バスフィッシングを楽しまれているアングラーのみなさん、こんにちは! 今回の釣りたいバス釣り日記は、ボトムアップの「スクーパーフロッグベイビー」をインプレションしたいと思います。
スクーパーフロッグシリーズは、大きいダディやメガなどが注目されていますが、小さいサイズが開発されないかとボクは願っていたので、待望のサイズが販売されました。
実際に使用して、サイズにしては水押しが強いのでフィッシングプレッシャーが高い水域では使いどころがあるルアーだと感じました。
小さなボディに秘められた実力、気になりませんか?スクーパーフロッグベイビーのリアルな使用感を、さっそく本編でお届けします!
では!! ボトムアップ・スクーパーフロッグベイビーで晩秋の淀川を攻める!の始まりです(^O^)/
スクーパーフロッグベイビーのインプレション
2025年11月末、淀川の下島ワンドでボトムアップの「スクーパーフロッグベイビー」を実際に使ってみました。 最初に手に取ったときの印象は、「ついにマスバリ仕様のダウンショットでも扱いやすいサイズ感のスクーパーフロッグが登場した!」という喜びでした。
ボク自身、エラストマー素材のワームにはあまり慣れていなかったため、以前に購入したオリジナルサイズのスクーパーフロッグをあまり使っていませんでした。 理由は、オフセットフックで使用する際、フックポイントをワームに隠すとフッキング率が落ち、かといってフックをむき出しにするとワームがズレやすく、扱いづらさを感じていました。
その点、スクーパーフロッグベイビーはマスバリにチョン掛けするスタイルで使えるため、フッキング率も高く、ワームのズレも少なくて非常に扱いやすいと感じました。実際にこのセッティングでバスをキャッチできたので、今後も大きめのマスバリを使う際はこのスタイルで使っていきたいと思います。

最初は鼻先にフックをチョン掛けして使っていましたが、何度か付け直しているうちにワームが、少し壊れて来たので、途中から目の間を縫うようなセッティングに変更しました。 この方法でもしっかりバスをキャッチできたので、今後は大きめのマスバリを使う際にはこのセッティングで使っていこうと思います。
エラストマー素材なので、通常のボトムアップ社のワームとは違い、バスを釣ってもスグにワームがダメになる事が無いのが嬉しいです。また、浮力もあるので、ダウンショットリグで止めた時の姿勢が良いです。
スクーパーフロッグベイビーをウェイト1.8g使用したのですが、レッグがしっかり水を押してくれるため、アピール力は十分でしたが、1.8gよりウェイトを軽くすると、水を押す力が弱くなるので注意したい部分です。

フィッシングプレッシャーが高く、水が徐々に濁っていくような状況では、スクーパーフロッグベイビーはしっかりと存在感を出してくれるルアーだと感じました。 今回インプレッションを行ったのは晩秋の淀川、下島ワンド。水温はおよそ15℃まで下がっており、前日にはまとまった雨が降り、当日も雨が降り続くというタフなコンディションでした。

そんな中でもスクーパーフロッグベイビーにはバイトがあり、アピール力の高さを実感。ただ、ルアーサイズが小さいためか、バスが乗り切らない場面もありました。そこで、同社の「ブレーバーマイクロ3.0」と併用しながら、状況に応じて使い分けることでアプローチの幅を広げることができました。
※実際に、「スクーパーフロッグベイビー」を使った実釣風景をYouTube動画でも確認する事ができます。スクーパーフロッグベイビーをどの様に使っているかの参考にして下さい。
スクーパーフロッグベイビーを楽しむ為のタックルセットアップ
今回スクーパーフロッグベイビーを楽しんだタックルセッティングは、ロッドにDAIWA スティーズ SC C64L ファイヤーフラッシュ、やULアクションのファイヤーフラッシュFスペックを使用し、リールはDAIWA 20 ルビアス FC LT2500Sを使用しました。 ラインはPE0.6号に、フロロカーボン5lbのリーダーを組み合わせたセッティングです。
この組み合わせは、軽量なルアーでもしっかりキャストでき、繊細な操作性と高い感度を両立。スクーパーフロッグベイビーの細かなアクションをしっかりと引き出し、タフコンディション下でも確かな手応えを感じられるセッティングでした。

