バスフィッシングを愛する皆さん、こんにちは!「釣りたいバス釣り日記」の今回の記事では、バスフィッシングで幅広く使われる「バレットシンカー」(またはバレットウェイト)について、基本的な使い方から応用的なテクニックまで詳しく解説していきます。
バレットシンカーは、その形状が銃弾に似ていることから名付けられたオモリです。主にワームを水中に沈めたり、流れの中で留めたりする役割を果たします。また、ワームやルアー単体では軽すぎてキャストが難しい場合に、それを補助するためにも使用されます。釣り場で活躍すること間違いなしのアイテムですね。
バレットシンカーの使い方を知るには、まずは「テキサスリグ」を学ぶのがおすすめです。テキサスリグはワームフィッシングの基本中の基本であり、その仕組みを理解することで、フィッシング全体の技術がよりスムーズに身につきます。このリグは障害物の多いエリアでも活躍し、バスを狙う上で非常に頼りになるセットアップです。
この記事では、バレットシンカーの選び方に必要な基本知識、重さの表記の仕方や素材・形状の違いによる特性の変化についても取り上げています。また、テキサスリグ以外のセッティングや、スピナーベイト、リップレスクランクベイトとの組み合わせで、ルアーの機能を最大限に引き出すための活用法についても触れていきます。
バレットシンカーは、単なる道具以上の可能性を秘めています。その応用範囲は広く、釣り人の創意工夫次第で驚くような成果を生み出すこともできます。バレットシンカーを使って、あなたのフィッシングスタイルに新たな風を吹き込みましょう!
さらに深く掘り下げたい方には、テキサスリグやキャロライナリグの具体的な作り方、使用状況に応じたバレットシンカーの選び方など、詳細情報も記事内でチェックできるようリンクを掲載しています。ぜひご覧ください。
では、この素晴らしい釣り道具を使いこなす方法を一緒に探求していきましょう!皆さんの釣りライフがますます充実することを願っています🎣✨
それでは! 10分で学べるバレットシンカーの使い方! 基礎と応用の始まりです(^O^)/
バレットシンカーの基本編! 「表記・形状・材質」
バレットシンカーを使いこなすためには、重さの表記や形状ごとの特徴、そして材質の違いについての基本を押さえておくことが重要です。それぞれの要素が釣りの成果に直結するため、しっかりと理解することで効果的に活用できるようになります。
グラムそれともオンス? バレットシンカーの重さの表記を知ろう!
バレットシンカーの重量表記は、国によって異なるため少し混乱することもあります。アメリカでは「オンス(OZ)」を使用し、日本では「グラム(g)」が一般的です。1オンスは約28グラムで、例えば14グラムは1/2オンスに相当します。この違いを理解しておくと、適切なウェイトを選ぶ際に役立ちます。

アメリカの計算方法では、重さを半減法で表記することが基本です。まず倍のウェイトを用意してから、必要に応じて中間のウェイトを追加することで、より柔軟な選択が可能になります。この方法は、釣り場や状況に応じてウェイトを調整したいときに非常に便利です。
釣りをする際に重要な基準として、使用するウェイトで水底の感触をしっかりと捉える必要があります。例えば、5/16オンスのシンカーでは底を感じられない場合、1/4オンスのシンカーに変更して底の感触を確認できるよう調整することが基本です。この感覚を養うことで、地形の変化を的確に把握できるようになり、釣りの成果をさらに向上させることができます。
また、地形の変化を確認する技術は、ワームやジグを使った釣りにおいて非常に重要です。重いウェイトから始め、徐々に軽いものに変更していくことで、水底の感触を確実に捉えるトレーニングを行うことができます。このアプローチは、釣りの精度を高める素晴らしい方法です。。
「使い分けてますか?」バレットシンカーの形状による使い分け!
バレットシンカーには、用途や状況に応じた主に3つのタイプが存在します。それぞれのデザインが異なり、カバーの中へワームをスムーズに送り込むために設計されています。以下、それぞれの特徴をご紹介します。

