バスアングラー必見！「バウンスリグ」の奥深い世界へようこそ!

バスフィッシングを愛するみなさん、こんにちは！今回の「釣りたいバス釣り日記」では、ちょっとマニアックだけど、知れば知るほど面白い仕掛け――「バウンスリグ」をご紹介します。

「バウンスリグって何？」と思った方も多いかもしれません。実はボク自身、このリグの存在を知ったのは、ヒロ内藤さんの著書で紹介されていたのを読んだのがきっかけでした。ページをめくるたびに、「えっ、こんなリグがあるの？」と驚きでした。そこからバウンスリグに興味が湧きました。

バウンスリグは、もともとウォールアイやホワイトバスをターゲットに、トローリングで効率よく釣るために考案されたリグで、アメリカでは「ボトムバウンサー」と呼ばれています。その構造は一見するとスピナーベイトの巨大版のようで、ワイヤーアームに重りが付いており、ボトムを感じながらルアーを引けるのが最大の特徴。根掛かりを回避しつつ、しっかりとボトムをトレースできるという、まさに理にかなった仕掛けなんです。

「でも、それってバスにも効くの？」と思うかもしれません。実はこのバウンスリグ、バスフィッシングにも応用できるポテンシャルを秘めているんです。特にディープエリアやハードボトム、流れのある場所など、通常のリグでは攻めにくいシチュエーションで真価を発揮します。しかも、スピードを上げても安定してボトムをキープできるので、テンポよく広範囲を探るのにもぴったり。

今回のブログでは、そんなバウンスリグの基本構造から、実際の使い方、バスフィッシングでの応用例まで、じっくりと掘り下げていきます。ちょっと変わったリグだけど、知れば知るほど「なるほど！」が詰まっているバウンスリグの魅力、ぜひ最後まで読んでみてくださいね！

では!! バスアングラー必見！「バウンスリグ」の奥深い世界へようこそ!の始まりです(^O^)／

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バウンスリグとは？—岩場攻略のためのトローリング専用リグ

バウンスリグは、ウォールアイやホワイトバスをトローリングで狙うために考案された、岩場の多いボトムを安全に攻めるための特殊リグです。従来のキャロライナリグのような構造では、シンカーが岩の隙間に挟まりやすく、釣りにならない場面も多々あります。

そこで、根掛かりを回避するためにオモリの位置を上方に配置し、針金の先端がボトムを捉える構造が採用されました。これにより、シンカーが直接岩に挟まるのを防ぎつつ、安定したトローリングが可能になります。

この仕組みは、北米で広く使われているボトムバウンサーにも通じるものがあります。ボトムバウンサーは、障害物の多い海底や浅瀬、開けた水域で、生餌やルアーを底から数インチ上で安定して引くためのリグです。多くのモデルにはワイヤー製のフィーラーアームが装備されており、岩や瓦礫の上を直立した状態で擦りながら移動することで、根掛かりを最小限に抑えます。

さらに、ラインを短くして垂直に操作したり、ホバリングさせることも可能です。ただし、ラインのたるみには注意が必要で、倒れてしまうと根掛かりの原因になります。リグのデザインによって、生餌の動きや位置を細かく調整できるのも大きな魅力です。

リギング――バウンス用リグの使い方と構成

ほとんどのバウンス用ルアーは、適度なスピードでスピナーリグを引くことを前提に設計されていますが、低速での生餌やフロータースネル、高速でのフラッタースプーンにも対応できる柔軟性があります。

🎯オモリの選び方（目安）

水深とトローリング速度に応じて、以下のようにウエイトを使い分けます。

多くのバウンス仕掛けでは、鉛オモリが曲げ加工されたワイヤーシャフトに一体成型されており、オモリの下から突き出たワイヤーが根掛かりを防止します。反対側にはスネルやリーダーを接続するためのスナップが付き、ラインは2本のワイヤーアームが交差するアイに結びます。

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バウンスリグの要のパーツ!「ボトムバウンサー」の種類やタイプ!

バウンスリグには、スピナーベイトのようなL字型のものから、棒状のペンシルタイプまで、さまざまな形状があります。中でも一般的なのは、L字型のワイヤーアームを持つスタイルで、サイズや重さも多彩に展開されています。

アームの長さは、長い方が約10〜12インチ(25.4〜30.5センチ)、短いリーダーアームは4〜6インチ(約10.2〜15.2センチ)程度。アームの角度は基本的に90度で、ウェイトは3/4オンスから最大4オンスまで幅広く用意されています。使用するサイズや重さは、フィールドの水深や流れ、ルアーの種類に応じて使い分けるのがポイントです。

たとえば、浅場や軽めのルアーを使う場合には、1/4オンス〜1.5オンス程度の小型バウンサーが適しています。一方、深場や流れの強いエリアでは、より重いモデルを選ぶことで、しっかりとボトムをトレースできます。

ラインアイの形状にもバリエーションがあり、オープンアイとクローズドアイの両方が存在します。中でも「Rベンド」と呼ばれるタイプは、ライントラブルが少なく、扱いやすい形状として人気です。

では、なぜこのようなスピナーベイトに似た形状になったのでしょうか？それは、トローリング中にランニングラインが絡むトラブルを防ぐため。ワイヤーアームがラインを安定させ、仕掛け全体のバランスを保つ役割を果たしているのです。

ヒロ内藤さんは、このバウンスリグに小型のプラグを組み合わせて、夏や冬のディープレンジでバスを狙うスタイルを紹介しています。キャロライナリグにワームではなくプラグを付けて攻める方法もありますが、特に岩場など根掛かりのリスクが高い場所では、バウンスリグの方が有利といえるでしょう。

