バスフィッシングを始められた初心者のみなさん! こんにちは、今回の釣りたいバス釣り日記は、「ルアーの種類と特徴!」についてご紹介したいと思います。
ブラックバスを釣るためのルアーは、その種類の豊富さに圧倒されるかもしれません。トップウォーター、ミノー、クランクベイト、バズベイト、スピナー、スプーン、ジグ、ワームという8つの主要なカテゴリがあり、それぞれさらに細かく分けると、ハードルアーだけでも29種類以上に分類することができます。
この豊富なルアーの種類は、バスフィッシングの奥深さを感じさせますが、一方で初心者が「何を揃えればいいのか」と迷ってしまうこともあるでしょう。そこでこの記事では、ワームを除いた木やプラスチック、金属で作られたルアーの種類や特徴を初心者にもわかりやすく解説します。
ぜひ最後までお読みいただき、自分に合ったルアーを見つけてバスフィッシングの世界を楽しみましょう!
では!!「バス釣り初心者でもバッチリ分かる」ルアーの種類と特徴!の始まりです(^O^)/
- 「バスルアー網羅!」バスフィッシングルアーの種類別一覧表!
- 「トップウォータールアーの種類① 」ペンシルベイトはどの様なルアーか?
- 「トップウォータールアーの種類②」スイッシャー・プロップベイトはどの様なルアーなのか!
- 「トップウォータールアーの種類➂」ポッパータイプとはどの様なルアーなのか!
- 「トップウォータールアーの種類④」スプラッシャーとコモーションルアーとはどの様なルアーなのか!
- 「ルアーの種類 ミノー・ジャークベイト」とはどの様なルアーなのか?
- 「ルアーの種類 クランクベイト」潜る深さで6種類に分類する事ができるルアー!
- 「ルアーの種類 バイブレーション・リップレスクランクベイト」とはどの様なルアーなのか?
- 「ルアーの種類 バズベイト」バズベイトとはどの様なルアーなのか?
- 「ルアーの種類 スピナー」スピナー&スピナーベイトとはどの様なルアーなのか?
「バスルアー網羅!」バスフィッシングルアーの種類別一覧表!
以下のように、バスフィッシングで使用されるルアーの9カテゴリーとルアーの種類30種類を見やすく全て網羅し整理し、各ルアーの特徴も図に示しました。
カテゴリー | ルアーの種類 | 特長 |
---|---|---|
トップウォーター | ペンシルベイト、スイッシャー、ポッパー、チャガー、ダーダー、スプラッシャー、コモーション | 水面でのアクションによる誘いが主。 |
ミノー | ジャークベイト(フローティング、サスペンド、シンキング)、ジョイントタイプ | 小魚を模した形状で中層や表層を攻めやすい。 |
クランクベイト | スーパーシャロー、シャロー、ミッドレンジ、ディープダイバー | 水深に応じた多様な潜行アクションが特徴。 |
バイブレーション | シンキング、サスペンド | 中層から深場を効率的に探れるルアー。 |
バズベイト | インラインタイプ、オフセットタイプ | 水面で音や振動を発生させバスを引き寄せる。 |
スピナー・スピナーベイト | インラインスピナー、オフセットスピナー | 光や水流でバスにアピールするルアー。 |
スプーン | メタルスプーン、スピナースプーン、バジングスプーン、サーフェススプーン | 金属の動きで多層をカバー可能。 |
ジグ | ラバージグ、フェザージグ、メタルジグ、ブレードルアー、ジグスピナー | ボトムの攻略や多彩なアクションが可能。 |
ワーム | ソフトプラスチックワーム | 柔軟で多様なリグでのアプローチが可能。 |
これにより、各ルアーのカテゴリーと具体的な種類が一目でわかります。それぞれの用途や特徴について説明していきますね!🎣
「トップウォータールアーの種類① 」ペンシルベイトはどの様なルアーか?
ペンシルベイトは、鉛筆のような形状をしたシンプルなスティックタイプのルアーで、音を立てるパーツが付いていないのが特徴です。このタイプのルアーはアメリカでは「スティックベイト」とも呼ばれ、広範囲を探るのに適したウォーキングアクションを得意としています。

