バスフィッシングを始めようとしている初心者のみなさん、こんにちは! 「釣りたいバス釣り日記」へようこそ!今回は、初心者の方々に向けて「ベイトリールの使い方」について詳しく解説したいと思います。ベイトリールを使いこなすことで、釣りの幅が広がり、さらなる楽しさが待っていますよ!
ベイトリールは正式には「ベイトキャスティングリール」と呼ばれ、大型の重いルアーを扱うのに最適な道具です。なぜなら、このリールはウィンチのように力強い巻き取り性能を持っており、水の抵抗が大きいルアーや重量感のあるルアーを効率的に操作できます。
また、ベイトタックルは障害物が多いカバーエリアでの釣りに向いており、スピニングリールでは扱いにくい太いラインをスムーズに使用できるのも大きな魅力です。
しかし、ベイトリールは初心者にとって少し挑戦的な道具でもあります。キャスティング時に「バックラッシュ」と呼ばれるラインの絡まりが発生する可能性があるためです。ただし、最近のベイトリールは技術革新により大幅に使いやすくなり、初心者でも気軽に挑戦できるようになっています。
この記事では、ベイトリールの基本的な使い方から構造、そしてトラブル対策のポイントまで幅広く解説します。さらに、上達のためのコツも紹介しますので、これを読んでぜひベイトリールを使ったバスフィッシングに挑戦してみてください。きっと、新しい世界が広がります!
では!! 10分で学べる!初心者の為のベイトリールの使い方と選び方!の始まりです(^O^)/
「ベイトリールの基礎編」ベイトキャスティングリールとは?
ベイトキャスティングリールは、釣り愛好家にとって欠かせない道具のひとつです。このリールは、特にバス釣りや大型魚を狙う際に使用され、精密なキャスティングとパワフルな巻き取りが特徴です。

ベイトキャスティングリールの起源と歴史
その起源は、1651年にトーマス・バーカーが著した『The Art of Angling』にまでさかのぼります。初期のベイトリールは「ウインチ」と呼ばれ、パイクのトローリングに使われていました。イギリスで誕生したベイトキャスティングリールは、後にアメリカに渡り進化を遂げました。1810年頃、ケンタッキー州パリスの時計職人ジョージ・スナイダーがバス釣り用の真鍮製ベイトキャスティングリールを制作したことが、現代のリール発展の礎となっています。特徴
ベイトキャスティングリールの特徴
ベイトキャスティングリールは以下の特徴を持っています。
- 精密なキャスティング:ロッドとの位置関係により、狙ったポイントへ正確にルアーを届けることができます。
- パワフルな巻き取り力:スプールの構造上、重いルアーや水抵抗のあるルアーを扱うのに適しています。
- カバー周りの対応力:太いラインを使用しながら障害物の多いエリアを攻略するのに最適です。
ベイトキャスティングリールの進化と技術
技術の進歩により、バックラッシュを防ぐブレーキシステムや軽量化スプールなど、初心者でも扱いやすいモデルが増えています。また、スピニングリールに匹敵するほど軽いルアーを扱えるベイトフィネスリールも登場し、選択肢が広がりました。
ベイトキャスティングリールのパーツと役割

1. スプール
リールの中心部でラインを巻くためのパーツです。キャスティング時に回転してラインを放出し、巻き取りの際はその逆回転でラインを整える役割があります。
2. ブレーキシステム
バックラッシュを防ぐためにスプールの回転を制御する機構です。遠心力ブレーキや磁力ブレーキなど、リールのモデルによって異なる仕組みが採用されています。
3. ドラグシステム
魚の引きに対抗するためのラインの張力を調節するシステムです。ドラグを適切に設定することで、大型魚の強い引きを吸収し、ライン切れを防ぐことができます。
4. ハンドル
ラインを巻き取る際に使用するパーツで、手動で回転させることでスプールを動かします。ハンドルの長さによって操作性や巻き取り力が変わります。
5. レベルワインダー
ラインをスプールに均等に巻き取るためのガイド機構です。ラインの偏りを防ぎ、スムーズなキャストとリトリーブを実現します。
6. クラッチバー
