こんにちは、バスフィッシングを愛するアングラーのみなさん!今回の「釣りたいバス釣り日記」では、BOOYAH(ブーヤ)のバズベイト、「ブーヤバズ」を詳しくご紹介したいと思います。このルアーは、あらゆる場面での釣りを楽しく、効果的にする要素を持っています。
まず注目すべきは、「ブーヤバズ」に搭載されたセンターシャフトのバズブレードです。このデザインにより、ルアーの立ち上がりがとてもスムーズになっています。このバズブレード技術のルーツを遡ると、1970年代にジェームス・M・スパークマン氏がその原型を生み出したことに行き着きます。当時から現代まで、この技術は進化を続け、多くのアングラーに支持されてきました。
さらに、「ブーヤバズ」にはクラッター板が備わっており、これが奏でる独特なクラッター音が、バスに強いアピールをもたらします。バズベイトの音には「スイッシュ音」「スクイーク音」、そしてこの「クラッター音」の3つがありますが、「ブーヤバズ」はクラッター音を特に重視して設計されています。この音が水中でどのようにバスを引き寄せるかを考えると、まさに釣りの醍醐味を感じさせるポイントです。
このバズベイトは、1/4oz、3/8oz、1/2ozという3種類のウェイトが揃っています。これにより、フィールドや水流の状況に合わせて柔軟に選べることが大きな魅力です。また、カラーバリエーションも5色が展開されており、水質や光量に応じて最適なカラーを選ぶことができます。水面を意識したバスに気付かせやすいこの設計は、多くの釣り場で効果的です。
「ブーヤバズ」のユニークな特徴を考えると、濁りが強い水域やカバーが多い場所での使用が特におすすめです。このルアーは、リアクションバイトを引き出す性能に優れており、特にシャローエリアでその威力を発揮します。
では!! 「BOOYAHのバズベイト!」ブーヤバズを徹底インプレ!の始まりです(^O^)/
バスを一撃で魅了する!BOOYAHのブーヤバズを徹底レビュー!
「ブーヤバズ」はセンターシャフト方式を採用したバズブレードにより、立ち上がりの速さが際立ったルアーです。この性能は特に、バンク際のカバーに投げ込んだ際にその真価を発揮します。ストライクゾーン内で素早く水面に浮上することで、バスに効果的にアピールできる点が大きな魅力です。この特性は、バスフィッシングにおいて欠かせない重要な要素となっています。

さらに「ブーヤバズ」は、キャスタビリティの良さでも注目されています。ローアームの長さとバズブレードのコンパクトなサイズが、空気抵抗を抑える設計となっており、飛距離の安定性を向上させています。
また、ローアームがやや長く、ヘッドが後方に配置されているため、キャスト時の飛距離が一層伸びる仕様となっています。この点も含めて「ブーヤバズ」は、バズベイトとして多くのフィールドで高いパフォーマンスを発揮するルアーと言えるでしょう。
「ブーヤバズ」は、「BOOYAH」のバズベイトカテゴリーにおいては唯一のクラッター板搭載モデルでもあります。
このクラッター板の設計により、キャスト時のブレードの不安定な動きを抑えるのか、飛距離を安定させる要因になっている様に感じます。なので、キャスト時の姿勢が悪く回転してしまうといった問題はほとんどなく、使い勝手の良さが感じられるバズベイトです。
バズベイトは、特に風が吹く状況下でその真価を発揮するルアーです。他のトップウォータールアーではアピールが弱くなる場合がありますが、バズベイトはその音と動きでバスにしっかりとアプローチできます。また、逆風でも飛距離がしっかりと出る設計が施されたバズベイトであれば、さらに有利に立ち回ることが可能です。
風が起こすカレント(流れ)は、バスの頭を風上に向ける傾向があります。そのため、風上にキャストして流れを利用しながらアプローチすることで、より効果的にバスを狙うことができます。このような条件下でのバズベイトの活用は、釣果を大きく左右するポイントとなります。
さらに注目すべきは、クラッター板が生み出す音質です。金属製のバズブレードでありながら、トレブリーな(高音域が強い)音質ではなく、バランスが取れたサウンドを奏でます。このサウンドの特徴は、クラッター音が耳にすぐ届くことにあります。
また、クラッター板が搭載されていることで、リトリーブスピードによる音質の変化が生じます。スローリトリーブではバズベイトをやや沈める形で引き、音質がマイルドになり、逆にファーストリトリーブではバズブレードが水面に露出するため、より明瞭で高音域なサウンドを奏でます。この音の変化が状況に応じた釣りの楽しみをさらに広げるポイントといえるでしょう。
さらに、「ブーヤバズ」には塗装されたカラーブレードのモデルもラインナップされています。塗装されたブレードは音色がマイルドになる特徴があるため、音質を重視する方は購入時にこれらを考慮すると良いでしょう。
ブーヤバズとスクイールチャーの使い分け
クラッター板を搭載したバズベイトは、濁りやカバーが濃いシャローエリアでの使用に特に効果的であるとされています。その特徴である強烈なクラッター音は、水面近くでの音をバスに届けることでリアクションを引き起こしやすく、非常に強力なアピール力を持っています。この性能を最大限に生かすためには、フィールド状況や音色の違いに応じて他のタイプのバズベイトと使い分けることが重要です。