その動きは左右にノラリクラリと揺れるようなアクションで、特に風がなく水面が穏やかな状況で効果を発揮します。しかし、ペンシルベイトを巧みに操作するにはロッドワークの技術を習得する必要があるため、初心者にとってはややハードルが高いルアーと言えます。
ただし、この技術を身につけた後は操作する楽しさが格別で、釣りの醍醐味をさらに深く感じられるルアーでもあります。
歴史的には、1922年にヘドン社から発売された「ザラゴッサ」が最初のペンシルベイトとして知られています。この時代のルアーはまだプラスチックではなく、ウッド素材で作られていました。シンプルで奥深い魅力を持つペンシルベイトは、現代においても多くのアングラーに愛されています。
※詳しいペンシルベイトの使い方やテクニックについてはコチラの記事を参考にして下さい。
「トップウォータールアーの種類②」スイッシャー・プロップベイトはどの様なルアーなのか!
スイッシャータイプのルアー、またはプロップベイトは、水を弾き飛ばすパーツが前後、または片方に取り付けられているユニークなトップウォータールアーです。この仕組みにより、ベイトフィッシュが逃げる音やバスが捕食する際の音を模したサウンドを奏でます。
初心者でも簡単に使えるルアーであり、ロッドワークの習得が必要なペンシルベイトと比べて手軽さがあります。

特に風が吹いて水面が騒がしくなった時に威力を発揮し、バスの強烈なバイトで水面に飛び出す姿を見るのは驚きと興奮を生むでしょう。
歴史的には1900年代初頭のスイッシャータイプはシンキングタイプが主流でしたが、1970年代にはフローティングタイプが一般的となりました。近年では再びシンキングタイプのスイッシャーが販売されています。
スイッシャータイプのルアーは、初心者にも扱いやすく、その簡単なロッドアクションで音を立てることができるため、釣りの楽しさを味わうにはぴったりの選択肢です。
※スイッシャータイプのルアーの使い方やテクニックをまとめた詳しい記事はコチラです。
「トップウォータールアーの種類➂」ポッパータイプとはどの様なルアーなのか!
ポッパータイプは、トップウォータールアーの一種であり、水面での釣りに適した非常に特徴的なルアーです。このルアーは、マウスカップと呼ばれる凹んだ部分を使って水を弾き、小魚が逃げる際の音(ポッパー音)やバスが捕食するときの音(チャガー音)を模倣します。その音によってバスを惹きつける仕組みです。

歴史的には、1914年にサウスベンド社がダータールアー「バスオレノ」を製造し、水面で音を立てることができるルアーとして注目されました。その後1920年代にはポッパータイプのルアーが登場しましたが、現代のポッパーの原型となったのは、1969年にレベル社が開発した「ポップR」です。このルアーは一度市場から消えたものの、その革新性と機能から再び注目されるようになり、現在ではポッパーの代表的なモデルと言える存在です。
ポッパータイプの操作は比較的簡単で、ロッドを軽く煽るだけで音を出すことができます。そのため、初心者でも扱いやすいルアーです。さらに、移動距離が少ないため、水面でバスをじっくりと誘い込むことが可能です。その使いやすさと高い釣果から、非常に人気があります。
※ポッパーの詳細な使い方やテクニックについてさらに知りたい場合は、ぜひ下記の記事を読んでみてください。バス釣りの魅力をさらに深めるための情報が詰まっています!🎣
「トップウォータールアーの種類④」スプラッシャーとコモーションルアーとはどの様なルアーなのか!
スプラッシャータイプのルアーは、長いボディと小さなマウスカップを持ち、水面を高速リトリーブすることでV字の波を立てて使用する海のフィッシングルアーです。
この動きは魚の捕食を模倣し、特に大型のバスを釣る際に優れているとされています。過去には、コットンコーデル社の「ペンシルポッパー」がトーナメントで好成績を収め、一時期ブームを巻き起こし、多くのメーカーが似たルアーを製造するほどの人気を誇りました。