クラッチを切ってスプールを解放するためのパーツです。キャスティング前に操作してライン放出を準備します。
7. フレーム
リール全体を構成する部分で、他のパーツを支える役割を持っています。軽量化と耐久性を兼ね備えた素材が使用されます。
8. ギア機構
内部でスプールとハンドルを繋ぐ部品です。ギア比によって巻き取りの速さや力が変化し、釣りのスタイルに合わせて選ぶことができます。
※ベイトキャスティングリールの各部の機能とそれにまつわる歴史や特許についてまとめた記事です。あわせて読んでもらう事で、より理解が深まります。
ベイトキャスティングリールとスピニングリールの違いを知ろう
ベイトキャスティングリールとスピニングリールの特徴と違いを理解する為に下記の表を参考にして下さい。
ベイトキャスティングリールの特徴 | スピニングリールの特徴 |
ロッドへの取付け位置が上向きに取り付ける | ロッドへの取付け位置が下向きに取り付ける |
ベイトリールのラインの放出はスプールを 回転させて放出しす。直線的にラインが放出する 事により ラインがガイドの接触が少ないので飛距離が出ます。 | スピニングリールはラインの放出はスプー固定された 状態で放出します。 コイル状にラインが放出する事によりラインが ガイドに接触するので飛距離が落ちます。 |
ベイトリールは構造上ラインの巻き上げ力が強いので 水の抵抗を受けるルアーを使うのに優れています。 | スピニングリールは構造上巻き上げる力が弱い為に 水の抵抗の大きいルアーの使用には不向きです。 |
ベイトリールのメリットとして上げられるのは太いラインをスプールする事ができ巻き上げの力が強くポイントに投げ込む際のキャストコントロールのしやすさやキャストの手返しの良さがあげられます。
ベイトリール扱う上で慣れるまでバックラッシュのトラブルがありますが、ブレーキシステムの進化で取り扱いの習得に掛かる時間も短くなっています。
また、5gを下回る軽いルアーをキャストするのがスピニングリールと比べて難しくなる点があげられますが、最近はスプールの軽量化の技術が進みベイトフィネスリールが登場したのでスピニングと同じように軽いルアーを扱う事ができます。
なので、技術の進歩でベイトリールは扱いやすくなっているので、ベイトリールは頻りが高いと思わずに使って貰えると思いますし、バスフィシングではベイトタックルを使う事が多いのでチャレンジして下さい。
ベイトキャスティングリールを使う上でのメリットとデメリット
もちろん!以下は、ベイトキャスティングリールのメリットとデメリットをまとめた記事案です。ぜひ参考にしてください!🌊✨
ベイトキャスティングリールのメリットとデメリット
ベイトリールのメリット
- 強力な巻き取り力
ベイトリールは構造上、強い巻き取り力を発揮できるため、水の抵抗が大きいルアーを扱うのに最適です。 - キャスト精度の高さ
ポイントへピンポイントでルアーを投げ込む「キャストコントロール」が容易。特にカバー周りを攻めるのが得意です。 - 太いラインの使用が可能
太いラインでもスプールに多く巻けるため、大物を狙ったり障害物の多い場所での釣りに適しています。 - 手返しの良さ
ルアーを何度も投げ直す「手返し」が速く、効率よく釣りを楽しむことができます。
ベイトリールのデメリット
- バックラッシュのリスク
キャスト時にスプールの回転が速すぎるとラインが絡む「バックラッシュ」が発生することがあります。ただし、最近のモデルは制御システムが進化しており、この問題は軽減されています。 - 軽いルアーの扱いにくさ
5g以下の軽いルアーはスピニングリールの方が扱いやすいことが多いです。ただし、ベイトフィネスリールを使用すれば対応可能です。 - 慣れが必要
初心者にとってはキャストの練習が必要で、習得に少し時間がかかることがあります。
バックラッシュとは?その原因と回避方法
バックラッシュは、アメリカでは「プロフェッショナル・オーバーランニング」とも呼ばれるトラブルで、キャストの上手なバスプロでさえも時折経験するものです。
バックラッシュの発生メカニズム
