今回のルアーインプレッションはヘドンのウンデッド ザラスプークをインプレッションしたいと思います。ヘドンのトップウォータールアーとしてはルアーの歴史が浅いダブルスイッシャーです。
SMITHのホームぺージにはウォーキングザドッグアクションをするとありますが、ダブルスイッシャーなのでペンシルベイトのようなアクションはしません。
ウンデッド ザラスプークをデザインしたヘドンのデザイナーはフィッシングプレッシャーの高いスレバスを釣る為にウンデッド ザラスプークを作られたそうです。
では!! 「実はスレバス仕様!」ヘドン ウンデッド ザラスプークのインプレの始まりです(^O^)／
スレバスを釣る為の機能を盛り込んだウンデッド ザラスプークの使用感
2023年9月2日に淀川でウンデッド ザラスプークを使ってみたのでインプレしたいと思います。このルアー自体は何年か前に旧ブログでも紹介しました。4インチ半とオリジナル ザラスプークと同じボディサイズですが、小さいバスですが結果を出せたルアーでもあります。
浮かした姿勢は少しお尻を下げた状態で浮くので浮き角度は一般的なダブルスイッシャーの印象です。ウンデッド ザラスプークのペラはかなり大きく若干ヒネリが入ったペラを装着されています。
この大きなペラと浮力のあるボディがあることでアクションを与えてスグにスラックラインを出すと前進しようとするルアーにブレーキが掛かり移動距離が抑える事もできます。
ウンデッド ザラスプークの動かしの幅を考えるとノーマルの状態が扱いやすいと感じました。また、ウンデッド ザラスプークを使っていて感じる事はペラの回る時の音が大きい点です。水を巻き込む音とヒートンとペラが擦れ合う音がデビルズホースと比べても明らかに大きいです。
そしてウィードエリアを広範囲にサーチする事も出来ますが、大きなボディでウェイトがある割にはペラが大きいので飛距離を伸ばそうとすると失速するので広範囲をサーチするならデビルズホースAF200の方が扱いやすい印象です。
ヒロ内藤さん曰くウンデッド ザラスプークを作ったデザイナーはスレバスを釣るコンセプトで作ったルアーだと言われています。ラトルも内蔵されペラの音も強く、ボディサイズも大きいのでルアーを見ると困惑すると思います。
勘違いしない方がいいので伝えておきますと、ウンデッド ザラスプークを使ったからと言ってスレバスがバンバン釣れる訳ではありません。一点でネチネチとアクションをさせてバスを誘う機能が組み込まれたルアーと言う点が素晴らしいのです。
なので、結果が出ないとやり切れないと思うので、使い切る精神力を鍛えると思って使って下さい。動かしていると動かしの幅が広いので面白いダブルスイッシャーだと感じると思います。
ヘドン ウンデッド ザラスプークのスペックとカラーラインナップ
| LENGTH | 4-1/2inch 11.4cm |
| WEIGHT | 3/4oz 13.0g |
| HOOK | #1/0 |
| PRICE | オープン |
ウンデッド ザラスプークは長さが4-1/2inch重さが3/4ozあります。ボディはオリジナルザラスプークのモノを転用されているようです。よく見るとラインアイの穴がスロートの部分にも空いているのとリアフックを取り付ける為のリグを固定する穴が空いています。
ザラスプークにはウェイトが内蔵されていますが、ウンデッドザラスプークには内蔵されていません。その代わりラトルボールが一つ入っておりカラカラと軽快な音をさせてくれます。
ウンデッド ザラスプークのカラーラインナップは5色ありボクが購入したのはBaby Bassカラーです。ウンデッド ザラスプークはボクの記憶が確かなら以前はウンデッドスプークと言う名前で販売されていたと記憶します。
その時の名残なのかボディのステンシルにはWOUNDED SPOOKと塗装されています。WOUNDED SPOOKはS.O.S.ウンデッドミノーをプラスチックで再現したルアーですが、1985年に販売が終了したので、ウンデッドスプークという名前で販売していたと考えられます。
その後にWOUNDED SPOOKが復刻されたので名前がダブるとお客さんが困惑するのでオリジナル ザラスプークのボディを使っている事もあり、ウンデッド ザラスプークと名前を変更したのかも知れませんね。詳細の分かる方が居られましたらコメンとして貰えると助かります。
ウンデッド ザラスプークをインプレッションしたタックルセットアップ
今回、ヘドン ウンデッド ザラスプークをインプレするにあたり使用したタックルセットアップはロッドがHIROism The answerのカプリコーン TWにリールはスティーズSV TW7.1.1にラインはシルバースレッドSAR 20lbです。
ロッドは5.8フィートのミディアムアクションのファーストテーパーのロッドです。ウンデッド ザラスプークのルアーウェイトが3/4ozあるのでこのロッドにしました。因みにペンシルポッパーC66も扱える便利なロッドです。2004年にはカプリコーン TWも新たな仕様で販売されます。
ボクはルアーの回収が速い方が好みなのでトップウォータールアーを使う時はハイギアのパーミング性の良いリールを使います。
ラインはトップウォータールアーを使う場合は沈みにくいナイロンラインを使います。今回はルアーがウェイトがあるのでロッドアクションの伝達をよくする為と大きな魚が来た時の為にラインは太く20lbをスプールしました。
ウンデッド ザラスプークを使い切る為のロッドアクション!
ウンデッド ザラスプークを使い切る為にはピンスポットを狙う場合とオープンウォーターを釣る時ではロッドワークを変える必要があります。
ピンスポットをネチネチと誘うにはラインスラックを利用してウンデッド ザラスプークを引っ張ったらスグに戻す事でウンデッド ザラスプークがキックバックに入って後づ去りしながら浮き上がるので喰い回りやアシ際などのカバーの近くを丹念に釣る事ができます。
次に広いエリアでウィードが広く生えているようは場所ではラインスラックは出さずにウンデッド ザラスプークをロッドワークで30ｃｍ～50ｃｍの距離を引きながら広範囲をサーチしていきましょう。
広いエリアでも水生植物の種類が変わる場所やウィードのエッジではポーズの時間を長めに取ったりシバリングと言ってロッドを軽く揺すってウンデッド ザラスプークを細かく動かす事で変化点を付けてバスを誘う事ができます。
※詳しいスイッシャー＆プロップベイトの使い方に関する記事は下記リンクから見る事ができます。
おわりに
今回はヘドンのウンデッド ザラスプークを再度インプレしてみました。最後までインプレ記事を読んで下さりありがとうございます。
ウンデッド ザラスプークのインプレ記事を読んで「ウンデッド ザラスプーク」に興味が出たのであれば下記リンクから購入する事ができます。
見た目の大きさとは違いスレバスを釣る為の機能としてボディサイズや大きなペラを装備させている事を知ることでルアーは食性だけのアプローチでは無いと気付く事ができるルアーです。
「実はスレバス仕様!」ヘドン ウンデッド ザラスプークのインプレの記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになれば幸いです。
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