「水位の変化」がバス釣りにどのような影響を与えるのか!

タクティカル フィッシング

バスフィッシングを愛されているアングラーの皆さんこんにちは、今回の釣りたいバス釣り日記は、水位の変化がバス釣りにどのような影響を与え行動するのかをお伝えします。

自然湖では雨が降った後の増水や減水による自然の影響による水位の変化や、ダムや水門のある河川も人為的な水位の変化が見られます。そんな水位の変化が起こる事でブラックバスは、シャローへ上がって来たり、ディープへ沈んだり留まったりします。

水位変化で起こるブラックバスの行動パターンを知ることで、ブラックバスの付き場の予想が立てやすくなります。そんな、水位変化によるブラックバスの行動について、FLWツアーとBASSの両方で活躍するツアープロあるウェイン・ハウザー氏のHow Water Level Changes Effect Bass(水位変化がバスに与える影響)という記事があったのでご紹介します。

もちろん、水位変化だけの影響だけの情報でブラックバスの居場所を探すのではありません。シーズナルパターンからブラックバスの行動を考え、フィールドのストラクチャー(地形変化)からおおよその付き場を探した後にリアルに起こっている水位変化の情報を加味して精度を上げてブラックバスを探す為の一つのピースとして使います。

では!! 「水位の変化」がバス釣りにどのような影響を与えるのか!の始まりです(^O^)/


「バスを釣る為の知識」水位変化がブラックバスの行動に与える影響を知ろう!

バスアングラーは、釣りの大半の時間を湖や河川で過ごします。これらのフィールドの水位は、地域の降雨量、電力需要、または水需要に基づいて変動します。これらの水位の変化をモニターし、その変化に基づいてバス釣りのポイントを調整することが重要である。

以下は、水位変化に関する事実である

・水位が下がれば、時期に関係なく、バスはカバーやストラクチャーに深く位置する。

・水位が上がれば、バスはシャローに上がりカバーやストラクチャー付く。

まず最初にすべきことは、水がどちらの方向に動いているのか、つまり減水なのか増水なのかを見極めることが大切です。最も簡単な方法は、ボートを出す際に水位変化を知る為の目印(棒や岩など)を置くことです。乗り場に戻るたびに、水位が目印に対してどう変化したかをすぐに確認できます。ほとんどの湖では、家を出る前に水位をチェックすることができます。

通常、ダムや河川を管理する会社や政府機関は、湖の水位の変化を提供するウェブサイトを持っているのでリアルタイムで水位の変化を知ることが出来ます。


バスの居場所が、さまざまなタイプのカバーやストラクチャー上の水位低下によってどのような影響を受けるかを見てみよう!

様々なカバーのタイプや地形変化上で水位が下がることで、ブラックバスのポジション(位置)がどのように影響を受けるかを見てみましょう。

・ウィードでは、バスはアウトサイドエッジに移動し、ポイントや孤立したパッチに集中します。

・ブッシュやウィローでは、魚はエッジに移動するか、完全にエッジから外れます。

・ドックでは、バスはドックの一番深いところの下にサスペンドします。

・岬/ドロップ、バスはそのシーズン中に慣れている深さでファーストブレイク(深さの急激な変化)に移動します。

・クリークでは、バスはクリーク中央の孤立したカバーに移動します。

・岩場では、魚はそのエリアで最も深い岩の前にサスペンドします。

春になり、水位が高くなり、あなたは冠水したバックのブッシュで1.5フィートの深さのバスを釣っていた。次の週、あなたはボートに乗り込み、前の週より10~12インチ水位が下がっていることに気づく。バック・ブッシュに行くと、バスの姿はない。何が起こったのか?

ブラックバスがブッシュに居づらくなるくらいに減水したため、バスが移動したのだ。一般的に、バスは減水が始まる前にバスがキープしていた水深と同じか、少し深い最初のカバーに移動する。

例に戻ろう: バックの茂みの近くに、水深1.5フィートのところに丸太が横たわっていたとしよう。バスは通常、減水してもそのエリアから完全に泳ぎ去ることはなく、減水前に使っていたのと同じ水深がある別のタイプのカバーに移動するだけです。


では、カバーやストラクチャーの種類によって、バスの居場所が水位の上昇によってどのような影響を受けるかを見てみよう。

色々なカバータイプや地形変化での水位上昇によってブラックバスのポジション(位置)がどのように影響を受けるかを見てみましょう。

△ グラスの中では、バスはインサイド・エッジに移動し、さらに広がります。

△ ブッシュ/ウイロー、バスはブッシュやウイローの中心に移動します。

△ ドック、バスは通路に移動し、ドックはバンクに結び付けます。

△ 岬/ドロップ、魚は岬を上に移動するか、ドロップから外れ、近くのフラットに
  散らばることがよくあります。

△ クリーク、バスは見つけることができる最も厚いバンクのカバーに移動します。

△ 岩、魚は、水位が上がるにつれて、よりボトム指向になり、徐々に浅くなります。

秋になり、水位が下がり、あなたはクリークの奥のほうにある切り株で水深3フィートのバスを釣っています。次の週、あなたはボートを出し、前の週より10~12インチ増水していることに気づく。切り株に行くと、バスはもういない。何が起こったのか?

バスが獲物を待ち伏せるのに十分なカバーができるほど増水したため、バスが移動したのだ。一般的に、バスは増水前にバスがいた水深と同じか、少し浅い最初のカバーに移動します。

もう一度例に戻ろう: クリークのさらに奥に、水深3フィート(約1.5メートル)の倒木があったとしたら、そこが絶好の釣り場になります。

バスは通常、水位が上がってもそのエリアから完全に泳ぎ去ることはなく、より浅い、あるいは同じ水深の別のカバーに移動するだけです。


水位変化に関する他の真実をいくつか挙げてみよう。

水位変化によるブラックバスへ与える影響は、カバーやストラクチャーへのポジショニングだけではなく、気分や攻撃性にも影響を与えるとされています。

〇浅瀬のバスは水位が下がるにつれて不気味になり、攻撃的になる。

〇ディープウォーターのバスは、水位が下がるにつれて集中力が増し、攻撃的になる。

〇上記2つの記述の逆もまた事実である。

〇シャローウォーターのバスは、水位が上がるにつれて不気味さが減り、攻撃的になる。

〇ディープウォーターのバスは、水位が上がるにつれて散らばり、攻撃的になる。

水位を理解することは、アングラーがバスフィッシングのパズルのピースを組み合わせてバスを見つけ、釣るのに役立つ重要なことである。

今回、紹介したウェイン・ハウザー氏の記事は、「Bass Fishing Gurus」に掲載されています。本文を読んでみたい方は、下記リンクから見る事ができます。


おわりに

今回の記事はタクティカル・バスフィッシングを目指すアングラー向けの記事になっていますが、いかがだったでしょうか?水位の変化によるバスのポジショニングの知識はボート、オカッパリ問わず知っておくべき知識だと思います。

フィールドの環境変化は刻々と進んでいる事もよくある事で、釣りに夢中になっていると変化に気付かない事も多々あります。更なる一匹を釣る為に平常心でフィールドに立つ精神状態も必要なのかもしれませんね。

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「水位の変化」がバス釣りにどのような影響を与えるのか!の記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになれば幸いです。

では!! よい釣りを(^O^)/


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