テキサスリグにビーズを取り付ける事で得られる3つの効果!

ルアーの使い方

バスフィッシングを愛するアングラーのみなさん、こんにちは! 「釣りたいバス釣り日記」では、ブラックバスの釣りをより楽しむための情報をお届けしています。今回は、テキサスリグをさらに進化させる驚きのアイテム、「ビーズ」について特集します。

ビーズは、一見するとシンプルなアクセサリーのように見えるかもしれませんが、その効果は釣果を劇的に向上させる可能性を秘めています。ビーズをテキサスリグに追加することで生まれる音や光の効果、さらにその選び方や歴史的背景を掘り下げ、皆さんのフィッシングライフをより豊かにする情報をお届けします。

🎣 なぜ「ビーズ」が注目されるのか? ビーズは、ただのアクセントではありません。バレットシンカーとのコンビネーションにより発生する音が、ブラックバスの聴覚を刺激します。この音は、魚が興味を引かれる要素として非常に効果的で、水中での釣りをさらなる次元へ引き上げます。また、ビーズの素材やカラーを選ぶことで視覚的なアピールも強化することができ、フィールド状況に合わせたカスタマイズが可能です。

🌟 「ドゥドゥリング」メソッドの歴史 1980年代にカリフォルニア州のバスプロ、ドン・アイビーノによって考案された「ドゥドゥリング」メソッド。この画期的な方法は、ブラックバスへのアプローチを音や動きで進化させました。特に、彼が1984年にネバダ州モハビ湖で開催されたトーナメントで勝利したことで、このメソッドはアングラーたちの間で急速に広まりました。音の力で釣果を変える、その斬新なアイデアに多くの人が注目したのです。

📜 音・光・カラーの魔法 テキサスリグにビーズを使用することで得られる効果は、「音」「光」「カラー」の3要素に分かれます。音はブラックバスの聴覚を刺激し、ビーズの反射による光は視覚を引き付けます。そして、ビーズの色が視覚的な演出をさらに強調します。それぞれがブラックバスにとって魅力的な要素となり、効果的に魚を誘引します。

🔍 ビーズの選び方と注意点 素材やサイズ、色の選び方も非常に重要です。例えば、濁りのある水域では黒や赤のビーズが効果的であり、透明度の高い場所ではクリアビーズや光を反射する素材が適しています。また、ビーズの素材による音の違いも考慮して、フィールド状況に合ったベストな組み合わせを選ぶ必要があります。りのある水域など、フィールドの状況に応じて適切なビーズを選ぶことが釣果向上のカギとなります。

では!! テキサスリグにビーズを取り付ける事で得られる3つの効果!の始まりです(^O^)/


「ドゥドゥリングスタイル!」テキサスリグにビーズを取り付ける手順

まず、テキサスリグにビーズを取り付ける方法についてご説明します。準備はとても簡単です!まず、メインラインにバレットシンカーを通し、その後ビーズを通します。そして、オフセットフックにラインを結び付け、最後にワームをセットすれば完成です🎣✨。ビーズを使うことで、一味違ったアプローチが楽しめますよ。

テキサスリグにビーズを通したら完成

余談ですが、僕が初めてテキサスリグにビーズを取り付けたシェイキングテクニックを目にしたのは、田辺哲男プロがテレビで披露していた時のことでした。カバーエリアに正確にキャストを決め、ロッドを細かくシェイクすることで次々とバスをキャッチしていく姿は非常に印象的で、今でも鮮明に覚えています。

では、次にテキサスリグにビーズを取り付けることで得られる3つの効果をご紹介します!その効果が釣果にどうつながるのか、一緒に見ていきましょう🌊。


🎣 テキサスリグにビーズを取り付けることで得られる3つの効果

フィールドの状況に応じて、テキサスリグにビーズを取り付けることは非常に効果的な選択肢となります。音、光、カラーのアピール力を備えるビーズは、アングラーの武器としてバス釣りの可能性を広げてくれるアイテムです。

① ブラックバスの音識別能力が生むテキサスリグのビーズ効果

ブラックバスは水中の音を識別する驚異的な能力を持つ魚です。その聴覚は2つの器官に支えられており、30~1500Hzの高周波音を捉える器官と、側線を通じて4~200Hzの低周波音を感知する器官で構成されています。

