今回のロッドインプレッションはダイワのスティーズロッド、STEEZ SC C66ML-G・ライトニング66です。川村光大郎氏の作りあげたショアコンペティションシリーズの中からの一本をインプレッションしたいと思います。
STEEZ SC C66ML-G・ライトニング66はローモデラスなカーボーン素材とグラス素材がコンポジットしたロッドです。クランクベイトを始めとするトレブルフックが付いたプラグ全般を扱えることを目標に作られたバーサタイルロッドです。
ボク自身はグラスコンポジットのロッドを使用した経験がなかったので、購入して使用するのを楽しみにしていたロッドでもあります。
では!!「 典雅なるロッド!」スティーズ ライトニング66のインプレ!の始まりです(^O^)/
スティーズ ライトニング66でOSP YAMATO JUNIORを操作して見た!
2023年9月23日に購入したスティーズ ライトニング66を淀川で使ってみたのでインプレしたいと思います。当日は風もありなかなか、いつもの淀川本流らしいシチュエーションでスティーズ ライトニング66を試してみました。
この日のタックルセットアップはスティーズ ライトニング66にリールがスティーズCT8.1にラインがフロロカーボンの10lbをスプールして使いました。
まず初めはOSP YAMATO Jrをキャストしてみました。YAMATO Jrはウェイトが18gあるので、とても投げやすいトップウォータールアーです。
スティーズ ライトニング66のキャスタビリティーはグラスコンポジットの低弾性なロッドなのでロッド全体がよく曲がりキャストは易いロッドです。よく曲がると言ってもルアーをリリースする時はX45のお陰かコントロール性は失われていませんでした。
YAMATO Jrをドックウォークアクションさせて使いましたが、ロッドは思いのほかティップ側で曲がってくれるので、アクションにダルさはありませんでした。ルアーのボディ側面に水を当てたりしてアクショんにメリハリを付ける事もしっかりこなしてくれます。
低弾性カーボンとグラスのコンポジットなので古いカーボンロッドを使っている感覚に近いと言えば近いですが、やはりスティーズですから次元は違いますね、バットにはパワーがあり芯はしっかりしたロッドで一味違います。
スティーズ ライトニング66でニシネルアーワークスのエリー95SDをジャークしてみた!
次にニシネルアーワークスのジャークベイトELITE95SDを使ってみました。ELITE95SDも良い感じでキャストできてピンスポットへ問題なく決まります。写真のバスはへら台の周辺に生えているウィードパッチを狙うとバスがバイトして来ました。
ロッドのレングスが6フィート6インチあるので連続トゥイッチを長時間するのには疲れが出てしまいます。なので、体に負担の無いクルクル・トントンStyleのジャーキングになってしまいますが、バーサタイルロッドなので致し方ありません。
幸先よくこのバスが釣れてくれたのでライトニング66の入魂ができました。淀川のバスは良く引くのでファイトをしていると楽しいです。グラスコンポジットのロッドなのでバスのパワーを吸収しながらファイトする事ができました。
スティーズ ライトニング66でスティーズシャッドを巻いてみた
次はシャッドプラグのスティーズシャッドを使ってみました。7g弱のルアーウェイトですが、ワンハンドキャストでしっかりキャストする事ができました。リアグリップの長さが絶妙でワンハンドでもダブルハンドでも、キャストがしやすいロッドです。
今回はリールをスティーズCTとフロロカーボンライン10lbのセッティングだったので、とても快適に使う事ができました。シャッドプラグが活躍する時期にはベストなセッティングだと感じました。
ボトムにコンタクトした時の感覚なども思っていたよりも感じられるので、グラスコンポジットのロッドの持っていたイメージがいい意味で変わりました。
スティーズ ライトニング66 ボトムアップのリズィーとOSP ブリッツを巻いてみた
グラスコンポジットロッドと言えばクランクベイトのイメージが強かったのでクランクの使用感はとても個人的に楽しみにしていました。先ずはシャッドクランクのボトムアップのリズィーを使ってみました。
ボクは元々カーボンロッドでクランキングしているので、当たり前ですがルアーがカバーにコンタクトした情報などは少ないように感じました。しかし、思っているよりはウィードにコンタクトした感触やクランクにゴミやウィードが付いた感覚などが伝わって来るんだと感じました。
次にOSP ブリッツを巻いてみました。ブリッツもスクエアリップなのでウィードの中を通した時にほぐしながら進める事ができるクランクです。
ウィードのコンタクトした感覚を取りながらロッドを軽く揺さぶる動作を繰り返す中でロッドのグラスティップが入ってくれることで、ウィードをほぐすのが、やり易いと感じる事ができました。
