バスフィッシングを楽しむすべてのアングラーの皆さん、こんにちは!今回の「釣りたいバス釣り日記」では、「フィッシング・プライヤー」の重要性と選び方について詳しく紹介します。
フィッシング・プライヤーは、単なるツールではなく、バスフィッシングを安全かつ快適に楽しむための必須アイテムです。 釣り上げたバスのフックをスムーズに外すのはもちろん、ラインをカットしたり、スプリットシンカーを潰して固定したり、ネイルシンカーを適切な重さにカットして調整したりと、多様な用途で活躍します。
プライヤーの歴史は非常に古く、紀元前2000年頃のヨーロッパで誕生したとされています。日本においては、1940年に燕三条で創業した株式会社五十嵐プライヤーが国内唯一のプライヤーメーカーとして知られています。時代とともに技術が進化し、釣り専用のプライヤーも多様化してきました。
では、フィッシングプライヤーにはどのような種類があり、どのように選べば良いのでしょうか?それぞれの特徴と用途を深掘りしながら、最適なプライヤー選びのポイントを解説していきます。ぜひ最後までお付き合いください!
では!「10分で学べる!」バス釣りで使うプライヤーの選び方と基礎!の始まりです(^O^)/
「プライヤーの種類や使い方」プライヤーにも色々なタイプがある!
フィッシングプライヤーは、単なる工具ではなく、バスフィッシングをより快適で安全に楽しむための必須アイテムです。コンビネーションプライヤーやラジオペンチのカテゴリーに属するこのツールは、多様なバス釣りのシチュエーションで活躍します。
プライヤーにはさまざまな種類があり、それぞれ異なる用途に適しています。例えば、シンノーズプライヤーは、先端のくわえ部が薄く設計されており、狭いスペースでの作業に適しています。また、ベントノーズプライヤーはシンノーズプライヤーのくわえ部を30度曲げた構造で、角度を生かした細かい作業が可能です。さらに、ロングノーズプライヤーは先端が細長く設計されているため、深く刺さったフックの取り外しに便利です。
〇 コンビネーションプライヤー
〇 ラジオペンチ
〇 ニッパ
〇 メカニックプライヤー
〇 ウォーターポンププライヤー
バスフィッシングにおいて、プライヤーの重要性は計り知れません。釣り上げたバスのフックを外したり、フィッシングラインを切ったり、ルアーの微調整を行ったりする際に、プライヤーは不可欠なタックルとなります。特に、硬い部位に深くフックが掛かってしまった場合や、ブラックバスが暴れてしまった場合、素手でフックを外すのは危険です。プライヤーを使用することで、安全かつスムーズにフックを取り外し、魚への負担を軽減しながら迅速なリリースが可能になります。
また、テレビや動画で釣り人が歯やハサミでラインを切るシーンを見かけることがありますが、歯を傷めるリスクがあるため、特に太いラインをカットする際にはプライヤーの使用を推奨します。さらに、ルアーのトゥルーチューンの際には、ラインアイをしっかりと掴んで調整する必要がありますが、専用プライヤーを用いることで精度が向上します。スプリットリングオープナー機能付きのプライヤーを選べば、スプリットリングやフックの交換が簡単にできる点も魅力です。
この他にも、スプリットシンカーの固定や鉛製のネイルシンカーのカットによるウェイト調整など、多様な場面でプライヤーは活躍します。例えば、1/8ozのネイルシンカーしか手元にない場合でも、半分にカットすることで1/16ozのウェイトに調整可能です。
フィッシングプライヤーには、高価なものから100均で手に入る手頃なものまで幅広い価格帯があります。用途や予算に応じて適切なプライヤーを選択することが重要です。とはいえ、価格の違いによる品質の違いも確かに存在します。次のセクションでは、バス釣りでおすすめのプライヤーを種類別に詳しく紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
100均で売っているプライヤーは安価ではあるが錆びやすく品質は低い!
