプロップです。

真円ではなく楕円に穴が空いているのが分かりますよね。これにより先ほどのチューニングと同じように縦方向にペラが向くようになり回転のレスポンスが上がりますが、それだけではありません。

プロップが楕円なのでプロップが回転すると振動が生まれその振動がボデイに伝わりボディを震わせます。ボディが震えることで余分に水を動かすのはもちろん、この微かなボディの動きでバイトを誘う事ができるチューニングです。

加工方法は丸棒のヤスリで削るとすぐにできますのでお試し下さい。削った後はペラを回して止まったら必ず縦になる様に調整して加工してくださいね。

振動だけが欲しい方は大きめの穴に開け直すとペラが暴れて振動を起こします。ダブルスイッシャーは前側のペラを改造すると良いと思います。


ボディー逆付けチューニング 

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これは、スミスウィックのデビルズ ホース AF200で行うチューニングで、ボディーを逆さまにすることでピンポイントを攻めるのに便利なチューニングです。

ノーマルのAF200移動は頭部に浮力がある為にジャークを加えるとヘッドは潜ぐろうとせずに、そのまま惰性で動きます。

ボディを逆さまに取り付ける事によりジュークを加えた時にテール側は浮力が少ないので潜り出しブレーキがかかります。なので、移動距離の短いデビルズホース AF200を作る事ができます。

ノーマル  AF200広範囲を攻めるのに適している 
チューニング AF200ピンスポットを攻めるのに適している 

これらのチューニングは国産のスイッシャー、プロップベイトでも施せるチューニングもあり応用も出来るのではないでしょうか。

隣の人と同じスイッシャーでも少し動きや音質が変わる事で釣り負けしないように改造しては如何でしょうか。


テリースクロギンスのデビルズホースAF100のチューニング方法

・トリプルフックNO6のフックサイズをNO4に変更

・フックの取り付け位置の変更

バスプロのテリー・スクロギンスはデカバスに対応する為に、デビルズホースに標準に装備されているトリプルフックNO6のフックサイズをNO4に変更してフックの強度を上げてカバー周りに居る良いサイズのバスを釣る為の対応しています。

フックサイズを変更することでデビルズホースの浮き姿勢が頭をあげる姿勢に変化します。ベストな浮き姿勢にする為に前方のフックの位置を写真のように前に付け替えて浮き姿勢を調整するそうです。

穴は元々空いている前方の穴が後方になる様に取り付けて、前方には新たな穴を開けてフックハンガーを取り付けます。残りの空いた穴はエポキシなどの瞬間接着材などを流し込んでおくとルアーへのダメージが軽減されます。

そのまま、頭が上がったバランスで使用すると移動距離の少ないデビルズホースとして使用する事もできます。この辺は行くフィールドやアプローチの問題になります。

水平に浮くダブルスイッシャーはウィードエリアを広範囲に手早く探る時に便利ですのでどちらのタイプを使うかはアングラーが考える部分になります。


プロップの角度を変えるチューニング

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この図はプロップベイトのプロペラを横方向から見た図です。左側のプロペラの角度はネガティブ設定と言い、右側に行くに従いポジティブ設定と呼びます。一般的なプロップベイトのプロペラの角度は真ん中から右側のポジティブ設定がほとんどです。

プロップの角度が変化する事で音色やバスに与える効果が違ってきます。ネガティブ設定にした場合の利点はプロペラで水を弾きやすく水を前方向に弾くようになります。ネガティブ設定は水の透明度の良いエリアではいい結果に繋がります。

しかし、ウィードエリアや水面に浮遊物が浮いているとネガティブ設定はトラブルが増える設定になることを覚えておきましょう。

ポジティブ設定の利点はプロペラが回る時に空気を巻き込むのでベイトフィッシュが逃げる音から捕食音に変化します。それ以外には小さな力でもペラは回転しやすくなります。

通常は垂直なペラからポジティブ設定の角度の範囲で調整していくと使いやすいです。


おわりに

今回はスミスウィック社のデビルズホースAF200とAF100を使ったチューニングを5つ紹介しました。

プロップベイトのプロペラの回転レスポンスを上げるチューニングは元々のルアーのポテンシャル以上を発揮させるためのチューニングですので試してもらえると違いが分かると思います。

他のチューニングはシチュエーションに対しアジャストする為に知るべき知識だと思い紹介しました。プロップベイトもチューニングによって表情の変わるルアーであると分かってもらえたと思います。

このチューニングはデビルズホース以外のダブルスィッシャーやシングルスイッシャーにも応用が効くチューニングになっていますので試してみて下さい。

この記事が参考になれば幸いです。


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