例えば、「ブーヤバズ」はクラッター板による安定した音質と飛距離の安定性を特徴としており、広範囲を効率的に探れるサーチルアーとしても優れています。一方、「スクイールチャー」はアームとブレードが接触することでクラッター音を奏でるタイプのバズベイトであり、異なる音質を持つため、状況に応じた使い分けをする際の選択肢として非常に有用です。

「スクイールチャー」はオフセットタイプのバズベイトであり、その構造上トレースコースが極端に曲がる特性を持っています。この特性を利用してハードカバーへ接触させながらタイトな攻めを行うことが可能です。一方で、「ブーヤバズ」は飛距離の安定性と素早い浮き上がり性能を活かし、広範囲にアピールしたい状況に適しています。
これらの特性を考慮すると、シャローエリアの濁りやカバーが多い環境でクラッター音を強調したい場合には「ブーヤバズ」を選び、タイトな攻めが必要なハードカバーでのアプローチには「スクイールチャー」を選ぶ、といった使い分けが最適です。このように各モデルの音質や動きの違いを活かして状況に応じた戦略を組み立てることで、釣果の向上が期待できます。
ブーヤバズを最大限に楽しむためのタックル設定とフィールド活用術
ブーヤバズを楽しむためのタックルセットアップとして、ボクが愛用しているロッドはヒロ内藤さんが手掛けたヒロイズムの「バウンスPDF」と「ウィザードCSW」です。
バウンスPDFは、6.6フィートのヘビーアクションロッドで、濃いカバーが特徴のフィールドで使用します。このロッドに合わせるリールはハイギアモデルで、ラインはPE5号程度、またはナイロン25lbをスプールしています。
バズベイトではフロロカーボンラインも使用可能ですが、太めのラインだとゴワつきが気になるため、ボクはしなやかなラインを好んでいます。バズベイトは立ち上がり性能が重要であるため、リールにはハイギアモデルを選択しています。この釣り専用のタックルを組むなら、エキストラハイギアモデルもさらに使いやすいかもしれません。