バックラッシュは、キャスト時にルアーが飛んでいる間に発生する空気抵抗が原因となります。ラインを引っ張りながら放出していたルアーが着水すると、スプールの回転力が慣性の影響で止まらず、ラインを放出し続けるためスプール内で絡みます。その結果、スプールに巻かれていた内側のラインが外側へ追い越し、ラインが絡む現象が起きるのです。ベイトキャスティングリールのバックラッシュを防ぐ方法
ベイトキャスティングリールのバックラッシュを防ぐ方法
バックラッシュが発生した場合、まずリールのブレーキセッティングを見直す必要があります。ベイトリールのセッティングとキャスティングのパワーが適切に調整されていれば、サミングをせずともバックラッシュを防ぎつつルアーを着水させることが可能です。
しかし、実際の釣りではサミングが重要になります。特に、ルアーの飛距離や着水位置を微調整するためには、サミングの技術が欠かせません。
1. リールのブレーキシステムを適切に設定
ベイトリールには、メカニカルブレーキや遠心力、磁力ブレーキが搭載されています。以下の手順で設定してみてください:
- メカニカルブレーキ: ルアーが落下するスピードを調整。クラッチを切ったとき、ルアーが地面に静かに触れるくらいに合わせましょう。
- 遠心・磁力ブレーキ: 初心者の方はブレーキを強めに設定することで、バックラッシュのリスクを減らせます。
また、フィールドの状況変化に対してもブレーキの強さを調整する必要があります。例えば、釣りを始めた時は風が吹いていなかったが、しばらくすると向かい風に変わった場合にはブレーキを強くする必要があります。
2. 正しいキャスティングフォームを習得
キャスト時の力加減が非常に重要です。以下を意識してみましょう:
- 力を入れすぎず、スムーズに振り抜く。
- 親指でスプールを軽く押さえ(サミング)、ルアーの着水時にスプールの回転をコントロールする。
3. キャスティング練習を重ねる
練習場や水辺で繰り返しキャストを行い、スピードとタイミングを体で覚えましょう。軽めのルアーで練習を始めると良いです。
4. ラインとスプールの管理
- ラインは適切な量を巻く: スプールにラインを巻きすぎないこと。余裕をもたせるとトラブルが減ります。
- ラインの状態を確認: 古くなったラインは交換しましょう。状態が悪いと絡まりやすくなります。
5. 良い道具選び
最近のリールは高性能なブレーキシステムが搭載されており、初心者向けモデルも多く出ています。信頼できるブランドのリールを選ぶと、扱いやすさが向上します。
ベイトキャスティングリールのブレーキの種類について
ベイトキャスティングリールには、キャスティング時のバックラッシュを防ぐためのブレーキシステムが搭載されています。それぞれの種類には特有の特徴と利点があります。
1. 遠心力ブレーキ
このタイプは、スプールの回転を物理的に抑える仕組みです。以下の特性があります:
- メリット: 精度の高いキャスティングを実現しやすい。
- 調整方法: キャストの際にスプールの回転を遠心力でコントロールします。適切な力加減が必要です。
2. 磁力ブレーキ
磁石を利用してスプールの回転を抑えるブレーキシステムです。以下の特徴があります:
- メリット: キャスティング中に調整がしやすい。
- 調整方法: 外部ダイヤルで簡単に調節可能なため、初心者にも扱いやすい。
3. デジタルコントロール(DC)ブレーキ
最先端技術を活用した電子制御のブレーキシステムです。以下がポイントです:
- メリット: 自動でスプールの回転を最適化してくれるのでバックラッシュを大幅に軽減。
- 調整方法: 高性能で初心者でも安心して使えるモデル。
4. メカニカルブレーキ
スプールの軸に直接作用して回転を物理的に抑える仕組みです:
- メリット: 細かい調整が可能。
- 調整方法: キャスト前にルアーが地面に軽く触れるように設定。
ベイトキャスティングリールの選び方のポイント
ベイトキャスティングリールを選ぶ際には、使用目的や自身の釣りスタイルに合ったものを選ぶことが重要です。以下のポイントを参考にして、最適なリールを見つけましょう!
