スミスウィック デビルズホースAF200 SMITH limited Collarのインプレ

ルアーインプレッション

今回は2022年に発売になったスミスのリミテッドカラーのスミスウィック社のデビルズホースAF200をインプレしたいと思います。

往年のカラーを復刻したリミテッドカラーのデビルズホースですが、通常のデビルズホースとスペックは変わりはありません。しかし、リミテッドカラーなのでこのチャンスを逃すと手に入らないカラーリングですね。

ボクはスミス リミテッドカラーの6色の中からBlack with white stripeとSpotted Apeの2色を購入しました。

それでは! デビルズホースAF200 SMITH limited Collarのインプレの始まりです(^O^)/


デビルズホース SMITH limited Collarのインプレッション

2023年7月23日淀川でデビルズホースで仕留めたバス

スミスウィック社のデビルズホースAF200は最近では珍しいウッド素材でボディが作られています。また、ボディ形状が頭側が大きく浮力を持たせているので、アクションを与えた時にヘッドが潜らないようになっています。

なので、連続的にアクションを与える場面でリズムが取りやすいダブルスイッシャーになっています。広範囲にエリアをチェックする使い方をする使い方ではロッドは少し長めを使います。

今回、ボクがタックルセットアップしたのはロッドは6.4フィートミディアムアクションのヒロイズムのウィザードCSにリールはスティーズSV TWにラインはナイロンラインのシルバースレッドSARの20lbをスプールして使用しました。

ロングジャークを連続して行うには6フィート以上あった方が楽に行えます。デビルズホースのペラは小さいモノが付いていますが、強いショートジャークを与えると思っている以上に大きな音とスプラッシュを上げてアクションをしてくれます。

この手のダブルスイッシャーのアクショんの基本は単調にジャークを繰り返していくのですが、ジャークの幅に変化を与えたりジャークに強弱を付けるのですが、ウッド製の利点なのか切れのある動きを見せてくれます。

ショートロッドでもデビルズホースAF200を使ってみました。ロッドはヒロイズムのカリプソLJ2にリールはダイワのスティーズCT、ラインはヒロズチョイスのクランクベイト18lbです。

広範囲のエリアを攻めるスタイルではなく、ピンスポットを攻めるスタイルです。デビルズホースAF200はジャーク後に惰性で動き過ぎますが、ボクの感覚では若干動くように感じる程度です。

また、ボディサイズの割にペラが小さいからなのか、鋭いアクションを与えてラインスラックを与えると若干ですが、首を左右に振る事ができます。アクションを与えた後にロッドティプでルアーを細かく動かすシバリングやリップ&シェイクと呼ばれるテクニックにも敏感に反応してくれます。

ボクはダブルスィッシャーが苦手でしたが、デビルズホースで苦手意識が克服出来ましたし思い出のバスも釣る事ができたルアーなので、おすすめです。

また、デビルズホースは様々なチューニングを施す事が出来るのでフィールドの状況に合わせたチューニングを施してみて下さい。


デビルズホース SMITH limited Collarのフックタイプが違うモノがある!

ストレートポイントフックの仕様

今回、購入したデビルズホースAF200 SMITH limited Collarに取り付いているフックの仕様が異なっているモノがありました。通常はフックポイントが曲がっているカーブドインポイントが取り付けられているのですが、写真のようにストレートポイントのフックが取り付いているモノもあります。

ボクが買ったBlack with white stripeはリアのフックがカーブドインポイントでフロントフック2本がストレートポイントになっていました。Twitterにアップした所、SMITH limited Collarを購入した人も違うカラーですがストレートポイントのフックが付いていたそうです。

まあ! アメリカンルアーの醍醐味という事ですかね? 気になる方はフックを交換する必要がありますね。


デビルズホース SMITH limited Collarのスペック

カラーバリエーション
LENGTH4-1/2″ (11.4cm)
WEIGHT1/2oz (12.0g)
TYPEfloating
HOOK#3
ルアースペック

今回ご紹介しているデビルズホースAF200は2022年のSMITHのリミテッドカラーです。プラドコの傘下に入る前のスミスウィック社と言えばラトリンログも沢山のカラーバリエーションがあった事で有名なブランドです。

ジャーキングの名手ジムビッター氏がオリジナルのカラーを注文しても、スミスウィック氏からは現在発売しているカラーラインナップから選んで下さいとオリジナルカラーを作る事を拒否された話もあります。それだけ沢山のカラーラインナップがあった事が伺えるエピソードです。

また、オールドのデビルズホースAF200もコレクターに人気がありますが、現行品とはカラーリングが異なっており、目の位置がペラ側に寄っているのが特徴です。

そんな、スミスウィック社ですからデビルズホースAF200も沢山のカラーラインナップがあったのでしょうが、現在販売されているラインナップは6色です。なので、今回発売されたリミテッドカラーは貴重です。往年の人気カラーを再現しているので、手に入れておきたいです。


スペルを変えて名前を改名? スミスウィック デビルズホースの歴史!

スミスウィック社のデビルズホースは、まだジャック スミスウィック氏がキャッシュレジスターなどのビジネス機器のセールスをしていた会社員時代の1946年にさかのぼります。

当時のジャック スミスウィック氏は販路拡大の為に顧客にサービスとして自宅のガレージで作ったハンドメイドのルアーをプレゼントしていました。当時はジャック スミスウィック氏が作るルアーを目当てに機器を購入するお客もいたようです。

そんな完成度の高いルアーですからルアーそのモノを販売して欲しいという流れになり、スミスウィック社を創業します。当時のデビルズホースはシンキングタイプで作られていました。理由として40年代のベイトリールの性能では軽いルアーをキャストする事が出来なかったからだそうです。

その後、ヨーロッパからスピニングリールがアメリカに輸入されベイトリールの性能も時代と共に良くなるにつれダブルスィッシャータイプのルアーはフローティングに移行していきます。

面白いのはデビルズホースは一度、名前を改名している点です。暖炉の上に置いていたデビルズホースを見た時にジャック スミスウィック氏はカマキリに似ていると思います。

カマキリの俗称でる悪魔の馬がルアーのネーミングにぴったりと考えたのですが、キリスト教の信者が多いアメリカで製品に悪魔(Devil)を使うのは縁起が悪いので、スペルを意味を持たないDevelにして販売したそうです。しかし、売り上げが良かったので数年後にはDevilのスペルで販売します。

こうして、悪魔の馬のトレードマークのデビルズホースに落ち着いたそうです。


おわりに

今回は2022年のSMITH limited Collarのスミスウィック社のデビルズホースAF200をインプレッションしてみました。やはり! リミテッドカラーは所有欲を満たしてくれます。

通常のカラーも良いですが、最近はルアーカラーのラインナップが減少しているので、タックルボクスを華やかにするには打って付のルアーだと思います。

この記事を読んでスミスウィック社のデビルズホースに興味を持たれた方はコチラから購入することが出来ます。

では! 往年の名作ダブルスイッシャーの魅力を体験してみて下さい。この記事が皆さんのバスフィッシングにプラスになれば幸いです。


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