長年愛用していたRapalaのフィッシングプライヤーを紛失し、やむを得ずダイソーで一時的な代用として購入したプライヤー。100均で手軽に入手できるプライヤーは、価格の面では魅力的であり、基本的な機能は備えているものの、耐久性や性能には一定の限界があります。

低価格のプライヤーの特徴と課題
100均のプライヤーはコストパフォーマンスの観点では優れていますが、多くはステンレス素材やメッキ処理が施されておらず、錆びやすい点がデメリットとなります。特に水辺で使用したり、雨にさらされたりすると、急速に錆が進行し、定期的なメンテナンスが不可欠となります。
また、刃の切れ味も長持ちしにくく、高品質なプライヤーと比較すると、太いラインのカットにおいて性能差が顕著です。以前愛用していたプライヤーなら20lbラインもスムーズに切断できましたが、100均プライヤーでは切れ味が劣化しやすく、ラインを引きちぎるようにして切るしかない状況になってしまいました。
適切なメンテナンスの重要性
メッキ処理が施されていないため、錆対策としてオイルを定期的に塗布したり、錆落としを行うことが必須となります。特に湿気の多い環境や塩分を含む水域で使用する場合、こまめな手入れを怠るとすぐに錆びてしまうため、長期的な使用には不向きと言えるでしょう。
用途に応じた選択
フィッシングプライヤーの購入を検討する際には、予算や使用頻度を考慮することが重要です。価格を抑えつつ、最低限の機能を求める場合には100均のプライヤーも選択肢の一つですが、より快適で長く使えるアイテムを求めるなら、耐久性や機能性に優れた専用プライヤーを検討することをおすすめします。
次のセクションでは、バス釣りに最適なプライヤーの種類やおすすめモデルを紹介していきますので、ぜひ参考にしてください!
工業用と釣り用のプライヤーの違いは材質の違いと機能性!
フィッシングプライヤーは、海水環境でも使用できるように設計されているため、錆びに強いステンレス素材が採用されています。さらに、高品質なモデルではワイヤーカッターの切れ味が優れ、長期間使用しても性能が持続する点が大きなメリットです。スプリットリングオープナーが付いているものもあり、ルアーの調整やフック交換の際に非常に便利です。

プライヤーの形状とサイズの選択
プライヤーの形状は、対象魚に応じて異なり、サイズもさまざまです。特に、バスフィッシングでは、ブラックバスの歯や口の構造を考慮し、適切な長さのプライヤーを選ぶことが重要になります。魚の歯による怪我を防ぐためにも、長めのモデルや先端が細いタイプを選択すると安全性が高まります。
工業用プライヤーとの違い
一方で、電気工事や工作向けのプライヤーも存在します。これらは釣り専用ではなく、メッキ処理が施されていることが多いため、錆びやすい特徴があります。また、ワイヤーカット性能は優れているものの、形状が釣り向けではなく、電気工事や作業に特化したデザインとなっているため、釣りでの使い勝手は専用プライヤーほど良くないことがあります。
スプリットリングオープナーの利便性と課題
スプリットリングオープナー付きのプライヤーは、フック交換やサスペンドミノーの比重調整などに非常に便利ですが、オープナーのサイズによっては、小さなリングを開きにくいこともあります。実際に、過去に購入したプライヤーでは、オープナーのサイズが大きすぎて細かい作業が難しかったという経験があるため、サイズ選びの慎重さが求められます。
次のセクションでは、バスフィッシングビギナーに適したおすすめのプライヤーを詳しく紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください!
バスフィッシングビギナーにはプライヤーとシザーの一体型が便利!
釣り専用に設計されたプライヤーの中には、ハサミ機能を備えた軽量で薄型のモデルも存在します。これらのプライヤーは、ワイヤーカッターの部分がハサミとして機能するため、ナイロンラインやフロロカーボンラインはもちろん、モデルによってはワイヤーやPEラインもスムーズにカット可能です。

初心者にとってのメリット
このタイプのプライヤーにはスプリットリングオープナーが付いているものもあり、バス釣りを始めたばかりのアングラーにとって非常に便利です。フック交換やミノーの調整など、多様な用途に対応できるため、一本で多くの作業をこなせます。
デメリットと活用方法
ただし、本体が薄くコンパクトな設計である分、フックをしっかり掴む力が弱いというデメリットがあります。フックの深い掛かりや大型魚を相手にする際には、通常のプライヤーの方が確実にフックを外せるため、用途に応じた使い分けが重要になります。
通常のプライヤーとシザー一体型プライヤーを併用する
フックの取り外しには通常のプライヤーを使い、ラインのカットやフック交換にはシザー一体型プライヤーを使用することで、それぞれの特性を活かしながら快適に釣りを楽しむことができます。
「お気に入りの一本を!」プライヤーを選ぶ際に注意したい本体の長さ!
