数カ月前に購入したボトムアップのREAZZY (リズィー)で釣果が出せたのでインプレしたいと思います。リズィーは小型のシャッドクランクと呼ばれるジャンルのルアーで見た目のリアルさとナチュラルな泳ぎが特徴です。
ノンラトルで小さなボディなのでプレッシャーの高いフィールドでのクランキングでもバスに口を使わす力があります。使用した感じは低比重で浮き上がりが遅いクランクベイトです。
なので、カバーにガンガンぶつけるカバークランキング的な使い方よりも中層を意識した使い方の方が使い易いと感じるクランクベイトです。
では!! 「リアルな目まぐるしさ」ボトムアップ リズィーのインプレ!の始まりです(^O^)/
「リアルな目まぐるしさ」ボトムアップ リズィーの使用感
2023年9月30日にボトムアップのリズィーを使って淀川へ釣りに行ってきました。当日はくもりで秋を感じさせてくれる気温で、やや風はあるものの淀川特有の強烈な濁りが出るほどの風では無かったので、釣りやすい天候でした。
ボトムアップのリズィーを使った最初の感想はナチュラルなアクションと低浮力なクランクベイトだと感じました。この時はスプリットリングの♯3とスナップの♯0をラインアイに付けて使ったのですが、スプリットリングの♯3の方は頭下がりの姿勢でなかなか浮いてこなかったです。
別日にメーカーが推奨されているスナップ♯00と♯0で使用しました。やはり浮力も稼ぐことが出来そましたし姿勢も前傾姿勢が緩和されます。チョットした事ですが、潜行角度や浮力の調整をしたい時にスナップのサイズを変えるのもアリです。
リズィーは浮力が少ないのでカバークランキングのクランクベイトと言うよりも中層で食わせるクランクベイトと言うコンセプトで作られているからなのかもしれませんね。
ボクが釣ったバスは潜り出して中層をステディーリトリーブでソフトカバーの横を通過した瞬間にすっ飛んでバイトしてきました。35cm程のバスですが、物凄く良く引いた健康体のバスです。
リズィーは固定ウェイトのクランクベイトでラトルも入っていないのですが、ミディアムライトのグラスコンポジットのロッドでもしっかり飛んでくれます。ラインは10lbと13lbを使ったのですが、リズィーだけを使うなら10lb程度のラインが浮力とゾーンを稼げて使い易いと感じました。
ボトムアップ リズィーの潜行深度やフックサイズなどのスペックは?
製品名 | REAZZY (リズィー) |
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Weight | 7.0g(1/4oz.) |
Type | SHAD CRANK |
Color | 11色 |
Price | ¥1,925(税込) |
発売年月 | 19年10月上旬 |
リズィーのリップを除いた全長は56mm程度ありウェイトは7gあります。限界潜行深度などのデータがメーカーのホームページを見ても記載されていないので、定かではありませんが、使っていた感じでは1m前後は潜っていると思われます。
クランクベイトはゾーンを釣る釣りなのでメーカーとしてクランクベイトを作ったのなら潜行角と最大潜行深度のデータを表記して欲しいと思いました。データがある事で何メートル巻いたらこれぐらい潜るのでキャストの距離はこれぐらいにしようと緻密なアプローチが組めるからです。
リズィーのリップの装着方法はメーカー独自の方法を採用されています。動画内で川村光大郎氏が話されていますが、製品版を作った時点でプロトとのアクションに乖離が生まれた為、製作方法の見直しをすることになり、このようなリップの取り付け方法になったようです。
リップがボディに差し込まれている面積が少ないので耐久性に不安がありましたが、ミスキャストなどでモノにぶつけない限りは何の支障もなく使えていました。
ボクがリズィーを見て面白いと感じたのはヘッドにウェイトを入れている点です。通常のクランクベイトには、こんな所にはウェイトを入れる事はありせん。このウェイトを入れる事でピボットポイントが曖昧になってナチュラルな動きが出せるという訳です。
リズィーの名前も英語のリアルと目まぐるしいを足してリアルな目まぐるしさという事でREAZZYとしているそうで、ルアーのアクションには拘りを感じます。
カラーラインナップはどんな状況にも合わせられるように11色が用意されています。ボクはこの中からK.O.タイガー、ベビーギル、ワカサギ、ゴールデンシャッドの4色をピックアップしました。濁りが出た時と透明度が良い時で使い分けています。
淀川釣行時のボトムアップ リズィーのタックルセットアップ
リズィーのインプレで使用したタックルセットアップはロッドがスティーズライトニング66にリールがスティーズCTとスティーズリミテッドにラインがフロロカーボンラインの10lbと13lbをスプールして使いました。リールはボクの場合は全てハイスピードのベイトリールを使用しました。
7gのシャッドクランクなどの小型プラグを扱うのならスティーズCTにライン10lbの組み合わせが使い易いと感じました。浮力が低いのでフロロカーボンラインではなくナイロンラインを使う事でも浮力を活かせる使い方が出来ると思います。
ボクの場合は汎用性を持たせるなら12lb程度の強さのラインの方が様々なウェイトのルアーを安心して使う事ができるので、オカッパリで1ロッドで釣りをするなら12lbをセレクトした方が無難だと思います。
また、今回はグラスコンポジットのロッドを使いましたが、バイトの感度を上げるためにフロロカーボンラインを使用しましたが、カーボンロッドでの使用も感度が上がるので良いと思います。
ボクの手持ちのロッドの中ではBLX SG661UL+FBというベイトフィネスやシャッドを使うロッドでもリズィーを使いましたが、良い感じでした。
巻物のロッドやライン選びは人それぞれ好みが分かれる部分なので、ご自身の感覚にマッチしたロッドとラインをチョイスするといいでしょう。
ボトムアップ リズィーの動かし方は中層を意識したステディーリトリーブ
ボトムアップ リズィーの動かし方としてはステディーリトリーブを主体として使いますが、高速リトリーブでも動きが破綻しないので、秋の時期にはリトリーブスピードを上げた使い方が面白いです。
ステディーリトリーブで攻めるにあたりロッドを構える位置で潜行深度が浅くなったり深くなったりするので、リトリーブ開始時のロッドの位置とリトリーブスピードに注意して使いたいルアーです。
ボク的には変化点を付けてバスを誘いたいので、ストップ&ゴーテクニックでもリズィーを使います。クランクベイトのキルを掛ける時間は長い場合もありますし、短い場合は一瞬だけリトリーブを止める感じで行います。
中層で狙う場合にはカバーにぶつかる事はないので、ストップ&ゴーテクニックを使う事で、あたかもカバーに接触したようなイレギュラーな動きをリズィーに与える事ができます。
おわりに
今回はボトムアップ社のREAZZY (リズィー)を紹介しました。やはり、ハイプレッシャーなフィールドでハードルアーで釣るとなると小型のトップやシャッドそしてクランクが活躍してくれますね。ボクも最近はアメリカ製、日本製、問わずこの手のルアーを使う事が増えてきています。
ボトムアップ社のクランクベイト「REAZZY (リズィー)」のインプレッション記事を読んでボクもワタシも使ってみたいと感じたら、下記のリンクから購入する事ができます。
「リアルな目まぐるしさ」ボトムアップ リズィーのインプレ!を最後までお読みいただきありがとうございました。この記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになれば幸いです。
では!! よい釣りを(^O^)/
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