「本山博之プロデュース」スミス AR-Wピンテールのインプレ!

ルアーインプレッション

バスフィッシングを楽しまれているアングラーのみなさん、こんにちは!今回の「釣りたいバス釣り日記」では、スミスから販売されている本山博之氏プロデュースの「AR-Wピンテール」を使った釣果をお届けします。

淀川でスピニングタックルを使用してバス釣りをする際、3インチ程度で少しボリューム感のあるピンテールワームを探していたところ、スミスの「AR-Wピンテール」がぴったりだったため購入し試してみました。プリスポーンとスポーンが入り混じったフィールド状況の中、3時間ほどの短時間で3匹のバスを釣り上げることができ、その実力を実感しました。

「AR-Wピンテール」はハリのあるマテリアルで、ロッドのアクションに対するレスポンスが優れており、しっかりした鈎持ちのおかげでキャスト時も安心して使用できます。また、最近は価格が高騰しているワームが多い中、手頃な値段で手に入るのも魅力的。コスパ抜群のワームと言えるでしょう。

淀川での使用では、水面を中心に目線より上のゾーンを意識した釣り方が効果的でした。キャスト後、ロッドを立ててシェイクすることで、連続的な波紋を作りながら横方向にスライドする動きが、バスのアタックを誘発。サイズに関係なくエキサイティングな釣りを楽しむことができました。

短時間で確かな成果を出してくれた「AR-Wピンテール」。淀川のフィールドでも頼れるアイテムとして、これからも活躍しそうです。

それでは!! 「本山博之プロデュース」スミス AR-Wピンテールのインプレ!の始まりです(^O^)/


AR-Wピンテール3.25inchを使った2024年4月11日での淀川釣行

2024年4月11日にお昼過ぎからAR-Wピンテールの3.25inchを使って淀川のバスを狙ってみました。春らしく桜も散り出した4月の中頃です。天気は曇りで夕方になるとチョット肌寒いくらいの気温でした。先週に降った雨の影響が残り水質は濁りが残っている状況です。

4月に入ってボクの行くエリアでもスポーニングを意識したバス達の姿を見る様になり、2日前から連日濁り水の中、ハードプラグによるサイトフィッシングを行ったのですが、結果はでませんでした。しかし、シャローにはバスの姿がやたらと確認できたので、フィネススタイルな釣りで試してみようと、この日は訪れました。

初めに、産卵後のメスをスミスのポルンガ40のノーシンカーで狙い、カバーを慎重に攻めましたが反応がありませんでした。そこで、水深のある対岸でダウンショットリグを試してみることにしました。

対岸に移動すると帰宅する、へら師の叔父さんが話しかけてくれました。状況を聞きながら談笑してお別れしてスグに1匹目が釣れてくれました。へら師の叔父さんからも「よかったねー」っと声を掛けてもらい良いスターが切れました。


AR-Wピンテール3.25inchの怒涛の釣れぷりが凄い!

もう少しボリューム感のあるワームでも良さそうだと感じ、ここで、今回紹介するAR-Wピンテール3.25inchのグリパンにチェンジして、同じくカバーとブレークの境を打って行きました。

筆者撮影 AR-Wピンテールの3.25inchで釣れたファーストバス

しばらく打って行くとラインが横に走ります。スカサズ合わせると写真のファーストバスが釣れてくれました。「スグに2匹目が釣れたので嬉しいー!!」っと心の中で呟きます。

AR-Wピンテール3.25inchは臭いもしっかり付いていますし、マティリアルもハリが有るので動かしているとシッカリとピンテールを動いてくれます。この二本のピンテールがボク的には淀川のバスに効きそうだと感じていたので、結果が出てニンマリです。


筆者撮影 AR-Wピンテールの3.25inchでキャッチしたセカンドバス

2本目も釣れて、更にワームをキャストすると、ラインが沖に走ったので、しっかりと合わせてバスを取り込みました。釣れたバスは30センチ前後のサイズで、元気によく引いてくれる写真のバスでした。淀川でバスを釣る度に思うのですが、駆除されずに生き残っていることに改めて感慨深く思います。