一方、コモーションルアーはノイジールアーとも呼ばれ、その名前の通り、水面でうるさい音を立てるルアーです。音を出す仕組みや動き方はルアーによって異なり、歴史的にもユニークな経緯があります。
代表的な例として、ヘドン社の「クレイジークローラー」や「ビッグバド」、フレッドアーボガスト社の「ジッターバグ」が挙げられます。「クレイジークローラー」は羽モノルアーの元祖であり、水面をクロールするような動きをするルアーです。

コモーションルアーはリールを巻くだけで音を立てながら動き、初心者にも扱いやすいトップウォータールアーです。
ヘドン社の「ビッグバド」はビール缶の形をしたユニークなデザインで、テールに取り付けられたブレードがボディに接触することで音を出します。このようなユーモラスなルアーは、日本でも高い人気を誇り、復刻版が発売されたこともあります。

フレッドアーボガスト社の「ジッターバグ」もアメリカで非常に人気があり、初めてトップウォーターで釣りを楽しむ初心者にとって理想的な選択肢です。このルアーはポコポコとした音を立てて泳ぎ、ナマズ釣りにも広く使用されています。

スプラッシャーやコモーションルアーはそのユニークな動きと音で、バスフィッシングの楽しさを引き立てる存在です。さらに詳しい歴史や使い方について知りたい場合は、ぜひ下記の記事をご覧ください!🎣
「ルアーの種類 ミノー・ジャークベイト」とはどの様なルアーなのか?
ミノーは小魚を模した形状のルアーで、そのリアルなデザインが「釣れそうだ」と感じさせる魅力を持っています。このルアーの歴史は1930年代に始まり、ラパラ社の創立者ラウリ・ラパラ氏によって初めて制作されました。
初期のミノーはコイルに銀紙を貼り付けて作られており、フローティングタイプとして登場したそうです。この革新的なルアーは、当時のフィッシング業界に新しい風を吹き込む存在となりました。

ミノーは単なる見た目の美しさだけでなく、その機能性でも注目を集めています。基本的なアクションとしては、リトリーブ(巻き取り)だけで使用できるほか、ロッドワークを駆使したトゥイッチングやジャーキングによる動きを加えることで、より自然な小魚の動きを再現することができます。そのため、季節を問わず使える万能なルアーとして多くのアングラーに愛されています。
また、ジャークベイトという名称は、ミノーをジャーク(弾くような動き)して使用するスタイルから派生したものです。1950年代頃、ラパラのミノーがアメリカ市場に広がり、ジャークベイトという呼び方が一般的になりました。形状はミノーとほぼ同じですが、使い方や名称が地域によって異なる場合もあります。
ジャークベイトにはフローティング・サスペンド・シンキングの3タイプがある
先ほども触れた通りミノー・ジャークベイトは、小魚を模した形状を持つルアーであり、季節を問わず使える万能なアイテムです。その浮力の違いにより、以下の3つのタイプに分類されます。
フローティングタイプ
- リトリーブを止めると水面に浮かび上がる特性を持ちます。
- 水面を意識したバスに効果的で、浅いエリアでの釣りに適しています。
サスペンドタイプ
- 水の比重に近い重さで作られており、水中で浮きも沈みもせず留まる仕様です。
- 厳密には、ゆっくりと浮くか沈む比重で設計されており、バスがバイトを迷う時間を与えることができます。
シンキングタイプ
- リトリーブを止めると沈んでいく特性を持つルアーです。
- ボトム付近の攻略や深場での釣りに向いています。
さらに、ミノー・ジャークベイトには以下の特徴的な2タイプも存在します。
ダイビングタイプ: 限界潜行深度が深く、広い範囲を探るのに最適。
ジョイントタイプ: 前後のボディが分かれているため、独特の動きを生み出し、自然なアクションをバスに届けます。
このルアーはトゥイッチングやジャーキング、リッピングといったロッドワークを駆使して誘うことができるだけでなく、クランクベイトのようにただ巻きでも使用可能です。ミノー・ジャークベイトの操作方法やテクニックを学ぶことで、より幅広い釣りスタイルを楽しむことができます。
※興味のある方は、ミノー・ジャークベイトのテクニックに関する下記の記事もぜひご覧ください。🎣
「ルアーの種類 クランクベイト」潜る深さで6種類に分類する事ができるルアー!
クランクベイトは、ファットなボディで水を大きく動かしてバスにアピールするルアーです。潜行深度や動きの幅が特徴的なルアーで、さまざまな水深を効率よく攻めることができます。そのカテゴリーは、以下の6種類に分けられます。
1.スーパーシャロー: 水面近くのごく浅い層を狙うルアー。
2.シャロークランク: 表層付近から浅いレンジをターゲットにするタイプ。
3.ミッドクランク: 中層を効率的に探ることができる汎用性の高いモデル。
4.ディープクランク: ボトム近くまで潜行する、深場攻略用のルアー。
5.バイブレーション: 激しい振動で中層を探りやすい特性を持つ。
6.シンク&スイム: ボトムに沈ませてゆっくりと動かすスタイルのルアー。
クランクベイトは、リトリーブするだけで潜行深度が決まるため、初心者にも扱いやすいルアーです。その一方で、テクニックを加えることで、特定の深さや障害物を狙った繊細な釣り方も可能となります。水面からボトムまで、3次元的にバスを攻略できる点が魅力です。

