今回は2021年にダイワから発売されたハートランド752HRB-21をインプレしたいと思います。細部にまでデザインが拘っているロッドで一言で麗しいロッド!!と言えますね!
何がそんなに麗しいのかと言いますとロッドのラッピングです。落ち着いた漆黒に近いネイビーブルーに上品なダイヤモンドスレッドが鮮やかに栄えて見えます。スタンダードが格下という捉え方をしていると、このロッドシリーズ良さを見誤るかも知れませんよ!! (-_-)/~~~ピシー!ピシー!
ハートランド752HRB-21は無駄を削ぎ取りバスを釣る為の大事な部分は贅を尽くしているとも言えるロッドだと思います。
では!2021年モデルのハートランド752HRB-21のインプレを始めたいと思います(^O^)/
村上晴彦氏の考えが詰まったハートランド752HRB-21を使用した感想!
ハートランド752HRB-21の最初に見た感想はとても美しいラッピングが施されたロッドだと思いました。まるでヘラ竿のようでとても和竿の要素感じるデザインですね。
ハートランドのロッドにはAGSガイドを使った村上晴彦氏の考えが詰まったハイスペックモデルと今回ボクが購入したスタンダードモデルがあります。ボク的にはロッドは黒い色が好きなのでスタンダードモデルのシックなデザインはとても気に入っています。
使った感想は7.5フィートのロングロッドの割には使っているうちに長さを感じなくさせるロッドですね。ハンドルやグリップ長のバランスが良いのか長さをあまり感じません。
752HRB-21のグリップエンドのメダリオンが、とても美しい!
グリップの長さも衣類に引っ掛かる程の長さでは無いですが、巻物をする時にグリップエンド付近を脇に挟んで使うと短すぎる事もなく丁度いい感じの長さです。
グリップエンドのメダリオンもとても美しくコダワリを感じるデザインです。スタンダードモデルとは言え細部にも出来るだけデザイン性を持たせています。ロッドのコストを抑える為にセパレートグリップにはしていないそうです。
その分ブランクスの質にウェイトを寄せたとしても言われないと気づかない程度でほとんど好みの部分だと思います。確かにセパレートグリップになった方が格好はいいと思います。
ハートランド752HRB-21のフックハンガーはシンプルで使い易い
ハートランド752HRB-21にはフックハンガーが付いています。これはシングルフックのワームやスピナーベイトを引っ掛けるのにとても便利です。
キャロライナリグでもワームフックをハンガーにかけてからラインをロッドに巻き付けるとかさ張らず良い感じで移動できます。
ハートランド752HRB-21を使ってインプレしたルアーたち
ハートランド752HRB-21を使って遠投ではブーヤーのモブスタージグや沈み虫を使いました。グリップが長すぎないのでキャスト時にはシャープな振り抜けが行え軽い力でルアーを簡単に飛ばす事ができ、体力的にも楽になりロングロッドの利点を感じます。
ロングキャストをするシチュエーションでは7フィート以上のロッドは体力的にも楽にキャストができますし、オカッパリで足場が高い場所でのルアーのゾーンコントロールもロッドを下げることで浮き上がりを抑える事ができて便利な部分を感じました。
ハートランド752HRB-21はセンターカット2ピースですが2ピースの独特なつなぎ目の感覚などは感じられないので略1ピースと遜色ない使用感でした。
ハートランド752HRB-21は軽くなっていると言われていますがボクの感覚では重いです。ロッドにリールを乗せた時のバランスはリールより前でバランスが取れるようになっているからだと思います。
通常販売されているロッドのバランスのセッティングですが、この辺のロッドバランスはボク好みではありません。このロッドバランスなので、ルアーを動かすと言う点では ハートランド752HRB-21はチョット使いづらいと感じます。
HVFナノプラスは普段使っているHiroism・answerシリーズのロッドにも使われているブランクスなので、やはり!素晴らしいですね。
3/8ozのラバージグのピッチングやフリッピングも良い感じで決まりますしレギュラーテーパーですがそんなに胴に入る感じのテーパーではありません。
752HRB-21を使った巻き物なら1/2OZクラスのスピナべもあり!
3/8ozのデプスのジグスピナーにデスアダー5inを先端を少しカットして取り付けて使用しました。全然キャストはできますが、オーバーパワーは否めませんね。
しかし、カーボンロッドで感度を上げた巻物の使い方としては1/2ozから以上のスピナーベイトの使用やバズベイトにも良いと思いますし、個人的にはディープクランクベイトの釣りでも良さそうです。
ヒロイズムスタイルの方なら理解できると思いますがヒロイズムのネプチューン7.8の代わりに使う感覚で使えそうです。ロッドのパワーは ハートランド752HRB-21の方があります。
ハートランドと言えば! ハートランド752HRB-21でヘビキャロを投げてみた!
ハートランドのこのスペックのロッドでヘビーキャロライナリグをやらないとインプレの意味がありませんから、しっかりキャロライナリグも投げてみました。
タックルセッティングはハートランド752HRB-21にスティーズSV TWにシルバースレッドSAR16lbにリンディー社のバナナシンカー3/4ozにリーダーをシルバースレッドSAR12lbで組んでみました。
ワームはデプスのデスアダー5inです。普段はヘビーキャロライナリグを投げたりしないボクですがこの752HRB-21は投げやすく軽く投げても50mは飛んでくれます。慣れてくると70mぐらいは飛距離が出ていたと思います。
普段からキャロライナリグを投げていない人でも投げやすいロッドだと感じました。狙っていたポイントは岬やハンプ状になっているロックエリアで釣りをしたのですが、ナイロンラインを通しても感度は良くポイントの状態を把握しながら釣りをする事ができましたよ。
このロッドで琵琶湖で遠投すると面白そうですね!