筆者撮影 AR-Wピンテールの3.25inchでキャッチしたサードバス

更に藪を漕ぎながら奥に進むとこの日、4本目のバスが釣れてくれました。よく見ると魚体が若干、ピンク色をしているので、この個体も最近、シャローに指して来たんだと思います。

淀川でピンテールワームが効くのは動きのメリハリと繊細な動きのギャップだとボクは感じています。スミス AR-Wピンテールもフォールスピードは速く着底後のワームの姿勢も平行な上、アクションを与えた時のテールピリピリと細かく動くので効くんだと思います。

この後は、同じ場所をウォーターメロンカラーに変えて打ったのですが、反応はなく肌寒さが増したのでここで納竿にしました。今回の釣行でAR-Wピンテールの3.25inchのポテンシャルの高さを感じる事ができました。更に季節が進むと本流の数釣でも活躍してくれると思います。

スミス社の池島さんが管理する「IKE-Pの釣れづれ日記」で、AR-Wピンテールの釣果を報告させていただきましたら、ブログに掲載していただけました。池島さんのブログはバスフィッシングの素晴らしさや厳しい現状が学べるのでチェックしてください。


AR-Wピンテールを使ったリグの解説!

AR-Wピンテールをダウンショットで使ってみた

後ほどタックルセットアップでも触れていますが、スピニングタックルを使用した場合のラインシステムはPE0.6号にフロロカーボンラインのリーダー5lbを使用しています。

筆者撮影 AR-Wピンテール3.25inchのダウンショットリグ

ノットはサージェンスノットのハーフヒッチで結んでいます。フックはノガレス アンダーショットツイストのサイズ4かサイズ1を使っています。出来るだけワームの東部の端にチョン掛けしています。

水中での姿勢もお尻下がりに成りすぎないのでこうしています。指し方は上の写真のように横姿勢でセットしています。少しでも水を押してくれるセッティングが好みです。シンカーは1.3g~3.5gを風の影響やタックルバランスで使い分けています。

AR-Wピンテールをヨコ横セッティングで表層で使ってみた

2025年6月16日、梅雨の中休みの淀川で使用したセッティングをご紹介します。この時期、淀川ではアフタースポーニングの影響でバスが浮き気味になる日もあります。この日の釣行では、まずダウンショットリグで1匹釣り上げたものの、その後が続かず…。そこでバスの目線より上のゾーンを攻めるために工夫しました。

筆者撮影 ヨコ横テクニックで釣ったバス

選んだのは、AR-Wピンテールをノーシンカーワッキースタイルでリグった「ヨコ横テクニック」。このセッティングで、バスの目線を意識しながら水面近くを引き、狙い通りの成果を出すことができました。

AR-Wピンテールのセッティングと使い方について

AR-Wピンテールは、ソルトやフレーバーが配合された素材で作られています。しかし、マスバリ#5を使用しても沈むことなく水面で浮かせられるため、「ヨコ横テクニック」が非常にやりやすいです。ボクの場合は、ボディの半分より少し上側にフックをセットして使用しています。

キャスト後にロッドを立ててシェイクすると、AR-Wピンテールは震えながら連続的に波紋を生み出し、そのまま横方向へスライドしていきます。このスライド動作を最大限に活用するためには、リトリーブパスを慎重に考え、着水点とピックアップ位置を調整する必要があります。

また、水面から飛び出してバスがアタックしてくる瞬間は、サイズに関係なく非常にエキサイティング!誰でも楽しめるテクニックです。


AR-Wピンテール3.25inchを使ったタックルセットアップ

2024年4月11日の釣行で使用したタックルはスピニングタックルを使用しました。ロッドはスティーズのキングボルトFspecにリールはルビアス2500番、ラインはタトゥーラセンサーPE0.6号にリーダーがユニチカのコンパクトショックリーダーの5lbを使いました。

キングボルトFspecにリールはルビアス2500番

ユニチカのコンパクトショックリーダー5lbは30m巻です。ラインスプールがコンパクトなので、携帯に便利なショックリーダーです。ライン自体の質も素晴らしく、安心してファイト出来ます。

※ユニチカのコンパクトショックリーダーに関するインプレッションは、以前に記事⇩で取り上げましたので、ぜひご覧ください。とても素晴らしいラインです。


AR-Wピンテール3.25inchをベイトフィネスタックルでも使用しました!