スティーズ ライトニング66でワームの釣りはどうなのか試してみた
グラスコンポジットのロッドでワームを使うとどうなのか試してみました。釣り歴が長い人は現代のシャッキとしたカーボンロッドではなく、グラスのロッドや低弾性のカーボンロッドを使って釣りをされた人も多いと思います。
スティーズ ライトニング66をノーシンカーワームでズル引きしたりして見ましたが、思いのほかグラスのティップが入るのでワームを弾かずに引く事ができたので、これはこれでアリかも思いました。確かにワームをする様に作られたロッドでは無いのでかなり無理をした使い方です。
合わせは瞬間加重を掛けたフッキングが出来る人には問題なくフックアップすると思います。コリコリの感覚でワームをしたいのであれば、ワーム用にもうワンタックル用意する方が無難です。
スティーズ ライトニング66でJOLLYとベビーアビノ70Sを投げてみた
シンキングプロップベイトのボトムアップのジョリーとニシネルアーワークスのベビーアビノ70Sも使用して見ました。
シンキングプロップベイトのただ巻きにはライトニング66はとても良い感じで使い易いと感じました。テンションをあまり掛けずに巻いて来たり連続トゥイッチで巻いて見たりしました。
そんな中、ボトムアップのジョリーにひったくよなバイトがありました。ロッドを高い位置で保持しながら連続トゥイッチで巻いているとバイトがあったのですが、ティップが柔らかいのでしっかりフッキングが決まりました。
グラスコンポジットのロッドなので魚のファイトは、いなしてくれるのでバレる怖さはあまり感じずにファイトする事ができました。
スティーズ ライトニング66とスティーズリミテッドの組み合わせた使用感
2023年9月30日に今度はスティーズ ライトニング66とスティーズリミテッドSVTWをセットアップしてみました。ラインはフロロカーボン13lbをスプールして使いました。
スティーズリミテッドSVTWとラインを太くした組み合わせにする事で1/2oz以上の重めのプラグにも対応する事ができます。
この日のインプレ釣行で一番重いプラグは25.5gあるニシネルアーワークスのABINO 110Fでした。このプラグもキャスト自体は少し無理をしていますが、十分キャストする事ができました。軽量ルアーでは7gのボトムアップのREAZZYを使ってみました。
また、クランクベイトではOSPのブリッツやニシネルアーワークスのBABY CHIPPAWA RB BLADEを使用して見ました。どちらのルアーも9g程度のウェイトのシャロークランクベイトですが、ライトニング66とスティーズリミテッドSVTWの組み合わせは使い易いと感じました。
スティーズ ライトニング66のスペックとダイワのロッド技術をみて見よう!
使用出来るルアーはShad Crankbait / Small Crankbait / Mid Crankbait / Flatside Crankbait / Shad Plug / Minnow /Popper /Pencilbait / Clawler baitがライトリング66の仕様範囲に入って来ます。
スティーズ ライトニング66に使われている技術や素材としてはSVFグラスと言う素材でSVFカーボンと同じくレジン量を減らす事で、より多くのグラス繊維を密入する事ができることで、軽さ、粘り、しなやかさを実現する超高密度なグラス素材です。
そして、キャスティング時やロッドアクションそしてフッキングからファイトなどの動作の中で発生するロッドのネジレを徹底排除する為のX45フルシールドが施されています。
X45フルシールドとはネジレが最も発生しやすいブランクの先端から45°のカーボンバイアスクロスで最も効果の高い最外層から締め上げるとネジリ剛性が飛躍的に向上するそうです。なので、使用感がグラスコンポジットのロッドなのにシャッキとしているんですね。
おわりに
今回のSTEEZ SC C66ML-G ライトニング66のインプレションは如何だったでしょうか、ボク自身もグラスコンポジットのロッドを使用するのが初めてで新たな体験をしたロッドです。インプレションした日に入魂できたことも嬉しい出来事でした。
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「ダイワ STEEZ SC C66ML-G 」ライトニング66のインプレ!の記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになれば幸いです。
それでは!! よい釣りを(^O^)/
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