今回は阿修羅925F&阿修羅II925SPをインプレッションしたいと思います。OSP阿修羅シリーズは、日本のルアーフィッシングメーカーO.S.Pによって製造された、バスフィッシング用のハードルアーです。このルアーは、その独特なデザインと機能性で多くのアングラーから高い評価を受けています。
OSPの阿修羅は2001年に登場したのですが、金型の寿命が来たのでアクションや機能を見直し、2019年9月に阿修羅IIとして生まれ変わります。
リップ形状やリップ一体型ボディに変更する事で、アクションも以前とは違うテイストになり阿修羅と言うジャークベイトを良い感じに進化させたジャークベイトになっています。フックはショートバイト対策でヘビーからレギュラーワイヤーに変更されるなど細部にもこだわっています。
では!!OSP 阿修羅925F&阿修羅II925SPのインプレッション!の始まりです(^O^)/
OSP阿修羅925Fスペックと阿修羅O.S.P II 925SPSを使ってみた!
今回、OSPの阿修羅を操作したタックルはロッドがヒロイズムのカリプソSJにリールはスティーズCT、ラインはHIRO’s Choiceのクランキング12LBのショートロッドのタックルで実釣してみました。
そしてロッドがスティーズ ウェアウルフにスティーズCTにラインをSAR16LBのタックルセットアップとリールをアルファスAIR TWにラインをフロロマイスター8lbをスプールしたモノでも実釣してみました。
最初にトゥイッチングで動かして見たのですがボディサイズが細身なのに浮力があり反応よくキックバックしてくれます。重心移動システム搭載のジャークベイトの感覚を感じさせないレスポンスで、一点でネチネチと動かす事も余裕でこなせます。
ボディの形状が四角に近い為、空気層が余分に作られるからなのでしょうか? 浮力はとても高く感じました。フロロカーボンラインを使っても動きに大差は感じられませんでした。ナイロン16lbの使用でも問題なくダートアクションをしてくれます。
フラットサイドなボディなのでカラーによっては明滅の効果が更に得られるのでしょうが、ボクが購入したカラーはあまり光を反射しているようには感じませんでした。
次にジャーキングですが、これまた重心移動のウェイトが内部で無駄に動いている様子も無くしっかりウォブリングしますし、ダートアクションします。やはり、OSPの阿修羅は国産ジャークベイト特有の左右へのスライドダートが面白いように動いてくれますね。
同じサイズ感のアメリカンルアーのレーベルミノーのF10と交互に投げたのですが、レーベルミノーもダートはするもののロールアクションが加わる点が大きく違います。リップの取り付け位置の違いでジャークベイトの特性は大きく変わりますから比較としてはロングAと比べた方が良いのでしょうね。
阿修羅のようにリップの取り付けている位置がラインアイに近いモノは左右のダートアクションが得意なジャークベイトになります。
なので、相対的濁度が上がるとリップの位置がラインアイから離れたジャークベイト、濁度が下がると阿修羅のようなリップの取り付け位置のモノを使うという考えもアリだと言えます。
ボディが細い分より阿修羅の方がベイトフィッシュのサイズ感に近いのでその辺でセレクティブになっている場合にもいいかもしれませんね。
ただ、重心移動の割にはキャスタビリティーはそんなに良いようには感じませんでした。キャスト時の重心移動ウェイトの位置の問題なのでしょうか? 元々細身の軽いウェイトだからかもしれません。
最近のベイトリールは軽量ルアーも良く飛びますから、レーベルミノーと比べても飛距離は大差はそれほど感じませんでしたね。
阿修羅II 925SPは一体成型リップで直進性の向上とナチュラルなアクションに変化した!