まだ、釣果は得られていませんが、以前にベイトフィネスタックルを使ったダウンショットリグも試してみました。ロッドはダイワのブラックレーベルSG661UL+FBにリールはアルファスAIRにラインがフロロカーボンラインの8ポンドです。

ベイトフィネスタックル

少し重めのシンカーを使ったダウンショットリグにはベイトフィネスタックルは使い易くAR-Wピンテール3.25inchを扱うにはベストだと思います。

ボクの場合はこのタックルで、春はシャッドを使った巻の釣りや小型のミノーも使ったりするので、とても便利です。

※以前にブラックレーベルSG661UL+FBのインプレション記事を投稿しました。多目的に使用できるベイトフィネスロッドをお探しの方は、是非、コチラ⇩の記事もご覧ください。


本山博之氏がプロデュースしたAR-Wピンテール3.25inchのスペック

AR-Wピンテールは(故)本山博之氏がプロデュースしたソフトベイトで、「スモールマウスでの高い実績はラージマウスでも効果を発揮する」というコンセプトのもと、本山氏の豊富な経験と実績に基づいて開発されました。そのため、信頼性の高いソフトプラスチックベイトと言えます。

AR-Wピンテールの特徴

ボディのリブを深めに設定することで水を掴み、Wピンテール部分が振動します。例えば、ジグヘッドリグにセットしてストレートリトリーブすると、テールが交互に揺れながら動きます。

扁平ボディ(断面が楕円形)を採用することで、ロールアクションを簡単に制御できます。例えば、ジグヘッドを縦にセットしシェイクすると、水平セット時より、大きなボディロールが得られます。また、ネコリグやジグヘッドワッキーリグで使う際には、フックの挿入方向を変更することでルアーの動きや抵抗を微調整できます。

V字形のピンテールは、シルエットにダイナミックな変化を与えます。ベイトフィッシュを模倣する際には、ジグヘッドを縦にセットし、ロールを伴うアクションを演出します。エビを模倣する場合や、スモラバトレーラーとして使用する際には、水平にセットすることで、リアクションを誘う動きや、軽やかな動きを表現できます。

AR-Wピンテールは嗅覚と味覚を刺激するソルトとエビのフレーバーを含み、環境ホルモンを疑われる素材は不使用で安全です。JB/NBCによるエコタックル認定を受け、エコタックル規定のトーナメントでの使用が認められています。製品の先端には識別のための「Fマーク」が刻まれており、確認できます。


引用先 スミス

AR-Wピンテールのカラーラインナップは16色もあり、サイズ展開は2.75inchと3.25inchの2サイズがあります。今回、ボクが購入したのは3.25inchです。

引用先 スミス

価格が据え置きであるため、インフレのこの時期にはサラリーマンや学生にとってありがたい設定です。3.25インチのものは1本少ないですが、9本入りで実際の釣りではすぐになくなる心配はありません。


おわりに

最後までお読みいただきありがとうございます。スミスのAR-Wピンテールのインプレはいかがだったでしょうか、今回の釣行では30cm前後の良型なバスが釣れてくれたので、サイズアップを狙ったワームとしてAR-Wピンテールに期待したいと思います。

スミスの「AR-Wピンテール」にご興味をお持ちいただけたなら、以下のリンクからご購入いただけます。楽天市場やアマゾンでのお取り扱いがございますので、お好みのサイトを選んでいただければと思います。

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「本山博之プロデュース」スミス AR-Wピンテールのインプレ!の記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになれば幸いです。

では!! よい釣りを(^O^)/


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