今回のルアーインプレッションは2017年にBOOYAHから発売された多機能ポッパーPRANKです。ポッパーとクランクの機能が一つのルアーに閉じ込めたので、PRANKとネーミングされたようです。
開発にはMrポップRことゼルローランドが開発に加わっています。2017年当初はポップRのP61サイズに近い1/4ozだけでしたが、現在は3/8ozも加わっています。
ポッパーとして使っても移動距離を抑えたアクションが付けられますし、クランクベイトのようにリトリーブで使ったりトゥイッチを与える事で小型のミノーのように使えたりとPRANKは様々なアプローチを可能にしてくれるポッパーです。
では!!「ミスバイトもフォローアップ!」ブーヤー プランクのインプレ!の始まりです(^O^)/
ポッパーとクランクの機能が一体化したプランクは多彩なヤツです!
プランクは発売して時間が経っているルアーです。ポッパーにリップを付けてクランクベトの様に使える機能を盛り込んでいるポッパーです。プランクの最大潜行深度は60cm程度のゾーンまで潜ります。
ポッパーで使っていてミスバイトがあった場合にロッドを持ち替えることなく、クランクとして使う事でセカンドチャンスを作る事が出来るルアーになっています。
ポッパーとしての機能もポップ音もチャガー音も出しやすいのです。ショートジャークでアクションを与えると水を弾き飛ばしながらポップ音を出しますしストロークを長め取るとダイブしながらチャガー音を出してくれます。
ポップRでは難しいトゥイッチ&ダイブというロングストロークでチャガー音を出しながらポッパーを潜らせて水中でトゥイッチアクションを与えてバスを誘うテクニックがありますが、プランクはリップが付いているので、このテクニックをショートストロークで距離を短く容易にこなす事が出来ます。
誘い方も様々な事ができます。例えば葦際に投げ込んでポッパーとしてアクションした後に逃げるベイトフィッシュを演出するようにクランクモードに変えて高速リトリーブしたりも出来ます。フェザーフックとボディがジョイントプラグのように動くので艶めかしいアクションも特徴です。
「プランクには5/16ozと3/8ozの2サイズあり」プランクのスペック!
LENGTH | 2-1/3″ (5.96cm) |
WEIGHT | 5/16oz (7.75g) 3/8oz (11.25 g) |
TYPE | floating |
HOOK | #6 #4 |
DEPTH | topwater/crank0-2ft |
ブーヤーのプランクには5/16ozと3/8ozの2タイプがあります。今回、インプレッションに使用したサイズは5/16ozモデルです。
プランクの開発にはMrポップRことゼル ローランド氏が関わっています。ポップRにリップを付けたデザイン一風変わったポッパーですが、ポッパーにリップが付いたモノは1940年代には既に存在しています。
ポッパーの元祖と言われるルアーは、1925年にクリーク チャブ社から発表されたプランカーと言われています。そのクリーク チャブ社から1940年代にプランカーに金属製のリップを付けた POP’N DUNKを発表しています。しかし、デザインや大きさはブーヤーのプランクの方が洗練されています。
プランクの最大潜行深度は2フィート(60cm)でポッパーでありながらシャロークランクの機能が組み込まれたのが、最大の特徴です。ボディサイズはポップRに近いですが、カップ形状も浅くボディも背中がフラットな部分があったりします。
プランクにはポップRとは違い毛足の長いフェザーフックが装着されています。ポップRに装備されているヘアーフックではなく、フェザーフックにしているのには理由があると思います。
フェザーフックは鳥の羽根で作った自然素材のモノでヘアーフックに比べて水中で余分に動くのでバスにアピールすると言われています。ゼルローランド氏がチューニングしたポップRにも手製でタイイングしたフェザーフックが取り付いています。
BOOYAH PRANKを快適に使うためのタックルセットアップを考えよう!
ボクがブーヤーのプランクをインプレッションするにあたり、組んだタックルセットアップはロッドはHIROismのCalypso SJ2にリールはスティーズCTにラインはシルバースレッドのHIRO`SChoiceのクランキング12lbで釣りをしました。
ウィードエリアのような場所を広範囲で使うのであれば、ロッドの長さを6フィートクラスまで伸ばす方がロングキャストも楽になって使い易いです。ロッドパワーはML~Mぐらいで細かく動かすならファーストテーパーで楽にキャストしたいのであれば、レギュラーテーパーがいいです。
ボクの場合リールはパーミングしやすいロープロファイルのモノが好みでロッドワークを常にするのでリールが手の中にすっぽり入るモノが好きです。最近のベイトリールはスプール径が小さいので、プランクのような軽量なルアーはキャストしやすいです。
そんなに距離を投げないのであれば、ベイトフィネスリールを使うのもアリだと思います。ボクはアルファスAIR TWにナイロン12lbをスプールして使う事があります。弾道低くルアーがスッ飛んでくれるのでオーバーハング等にキャストしやすいです。
ラインはカバーの濃さで20lbまで上げますが、今回は障害物もソフトカバーが多いフィールドなので12lbをチョイスしていますが、トップウォータールアーを細かく操作する為には伸びの少ないナイロンラインを選ばれると、いいと思います。
BOOYAH PRANKは3つのテクニックを覚えるだけでOKです!
プランクの使い方とテクニックとしては、3つ、ポッピングとトゥイッチ&ダイブそしてクランキングです。
ポッピングはロッドを上方向でも下方向でも構いませんが、スラックラインを出してロッドを煽る事でプランクのマウスカップが水を受け水を弾き飛ばしながらポコっと音を出します。
動作を1回で止めるだけではなく、ポコポコと連続で動かしてあげる事でプランクの動きに変化が与えられます。ロッドストロークを長めに引き切るとプランクがダイブしながらチャガー音を出します。ポップ音は小魚が逃げる音、チャガー音は小魚を捕食したバスが出す音と言われています。
次にトゥイッチ&ダイブですが、先ほど紹介したチャガー音を出す要領でロッドを引き切ってプランクをダイブさせます。プランクが水中にあるうちに素早くスラックラインを巻き取ってプランクにトゥイッチアクションを与えます。
トゥイッチ&ダイブは音とアクションの効果が強烈なテクニックですし、バス側へルアーを送り込む事が出来るので、ルアーの存在をアピールする事ができます。
最後にクランキングですが、プランクは最大潜行深度が60cm程度しか潜りません。ポッパーとしてアプローチした場所をルアーを交換する事なくクランクベイトとしてサーチしなおす事が可能です。使い方は至って簡単でリールを巻いてステディーリトリーブで誘います。
3つのテクニックを複合的に取り入れて変化点を作り出し、バスを誘いだす事が出来るのが他のポッパーとは違うプランクならではの機能ではないでしょうか。
おわりに
ブーヤーのポッパー、プランクのインプレション記事は如何だったでしょうか、プランクはポッパーにクランクベイトの機能を持たせているので、アングラーの発想次第でアクションのバリエーションが増やせるので、とても楽しめるポッパーです。
今回のルアーインプレッション「BOOYAH PRANK」を読んでPRANKを使ってみたいと思われたら下記のリンクから購入する事ができます。
トップウォータールアーの釣りは目で見て楽しめるので、最高の思い出になる一尾をプランクで釣ってみて下さい。今回の記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになれば幸いです。
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