「10分で学ぶ冬のラバージグ」冬のバスを征するテクニック!

タクティカル フィッシング

バスフィッシングを愛されているアングラーの皆さん、こんにちは!今回の釣りたいバス釣り日記は、「10分で学ぶ冬のラバージグ」冬のバスを征するテクニック!と題して、アメリカのグレッグ・ハックニー氏とデイビー・ハイト氏の冬のラバージグテクニックを学ぼうと思います。

寒い冬になり、なかなか釣果に恵まれない季節ですが、この冬の季節の貴重な一尾との出会いを求めてフィールドに足繁く通われているアングラーも居る事でしょう。

そんな、厳しい季節の中で、ラバージグを使った釣りに知っておくべき知識とはどの様なものなのでしょうか。グレッグ・ハックニー氏は、フィールドの天候や水質の状態に言及され、冬のラバージグを使った釣りに最適なストラクチャーとカバーはどの様な組み合わせが必要なのかもレクチャーされています。

これらの考えを踏まえた上で、冬の季節のラバージグのプレゼンテーションにも言及されています。また、デイビー・ハイト氏の冬のラバージグによるフリップングテクニックも紹介します。

冬のラバージグのフリッピングには3つのキーポイントがあり、➀冬に適切なジぐを選ぶことや、②正確なプレゼンテーションの重要、そして➂ラングラーの精神性について解説しています。

では!! 「10分で学ぶ冬のラバージグ」冬のバスを征するテクニック!の始まりです(^O^)/


グレッグ・ハックニーの「真冬のラバージグ!」 3つのポイント!

グレッグ・ハックニーの考えでは、ラバージグを釣るのに「悪い」時期はほとんどありませんが、冬の数ヶ月は難しい時期かもしれません。

「55度(摂氏12.7℃)以下の水温は大きな魚を捕まえるのに最適な時期です」とルイジアナエリートプロは言いました。 「1日に6回のバイトしか無いかもしれませんが、ほとんどは大きなサイズのバスが釣れます。」

冬の間ゆっくり動くビッグプロファイルルアーを使ってビックバスを狙う釣りでは、ラバージグは最適なルアーです。「私にとって最高のラバージグの日は、12月から2月まで、そして曇りの空の厄介な日、特に前線が通過するときです」とハックニーは説明しました。

グレッグ・ハックニーが示す、冬のラバージグフィッシングの3つの鍵は次のとおりです。


➀天気と水の状態を読む

非常に寒い日には、グレッグ・ハックニーは曇り空の下でラバージグを使ってより多くの成功を収めます。

「そのとき、冬の間、魚は底にしがみつく傾向があります」と彼は説明しました。 「冬の時期は晴れていると一時停止することがよくありますが、これは夏の条件とは逆のことがよくあります。晴れているとき、バスは水面のより高い場所にあるより暖かい快適ゾーンを求めています。」

澄んだ水も重要です。夏は汚れた水でも大丈夫ですが、冬の魚はストライクゾーンが狭いのでラバージグを見る必要があります。「そして、冷たくて汚れた水の中のバスは、それほど活発ではありません」と彼は言いました。


②ストラクチャーとカバーを探す

冬の間、垂直なストラクチャーが作用します。グレッグ・ハックニーは、水深が深くある必要はないと言いますが、彼は近くに急で深くなる地形変化がある場所で釣りをすることを好みます。

「それは小川の水路またはブラフバンクである可能性があります」と彼は話ました。 「重要なのは、魚が簡単に上下に移動できることです。寒いときはフラットエリアを横切って移動することはありません。

ハックニーは深い側にポジションを取って、浅い側にピッチングするのが好きです。それはまた彼が急深なブレイクに沿ってキャストすることを可能にします。

「バスが深場に移動したとき、あなたがしなければならないのは、あなたのラバージグをバスの前にドラッグすることだけです、そしてバスはそれを噛むでしょう」と彼は言いました。

ブレイクには、なんらかのカバーが必要です。ハックニーは、冬のバスは、それがブラシや立っている木、草のベッド、または岩であるかどうかにかかわらず、障害物の隣に固執したいと言います。

「夏の間、彼らはシャッドを追いかけてストラクチャーの上を歩き回りますが、寒い月の間、彼らはストラクチャーの重要な場所と一般的にドロップに最も近いカバーにサスペンドしています。」


➂ラバージグを適切にプレゼンテーションする

ハックニーは冬の間、ほぼ、黒と青のラバージグを投げます。「それは自信に満ちたものであり、天候によって魚がスローになるときに暗い色が最も効果的だと思います」。

グレッグ・ハックニーは、シャローのアプリケーションではブレイデッドライン(PEライン)を備えたストライクキングの3/8オンスのハックアタックジグを好みますが、ディープで釣りをするときはフロロカーボンラインを備えた1/2オンスのストライクキングストラクチャージグ(フックが小さい)ラバージグを使用します。

「ラバージグが軽いと魚がスローなります。それが魚が望んでいる方法です」と彼は説明しました。 「より重いジグをより深い水域で釣りをするとき、私は12ポンドから14ポンドのフロロカーボンを使い続けるようにしています。」