実際にスクーパーフロッグベイビーを使用してみて、ボクが推奨するタックルセッティングは以下の組み合わせです。
- ロッド:UL〜Lクラスで軽快に操作できるものが適しているとの開発話あり。特にダウンショットで重めシンカー(3.5g程度)を使う場合にはLクラスも選択肢。ノーシンカーで使うならULクラスが使い易いと感じる。
- ライン:PE0.4号~0.6号あたり、またはフロロ3〜5ポンド台。飛距離が居る場面では、PEセッティングが断然よく飛びます。
- フック:パッケージ表記・仕様に基づき、マス針タイプ#10~8、オフセットフック #8〜6あたり推奨。カバー状況・使用法に応じて調整。
このセッティングは、スクーパーフロッグベイビーの軽量なボディでもストレスなくキャストでき、繊細な操作やバイトの感知にも優れています。特にファイヤーフラッシュのしなやかさと感度の高さが、チョン掛けスタイルとの相性抜群でした。
ScooperFrog Baby(スクーパーフロッグベイビー)のスペック紹介!
基本仕様・仕様ポイント
スクーパーフロッグベイビーはエラストマー素材で作られているため、他のワームと一緒に保管すると変形や溶けが起きる可能性があります。 ですが、付属の専用パッケージに再度収納できる仕様になっているので、持ち運びや保管も安心。実際に使ってみて、このパッケージの便利さを改めて実感しました。

- メーカー:BOTTOMUP(ボトムアップ)
- 製品名:ScooperFrog Baby(スクーパーフロッグベイビー)
- 入数:3匹入り。
- 重量(目安):約3g。
- 推奨フックサイズ:オフセットフック #8~6、マス針タイプ #10~8(モデルにより)
- 認定:JB・NBC FECOタックル認定商品。
スクーパーフロッグベイビーの特徴
スクーパーフロッグベイビーには、サイズを抑えつつも”フロッグ”ワームとしてのアクション・使いやすさをしっかり備えています。特に以下の点がポイントです。
- ヘッド形状:先端を幅広に設計することで、水をしっかり押しながら移動距離を抑える効果があります。また、カップ状にわずかに傾斜させることで、ノーシンカーリグ使用時に“潜りにくく”設計されています。
- オリジナルレッグ:レッグ形状を工夫し、キックアクションとナチュラルな波紋を発生させるようになっています。特に“伸びたレッグが戻る動き”が、移動距離を抑えたアプローチにも貢献。
- アーム構造:左右に開いたアームも搭載されており、水を掴んで“ピョコピョコ”という動きが出せるようになっています。これにより、小さな入力でも生命感を演出。
- スリット(縦・横):背面・腹面にタテ・ヨコ両方向のスリットを入れ、柔軟性を向上、バイト時のフッキング性能も強化。
- 素材:浮力と耐久性を備えたエラストマー素材を採用。しかも、この「ベイビー」モデルは“柔らかめ”のタイプを使用し、より繊細な誘いにも対応。
スクーパーフロッグベイビーのメーカー推奨リグ!
スクーパーフロッグベイビーの特性を活かすなら、以下のリグをメーカーが奨めています。
- ノーシンカーリグ:ヘッドのカップ形状+浮力素材が“潜りにくい構造”なので、カバー周りや水面直下を意識した誘いに有効です。
- ダウンショットリグ:移動距離を抑えたレッグの戻り動作や波紋を活かし、ボトムやタイトなレンジでの“見せて喰わせる”スタイルにマッチ。実際、開発コラムではダウンショットリグで1.3 gあたりのシンカーと相性が良かったという記載があります。
スクーパーフロッグベイビーのカラーバリエーションと選び方
このモデルには複数のカラー展開があります(例:E001 アルビノ、E002 ツチガエル、E004 ブラック、E005 トノサマ、E006 アカガエル、E007 バブルガムピンク、E009 スモーキンベイツなど。

スクーパーフロッグベイビーのカラーの選び方のコツとしては
- 透明度の高い水域・サイト系を狙うなら:アルビノ、トノサマ、スモーキンベイツなどナチュラル系/透け系を選ぶ。
- 濁り・ローライト・カバー周りなど“存在感勝負”の場合:ブラック、アカガエル、バブルガムピンクなど濃いめ・目立ち系も選択肢。
- 水面〜浅場の“カエルパターン”を意識するなら:ツチガエル、アカガエルなど、実際のカエル系ベイトに近い色合いを。
おわりに
タフな状況でもしっかりアピールしてくれるスクーパーフロッグベイビー。 コンパクトなボディながら、確かな存在感と操作性の良さで、フィネスな場面でも頼れる一手になります。 雨や濁り、水温低下といった厳しいコンディションの中でも、バスにしっかりアプローチできる力を持っていると感じました。
気になった方は、ぜひ一度フィールドで「スクーパーフロッグベイビー」試してみてください。 きっと、あなたの釣りに新しい発見と楽しさをもたらしてくれるはずです!
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また、Amazonからキンドル本「アメリカンルアーの歴史と起源」を販売しています。ルアーの誕生秘話や歴史に興味がある方は一読して下さい。キンドル・アンリミテッドに契約されている方は無料で読むことができます。
ボトムアップ・スクーパーフロッグベイビーで晩秋の淀川を攻める!の記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになれば幸いです。
では!! よい釣りを(*^^)v

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