一方で、ウィザードCSWは6.4フィートのミディアムヘビーアクションロッドで、ヘビーカバーを避けたシチュエーションに適しています。このロッドには、汎用性を考慮してナイロンの20lbラインをスプールし、パーミング性能に優れたハイギアリールを使用しています。
ボクが使用しているロッドはファーストテーパー寄りであるため、使いこなすには少し慣れが必要ですが、掛け調子のロッドを使ったバズベイトフィッシングは非常に魅力的です。
また、一般的にバズベイトには、6.6フィートから7フィート程度のミディアムヘビークラスでレギュラーテーパーのロッドが、自重を乗せたキャストをしやすくするために最適だと思います。
ロングロッドを振り回せる体力のある方は、ロングロッドの方が有利です。ロングキャスト時にも長いロッドは飛距離が出ますし、着水後のバズベイトを浮かす処理もリールではなく、ロッドを立てることで補う事が出来ます。
水面に浮いたべジテーションの中を蛇行したトレースコースを操作する際、ロングロッドの方がルアーのトレースコースを修正しやすいのも利点です。
ブーヤバズ完全攻略!さらなる可能性を引き出すチューニング方法
バズベイトは「育てるルアー」として知られています。使い続けることで当たりが取れるようになり、スクイーク音が強まり、より「釣れるバズベイト」へと進化します。しかし、それ以外にも少し手を加えることで、さらに使いやすくすることが可能です。

ここでは、その方法の一つとして、ワイヤーをカットしてウィードが絡まないようにするチューニングをご紹介します。写真で示したように、バズブレードのリベット後方のワイヤーを短くカットすることで調整します。通常はL型に曲げてブレードとリベットが脱落しないようにしていますが、このL型の部分がウィードの切れ端やゴミを拾い、釣りのリズムを乱す要因となります。
ペンチでリベットをしっかり締めた後、L型に曲げた部分を切るだけで、バズベイトの快適さを大幅に向上させることができます。さらに重要なのが、ブレードとリベットが360度どの面も隙間なく密着するように調整すること。この工夫でスクイーク音がより強く出るようになり、バズベイトの魅力を最大限に引き出せます。

さらにバズベイトのスカートをフレアさせる方法として、木綿糸を使って縛るテクニックを採用しています。通常使用されるゴム管は、時間の経過とともに劣化し、スカートがバラバラになってしまうことが多いですが、木綿糸や余ったPEラインを用いることで、よりしっかりとした締め付けが可能になります。この結果、くびれが強調され、スカートがしっかりとフレアするようになります。
バズベイトの魅力の一つであるスカートの動きは、ブレードの振動がローアームに伝わり、ヘッドを揺らすことで実現されます。この「たなびく」動きがバスにとって非常に効果的なアピールとなり、釣果につながる重要な要素です。しっかりとフレアしたスカートは、その動きをさらに引き立て、バスの興味を引きやすくなります。
ブーヤバズのスペックと可能性に迫る!
ブーヤバズのスペックですが、ウェイトが1/4oz、3/8oz、1/2ozの3タイプが用意されています。以外に1/4ozと軽いウェイトがラインナップしているのが特徴です。
ウェイトの重さによってフックサイズも違っています。1/2ozには5/0のと大きいフックが装備されています。一般的にバズベイトを使うシチュエーションは風が吹いて水面が波立つ状況が多いので余り軽いウェイトは使いづらい事があります。

なので、1つ持つなら3/8ozが無難なような気がします。しかし、広範囲にサーチルアーとしてブーヤバズを使うのであれば、1/2ozは飛距離が安定して使い易いです。
カラーバリエーションは、5色展開です。濁りが無い場合はホワイト系のカラーを使うのがセオリーですし、濁りが入るとチャートやブラックがバスから発見されやすくなるカラーです。
先ほども触れましたが、カラーブレードと無塗装のブレードでは音色に違いがありますので、その辺りも踏まえて購入すると良いと思います。
おわりに
今回は、BOOYAH(ブーヤ)のバズベイト、「ブーヤバズ」を紹介しました。バズベイトに苦手意識がある方も多いですが、一度!バズベイトの強烈なバイトを味わうと晴天無風でもバズを投げてしまうぐらい楽しいルアーですから、一度はチャレンジしてみて下さい!
BOOYAH(ブーヤ)のバズベイト、「ブーヤバズ」の記事を読んで、「ブーヤバズ」に興味を持たれたのであれば、以下のリンクから購入する事が出来ます。
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では!! よい釣りを・・<(_ _)>
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