ラバージグのトレーラーは、水温が49〜55度(摂氏9.4℃~12.8℃)のときにRage Crawを使用し、ジグの落下を遅らせるのに役立つことに注意してください。水が冷たいとき、彼はアクションの少ないKVDチャンクを選びます。

寒い時期にジグを釣るときはいつでも、ターゲットに複数のキャストをすることが重要です。ハックニーは次の場所に移動する前に4〜5回スポットをヒットします。

「適切な場所であれば、15分間釣り、休憩して15分後に戻って、もう一度叩きます」と彼は説明しました。 「すべてのカバーを徹底的に加工します。大きな魚はたくさんのルアーを見てきました、それで彼らは最初にやってくるものに飛びつくのを嫌がります。」

ハックニーは冬にジグを跳ねさせません。彼はラバージグを引っ張り、常に底とカバーとの接触を維持します。

「覚えておいてください、あなたは一日に数バイトしかない釣りをしていますが、あなたが得るものはあなたが今年の内で捕まえる最大のバスになる可能性があります。

※ Bassmaster,comに原文が掲載されているので、読んでみたい方はコチラのリンクからチェックしてみて下さい。


デイビー・ハイトの「冬のラバージグ・フリッピング」に大切な3つのポイント!

冬のフリッピングで重要なのは、バスの居場所を探し出すことです。サウスキャロライナ州では水温が摂氏4℃や1.1℃になると、アングラーはシャローにバスが居るとは思わなくなり、ディープへマイグレーションすると考えます。

確かに、ディープに落ちるバスも大多数いますが、条件が整えば捕食できるエリアに留まる個体もいるのも事実です。

デイビーハイト氏はディープ隣接のシャローカバーは太陽の光で水温が上昇しやすいので、バンクが狙い目になると説明しています。

デイビーハイト氏は以下の3つのポイントを踏まえて冬のラバージグの釣りを成立させています。

➀冬に適切なジぐを選ぶ

②正確なプレゼンテーションが重要

➂我慢して下さい

それでは、冬のラバージグによるフリッピングの3つのポイントを詳しく見て行きましょう。


➀冬のフリッピングでは最適なジグを選ぶ必要がある!

デイビーハイト氏はテキサスリグ・スタイルでリグられたクリーチャーベイトではなく、ラバージグとトレーラーのセットを勧めます。ラバージグを選ぶポイントはスカートが長いリビン・ラバースカートが重要です。

長いラバースカートは、ラバージグにアクションを与えなくても水流があるとラバージグは自ずから動きを出してバスにアピールを続けます。デイビーハイト氏はバックアイ・モップジグを勧めています。

モップジグ

冬のバスは活性が低く無気力なので、大きく移動するして捕食しようとはせず大きくて簡単に捕食できるベイトを好みます。ウェイトは軽い3/8ozから1/4ozが沈下速度も遅くナチュラルにアピールします。

ラバージグのカラーはブラック、ブラック・ブルー、グリーン・パンプキンの基本的なカラーを勧めています。


②冬のフリッピングジグのトレーラーは?

この時期のラバージグのトレーラーは振動したり揺れる動きの少ないモノを選ぶのがポイントです。クロータイプのTrigger X Goo Bug のクローピンチャーを付けたまま使用します。

Trigger X Goo Bug 

冬の時期はピンチャーが付いているとスローに動く事がメリットになるそうです。


➂冬のフリッピングには正確なプレゼンテーションが重要

ヘビーカバーに対してジグを正確で静かにプレゼンテーションすることが重要です。この時期のバスはカバーの外に出て捕食しないので、バスを釣るためには、カバーにジグを直撃していくことで反応が得られます。

フィリピングを行う上では体格に合ったタックル・セレクションが大事です。フリッピングをするに長いフリッピングロッド太いラインにギア比の高いリールが必ず必要と考えてしまいますが、フリッピングを初めてされるなら、その考えは違うとデイビーハイト氏は話します。

身長の低い人や若者は無理にロング・ロッドを使わずに、6f~7fのフリッピングロッドを使う事で正確な釣りが行えるのなら体格にあったタックルを選ぶことが大事になります。


ラバージグが着底したら我慢してください!

冬の時期、ラバージグがボトムに着底したならば、ラバージグをあまり動かさないで数秒間は待つ我慢が重要です。冬のフリッピングでのトレーラーは、動き過ぎずラバージグは水流で呼吸するかのように動くスカートで自然にアピールする事が重要になります。

アクションのポイントは、ラバージグを時々シェイクしたりして動かしてバスの目の前にルアーを届けるようにするそうです。

この時期のバスのバイトは非常に微妙でわかりにくいですが、何か変化があれば、ゆっくりとロッドを立ててバスのアタリを聞いてみて下さい。

※ Bassmaster,comに原文が掲載されているので、読んでみたい方はコチラのリンクからチェックしてみて下さい。


おわりに

今回は、冬のラバージグを使う上でのポイントを紹介しました。冬のバス釣りでは使用頻度の高いルアーでもあるラバージグなので、プロの考え方を取り入れる事で冬のラバージグの釣りを自信を持ってトライできるのではないでしょうか。

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「10分で学ぶ冬のラバージグ」冬のバスを征するテクニック!の記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになれば幸いです。

では!! よい釣りを(^O^)/


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