1. 右ハンドルと左ハンドル
ベイトリールの右ハンドルと左ハンドルを選ぶ際には、利き手を考慮して選ぶのですが、その辺りの考え方を解説します。
一般的なキャスティングの釣りには、右利きの方は右ハンドルが使い易いと言われています。
利き腕でリールを巻く場合
- 利き手でリールを巻く場合
右利きの方が右ハンドルを使用する場合、キャストは右手で行い、その後リールを巻く際にも右手を使用するため、ロッドを持ち替える動作が必要になります。その結果、ロッド操作を利き手で行えないため、繊細なアクションがやや難しくなることがあります。 - リール巻き上げ時の動作の安定
利き手でリールを巻くと、リトリーブが安定しやすく、特にバスが掛かった際には、力を込めてハンドルを回しやすいという特徴があります。
右利きの人が左ハンドルを使う場合
- 利き手が右手の方の場合
ロッド操作を右手で行い、左手でリールを巻くことで、効率的に釣りを進めることができます。ただし、ロッドとリールをフルパーミングする際には、一度持ち直す動作が必要になることがあります。 - テンポの良い動作
持ち替えの手間が省けることで、テンポアップした釣りが出来るメリットがあります。
2. ギア比
ギア比は、巻き取りの速さを表す重要な指標です。
- 低ギア比(5:1~6:1):巻き取り速度が遅いですが、抵抗のあるルアーに適しています。
- 中ギア比(6:1~7:1):万能型で、様々なルアーや釣りスタイルに対応可能。
- 高ギア比(7:1以上):高速でラインを回収できるため、テキサスリグなどで手返し良く釣る場合におすすめ。
ベイトリールのギア比選びのポイント
ギア比が低いリールは、リトリーブ抵抗の大きいクランクベイトなどに適しており、リトリーブ時の抵抗は小さくなりますが、ボトムや障害物への感触が鈍くなります。一方で、ギア比が高いリールはリトリーブ抵抗が増しますが、障害物への感触が鋭く感じられます。
低活性のバスを狙う際には、ローギアタイプを選ぶことでルアーの動きをゆっくりさせやすく、ハイギアでもスプールへのライン量を減らすことで移動距離を抑えられます。
逆に、夏後半から秋の活発なバスには動きの速いルアーが効果的で、ギア比の高いリールが最適です。季節や状況に応じてギア比を選ぶことで、より効果的な釣りが楽しめます。
3. ブレーキシステム
バックラッシュを防ぐためのブレーキシステムの性能を確認しましょう。
- 初心者には、磁力ブレーキやデジタルコントロール(DC)ブレーキ搭載モデルがおすすめ。簡単に調整でき、安定したキャストが可能です。
4. スプールの材質とサイズ
スプールの材質やサイズも重要です。
- 軽量スプールは、軽いルアーを扱いやすくします。
- 大型スプールは、太いラインを多く巻けるため、大物狙いやカバー攻略に適しています。
5. リールの重量とサイズ
長時間使用する際の疲労軽減を考慮して、自分の手に馴染む軽量モデルを選ぶのがおすすめです。
6. リールの巻き取り力
パワフルな巻き取りが必要な場合は、ウィンチのような強力な巻き取り力を持つモデルを検討しましょう。
7. 価格帯とブランド
予算に応じて選びましょう。信頼できるブランド(例えば、シマノやダイワ)のリールは品質が高く長く使えます。
8. 使用目的と釣り環境
- カバー周りのバス釣り:巻き取り力が強く、太いラインが扱えるリール。
- 軽量ルアー:ベイトフィネスリールや軽量スプールを備えたモデル。
ベイトリールの使い方! オーバーヘッド・キャスティングに大切な3つの支点
オーバーヘッド・キャスティングで重要なのは、キャストしたルアーが左右にブレずに直線的に飛ぶことです。これには3つの主要な支点が関わっています。
キャスティングが不安定になると、目標とするポイントへルアーを正確に投げることができません。右利きの方は、右側に壁があると想像しながらロッドを振ることを試してみてください。その後、A、B、Cの3つの支点に注意を払いながらキャスティングを行いましょう。

3つの支点を意識したキャスティングとは、狙ったポイントに向かって正面に立つことです。右利きの人は、右足の親指をA支点とし、脇を締めて右腕の肘をB支点として意識します。そして、ロッドを持つ右手の小指をC支点とし、これらの支点を狙ったポイントに向けて一直線上に配置することで、ブレの少ない正確なルアー投げを実現できます。
オーバーヘッド・キャスティングの5つのステップ
では、具体的にキャスティングの動作を5つのステップに分けてみていきましょう。
- 1、3つの支点と壁を意識して立ち リールのクラッチを切る
- 2、ロッド・ティプからルアーを20センチ程、垂らしす
- 3、ロッドを後ろに振りかぶるり、ルアーの重さを感じながらロッドを前に戻す
- 4、ロッドが耳の位置を通るタイミングでスプールを抑えていた親指をはなす