その起源は、Creek Crab Bait Companyが製造した「Creek Chub Wiggler」にあります。このルアーがクランクベイトの元祖とされ、後にディープクランクとして改良されました。
1967年、フレッド・ヤング氏によって開発されたシャロークランク「ビッグO」は、バスフィッシングの世界に革命をもたらしたルアーとして知られています。
このルアーは特徴的なファットボディを持ち、水を押しのける際に波動を生み出し、その存在をバスに強くアピールします。また、その高い浮力によって水中の障害物を自然に回避できる能力を備えており、初心者にも扱いやすいシャロークランクベイトとなっています。
「ビッグO」の登場によってシャロークランクの概念が確立され、多くのアングラーに新たな釣りの可能性を示しました。その革新的なデザインは現在でも多くのルアーメーカーに影響を与え、進化し続けるクランクベイトの基盤となっています。
※さらにクランクベイトの使い方やテクニックについて知りたい場合は、下記の記事を参考にして下さい!🎣
日本では独立したルアーカテゴリー、シャッドタイプ!
シャッドタイプのルアーは、日本では独立したルアーカテゴリーとして認識されていますが、アメリカではクランクベイトの一部として分類されています。これは、シャッドタイプがその形状や動きの特性から、クランクベイトの基本的な設計思想と共通点を持つためです。

シャッドタイプは小魚(特にシャッドという魚)を模した形状を持ち、リアルな外観と自然なアクションでバスを誘います。特徴的なのは、細身のボディデザインとスリムなシルエットで、他のクランクベイトよりもナチュラルなアクションを再現することに長けています。
このような分類の違いは、ルアーの文化や使用される釣法の違いに起因しており、日本ではルアーをより細かく分類する傾向が強いのに対し、アメリカでは使用目的や機能性を重視した大まかな分類が行われることが背景にあると言えます。
シャッドタイプのルアーは、特に低水温期や厳しいフィールドコンディションの際にその効果を発揮するため、多くのアングラーから重宝されていますね。このように地域による考え方の違いも、釣りの楽しみをさらに深めてくれます。🎣
「ルアーの種類 バイブレーション・リップレスクランクベイト」とはどの様なルアーなのか?
バイブレーションルアー、またはリップレスクランクベイトは、その名の通り水中での振動を活用して魚を誘うルアーです。投げて巻くだけでも釣れるルアーなので、初心者でも扱い易いルアーです。
このルアーの起源は1933年に販売されたPIGGY PERCHに遡ります。これはPICO社のフレッド・ニコラス氏によって開発されたもので、当時はバスフィッシングではなく、ソルトウォーターゲーム用として作られました。

