コットンコーデル ビッグオーC76のインプレ!

ルアーインプレッション

今回はクランクベイトの元祖と言われるコットンコーデル社のビッグオーファミリーから一番小さいサイズのC76をインプレしたいと思います。とても小さいクランクベイトなので見ていて可愛らしいルアーですよね!

ビッグオーのラインナップは以前は4タイプ販売されていましたが、現在は一番大きいオリジナルサイズのC80が無くなり3タイプで構成されています。C80は思い出したように復刻されますね! C76は2インチサイズなのでチョット反則ルアー的な香りがしますよね。

では! コットンコーデル社のBIG-O C76を紹介します(^O^)/


コットンコーデル BIG-O C76を使ってみた!

ロッド カリプソSJ リール スティーズCT ライン ヒロズチョイス ジャーキング12LB

ショートロッドを使ったクランキングでBIG-O C76使用してみました。ラインを結びキャストしてリトリーブを始めるとBIG-Oが左側に曲がっていきます。これを見てアメリカンルアーの精度は悪いと言う方がいますが、ここは焦らずトゥルーチューンして行くのがアメリカンルアーを使う上での作法です。

アメリカンルアーが全てがトゥルーチューンしないといけないような精度ではありません。ボクは今回C76を2つ購入したのですが、写真のホワイトカラーのBIG-Oは真っすぐに泳いでくれました。

BIG-O C76を使った感じはタイトの動きでC78とかC80のような大きな引き抵抗もないのでミディアムライトクラスのロッドでも十分使えるクランクです。タイトに泳ぐうえにノンラトルなのでスレたフィールドにも良さそうです。

ロッド カリプソSJ リール アルファスAIR ライン ヒロズチョイス PE0.8号&SAR12lb

リールをベイトフィネスのアルファスAIRにしてPEでタックルセットアップしたのも試してみました。PEにする事で更にC76の動きを感じる事ができます。

トゥイッチやジャークを与えると最小限のロッドワークで小気味よくクランクベイトが反応してくれます。0.8号のPEラインは小型のルアーを扱うには最適ですが、ラインが細い分トラブルが増えるのでラインチェックはマメにしないといけません。

ボクの周りではよくC76はデカバスから子バスも釣れる反則的なクランクと言われていました。タダ巻きでも良いですしストップ&ゴーで使ってもキビキビと動いでくれます。

ジャークやトゥイッチを織り交ぜるとかなりボディを振るのでボディサイズの割にディスプレイメントは大きいように感じます。

ただ、BIG-O C76は1/4ozですが軽く感じるのでタックルセットアップには気を付けたい所です。使用した感じではスピニングタックルでも使える小型クランクです。

では! BIG-O C76を使う上で理解しておきたいBIG-O C76のスペックを見て行きましょう。


コットンコーデル ビッグオー C76のスペックを知ろう!

引用 THE Answer Game2

サイズ: 2in
重さ: 1/4oz ( 7g )
フックサイズ: #8
潜航深度: 2ft(0.6 m) – 4ft(1.2 m)

20lbラインを使用すると限界潜行深度は6フィートまでは行きませんが2inサイズの割に良く潜ってくれるクランクベイトですね。ボク的にはルアーが軽くて小さいので20lbラインよりも細いラインの方がキャスタビリティーも良く使い易いと感じました。

BIG-O C76はノンラトル仕様になっています。ボディも小さくノンラトルなのでスレバスにはとても使い易いルアーになっています。ノンラトルなので高速でリトリーブしてもサウンドが控えめなのが良いですね。

また、小さいボディの割に浮力があるのが特徴でストップ&ゴーでキルを掛けると直ぐに水面に浮いてきます。この浮力があるからこそ小さいボディでも水を動かす力があるのでしょうね。

ボクは80年代のオールドのC76を持っているのですが、現行品と比べても見た目にはあまり変わりが、ありません。現在のカラーラインナップはリアルペイントな感じのモノも多くあります。


コットンコーデル BIG-Oの伝説!

1973年の春に当時コットン・コーデル・ルアー社の従業員だったボビーマレーは、ビーバー湖でB.A.S.S.トーナメントの為に釣りをしていましたが、現地である情報を耳にします。

彼はマリーナからコットン コーデルに電話して、トーナメントで最も注目されているルアーはビッグOと呼ばれているルアーだと報告しました。

コーデルはボビーマーレーに「そのルアーを1つ大会後に家に持ち帰ってください」と伝えます。

ビッグOについて調べるとビッグOには多くの物語がありました。いくつかの話は真実であることが判明しましたが、驚いた事に地元の釣り人がタックルショップやマリーナから1日、5〜20ドルでルアーを借りていたと言うのです。

コットン コーデルはビッグOのプラスチック版の製作の許可を取るためにビッグOの製作者であるフレッド ヤングにコンタクトを取りプラスチック版のビッグOの製作の許可を取り付けます。

プラスチック版は、コーデル社の1973-74年のカタログで市場に紹介されました。販売から13ヶ月のうちにコットンコーデルは130万個という驚異的な数ののビッグOを販売しました。

フレッド ヤングは1987年に亡くなりました。彼は「アルファベット戦争」の始まりとされるルアー後にクランクベイトとして知られるようになったルアーを残しました。

彼は生涯3,700以上のルアーを出したと報告されています。これらのルアーは、今日の多くのアンティークルアーとして取引されています。


シークレットチューニング! BIG-O C76の高速リトリーブ仕様!

ヒロ内藤さんがBIG-Oを使っている動画ですが今回は一番小さいサイズのC76を使われています。BIG-Oの使い方の解説でスピードの上限を使ったファーストリトリーブの効果を語られています。

動画を見ると分かりますがキャストして着水後のリトリーブからリールを巻くスピードがとても速いのが見て取れます。スティーズCTを使用されていますがリール1回転で76cm巻き取りますので1.5mから2mは高速でリトリーブしているようです。

この動画でボクはとても気になった部分があったのです。下のヒロ内藤さんが持っているC76はデフォルトのC76ではないのです。

よく見るとフックの色や形状が違うんですよね! リトリーブスピードを使い切る為にフックを交換しているのでは?っと思いヒロ内藤さんへ質問してみた所、ヒロ内藤さんから回答をして頂けました。

使用用途に合わせてルアーをチューニングする大切さが学べますね。カーブドインポイントとストレートポイントの使い分けを教えて頂く中で更に疑問が湧きました。少し内側にポイントが入っているフックを今回は使用したという点です。この点についてもお答えしてもらえました。

ヒロ内藤さんとのやり取りの中でフックの選び方の方向性を考える大切さが学べました。このフックのチューニングはクランクベイト以外でもジャークベイトにも応用ができるチューニングです。


おわりに

今回はコットン コーデル社のビッグO C76を紹介しました。かなり小さなクランクベイトなので子バス狙いのような感じがしますが、動きはかなりアピールの強いルアーです。

クランクベイトが苦手な人やスピニングタックルで使えるクランクを探されている方にもおすすめです。今回のインプレ記事を読んでビッグO C76に興味がある方はコチラから購入できます。

しかしよく考えてみると、コットン コーデル社のビッグO C76はボクが最初に出会ったのが80年代ですから、かなり長い間、販売され続けている事になります。使っている人は知っている的なルアーなのかもしれませんね。この記事が参考になれば幸いです。


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