新機能を満載した阿修羅O.S.P IIは、現代のバス釣りに適応するために、リップの変更や固定ウエイトの形状変更など、さまざまな改良が加えられています。
以前のモデルに見られた、早巻きでややバタついていた部分をナチュラルアクションにし、瞬間的なスピードを出すための鋭いジャークにも対応しています。また、一体成型リップの採用により、直進性が高まり、浮き姿勢は水平寄りになっています。これらの改良により、阿修羅O.S.P IIは、バス釣りのルアーとしてさらなる進化を遂げています。
率直な感想は面白い程にダートしてくれ動かしていて楽しいですね。ロールアクションが少ないので、その辺を補っているOSPのジャークベイトもあると思うのでその辺のルアーも使ってみたいと感じました。
バスフィッシングの世界で、より高いレベルのパフォーマンスを求めるアングラーにとって、阿修羅O.S.P IIは間違いなく注目すべきルアーです。
OSP阿修羅925Fスペックと阿修羅O.S.P II 925SPSとのスペックの違い
国産のルアーはアメリカンルアーのように古いモノが量産し続けられる話はあまり聞かないように感じてしまうのですが、このOSPの阿修羅は2001年に登場して以来、長い期間日本のバスアングラーに愛され続けた国産ジャークベイトです。
OSP阿修羅925Fは、日本のルアーフィッシングメーカーO.S.Pによって製造された、バスフィッシング用のジャークベイトです。このルアーは、その独特なデザインと機能性で多くのアングラーから高い評価を受けています。
Length 92.5mm
Weight 6.6g
Type Floating
Hook Size #8
OSP阿修羅925Fの最も注目すべき特徴は、そのバランスとアクションにあります。ルアーは細身のボディを持ちながらも、重心移動システムが搭載しているので飛距離が安定します。重心移動システムですが、ルアーは水中で自然な動きをし、バスの注意を引きます。
さらに、OSP阿修羅925Fは、フラットなボディ側面を持っており、ジャーク&ポーズ時のフラッシングが強く、バイト数を増やす効果があります。ルアーのリップは後付け型で、これにより、接着剤などで頭部が重くなったり、リップの取り付け位置がシビアになります。
OSP阿修羅925シリーズは9cmクラスで初めて3本フックを採用し、フロントフックをライン絡みしにくい後方寄りに配置しつつ、フック同士が絡まないように設計されています。
阿修羅O.S.P IIシリーズは、2019年9月に発売されてから現在までバスフィッシングのルアーとして高い評価を受けています。特に「阿修羅O.S.P II 925 SP」は、その精巧な設計と優れた性能で多くのアングラーから支持されています。
Length 92.5mm
Weight 8.4g
Type Suspend
Hook Size #8
阿修羅O.S.P IIは、オリジナルの阿修羅O.S.Pが2001年春にリリースされて以来、長年にわたり生産され続け、その地位を守り続けてきたことで知られています。細身のボディながら、ローライドアイの開発によってウエイトボールのアイ乗り越えを可能にし、尻尾まで転動することができます。さらに、ボディ断面を四角にすることで容積を増やし、サスペンドにするためのウエイトを増量でき、自重が増し飛距離がアップしています。フラットな側面はジャーク&ポーズ時のフラッシングが強く、バイト数を増加させる効果があります。
バスアングラーにとって、阿修羅O.S.P IIは、その革新的な設計と実績により、信頼できる選択肢となっています。このルアーは、その独特なアクションと飛距離で、釣りの効率を高め、より多くのバスを釣り上げることができると考えます。
阿修羅と阿修羅2と大きく異なる5つのポイント!
阿修羅と阿修羅2は大きく5つの点が異なっているので、別のルアーと考えた方が良いと思われます。
➀ボディの形状の変更
②リップが後付けから一体成型へ変更
➂リップの形状の変更
④ウェイト形状とウェイト配置の変更
⑤フック形状の変更
阿修羅の新旧を見分けるにはリップの形状を見ると違いが良く分かります。OLDの方がリップが小さく水が逃げる構造ですが、NEWの方は根元まで張ったしっかり水を受け止める構造のようですね。この部分からしても動きに多少の個性の違いが生まれそうですね。
後付けリップの場合はリップのプラスチック素材を変える事が可能になる点が特徴としてあげられます。アメリカンルアーのラトリンログはリップがとても柔らかい素材になっています。
阿修羅は何故後付けリップにしたのか知りたいところですが、一体成型もコストと品質の安定には良い製法だと思います。リップ一体成型の方がルアーは後付けリップのミノーのと比べ浮力が増すのと障害物や対岸へぶつけても壊れにくくバランスを壊し憎いです。
アメリカンルアーのコットンコーデール社のレッドフィンがボディとリップを最初に一体成型で作られたジャークベイトとしても有名です。
おわりに
最後までお読みいただきありがとうございます。現在OSPの阿修羅925Fは廃盤になったので中古市場でしか手に入りませんが、阿修羅IIにもフローティングモデルがラインナップされていますので、サスペンドタイプと使い分けて使用してみて下さい。
このO.S.Pの阿修羅シリーズのインプレッション記事を読んで「阿修羅シリーズ」のジャークベイトを使ってみたいと感じられたら下記のリンクから購入する事ができます。
OSP 阿修羅925F&阿修羅II925SPのインプレッション!の記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになれば幸いです。
では!! よい釣りを(^O^)/
コメント
いや、なかなかのレビューです😏
キレを出すなら15lbですね😁
次男坊さんコメントありがとうございます😃
OSPのルアーは息が長いようで素晴らしいメーカーですね
並木さんの開発したルアーのコンセプトやルアーに組み込んだ機能の
話を聞いていると信頼感があって良いですよね😁