ハートランド752HRB-21のセンターカット2ピースは麗しい
ハートランド752HRB-21の繋ぎ目はスタンダードモデルとは言えつなぎ目の加工は美しいです。リベリオンと比べると全然違います。2ピースモデルの特有の繋ぎ目が硬い印象は無く使い心地は良いですね最近のロッド作りの技術の素晴らしさが伝わる部分だと思います。
ブランクス自体もバット側がX45を施されているので網目模様ですが穂先側は凸凹はありませんが独特のカラーリングでとても美しいデザインです。
仕舞寸法も117cmですから様々な場所へロングロッドを持って釣りに行くことが可能になりました。ボクの場合はバイクで淀川へ釣り行くことが多くハートランド752HRB-21を購入した事でロングロッドをバイクで運搬する事が可能になりました。
なぜ?釣りたいバス釣り日記はハートランド752HRB-21を購入したのか?
ショートロッドを使った釣りが多いボクですが、今回は淀川本流や琵琶湖で線の釣りを想定して、ハートランド752HRB-21を購入しました。運搬に便利なセンターカット2ピースモデルなのはもちろんの事、ブランクスの素材も好みなので選びました。
淀川はハイプレッシャー化が進み特にワンド内は沢山のアングラーが釣りを楽しまれています。しかし本流側は釣り人はそれなりに居るのですが、まだ、開拓の余地があると思えるので本流の沖のストラクチャーを釣る釣りでロングロッドを使用しようと考えました。
また、琵琶湖ではボクはあまりやらなかったヘビキャロの釣りも取り入れるのも一つの考えです。実は沖に違うタイプのルアーをプレゼンテーションしたらどうなるのか?ウィードエリアをトップからサブサーフェスの釣りでオカッパリから試してみたいとも考えています。
スタンダードではない! ハートランド752HRB-21のスペック
【ESS/X45フルシールド(=X45コブラシールド)/3DX/HVFナノプラス/V-ジョイント/TUBULARPOWERSLIM/オールチタンフレームSiCガイド】
疾風七弐TYPE-EやTYPE-W、センターカット2ピースである疾風 BIWAKO SPEC.、そして疾風シリーズの集大成的存在である疾風七伍 AGS。これらSVFコンパイルXの細身肉厚ブランクはリリースポイントは狭いながらもハマったときの遠投性能は言うまでもない。その玄人好みのセッティングは、ある種使い手を選ぶロッドにもなっている。HL752HRB-21はSVFコンパイルXではなく敢えてHVFナノプラスを採用することでHVFの良さを最大限引き出すことで、余裕が生まれ、誰が投げても平均飛距離を叩き出せるロッドに仕上がった。ハートランド独自のコンストラクションである、チューブラーパワースリムでデザインすることで、軽量ロッドとは異なる独特のテイストが生まれ、シャープさの中に安心感とモチッとした粘りを両立させた。ハートランド独自のへら合わせとVジョイント搭載のセンターカット2ピース構造にすることで、1ピースと遜色ないベントカーブを描き、見ても美しく誰もが扱いやすい疾風となっている。
引用―ダイワ
スタンダードモデルとは言え高度なダイワのロッド技術が詰め込まれています。HVFナノプラスも安価なモノではありませんし、ネジレの補強に使われるESS/X45フルシールドに3DXも使われています。
仕様を見るとスタンダードモデルではありませんよね!ハートランドの上位機種がやり過ぎている感が否めません。このロッドの良い所は誰が投げても平均飛距離が出せるという点です。
一日の短い時間での釣行で数百投のキャストはサンデーアングラーでも行います。毎日釣りをしている人と比べるとフィジカルな部分でもサンデーアングラーは劣るので楽に釣りが出来る事はとても大きなアドバンテージな部分だと思います。
ハートランド752HRB-21のインプレ おわりに
今回はダイワのハートランド752HRB-21の使用した感想を書いてみました。使用感としては扱いやすいロングヘビーロッドです。
普段は7フィート以上のロッドをあまり使用しないボクですがロングロッドを使用することでロングロッドの優位性も掴んで行こうと購入しました。使用するたびに長さの利点を感じていますし、広範囲にサーチを掛けて行く釣りをこのロッドで試したいと思います。
今回のインプレ記事を読んで「ハートランド752HRB-21」に興味が湧きましたら、下記リンクから購入できますので、よろしくお願いします。
今回のハートランド752HRB-21の記事はいかがでしたでしょうか?「スタンダードの凄み!」ハートランド752HRB-21のインプレ!の記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになれば幸いです。
では!! よい釣りを(^O^)/
コメント
良さそうな竿ですね🙂
川村光大郎プロデュースの
スティーズ ファイヤーウルフも
気になりますが、コスメは
こっちの方が素敵っすね😁
実際に魚を掛けた時の感じも
気になります!
淀川本流や琵琶湖での実釣レポも
楽しみにしています☺️
次男坊さんコメントありがとうございます😊
ヘビキャロには最適なロッドで大満足しています。そんなわけで
キャロライナリグも色々と研究しようと思い最近リューギのシンカーを
買ってみました。淀川のリップラップを攻略するのに色々と試したいと思います😃