- スタンダードタイプ 最も一般的なバレットシンカーで、頭部が丸く汎用性が高いデザインです。テキサスリグやキャロライナリグなど、多くのリグで使用され、初心者にも使いやすいのが特徴です。
- ネガティブテーパー型 細くテーパーが施された形状で、ウィードやカバーの奥深くにスムーズにワームを送り込むのに適しています。カバーの濃いエリアでの釣りに活躍するシンカーです。
- ウェッジタイプ 障害物を避けやすい特性を持つデザインで、通常のバレットシンカーよりもテーパーが強めです。これにより、複雑な地形や障害物の多いエリアでの釣りが効率的になります。
バレットシンカーの異なる形状を使い分けることにより、バスが潜む場所にワームを届けることが可能です。テーパーが強いネガティブテーパーやウェッジ型のシンカーを使用することで、カバーの奥深くにワームを送り込むことができます。
バレットシンカーの材質による特徴とコストパフォーマンスの違い!
では、バレットシンカーに使われる3つの金属について詳しく説明します✨
- 鉛(リード)
鉛はコストパフォーマンスに優れ、初心者にも扱いやすい素材です。柔軟性があり、プライヤーで調整が可能。しかし、毒性があり環境や人体への影響が懸念されるため、一部の釣り人は鉛製シンカーの使用を控えています。 - 真鍮(ブラス)
真鍮は鉛よりも硬く、湖底の感触をより感じやすい特性を持っています。ビーズと接触することで音を発し、バスを引きつける効果も期待できます。このため、アピール力を高める釣りに適しています。 - タングステン
タングステンは非常に硬く、重い金属で希少性が高い素材です。同じ重さでもコンパクトな形状にできるため、根掛かりを減らしつつ感度を向上させます。毒性がなく、環境に優しい点も魅力です。ただし、価格が高いのが欠点です。
これらの材質を知ることで、用途や状況に応じて最適なバレットシンカーを選ぶことができます!自分の釣りスタイルに合った素材を見つけてみてくださいね🎣✨
基本編! バレットシンカーの使い方 「テキサスリグ&キャロライナリグ」
ウェイトは時代とともに進化し、釣り場の状況に応じて選べるよう多様化してきました。その中でも、バレットシンカーを使ったワームフィッシングのリグとしては、「テキサスリグ」と「キャロライナリグ」が代表的な存在と言えます。

まず、ワームフィッシングの基本ともされるテキサスリグについて。これは、障害物をかわす能力に優れたリグで、1960年代にアメリカ・テキサス州で生まれたと言われています。この背景を考えると、その当時からバレットシンカーは活用されていた可能性がありますね。テキサスリグは、初心者から上級者まで多くのアングラーに支持され続けている理由が、そのシンプルさと実用性にあります。
次に、キャロライナリグ。このリグは、ディープエリアのストラクチャーやシャローエリアを広範囲に探るのに適しており、特に底の変化を把握したり、広範囲を効率よく攻めるのに大活躍します。最近ではキャロライナリグ専用のシンカーも豊富に販売されていますが、バレットシンカーを代用しても全く問題ありません。むしろ、柔軟に使えるシンカーとしての魅力を再発見できるでしょう。
そして、応用編としてさらに一歩進んだ使い方をご紹介します!リップレスクランクベイト、ジャークベイト、スピナーベイトといったルアーにバレットシンカーを組み合わせることで、ルアーの性能を最大限に引き出せるのです。
バレットシンカーは、まさに創造力を刺激する道具と言えるでしょう。ぜひ、これらのリグや応用テクニックを試してみてください。きっと、新たな釣りの楽しさが見つかるはずです!
ワーム釣りの基本はバレットシンカーを使ったテキサスリグ!
バレットシンカーを活用したリグの中でも、最初に覚えるべきなのはワームフィッシングの基本、「テキサスリグ」です。このリグは、ワームのタイプを問わず使える万能なリグであり、釣りの入門としてぜひマスターしておきたいセットアップと言えます。

テキサスリグの作り方は驚くほど簡単です!まず、メインラインにバレットシンカーを通し、次にオフセットフックとメインラインを結びます。続いて、オフセットフックのギャップにワームを通し、ワームの表面から抜いた後、フックを反転させてフックポイントをワームに再び刺し込むだけ。この操作を完了すれば、テキサスリグの準備はバッチリです。
※さらに詳しい情報については、下記⇩リンク先の記事をご覧いただくことで、テキサスリグの詳細なリグり方やその使い方をチェックできます。ぜひ一度試してみてください!
バレットシンカーの王道リグ! バレットシンカーを使ったキャロライナリグ!
ワームを使ったリグの中で、テキサスリグと並んでもう一つ押さえておきたいのが「キャロライナリグ」です。このリグは、ディープエリアのストラクチャーやシャローエリアを広範囲に探るのに適したセッティングで、重めのシンカーを使用することでその力を最大限に引き出せます。