その後、バスフィッシング用に特化したバイブレーションルアーが登場し、ヘドン社のスーパーソニック、コットンコーデル社のスポット、ビルルイス社のラトルトラップが代表的なモデルとして知られるようになります。これらは現在のバイブレーションルアーの基礎を築き、多くのアングラーに愛され続けています。
バイブレーションルアーはその特性により、中層を効率よく探ることができる点が大きな魅力です。初心者にも扱いやすいルアーで、ある程度重さがあるため、キャストが簡単に行えるのもメリットです。また、リトリーブの速度を調整することで、水中でのアクションを変えながらバスを誘うことが可能です。
シンク&スイムとは、ボトムでフックを付けた状態で、浮くタイプのルアーを言います。バイブレーションタイプのルアーもありますが、クランクベイトなどの違うタイプのルアーにもあります。
バイブレーションルアーの詳しい使い方やテクニックはコチラの記事を読んでみて下さい。
「ルアーの種類 バズベイト」バズベイトとはどの様なルアーなのか?
バズベイトは、独特な形状と歴史を持つトップウォータールアーの一種で、水面での釣りに特化したルアーとして知られています。
1920年代に初めて登場した当時はスピナーベイトのように水面ではなく水中で使用されていましたが、後に現在の形状であるヘッドとブレードが分かれたオフセットタイプが登場し、水面での使用に適したルアーへと進化しました。
バズベイトには以下の2種類のタイプが存在します。


インラインバズベイト:
- ブレードとヘッドが一直線上に結ばれたシンプルなデザイン。
- 水生植物が密集したシャローフラットで特に効果的。
オフセットバズベイト:
- ヘッドとブレードが分離したデザイン。
- 障害物周りでの使用に適しており、高い回避能力を発揮します。
これらのルアーは水面での使用に特化しており、障害物の多い場所やシャローフラットを効率的に攻略することができます。そのため、初心者にも扱いやすく、迫力あるバイトを楽しめる点が魅力です。
※さらに詳しい使い方やテクニックについて知りたい場合は、下記の記事を参考にして下さい。
「ルアーの種類 スピナー」スピナー&スピナーベイトとはどの様なルアーなのか?
スピナーには渓流のトラウトフィッシングで使われるインラインタイプのスピナーやバス釣りでよく使われるオフセットタイプのスピナーベイトの2つのタイプに分かれます。
スピナーとスピナーベイトは、形状や用途によって区別されるルアーで、いずれも効果的にバスを誘う力を持つルアーです。その種類と特性を以下に整理しました。

インラインスピナー:
- 渓流でのトラウトフィッシングに多く使われるタイプ。
- 細身でシンプルな構造が特徴で、回転するブレードが水中で光を反射し魚を誘います。

オフセットスピナーベイト:
- バス釣りで広く使われるタイプ。
- ヘッド部分から伸びたアームに複数のブレードが取り付けられています。
スピナーベイトは、1957年にコットンコーデル氏が開発したシングルブレードスピナーベイト「OUACHITA SPINNER」が原点とされています。このルアーは、その後、ブレード形状や配置の工夫によって進化を遂げていきました。
ブレードの種類
コロラドブレード:
- 丸い形をしており、強い水流を発生させる。
- 濁った水域でのアピール力が高い。
ウィローリーフタイプ:
- 細長い柳の葉のような形状。
- 光を反射しやすく、クリアウォーターでの効果が高い。
ブレードの数による種類
シングルブレードタイプ:
- シンプルで使いやすく、初心者にもおすすめ。
- 一枚のブレードを使用。
タンデムタイプ:
- 二枚のブレードが取り付けられたタイプ。
- 複雑な散光でバスを誘います。
スピナーベイトは見た目こそ自然界に存在しない生物のようですが、ブレードの散光は小魚の群れを、スカート部分は水流による自然な動きを模しており、バスに強いアピール力を発揮します。
初心者でも扱いやすいルアーの一つであり、フィールドに合わせてブレードの種類や数を選ぶことで、さらに釣果を上げることができます。✨🎣
「ルアーの種類 スプーン」スプーンとはどの様なルアーなのか?
スプーンルアーは、釣りの世界において最も古い起源を持つルアーの一つです。その名の通り、食器のスプーンから着想を得て作られたルアーで、一般的にはヨーロッパ発祥のイメージがありますが、特許申請の年代を追うと実際にはアメリカが発祥地とされています。1806年にジュリオ・トンプソン・ピュエルという人物がスプーンルアーの原型を作り上げたと言われています。

