バスアングラーの皆さん、こんにちは!今回のルアーインプレションは、OSPのサイコロラバーについて詳しくご紹介します。
このルアーは、その独特な形状と動きで、多くのアングラーから高い評価を受けています。近年では珍しく、とても人気のあるソフトプラスチックワームでしたので、手にする事が出来なかった人も多かったと思います。
やっとブームも落ち着いた様で、定価で購入できるようになったので、遅ればせながらボクも購入してみました。サイコロラバーと言うだけに、ちゃんと6面に賽の目が打ってあり、サイコロにラバースカートが生えた形状になっています。
サイコロラバーの開発は、元はフィールドサイド社がハンドメイドで作られたルアーを多くのアングラーに体感して欲しいと考えOSPと共同開発して金型を起こして製作されたワームです。
また、比重の異なるノンソルトタイプとマックスソルトタイプの2種類があり、ノンソルトよりもマックスソルトの方が重く、それぞれ異なるシチュエーションで使い分けることができます。
ノンソルトタイプはボディサイズが12mmあり、重さは1.7g、推奨フックサイズ:はマスバリの#4〜#2です。マックスソルトタイプは、重さが2.0gあります。
では!! 「ちゃんと賽の目も再現」OSP サイコロラバーのインプレッションの始まりです(^O^)/
「人気が頷ける!」サイコロラバーは速攻で釣果を叩き出してくれる!
サイコロラバーのインプレッションを2024年10月12日に淀川で行いました。ダウンショットリグでサイコロラバーを試したのですが、使用した感想はサイズの割に水の抵抗が大きいワームだと感じました。リグの詳細はダウンショットのリーダー部分が15cmでウェイトは1.3gを使用しました。
水中の動きを見ると平らな面とラバースカートの効果で、トゥイッチやジャークで使うと移動距離が少なくロッドワークで引っ張るとラバーがしぼみ、キルを掛けるとラバーが広がるので緩急の効いたアクションが特徴です。
シャイキングアクションでもバイトがあったので、アクションを織り交ぜて使うと面白と感じワンド内を釣り歩いてみました。ワンドの奥のベジテーションに覆われたエッジにサイコロラバーをキャストしてボトムを取ってアクションを加えるとバイトがありました。
フッキングするとサイコロラバーでの初フィッシュが釣れました。元気のいいバスでファイとを楽しむ事が出来ました。しっかり奥まで食い込んでいるので、サイコロラバーがマッチしていたように感じます。フィネス系のワームにありがちな、ワームのファイト中の破損もなく耐久性もそれなりにありそうなのも好感が持てます。
その後、淀川本流域に移動してリグのウェイトを2.7gに変えてリーダー部を25cm程度に伸ばして、ウィードのエッジを狙ってみました。バイトは数回あったのですがフッキングには至らず、バイトがバスのモノなのか確認の為に、ボトムアップ社のブレーバーマイクロで釣り直すとバスが2匹釣れました。
この事で感じた事は、サイコロラバーはフォールではバスへのアピールが少ない事です。動かしてディスプレイメントを発生させる事がサイコロラバーを使う上でのキーになるようです。この日の本流では、キャストしてワームが着底後にスグにバイトがあったので、フォール中にバスを呼ぶ水の動きが必要だったと推理できます。
この日は本流で4匹のバスを釣ったのですが、サイコロラバーでは釣る事は出来ませんでした。初めて使ったので、まだ、サイコロラバーのポテンシャルを使い切れていないのかも知れません。
サイコロラバーをノーシンカージャーキングで楽しむ
2024年10月13日に再度、サイコロラバーのインプレッションをする為に淀川へ行って来ました。今回は、ノーシンカーリグによる釣りを試してみました。タックルセットアップはダウンショットリグと同じです。
フックサイズで沈下率を調整すると更に釣りがシステマチックになって楽しめると思います。使ったフックはリューギのフォグショット#4を使っています。
フックのセッティングは写真のように1番の面から刺してサイドの面から抜くようにセッティングしました。マックスソルトとノンソルトを使いましたが、少し高さのある位置で風がある状態からのアプローチだと、PEセッティングではサイコロラバーの沈み込みが上手くいかないので、マックスソルトが良い感じで沈んでくれて扱いやすかったです。
サイトフィッシングをしようと見えバスを探しましたが見つからず、サイトは試す事が出来ませんでしたが、ブラインドでカバーへサイコロラバーをキャストして少し沈めてからジャーク&トゥイッチアクションで誘っていきます。サイコロラバー面で水を受けるので、ジャークを加えても移動距離が抑えられるのでコントロールしやすかったです。
