スピナーベイトに左右のアクションが生まれたらどんなに釣れるスピナーベイトになるんだろうと妄想した人はいないのだろうか? ボクはそんなスピナーベイトを待ち望んでいました。
今回、紹介するボトムアップ社のスピナーベイト、チビーブルはスプリッターと呼ばれるパーツにより左右にヘッドを振るアクションをする新たなコンセプトのスピナーベイトです。
スピナーベイトが好きなアングラーはチェックせざる得ない機能が盛り込まれているスピナーベイトですよね。
では!! ボトムアップのスピナーベイト! チビーブルのインプレションの始まりです(^O^)/
「思っていたのと違う!」ボトムアップ! チビーブルのインプレション!
ボトムアップ社のスピナーベイト、チビーブルを2022年の9月に購入し使い続けてきました。ボクはスピナーベイトが好きなルアーの一つで、どう見ても餌になるベイフィッシュに見えない所がThe Lureって感じがして好きですし、スピナーベイトで釣るとルアーで釣った感が増します。
ボトムアップ社のチビーブル1/4ozは前作のビーブルのアームやブレードサイズも見直し、ただダウンサイジングして作られたのではなく、一から作られたスピナーベイトです。
このスピナーベイトを購入したいと思った切っ掛けは、スプリッターと言われるアッパーアームとローアームにまたがるブレードによる左右へのアクションが生まれる点です。
とは言え、チビーブルを最初に使った印象はブレードのバイブレーションをあまり感じられないスピナーベイトでした。通常、スピナーベイトの釣りではブレードのバイブレーションを感じる事でルアーをコントロールする為に重要なのですが、チビーブルはそれほどでもないので以外でした。
リトリーブをしていると微かにブレードの回転は感じますが、ロッドから感じる感触はヌゥーって感じなので、ブレードの回転が止まるバイトの取り方は難しいように感じます。
しかし、スプリッターの効果なのか軽いウェイトのチビーブルをバーニングリトリーブやステディーリトリーブで使ってもゾーンのキープがしやすいので使い易くもあります。
目視で見るとブレードの回転の立ち上がりも良くスムーズな回転が得られます。この辺りは川村光大郎氏のスピナべサイトをする時に拘った部分なのかもしれませんね。
また、スプリッターがあることで、障害物にぶつけても更にスナッグレス性が高まっている印象を受けました。この辺りも従来に無いスピナーベイトだと感じました。
しかし、スプリッターがあることで、バイト時にスピナーベイトが折れ曲がらずフッキングの妨げになるのではとも思ったのですが、写真の様な深いバイトにもしっかりフッキングしているので心配はないようです。
ボトムアップのチビーブルを使う上でのタックルセットアップ
今回、ボトムアップのチビーブルのインプレッションで使用したタックルセットアップはロッドがダイワのスティーズ ファイアウルフにスティーズリミテッドSVTW7.1にラインはモンスターブレイブ13lbをスプールして使用しました。
ロッドはM+のレギュラーファーストテーパーのロッドです。使用したタックルでは最初はオーバーパワーな感じで扱いにくかったのですが、しばらく使っていると慣れてきましたが、専用でタックルをくむのなら、ロッドのパワーはミディアムアクション位が使い易いと感じました。
ボトムアップのチビーブルのスペック
製品名 | ChiBeeble(チビーブル) |
---|---|
Weight | 1/4oz. |
Type | Spinner Baits |
Color | 12色 |
Blade Type | TW(タンデムウィロー)・DW(ダブルウィロー) |
スプリッターの効果でヘッドを左右に動かすとあったので凄いバイブレーションがすると思っていたので振動の少なさにチョット戸惑いましたが、水中での動きを見ていると細かく左右にヘッドが振れるのが確認できます。そしてスプリッターにウェイトの表示がしているので認めで重さがわかります。
アームのサイズが0.7mm径のモノがチビーブルには使われており、ビーブルの0.8mmよりも0.1mm細くする事でブレードサイズも小さい分、バイブレーションがヘッドそしてスカートへと伝達させるためのベストなバランスになっているそうです。
動画でも確認できますが、スプリッターの効果でスカートの動きが余分にくねる様に動いているのが分かります。チビーブルのビーズは固定されていますのでブレード同士の接触音を出すようには作られていません。しかし、接触が無い分、ブレードの回転ロスが軽減されます。
ヘッドもアームのとび出している位置が高く低重心になるように設計されています。低重心にする事で泳ぎの安定を狙っていると考えられます。そしてスカートもスピナーベイト好きな方がやる片側だけ残したチューニングを既に施しています。
チビーブルの面白い部分はタンデムウィローの場合にはリーディングブレードがコロラドブレードが一般的ですが、チビーブルはインディアナブレードになっている点です。インディアナブレードの特徴はバイブレーションは少ないが回転角はウィローとコロラドの間ぐらいで回転をします。
ビーブルやチビーブルはインディアナブレードを使うことで回転角が広せずにブレードのバイブレーションは控えめにしている設計なのかもしれませんね。
フックもトレーラーフックなしでもノリが良く、ビッグフィッシュのパワーにも耐えうる2/0サイズを使用されています。フック自体にもフッ素コートを施され、貫通性能をさらに高めています。
ボクが気になったのが、スカートでやや幅のあるものを使われています。幅のあるスカートは丸く細い形状のモノと比べると動きがダントツに良いのでこのスカートは良いですね。
ビーブルシリーズのスカートは内側のスカートがカットされ外側だけが残されています。このタイプのスカートは動きが良いのでスピナべのスカートのチューニングとしてよく行う方法を既に施されている点です。
また、スカートを束ねる部分がゴムでは無くフライのタイイングで使われる糸で結び付けられています。ゴム管は使い続けていると劣化して千切れてしまうアクシデントが発生しますが、糸を使って結び付ける事で劣化も遅らせタイトに締め付けるのでスカートのフレアに一役買っています。
おわりに
今回はボトムアップのスピナーベイト、チビーブルのインプレッション記事をお送りしました。スピナーベイトに左右のアクションを与える新たな試みのスピナーベイトです。
実際に淀川釣行でも実績を得る事が出来たのでハイプレッシャーなフィールドでもチビーブルのポテンシャルが理解できたと思います。
ボトムアップのスピナーベイト、チビーブルのインプレ記事を読んで「ボトムアップチビーブル」に興味が湧いた方は下記リンクから購入する事ができます。
「スプリッターがヤバイ!」ボトムアップ チビーブルのインプレ!の記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになれば幸いです。
では!! よい釣りを(^O^)/
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