スプーンルアーが生まれた背景には、釣り中に食事をしていた際、ボートから落としたスプーンにトラウトが反応したことが影響しています。この偶然の発見からスプーンルアーが開発され、多くの釣り人に愛用されるようになりました。
スプーンルアーは以下の4種類に分類されます。
1.メタルスプーン: 金属製でステディーリトリーブを基本とし、中層を攻めるのに適している。
2.スピナースプーン: 先端にスピナーを取り付けることで、光の反射や振動で魚を誘う。
3.バジングスプーン: リリーパッドや障害物が多いエリアで、水面を引っ張ることで効果を発揮する。
4.サーフェススプーン: 水面近くで使用される特化型スプーン。
トラウトフィッシングなどで主に中層を探るために使用される一方、バスフィッシングではリリーパッドのようなエリアに特化したスプーンも存在します。その用途やデザインの多様性から、スプーンルアーは長い歴史を通じて進化し続け、多くの釣り場で高い効果を発揮しています。
「ルアーの種類 ジグ&メタルルアー」ジグ&メタルルアーとはどの様なルアーなのか?
ジグとメタルルアーは、バスフィッシングにおいて多用途に活用されるルアーで、その種類と特性を理解することで、さまざまなシチュエーションでの釣りに対応できます。以下はその詳細な解説です。
ジグのカテゴリーにはラバージグ・フェザージグ・メタルジグ・ブレードルアー・ジグスピナーと5つの種類に分ける事ができます。


ラバージグ: ラバージグは、ジグヘッドにゴム製のラバーを取り付けたタイプのルアーです。ラバー素材が水中で自然な動きを生み出し、バスを誘います。このタイプは汎用性が高く、広範囲のフィールドで使用可能なため、バス釣りで最もよく使われるジグの一つです。
フェザージグ: フェザージグは、ジグヘッドに動物の毛(フェザー)を取り付けたジグです。主に水温が低下した厳しいコンディション下で使用されることが多く、繊細なアクションがバスに有効です。
メタルジグ: メタルジグは金属で作られたジグで、通常トレブルフックを備えています。このタイプは冬季や極寒期において、リアクションバイトを狙うために効果的なルアーです。また、深場での使用に適しており、ボトムを効率よく探れる特性を持っています。
ブレードルアーはメタルバイブとも呼ばれるルアーでリトリーブすると激しくバイブレーションを起こしながら泳ぐルアーです。
ジグスピナーはジグヘッドにスピナーベイトのブレードが付いたルアーを指します。極寒気に使われるイメージのあるルアーですがオールシーズン使えるルアーでもあります。


ブレードルアー(メタルバイブ): ブレードルアーは、リトリーブ時に激しいバイブレーションを発生させることで魚を誘うタイプのルアーです。このアクションにより、中層やボトム層での効果的な釣りが可能になります。
ジグスピナー: ジグスピナーは、ジグヘッドにスピナーベイトのブレードが取り付けられたルアーです。この構造により、オールシーズンで使用できる汎用性の高いルアーとして知られています。
ジグとメタルルアーを使いこなすことで、さまざまなシチュエーションに対応し、釣果をさらに高めることができます。
「ルアーの種類 プラスチックワーム」ワームとはどの様なルアーなのか?
ワームとは、ソフトプラスチック素材で作られた柔軟なルアーのことで、ミミズや小魚などの形状を模倣しているものが一般的です。そのリアルな見た目や動きで、魚を効果的に誘うことができます。ワームのデザインは多岐にわたり、現在では20種類以上に分類されるほど、その種類は増え続けています。