ジャーク&トゥイッチで攻めていると写真のバスが釣れました。バイトはジャークを掛けてキルを掛けた後にラインが走るバイトでした。写真以外にもう一匹釣っているのですが、同様なアタリだったのでジャークやトゥイッチングの後のポーズに意識を集中するのがポイントです。リアクションバイトで口を使っているので、フッキングもすかさず合わせてもしっかりのフッキングします。
ジャークワームの釣りと違い、サイコロラバーは水の抵抗が大きいので、ラインスラックを出したジャークベイトのジャーキングの要領でアクションさせても移動距離は小さく独特な楽しい釣りです。ボクの場合はラインの水切り音が出るぐらいのジャークをしても食ってきました。
「動きに変化が生まれる」サイコロラバーのフックセッティング
先ほども紹介しましたが、サイコロラバーに使ったフックはリューギ社のフォグショット#4を使いました。最近はリューギのフォグショットをよく使っています。
サイズの小さいバスがバイトしてくる時に以前は、フックサイズを下げて対応していましたが、フォグショットを使い出してサイズが小さいバスもしっかりフッキングしてくれるので、フックサイズを変える手間が省けています。
今回の釣行で釣れたセッティングはサイコロラバーの一番の面から刺してサイドから抜くようにしたセッティングです。このセッティングだと少しサイコロラバーが余分に動いてくれるような気がします。フックの露出も多いのでフッキングも良さそうです。
次に試したフックセッティングは、一面から底の面まで縫い刺しにしたセッティングです。こちらは縫い刺しにする事でワームの動きを制限しますが、ウィードエリアでは根掛かりも少なくなる感じがしました。
しかし、#4のフックではワームがフックパイント側にズレるとフッキングを妨げてしまいそうな感じなので、フックサイズを上げる必要がありそうです。ボクは横から抜くセッティングで使っていきたいと思います。フックセッティングの深さでもサイコロラバーの動きにアレンジが生まれそうなので、この辺りもコダワルと面白そうです。
「ライン選びが肝かも?」サイコロラバーを使ったタックルセットアップ
今回、サイコロラバーを使ったタックルセットアップはロッドはソリッドティプの6フィート4インチのライトアクションのスティーズ・ファイアフラッシュにスピニングリールはノーマルギアのルビアスを使っています。
ラインはPE0.6号にリーダーはフロロカーボン5lbをサージェンスノット&ハーフヒッチで結線しています。PEラインは風の影響を受けるので扱いが難しい場面が正直あります。しかし、サイコロラバーにアクションを与える時のロッドストロークはPEラインの方が小さいストロークで細かく動かす事が可能です。
サイトフィッシングをするなら、フロロカーボンラインだけのセッティングで使った方が風の影響を受けにくいので、フロロセッティングが無難だと感じます。ノーシンカーリグでの使用では、ラインでバイトを取る必要があるので、ある程度視認性に優れたラインを使うとバイトが明確に取れて楽しいです。
サイコロラバーをノーシンカーやダウンショットリグで使ってみましたが、両方のリグを楽しむならスピニングタックルが使い易いとボクは感じました。
ボクはオールマイティーにミノーやシャッドなども使いたいので、ライトアクションを使っていますが、フィネスな釣りだけをする前提ならウルトラライトアクションのロッドが良いと感じます。この辺りは、好みが出る部分ですね。
おわりに
最後までお読みいただきありがとうございます。サイコロラバーがやっと定価で購入する事が出来たのでインプレしてみました。使って初日で結果が出たのでサイコロラバーのポテンシャルと人気になるワームだと納得しました。ノーシンカーでの釣りは結構アグレッシブな釣りなので、ルアーを操作する釣りが好きな方も馴染めると感じました。
この記事を読んで、OSPの「サイコロラバー」の釣りを体感したいと思われたら下記のリンクから購入する事が出来ます。
「ちゃんと賽の目も再現」OSP サイコロラバーのインプレッションの記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになれば幸いです。
では!! よい釣りを(^O^)/
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