10分で学べる!バス釣りでのベイトリールの使い方と基礎知識!

バスフィッシング入門

ベイトリールは正式にはベイトキャスティングリールといいます。ベイトリールの特徴は大型の重いルアーを使うのに向いています。理由はリールの構造上ウィンチのように力強くラインを巻き取る事が出来るからです。

また、カバーを攻めるのに適しており、スピニングリールではトラブルが増える太いラインをスプールするのに適したリールです。

ベイトリールはキャスティングの際にバックラシュというトラブルがありますが、使い慣れて来るとスピニングリールよりも精度の高いキャスティングがやり易いリールです。

では!10分で学べる!バス釣りでのベイトリールの使い方と基礎知識の始まりです(^O^)/


バスフィッシングで使うベイトキャスティングリールの誕生の歴史!

1651年のトーマス・バーカー著のThe Art of Anglingの中にウインチと記載され、パイクのトローリングで使われていたモノがベイトリールの起源と考えられています。

英国で生まれたベイトキャスティング・リールはその後アメリカに渡り1820年ぐらいまでは英国のリールを使用して釣りをしていましたが、アメリカでもベイトリールを制作されます。

アメリカでのベイトリールの発展の流れはニューヨークとケンタッキーの2つに別れ、ケンタッキー州、パリスに住む時計作り兼、銀細工の職人で釣り師だった、George Snyder(ジョージ・スナイダー)は、1810年頃に真鍮を加工したバス釣り用のベイトキャスティングリールを製作します。


ベイトリールの特徴とベイトキャスティングリールの各部の名称!

ベイトキャスティングリールの各部の名称

では!ベイトキャスティングリールの各部の名称と機能に付いて見て行きましょう。

ドラグはラインに引っ張りの負荷が掛かる事でラインが切れないようにラインを放出する機能でドラグノブを締めることでドラグ強さを調整します。1902年1月14日にフランシス・J・ラベスがドラグ機能のパテントを取得します。

メカニカルブレーキはスプールシャフトに圧力をかける事でスプールの回転を調整する機構です。また、スプールの回転を調整する機能にはマグネットブレーキと遠心ブレーキがあります。ブレーキ機能の違いでキャスト時のフィーリングが違うのでお好みのブレーキシステムを探して下さい。

クラッチ機能はキャスト時にスプールの回転をフリーな状態にしたり、クラッチを入れる事でスプールが逆回転しないようにラインを巻き取れる状態に切り替える機能です。

1911年3月21日にウィリアム・C・ボッシェンがクラッチとドラグの付いたリールを開発し特許を取得、研究には様々な人の力を借りて2年の歳月が掛かったそうです。

それ以前のベイトリールはディレクトドライブと言ってキャストしたり魚を掛けるとハンドルが回転してしまう構造のリールでした。ハンドルが回転する事で怪我をする事もあったそうです。

レベルワインダーはスプールにラインを均一に巻き取るための機能です。この機能がない時代のベイトリールは、巻き取り時に指を使ってラインを均一に巻き取っていました。1896年にウィリアム・シェイクスピア・ジュニアがレベルワインド機能の付いたリールを作り出します。


釣行前の儀式! ベイトリールにラインを巻き付ける際の注意点!

アーバーノット

ベイトリールにラインを巻く場合、ラインをベイトリールのレベルワインダーに通した後にスプールへアーバーノットやユニノットで結び付けます。

アーバーノットは一重結びで結べるスプールにラインを巻き付けるのに結び目も小さく結べるので最適なノットです。リールのタイプに関わらず使えるノットです。

現在のベイトリールは精密に作られているので、スプールに空いている穴にラインを通して結び付ける事や結びコブの上をセロテープ等を貼る行為も止めて下さい。飛距離が出なくなったり故障の原因になります。

図の様にラインスプールの中心に棒をラインスプールの真ん中へ通してからリールにラインを巻き付けます。ラインを綺麗に巻き付けるポイントとしてラインを軽く指でツマミながらラインにテンションを加えながらラインの偏りに注意しながら均一に巻いて下さい。

ラインを巻く時の注意点としてラインが巻かれているスプールのエッジにラインを引かけたり、擦ったりすると傷が付いてしまうので気を付けて巻きましょう。特に摩擦弱いPEラインを巻き付ける際は注意が必要です。

また、リールスプールにラインが偏って巻かれないように注意してください。


ベイトリールでのキャスティングの基本はオーバーヘッドキャスティング

ベイトリールを使ったキャスティングの基本はオーバーヘッドキャスティングです。オーバーヘッドキャスティングを習得したら90度ズラしたサイドハンドキャストやバックハンドキャストにチャレンジしてください。

ピッチングやフリッピング等の特殊なキャスティングもありますが、基本となるオーバーヘッドキャスティングを身につけましょう。ベイトタックルでのキャスティング理論は以前に書いた記事を参考にして下さい。

最近のリールのブレーキ性能はとても良いのでブレーキを強めにセッティングすることで初心者の方でもキャスティングする事ができます。


ベイトリールでのトラブル! バックラッシュの原理を知ろう!