ワームの歴史を遡ると、1951年に販売された「クリームワーム」が現在のソフトプラスチックワームの原点と言えます。このワームはミミズの形から型を取り、発売当初、1ドルという価格で販売され、短期間で9600パックを売り上げたという驚くべき成功を収めました。
この成功を受けて、さまざまなメーカーが形状や素材の改良に取り組むようになり、自発的に動きを生み出すリボンテールやカーリーテールなど、工夫を凝らしたデザインが次々に登場しました。
現在では、魚やイカの成分を素材に練り込むなど、臭いや味にもこだわったワームが一般的になっています。これにより、よりリアルな誘引効果が期待できるようになり、釣果の向上にもつながっています。
ワームはその多様性から、さまざまな状況で使用できるルアーとして、初心者から上級者まで幅広く愛されています。
フロッグやスカムルアー
ソフトプラスチックベイトのカテゴリーには、フロッグやスカムルアーも含まれます。これらのルアーは、水面で使用することを目的とした特殊なデザインを持ち、障害物の多い場所や水生植物が密集するエリアでの釣りに適しています。フロッグルアーは、その形状がカエルを模していることからその名前が付けられましたが、バスにとって食欲をそそる対象として高い効果を発揮します。

これらのルアーも、プラスチックワーム同様、柔軟な素材で作られているためリアルな動きを生み出します。特にフロッグは、高い浮力を持つことで水面での操作性が良く、障害物に引っ掛かりにくいという特徴があります。障害物や植物の密集した環境でバスを釣る際には非常に効果的です。
スカムルアーは、水面を狙う釣り方に特化したデザインで、障害物周りでの使用に高い適応能力を持ちます。これらのルアーは、その用途が明確でありながら、釣りの楽しみをさらに広げてくれるアイテムです。
ルアーの種類がこんなに多いと迷ちゃう! 初心者が揃えるべきルアーは?

バス釣りを始めてみたは良いけれども釣具店やプロショップに行ってみると壁に膨大な数のルアーが陳列されていて、何から揃えたらいいのか途方に暮れてしまうのではないでしょうか?
釣りたいバス釣り日記がお勧めする揃えるべきルアーの考え方はトップウォーター・ミノー・クランクベイト・バズベイト・スピナー・スプーン・ジグ・ワームの8種類のカテゴリーから先ずは一つのルアー選び8個のラインナップを揃えると良いと思います。
カテゴリーは理解できたけどルアーを選ぶ基準は?と言われると季節や行かれるフィールド、使用されているタックルにもよると思いますが、まず、ルアー選びで知っておくべき3要素があります。
それがゾーン・スピード・アクションです。ゾーンはルアーが潜る深さ、スピードはリールを巻く時のリトリーブ速度、アクションはルアーに元々組み込まれたモノとそれ以外に釣り人が与えるアクションを指します。
おわりに
今回はバス釣りで使われるルアーの種類について記事を書いてみました。更に細かく見て行くと29種類以上のハードルアーカテゴリーが存在しますが、ここでは分かりやすい29種類のルアーを紹介しました。
ここでは触れていませんが、ソフトプラスチックのルアーを入れると50種類を超えてしまいます。こんなに沢山のルアーを使って様々なアプローチを仕掛けて楽しませてくれるブラックバスという魚の懐の深さを知ることが出来たと思います。
ブラックバスには季節ごとや釣り場の状況で使うルアーを変えたりして誘う事が楽しめるゲームフィッシュです。ブラックバスにはムードがあるとはよく言ったものですね!
ボクはX(旧Twitter)でもバスフィッシングの情報を発信しています。記事を読んで興味を持ってもらえたら「X(旧Twitter)のフォローやいいね!」を頂けると今後の活動の励みになります。
「バス釣り初心者でもバッチリ分かる」ルアーの種類と特徴!の記事があなたのバスフィッシングの助けになれば幸いです。
では!!よい釣りを(^O^)/
コメント