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2025年11月24日、淀川本流で自作バウンスリグの実釣テストを行いました。

今回製作したバウンスリグは、Φ1.0のステンレスワイヤーを使用し、高さ25.0cm、リーダーアーム10.0cmのL字型に加工。オモリには4号（約14g）の中通しオモリを使用し、半田でしっかりと固定しました。

実釣ポイントは、ゴロタ石が絡むカケアガリのある本流エリア。バウンスリグを投入し、実際に釣りをしてみたところ、いくつかの気づきがありました。

まず、バウンスリグはリトリーブやスイープアクションを継続しないと、ボトムバウンサーが倒れてしまい、根掛かりを誘発しやすいという点。キャロライナリグのように「ズル引き→ステイ→バイトを待つ」といった間を取る釣り方には不向きで、常に動かし続けられるルアーやワームとの相性が良いと感じました。

バウンスリグのタックルセッティングは以下の通りです：

当日は風もなく、予想以上に飛距離が出ました。リーダーがボトムバウンサーに絡むようなトラブルもなく、キャストフィールは良好でした。ただし、数投目で根掛かりが発生し、ボトムバウンサーをロスト。予備に交換して釣りを続けましたが、思っていたほど根掛かり回避性能は高くないという印象を受けました。

次は、ボトムバウンサーを小型化した「フィネス・バウンスリグ」の実釣検証について紹介したいと思います。

フィネス・バウンスリグで挑む！淀川ゴロタ石エリア実釣レポート

続いて、自作したフィネス・バウンスリグを使って、淀川のゴロタ石エリアでフィネス・バウンスリグの実釣テストを行いました。結果として釣果は得られなかったものの、スナッグレス性能の高さには驚かされました。

自作したボトムバウンサーは、Φ1.0のステンレスワイヤーを使用し、高さ8cm、リーダーアーム5.5cmのL字型に加工。オモリは約3.5gを取り付け、三又キャロワイヤーの最小サイズ程度のコンパクトな設計です。まさに“フィネス・バウンスリグ”と呼べる仕上がりになりました。

このエリアは、ダウンショットやテキサスリグでは根掛かりが多く、釣りにならないほどの難所。普段はノーシンカーワームでの釣りが中心になりますが、ボトムをしっかり取れる釣りの方が精度が高く、狙いも明確になるため、何か良い方法はないかと模索していました。

そこで試したのが、このフィネス・バウンスリグ。結果はロストゼロ！根掛かりの多いゴロタ石エリアでも、ボトムの感知力も良好でストレスなく釣りを続けることができました。

フィネス・バウンスリグのタックルセットアップは以下の通り：

このセッティングにより、軽量ながらも安定したボトムトレースが可能となり、根掛かりの多いフィールドでも安心して攻めることができました。とはいえ、通常サイズのバウンスリグと同様に、リグを常に動かし続けることでボトムバウンサーが倒れず、根掛かりを回避できるという基本構造は変わりません。

しかしながら、フィネス・バウンスリグは軽量な分、ダウンショットリグのような連続的なロッドアクションがしやすく、操作性が高いと感じました。細かいシェイクやリフト＆フォールといった繊細なアクションにも素直に反応してくれるため、よりナチュラルなアプローチが可能です。

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ボトムバウンサー：ウォールアイ釣りを変えた革新のリグ

ボトムバウンサーは、ウォールアイ釣りに革命をもたらしたシンプルかつ効果的な仕掛けです。1964年、ノースダコタ州の釣り人ボブ・メーター氏が、根掛かりしやすいキャロライナリグを改良するために考案しました。当初はワイヤーの先端にオモリを付けていましたが、オモリを上部に移動させることで、現在の形が完成します。

この仕掛けが広まるまでには時間がかかりましたが、1978年、サウスダコタ州のガイド、ギャリー・アレン氏が導入したことで注目を集めます。彼は従来のスイベル＋バレルシンカーの仕掛けから、より重いワイヤーステム付きオモリ（1.5～2オンス）を使用し、速いスピードでもウォールアイを効率よく釣ることに成功しました。

1980年代には、作家で教師のダグ・スタンジ氏がギャリーと釣行し、その効果を広く紹介。バウンサーはトーナメントシーンでも注目され、マニオン・ウォールアイ・サーキットなどで活用されるようになります。

特に注目されたのが、ガイドのボブ・プロブスト・シニア氏とマイク・マクレランド氏のコンビです。彼らは従来のトローリングスピードの2倍で仕掛けを引き、五大湖や岩場、泥底など、あらゆる環境でウォールアイを釣り上げ、バウンサーの汎用性を証明しました。

当初は他の釣り人から批判もありましたが、彼らは「オモリを2回転分巻き上げるだけ」というシンプルな工夫で、魚のいるレンジに合わせたプレゼンテーションを実現。他の誰よりも多くの魚を釣り上げたことで、バウンサーの有効性が広く認められるようになりました。

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おわりに

今回の釣行では釣果こそ得られなかったものの、自作バウンスリグの可能性とスナッグレス性能をしっかりと体感することができました。

根掛かりに悩まされるフィールドでも、安心してボトムを攻められるこのリグは、まさに新たな武器。次回はウェイトやリーダーの長さを調整しながら、さらに精度の高い釣りを目指してみたいと思います。バウンスリグの進化は、まだまだこれから――次の一尾に向けて、挑戦は続きます！

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バスアングラー必見！「バウンスリグ」の奥深い世界へようこそ!の記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになれば幸いです。

では!! よい釣りを(^o^)丿

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