バックラッシュの事をアメリカではプロフェショナル・オーバー・ランニングと言います。キャストの上手なバスプロでもやってしまうトラブルです。

バックラッシュが起こる理由はキャストした時に飛んでいくルアーに空気抵抗が掛かり、ラインを引っ張って放出していたルアーが着水しますが、慣性力が働くスプールの回転力は落ちることなくラインを放出し続けて回転します。

その結果、スプールに巻いている内側のラインが外側に追い越してしまう現象がバックラッシュです。

通常釣りをしていてバックラッシュが起こる要因はキャストの際のロッドを振るスピードにあります。余分な力をこめて振るとキャスト距離とロッドをパワーとのバランスが崩れて起こっていると考えられます。なので正しいキャスティングを身につける必要があります。

バックラッシュはリールのセッティングとキャスティングのパワーが整っていれば、サミングをしなくてもバックラッシュすることなく、ルアーが着水させる事ができますのでリールのブレーキセッティングを見直す必要があります。


ベイトリールのギア比の特性を知ることでルアー操作に差が生まれる

ローギアタイプの特徴 ラインの巻き取り長さが短い・リトリーブ時の抵抗が小さく感度が鈍い
ハイギアタイプの特徴ラインの巻き取り長さが長い・リトリーブ時の抵抗が大きく感度が鋭い 
ベイトリールのギア比による特徴

ベイトリールの歴史をさかのぼると19世紀のアメリカではリールの標準機となるベイトリールを時計メーカーのジョン ハードマンが当時のギア比としてハイスピードの4対1のリールを制作します。

現在のベイトリールに比べてかなりローギアだったことが分かります。ベイトリールはメーカーにもよりますが、ローギアモデルで5対1~6対1、ハイギアになると7対1や10対1が販売されています。

ベイトリールのギア比を選ぶ事で大切になるポイントはリールの巻き取り距離によるルアーの移動スピードとルアーの巻き抵抗を軽減する事の2つの点があげられます。

ベイトリールのギア比が6対1や7対1と上がる事でスプール径にもよりますが同じシリーズのベイトリールではハンドル一回転のラインの巻き取り量が多くなります。巻き取り量が増える事はルアーの移動距離も伸びます。

ギア比が低いベイトリールを使うとリトリーブ抵抗の大きいクランクベイトなどのルアーを使うとリトリーブ抵抗は小さいですがボトムや障害物にぶつかる感触が鈍くなります。

逆にギア比が高いリールを使うとリトリーブ抵抗は大きくなっていきますが、ボトムや障害物にぶつかる感触が鋭く感じます。

また、バスの活性が低くルアーをゆっくり動かしたい場合はハイギアをゆっくり巻いても使えますがローギアタイプの方がピッチが上がらずに使えます。

逆に夏後半から秋のバスを狙うのに動きの速いルアーが効果的なのでリールのギア比を上げると良い結果が得られます。季節によるバスの状態やルアーの使用法によってベイトリールのギア比を変えて選びましょう。


日常の注油とグリスアップが大切! ベイトリールのメンテナンス

ベイトリールのメンテナンスは快適にバスフィッシングをする上でとても大切です。バスフィッシングは淡水で行うので釣行後に真水でリールを洗う必要はありませんが、定期的にベアリング等に注油する必要があります。

ベイトリールのメンテナンスに使われる油には大きくオイルとグリスの2つがあります。オイルの方はベアリングに注油するもので粘度はサラサラしているのが特徴です。

グリスはレベルワインダーなどの稼働し続ける部分に注油するもので粘度が強いのが特徴です。リールメーカーの説明書に従い注油し指定のオイルとグリスを使う事をおすすめします。

最近のリールはメーカー指定のオイルやグリスを使わなかったり、自身でリールを分解するなどの行為をすると故障した時にメーカーの保証が受けられなくなるトラブルが発生するので気を付けましょう。

通常はリールを使う頻度にもよりますが、3回程度の釣行でベアリングへの注油をするといいと思います。グリスは粘度があるのでもう少し注油する頻度は少なくなります。

メンテナンスをして3ヵ月以上の間、釣りに行かずリールを使用せずに放置していたリールを使用する場合には再度ベアリングに注油する事で故障を防ぎます。


おわりに

今回はベイトキャスティングリールの歴史や機能などの基礎知識を紹介しました。ボクがバスフィッシングを始めた時代はスピニングタックルを使った釣りは略ありませんでした。

バスフィッシングはベイトキャスティングリールで行うのが一般的でした。リールのブレーキセットアップからサミングコントロールが自分で調整が出来るまでキャストの練習をしながら釣りを楽しんでいた当時が懐かしいです。

80年代の当時から自動でサミングするリールが販売されないかと友達と話していましたが、今ではSVやDCというバックラシュを制御する近未来なブレーキシステムのリールも登場しています。

今回の記事を読んでベイトキャスティングリールを使ったバスフィッシングに興味を持ってもらえると嬉しく思います。


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