キャロライナリグの基本的な作り方はとてもシンプルです!まず、メインラインにバレットシンカーとビーズを通し、スイベルを結びます。そのスイベルからリーダーラインを伸ばし、ワームをセットするだけで完成です。この手順を覚えることで、キャロライナリグを簡単に準備できるようになります。
このリグの最大の特徴は、シンカーとワームの距離があることで生まれる、独特の動きにあります。ワームはノーシンカーワームのようにゆっくりとフォールし、自然な動きを作り出します。そのため、バスに対してリアルなアプローチが可能となり、特に低活性時の攻略には絶大な効果を発揮します。
キャロライナリグは、ディープのストラクチャーだけでなく、ウィードフラットのような広範囲におけるチェックにも非常に便利です。釣り場の状況に応じてこのリグを使いこなすことで、さらなる釣果が期待できます。
※より詳細なリグの組み方や使い方については、下記⇩リンクの記事をご覧ください。きっと役立つ情報がたくさん見つかるはずです!
「応用編」バレットシンカーとハードプラグと組み合わせて使う!
ここからは、バレットシンカーとハードプラグを組み合わせたリグを紹介します。バレットシンカーと組み合わせる事で、ハードプラグのポテンシャルを上げて使う事が可能になります。
バレットシンカーと組み合わせてクランクベイトの潜行深度の制約を突破する!
バレットシンカーを活用したリグの応用例として、シャロークランクをキャロライナリグで使用する方法をご紹介します。この設定を使えば、シャロークランクを通常の潜行深度の制約を超えてデープゾーンに送り込むことが可能です。

通常、クランクベイトには潜行深度の限界がありますが、バレットシンカーを組み合わせることでその制約を取り払うことができます。ただし、単純にシンキング仕様のシャロークランクを作ろうとすると、浮力が失われ、独自のアクションやディスプレイメント効果が失われてしまいます。これではルアーの魅力を活かせませんよね。
そこで、シャロークランクをキャロライナリグとして使用する方法が非常に理にかなっているのです。このセッティングでは、バレットシンカーが深いゾーンにクランクを送り込む役割を果たし、シャロークランクの浮力を維持しながらその特有の動きを引き出します。
さらに、この方法はシャロークランクだけでなく、シャッドタイプのルアーとも非常に相性が良いです。どちらのルアーも、このアプローチによって水中での動きが活き活きとし、効果的にバスを惹きつけることができます。
ぜひ、このキャロライナリグ応用編を試して、釣りの幅を広げてみてください!きっと新しい発見があるはずです🎣
この釣りをヒロ内藤さんがYouTubeで詳しく紹介しています。動画はキャロライナリグではなく廃盤になってしまった「ブーフレックスリグ」を使っていますが、キャロライナリグとやっている事は同じです。
この動画でヒロ内藤さんがリグの利点やこのリグを使った攻め方のポイントを分かりやすく解説しています。
バレットシンカーを使った動きを良くしたジャークベイトのサスペンドチューン
ジャークベイトのアクションを一旦止めて、0.5秒から1秒間ほど静止させることは、バスを釣る上で非常に重要なテクニックです。特に天候やフィッシングプレッシャーが高まると、バスがルアーにアタックしづらくなるため、この静止時間をさらに長くする必要が出てきます。

静止時間を伸ばす方法の一つとして、ジャークベイトのボディに板オモリを貼る方法があります。この方法は効果的ですが、欠点もあります。板オモリを直接ボディに追加すると、ジャークベイトの動きが小さくなり、ルアーの魅力が減少してしまうことです。
そこで、バレットシンカーとシンカー止めを組み合わせて使用する方法が理想的です。この手法により、ジャークベイトの浮力を維持しつつ、サスペンドジャークベイトとしての性能を向上させることが可能になります。このセットアップでは、ジャークベイトの動きを損なわずにルアーの浮力を調整できるため、自然なアクションを保つことができます。
私もこの方法を試した結果、ウェイトとジャークベイトの間隔を約1cm確保することで、キャスタビリティーが損なわれることなく、ウェイトが邪魔にならないだけでなく、ジャークベイトの動きが非常にスムーズに保たれることを確認しました。この調整により、ジャークベイトの自然なアクションが維持され、バスへのアピール力がさらに高まります。
ぜひ、この方法を試して、バスフィッシングの新しい可能性を発見してください!🎣✨
ヒロ内藤さんのYouTube動画では、使用しているルアーはスミスウィック社のラトリンログARA1200に、バレットシンカーではなくかみつぶしオモリ1.5gを使って紹介しています。
動画を見てもらうと分かりますが、ジャークベイトの動きは損なわれていません。喰い渋った時にウェイトを足すだけで、出来るチューニングですからやらない手はないです。
リップレスクランクベイトを簡単にバレットシンカーで深度調整!
リップレスクランクベイトにバレットシンカーを組み合わせることで、通常の限界を超えてさらに深いゾーンに送り込むことが可能です。このテクニックは、特に深場を攻略したい場合やスピードを上げたリトリーブが必要な状況で非常に効果的です。

