「重要!」フックが体に刺さった時の2種類の外し方と対処法!

バスフィッシング入門

バス釣りをしているとフックが体に刺さるトラブルが身近に潜んでいます。キャストした時に誤って隣に居る同船者を怪我させてしまったり、対岸に引っ掛けてしまったルアーを外そうとロッドを煽ったら凄い勢いでルアーが飛んできてフックが身体に刺さるトラブルです。

一番多いのが、掛けたバスをランディングする際に誤ってフックが刺さる場合です。あなたはバス釣りをしていてトリプルフックが身体に刺さった時の対処方法はどうすればいいのか知っているでしょうか?

フックが刺さった場合の対処法は病院へ行く事も大切ですが、自身で対処する方法ストリング ヤンク テクニックやアドバンス&カットテクニックも知っておく必要かあります。

では! 刺さったフックの外し方を具体的にどのように行うのか学んでいきましょう (^O^)/


PEラインを使ってフックを外す! ストリング・ヤンク・テクニック

ストリング・ヤンク・テクニック

PEラインを使用してフックを抜く方法、ストリング・ヤンク・テクニックを紹介します。ストリング・ヤンク・テクニックは上の図のようにPEラインを使って即席のフックリムーバルを作ってフックを外す方法です。

1、ルアーのスプリットリングを外しフックとルアーを切り離します。

2、フックの軸にPEラインを結びます。

3、フックが抜けやすい方向にフックが動かないように固定します。

4、躊躇せずに一気にラインを引っ張りフックを抜きます。

フックへの結び方は20cm以上の輪を作って解けないように結んでください。その輪をフックに引っ掛けて引っ張る側を丈夫な棒、鉛筆などに通して握りを安定させてから、フックのアイを押さえて抜きやすく固定して瞬間的に引っ張ります。

ラインの強度は40ポンド程度あれば良いのですが、バス釣りではそんなに強いラインは通常は使用しないのでダブルラインにして強度を2倍に稼ぐことで外した時のラインブレイクを防ぎます。

また、刺さっているフックが腱に触れているようであれば、ストリング・ヤンク・テクニックを使わずに医師に抜いてもらうようにしましょう。

文章では分かりにくい部分もあるので、実際にケビンバンダムが動画で同船者を怪我させてしまった時の動画があるのでコチラをご覧ください。


動画で見るストリング・ヤンク・テクニックの実践動画

トッププロのケビンバンダム氏でもこんなトラブルを起こしてしまうんですね。どうも、Gary Klein氏がストリング・ヤンク・テクニックを使って刺さったトレブルフックを抜いているようです。

怪我をさせてしまった人は動揺してしまうので、冷静な人が対応する事が大切です。

動画でも結び目が滑って上手く抜けないシーンがあります。しっかりとフックを結ぶ事が大切です。トッププロでも起こす事故なので一般の釣り人は他人事と思わず対処法を知っておく必要があります。

フックを外した後は消毒も忘れないようにしてください。


アドバンス&カットテクニック

アドバンス&カットテクニック

フックがふところまで入ると人間の皮膚は思いのほか硬いので、簡単にはフックは抜けてくれません。

そんな場合はアドバンス&カットテクニックで細い軸のフックならそのまま縫い付けるようにフックポイントを皮膚から抜き出してからプライヤーでフックポイントを切って外す方法もあります。

また、フックが刺さって時間が経つと傷口が閉まって抜きにくく成ると言う人もいます。フックが刺さった場合は迅速に対応しほうが良さそうです。

かなり痛そうですが我慢して作業しましょう。抜き取った後は消毒してください。


フックリムーバルを使って外す方法

刺さったフックを外すための道具が販売されていました。日本では見かけませんが、フックリムーバルという道具を使って写真のように外す方法もあります。

フックリムーバルが釣具店で購入出来れば、釣行時に常備すれば万が一の事故でも対応出来ます。使用方法は上の写真のように使います。

ストリング・ヤンク・テクニックと同じ方法でフックを外しますが、こちらの方がしっかりとした道具なので外しやすそうです。


フックを外した後は感染症に注意して怪我口は消毒しましょう!

刺さったフックを抜いた後には必ず消毒をしましょう。怪我口が化膿して感染症を起こす原因になるからです。傷にも種類があり傷によっては医師に診てもらう必要があります。

・すり傷

・切り傷

・さかれ傷

・噛み傷

・刺し傷

フッくが刺さった傷は刺し傷にあたります。傷の外見は小さく出血も少ないですが、皮下の深くに細菌が入ってしまい化膿することもあるので注意が必要です。少し血を絞り出すようにすると良いそうです。


バス釣りを楽しむ為には怪我をしない為の備えが大切!

このようなフックが刺さる事故が無いようにするには事前の準備が大切です。フックが目に刺さると取り返しが尽きませんので、偏光サングラスは必ず着用しましょう。頭部を守るのに帽子の着用も効果があります。

キャストの際は十分に周囲に人がいないか確認し気を付けて行動しましょう。

また、トラブルの多くはランディグ時に起こります。ハンドランディングに自信がない方はネットを使って取り込みましょう。小型のバスは暴れるので無理に口を掴まず体を優しく掴んでからフックを外すと安全です。

万が一フックが刺さった場合には、今回紹介した方法で対応できる場合は試してみて下さい。刺さった場所やフックの大きさ等、素人が抜く行為が危険と感じたら迷わず病院に行って医師に抜いてもらいましょう。


おわりに

ボクはバスを釣った時のランディングの際に、トリプル・フックが刺さた経験があります。中学生の頃には友人にルアーが当たってしまい怪我をさせてしまった過去があります。幸い友人は大きな怪我ではなかったのですが、二度と体験したくない経験です。

釣った魚が暴れられて自分自身で怪我する分には我慢もできますが、人に怪我を負わせた時のあの血の気が引くような体験を皆さんはしないようにルアーをキャスト時は周囲に気を付けて下さいね。

フックが刺さるようなトラブルは事前に注意して起こらないようにすることが大切です。万が一起こった場合は今回紹介したテクニックを用いてみて下さい。

この記事が参考になれば幸いです。


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