「2023年の新作!」ブーヤーコバートフィネスのインプレ!

ルアーインプレッション

2023年、BOOYAHから発売されたコンパクトスピナーベイト、コバートフィネスを購入したのでインプレッションしていきたいと思います。

コバートシリーズと言えば、クラシックウィナーのジェイソンクリスティー氏が開発に加わって自身のアイディアを詰め込んだスピナーベイトです。

オリジナルのコバートシリーズも素晴らしいスピナーベイトでしたが、コバートフィネスはタフ化が進むフィールドで勝つために開発されたコンパクトスピナーベイトです。実物を見ると分かりますが、かなりコンパクトなスピナべです。

では!! 「2023年の新作!」ブーヤーコバートフィネスのインプレ!の始まりです(^O^)/


2023年の新作スピナーベイト コバートフィネスのインプレッション!

コバートフィネス左1/2oz 右3/8oz

7月23日と29日に淀川でブーヤーのフィネススピナーベイト、コバートフィネスを使用して来ました。タックルセットアップはロッドがHIROism The Answer Wizard CSとCapricorn TWにリールはスティーズSV TWにラインはシルバースレッドSARの20LBでコバートフィネスを使ってみました。

コバートフィネスの最初の印象は凄くコンパクトにまとまっている点です。ヘッドのウェイトがフック側にも足されているので、ぱっと見はヘッドが小さく感じます。

ボクが購入したのはコロラドブレードとオクラホマブレードを組み合わせたタンデムブレードの3/8ozと1/2ozの2タイプです。

オクラホマブレードを使うのはボクは初めてで、とても楽しみにしていました。少しオクラホマブレードの事を調べて見ると、特徴としては通常のブレードよりも少し厚みがあり、少し重く振動はタイトで早いのが特徴です。

実際にオクラホマブレードの付いたコバートフィネスをリトリーブした時の感触はダブルコロラドよりは引き抵抗は軽くバイブレーションもタイトになった印象です。

開発したクラシックチャンプでもあるジェイソンクリスティー氏も言ってましたが、低水温時やプレッシャーの高いフィールドで使うためにコロラドよりもバイブレーションが大人しいオクラホマブレードを選んだそうです。

プレーンなコロラドブレードとオクラホマブレードを比べるとオクラホマブレードはセンターで曲がっているので、光を反射する面を2面持っているので、それぞれの面がが光を反射します。更にセンターラインの折り目自体が3つ目のフラッシュを放つのでプレーンなブレードよりも優しく光ります。

この辺りもプレッシャーの高いバスに対して警戒心を与えないアプローチとしてオクラホマブレードを選択できるようにしたのかも知れませんね。

スピナーベイトの形状もアッパーアームがショートアームになっており、ブレードの回転レスポンスも素晴らしくヒルデブランドのブレードなのでメッキの処理は美しいです。その為、コバートシリーズは価格は高くなってしまいます。


アメリカン フィネススピナーベイトの使い分けができる時代になった

左コバート3/8oz 中央コバートフィネス3/8oz 右ポンドマジック1/8oz

オリジナルのコバートも発売当初はブーヤー社のスピナーベイトの中ではコンパクトなスピナーベイトの部類に入っていましたが、コバートフィネスが登場した事で、明確にポジションが分かれました。

最近の淀川釣行で感じるのはコンパクトなプロファイルでしっかりとしたバイブレーションを作り出すスピナーベイトの釣果があがっている点です。ブーヤー社の一番小さいスピナーベイトにポンドマジックがあります。

ポンドマジックは1/8ozとかなり小さいスピナーベイトです。プレッシャーの高い淀川のようなフィールドでも活躍してくれましたが、風が強くなると扱いが厳しくなるのがネックです。

今回、コバートフィネスが登場してくれたことで、フィッシングプレッシャーが高まる季節に風が強く吹く中でもキャスタビリティーが高く使う事ができます。

更にデカいサイズを求めるならオリジナルサイズのコバートを使う事でアメリカン フィネススピナーベイトの使い分けができるようになったので釣りの幅が広がりました。 


クラシックウィナーが開発に関与したコバートフィネスのスペックは?

WEIGHT 1/2oz 3/8oz
PRIMARY BLADE #4 Gold Oklahoma
SECONDARY BLADE #3 Nickel Colorado
HOOK SIZE:4/0

ブレードタイプはダブルウィローとダブルコロラドもラインナップされています。ウェイトは3/8ozと1/2ozの2タイプが用意されています。ボクが購入したコロラド、オクラホマのタンデムブレードですが、ブレードのサイズは同じでウェイトが2タイプ用意されています。

オクラホマブレードは北西太平洋やアラスカのオーシャンサーモン釣りでよく使われているそうで、パイクやマスキーのスピナーとしても使われているブレードです。

スピナーベイトのサイズ感はオリジナルコバート3/8ozとコバートフィネス1/2ozのヘッドサイズが同じぐらいの大きさですが、アッパーアームがショートになっている分、コバートフィネスの方が見た目のボリュームは小さいです。コバートフィネス1/2ozはかなりコンパクトなスピナーベイトです。

左コバートフィネス3/8oz 右コバート3/8oz

コバートフィネス3/8ozとオリジナルコバート3/8ozとの比較です。写真では伝わりにくいですが、大きさは25%サイズダウンさせているそうで、実際に手に取ってみ比べると、コバートフィネスはかなり小さいです。

ヘッド形状も見直されたそうですが、オリジナルと同じく低重心なデザインです。違いとしてはファーストリトリーブ時に倒れ込まないように片側が盛り上がった形状になっていますが、オリジナルと比べて大人しくなっています。

これはボクの持論ですが、コバートスピナーベイトはカウンターブレードではないのでブレードの回転方向が一定ではありません。なのにヘッドが受ける水圧を片側に決めてしまう事で逆にブレードの回転方向によっては倒れが生じるのではと考えています。

なので、もしもワザと一方向に水圧を受けるヘッドデザインにしたとしたらヘッドを振らす効果を生じさせるためカモしれません。振られたヘッドがキルを掛けたりトゥイッチを掛ける事で引っ張られたヘッドが元の位置戻りヘッドに余分な動きを与えるためのデザインではないかと思います。

アームも硬度の高い材質のモノが使われていますので、デカバスが掛かっても安心ですし、硬いアームを使う事でブレードのバイブレーションの伝達を促しスカートの動きがよくなる効果もあります。

上コバート3/8oz 下コバートフィネス3/8oz

ヘッド形状がコンパクトになっている秘密はウェイトをフック側にも載せる事で実現しています。コバートフィネスはショートアームな上に後方重心になっているので、コバートフィネスはキャスタビリティーも上がっています。

また、ショートアームなのでキルを掛けた時のフォール姿勢が良いのも特徴です。余談ですが、コバートフィネスのリーディングブレードを取り外してシングルコロラドやシングルオクラホマにしても凄く良いスピナーベイトになりそうな予感がします。


おわりに

今回は2023年のBOOYAHの新作スピナーベイト、コバートフィネスを紹介しました。前作のコバートの優れた機能を引き継ぎながらタフなフィールドでも活躍するスピナーベイトだと思います。

BOOYAHの「コバートフィネス」の記事を読んでコバートフィネスを使ってみたいと思われたら下記のリンクから購入する事ができます。現在オクラホマブレードは何処も売り切れているようです。

「2023年の新作!」ブーヤーコバートフィネスのインプレ!の記事は如何だったでしょうか? 今回の記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになれば幸いです。


コメント

タイトルとURLをコピーしました