- 5、飛んでいくルアーを確認しながらポイントに近づいたら、親指でスプールを軽く押さえて(サミング)静かにポイントに着水するようにします。
ルアーをキャスティングした際にライナーで飛んでいき、目の前で落ちるのは、動作4番のタイミングが遅れているためです。逆に、ルアーがフライで飛んでいく場合は、ルアーを離すタイミングが早すぎるということになります。
サミングはルアーの飛距離と着水速度をコントロールする技術です。最新のベイトキャスティングリールは高性能で、適切にセッティングすればバックラッシュの発生も少なくなります。バックラッシュを恐れずに繰り返しキャスティングを試みてください。練習を重ねれば、確実に上達します。
オーバーヘッド・キャスティング時のベイトロッドの握り方
手首をひねって右利きの方は右ハンドルのベイト・リールのハンドルが上に向くように握ることで手首の可動域が広がり楽にキャスティングが行えます。

ハンドルを横にしたまま、手首をひねらず握った場合可動域が狭くなりキャスティングの動作がスムーズに行う事ができません。

リトリーブ時のベイトロッドの握り方
キャスティングの後、リールを巻いてルアーを動かすか回収する際には、ロッドを右手から左手に持ち替えます。このとき、小指と薬指の間にロッドのトリガーを挟むように持つのが良いでしょう。

この持ち方でロッドとリールを持つ事でバスの強烈な引きに対してもロッドとリールがすっぽ抜けることなく、しっかり握る事ができます。

親指はリールの上部に置きしっかり握り込んで下さい。リールを包み込むように握る事をパーミングといいます。
ベイトリールでのキャスティングの基本はオーバーヘッドキャスティング
ベイトリールを使ったキャスティングの基本はオーバーヘッドキャスティングです。オーバーヘッドキャスティングを習得したら90度ズラしたサイドハンドキャストやバックハンドキャストにチャレンジしてください。
ピッチングやフリッピング等の特殊なキャスティングもありますが、基本となるオーバーヘッドキャスティングを身につけましょう。ベイトタックルでのキャスティング理論は以前に書いた記事を参考にして下さい。
最近のリールのブレーキ性能はとても良いのでブレーキを強めにセッティングすることで初心者の方でもキャスティングする事ができます。
日常の注油とグリスアップが大切! ベイトリールのメンテナンス
ベイトリールのメンテナンスは快適にバスフィッシングをする上でとても大切です。バスフィッシングは淡水で行うので釣行後に真水でリールを洗う必要はありませんが、定期的にベアリング等に注油する必要があります。

ベイトリールのメンテナンスに使われる油には大きくオイルとグリスの2つがあります。オイルの方はベアリングに注油するもので粘度はサラサラしているのが特徴です。
グリスはレベルワインダーなどの稼働し続ける部分に注油するもので粘度が強いのが特徴です。リールメーカーの説明書に従い注油し指定のオイルとグリスを使う事をおすすめします。
最近のリールはメーカー指定のオイルやグリスを使わなかったり、自身でリールを分解するなどの行為をすると故障した時にメーカーの保証が受けられなくなるトラブルが発生するので気を付けましょう。
通常はリールを使う頻度にもよりますが、3回程度の釣行でベアリングへの注油をするといいと思います。グリスは粘度があるのでもう少し注油する頻度は少なくなります。
メンテナンスをして3ヵ月以上の間、釣りに行かずリールを使用せずに放置していたリールを使用する場合には再度ベアリングに注油する事で故障を防ぎます。
おわりに
今回はベイトキャスティングリールの歴史や機能などの基礎知識を紹介しました。ボクがバスフィッシングを始めた時代はスピニングタックルを使った釣りは、あまりありませんでした。
バスフィッシングはベイトキャスティングリールで行うのが一般的でした。リールのブレーキセットアップからサミングコントロールが自分で調整が出来るまでキャストの練習をしながら釣りを楽しんでいた当時が懐かしいです。
80年代の当時から自動でサミングするリールが販売されないかと友達と話していましたが、今ではSVやDCというバックラシュを制御する近未来なブレーキシステムのリールも登場しています。
ボクはX(旧Twitter)でもバスフィッシングの情報を発信しています。記事を読んで興味を持ってもらえたら「X(旧Twitter)のフォローやいいね!」を頂けると今後の活動の励みになります。また、記事の感想などがあれば、お問い合わせフォームからコメントして下さい。
10分で学べる!初心者の為のベイトリールの使い方と選び方!の記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになれば幸いです。
では!! よい釣りを(^_-)-☆
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