具体的な手順として、バレットシンカーをクランクベイトのラインに取り付け、両側からシンカー止めや楊枝を使用してしっかりと固定します。この方法により、シンカーが動かず安定した状態を保つことができます。例えば、1/2ozのリップレスクランクベイトに1/4ozのバレットシンカーを追加することで、合計3/4ozの重量となり、さらに深い層を効率よく攻めることが可能になります。
また、この設定はスピードリトリーブにも対応しており、高速での引きによるアピール力を維持しつつ、広範囲の探索を可能にします。リップレスクランクベイトの潜行深度の制約を取り払えるこの方法は、ルアーの動きを損なわず、自然なアクションを維持するための優れたアプローチです。
ぜひ、この技術を使ってさらに多様な状況でリップレスクランクベイトを活用してみてください!釣果を最大化する新たな可能性が広がるはずです🎣✨
このチューニングは、ヒロ内藤さんのYouTube動画を参考にさせて貰っています。YouTube動画の概要に「水深3m前後を攻めるための調整」というキャプチャーをクリックすると、この釣りのリグり方や概念を詳しく学ぶ事ができます。
バレットシンカーによるスピナーベイトのゾーンとスピード調整
スピナーベイトにバレットシンカーを組み合わせることで、リトリーブするゾーンやスピードを調整することが可能です。この方法は、リップレスクランクベイトとバレットシンカーを組み合わせる際の手法と同じですが、スピナーベイトにも非常に有効です。

例えば、1/4ozのスピナーベイトしか手元にない場合でも、1/4ozバレットシンカーを追加することで合計1/2ozの重さにすることができます。このセッティングにより、スピナーベイトのサイズ感を小さく保ちながら、より深いゾーンを攻略したり、同じ水層をより速いスピードでリトリーブすることが可能になります。
さらに、バレットシンカーがスピナーベイトに接触しないよう、シンカー止めを使ってしっかり固定することで、動きの自然さを損なうことなく使用できます。このセットアップは動き出しがスムーズで、違和感のないリトリーブを実現します。
この手法を試せば、スピナーベイトの可能性を大きく広げることができます!ぜひ活用してみてください🎣✨
「バレットシンカーの収納!」シンカーのウェイトが一目で分かる収納が大事!
バレットシンカーを使う際には、状況に応じたウェイトの選択が重要です。深い場所や流れのあるエリア、またはワームをリアクションで食わせたい場合には、重めのバレットシンカーを使用することで効果的なアプローチが可能になります。一方で、バスがタフで活性が低い場合は、沈下速度を抑えるために軽めのシンカーを選びます。

ワームフィッシングでは、釣り場や状況に応じてシンカーのウェイトを適切に変える必要があるため、様々なウェイトサイズを用意して釣り場に持っていくことが推奨されます。この準備がバスフィッシングの成功を左右する鍵となります。
また、バレットシンカーの収納方法も工夫が必要です。仕切りのあるプラスチックケースに整理して収納したり、パッケージごとまとめてリングで束ねて持ち歩く方法などがあります。特に大量のシンカーを持ち運ぶ場合は、収納力に優れた専用ケースが便利です。
ボクはプラスチックケースを使用してバレットシンカーを整理していますが、大量に持ち歩く際には「リューギのタンク」を活用しています。このタンクは収納力と整理のしやすさに優れており、効率的にシンカーを管理するのに役立っています。
釣り場での効率と成果を高めるために、自分に合った収納方法を見つけてみてください!🎣✨
おわり
今回は、バレットシンカーの使い方についてご紹介しました。一般的にバレットシンカーはワームフィッシングで使用されることが多いですが、その種類も鉛製から環境に優しいタングステン製まで幅広く展開されています。タングステンシンカーは少々高価ですが、感度が高くコンパクトな形状のため、根掛かりを軽減するメリットがあります。
バレットシンカーはワーム専用だと思われがちですが、実はプラグやスピナーベイトと組み合わせることでルアーの機能を最大限に引き出すことも可能です。釣り場の状況に応じて、ぜひこの応用方法も試してみてください!
また、ボクはX(旧Twitter)でもバスフィッシングに関する情報を発信しています。この記事に興味を持っていただけたら、「X(旧Twitter)」でのフォローやいいね!をいただけると、今後の活動の大きな励みになります。さらに、記事に関する感想や質問などがあれば、お問い合わせフォームからお気軽にコメントしてくださいね。
また、Amazonからキンドル本「アメリカンルアーの歴史と起源」を販売しています。ルアーの誕生秘話や歴史に興味がある方は一読して下さい。キンドル・アンリミテッドに契約されている方は0円で読むことができます。
10分で学べるバレットシンカーの使い方! 基礎と応用!の記事でバレットシンカーの使い方の発想が広がれば嬉しいです。
では!! よい釣りを(^O^)/
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