プライヤーには長いものから短いものまで幅広いサイズがあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。長いプライヤーはバスの口の奥に掛かったフックを外す際に便利ですが、その分重量が増し、かさばる点が難点です。
プライヤーの適切なサイズ選び
ボクの経験では、バス釣りではそこまで長いプライヤーは必要なく、18cm前後の長さが扱いやすいです。現在使用されているスミス社のプライヤーは16cmのモデルで、実際の使用感としても十分に機能を果たしています。長すぎるプライヤーは収納面でも不便になるため、自分の釣りスタイルに合わせたサイズを選ぶことが重要です。
フックの飲み込みへの対応
フックを飲まれてしまった場合でも、オエオエ棒があれば対応可能なので、これを携帯しておくのもおすすめです。また、大型のプライヤーはプライヤーホルダーに収納しても突出部分が邪魔に感じることがあるため、持ち運びの利便性を考慮して選ぶと快適に使えます。
バネ付きプライヤーのメリットとカスタマイズ
プライヤーには、開閉をスムーズにするためバネが組み込まれたモデルもありますが、収納時に開いた状態になることでスペースを取る要因になる場合もあります。
ボクのように、以前使っていたプライヤーのバネを取り除くことで開閉の自由度を高めるというカスタマイズも一つの方法ですね。バネなしでも人差し指をハンドルの間に入れることでスムーズに開閉できるため、好みに応じた調整が可能です。
「プライヤーホルダーの種類」バス釣りにおけるプライヤーホルダーの選択
フィッシングプライヤーを購入する際、プライヤーホルダーがセットになったモデルと、単体販売のものが存在します。購入前にどちらのタイプが自身の釣りスタイルに合うかを考慮すると、より快適に使用できます。
フィッシングバッグのホルダーを活用
お持ちのフィッシングバッグにプライヤーホルダーが付属している場合、それを活用することで収納の利便性が向上します。ボクのように、付属のホルダーを使いながら釣り場での取り出しやすさを重視するのも良い選択だと思います。
体に触れるのが気になる場合の対策
一方で、バッグに取り付けたプライヤーが体に触れるのが気になる方もいるかもしれません。その場合は、バッグの中に収納しやすいサイズのコンパクトなプライヤーを選ぶことで、快適に持ち運べます。
紛失防止の工夫
プライヤーを釣り場で落として失くしてしまうことは意外とよくある問題です。特に、頻繁に使用するツールだからこそ、紛失すると不便を感じることもあるでしょう。プライヤーのハンドルに穴が開いたモデルを選び、ホルダーやランヤードで固定すると、落としても紛失しにくくなります。
おわりに
長年バスフィッシングを続けている中で、より快適で効率的な釣りを実現するためには、専用のフィッシングプライヤーが欠かせないと実感しています。一般的なプライヤーと比べると、フィッシング用プライヤーは耐久性や機能面で優れており、特にフックの取り外しやルアーの調整の際に、その違いをはっきりと感じることができます。
現在、ボクはSMITHの「プライヤー ステンレスカーブド プライヤー」を愛用しています。このモデルは、先端がカーブした形状になっているため、バスの口の奥に掛かったフックをスムーズに取り外すことができるのが大きな特徴です。また、ステンレス素材で作られているため、錆びにくく、長期間使用できる点も魅力です。しっかりとしたグリップと適度な重量感で、操作性も抜群。使い込むほどに、その品質の高さを実感できます。
バス釣りを快適に楽しむためには、ツール選びがとても重要です。特にプライヤーは、ラインのカットやフック交換などの細かい作業を支える必須アイテム。多少値段が高くても、質の良いものを選ぶことで、ストレスなく釣りを楽しめるようになります。これからプライヤーの購入を検討している方は、ぜひ専用のフィッシングプライヤーをチェックしてみてください!
「10分で学べる!」バス釣りで使うプライヤーの選び方と基礎!の記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになれば幸いです。
では!! よい釣りを\(゜ロ\)(/ロ゜)/
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