この能力により、ブラックバスは約20メートル離れた場所からでもルアーの音を聞き取ることができます。さらに、興味を引かれる音に対しては約5メートルまで近づき、3メートル以内に入ると音源の正確な位置を特定できるのです。

🎣シンカーとビーズが奏でる音の効果

テキサスリグにシンカーとビーズを組み合わせることで発生する音は、ブラックバスの聴覚に効果的に届きます。特に水が濁っている状況では、ビーズの音がさらに際立ち、バスに強力なアピールを送ることが可能です。この音の効果は、視覚的なアプローチを補完し、濁ったフィールドでの釣果を大きく向上させる重要な要素と言えます。

✨ クリアレイクでも活躍するビーズの力

濁りのある水域でその効果が知られているビーズですが、「ドゥドゥリング」の創始者であるドン・アイビーノ氏は、澄んだ湖、いわゆるクリアレイクでもビーズは十分な効果を発揮すると語っています。このように、ビーズの音と動きはフィールド状況を問わず、バスにアピールできる万能な技術なのです。


② フラッシング効果

ブラックバスの目には、人間と同様に、「ロッド細胞」「コーン細胞」という2種類の受容体が存在します。これらは外部からの刺激を感知するセンサーとして機能し、光の強さや色を識別する能力を持っています。

特に「コーン細胞」は色彩を認識する役割があり、ブラックバスは人間とは異なるが豊富な色覚を持つことが科学的に証明されています。研究によれば、ブラックバスは色を見分ける能力があるとされており、これを活かしてカラーや光を効果的に利用することが釣果アップにつながります。

🎣 ビーズの散光がもたらす魅力

テキサスリグにビーズを装着することで生じる散光は、ブラックバスの目にしっかりとアピールします。この反射光は、ワームを目立たせるだけでなく、バスを視覚的に引き付ける効果があります。さらに、透明度の高いフィールドではビーズの光が活躍し、バスに強い印象を与えるツールとして機能します。

フィールドの状況や光量に応じて最適なビーズの選択を行い、その色や素材を計画的に活用することで、ブラックバスに対するアプローチをさらに強化できます。


➂ カラーによる演出

ブラックバスは色盲ではなく、実は非常に優れた色識別能力を持つ魚です。Dr.ローレン・ヒルの研究によれば、ブラックバスは赤からスミレ色までの28色を識別することが可能だとされています。この科学的知識は、釣り戦略を練る上で大きなヒントとなります。

したがって、ワームを細かく操作することで、ビーズの動きと色がブラックバスに効果的に訴えかけています。

🎣 ビーズの動きと色の力

この色識別能力を活かすため、テキサスリグにビーズを取り付けることは非常に効果的です。ビーズから発する散光や動きが、ブラックバスの視覚を刺激し、ワームとビーズの存在を際立たせます。さらに、ワームを細かく操作することで、ビーズが発する光の反射や微妙な動きが相乗効果を生み出し、バスを強力に引き付ける要因となります。

ブラックバスの視覚能力を理解し、それに基づいたアイテム選びとテクニックを駆使することで、より高度な釣りを楽しむことができます。これを活用して、新たな釣果を狙ってみてください!✨


テキサスリグに取り付けるビーズを選ぶ上での3つのポイントを解説!

テキサスリグに使用するビーズには多くの種類がありますが、選ぶ際には次の3つの重要なポイントを考慮することが釣果へのカギとなります。

ビーズのサイズ

テキサスリグでビーズを活用する際、最初に考慮すべきはそのサイズです。ラインやバレットシンカーのサイズに適したビーズを選ぶことで、セッティング中のトラブルを防ぎ、スムーズな作業が可能になります。

特に注意すべきは、ビーズの穴の大きさです。穴が小さすぎると、ラインの結び目に不必要なストレスがかかり、最終的には破損の原因となることも。ラインの結び目よりも大きめの穴を持つビーズを選ぶのがベストです!

さらに、ビーズが小さすぎると、シンカーに隠れてしまい、本来の音やアピール効果を発揮できなくなる可能性があります。このため、サイズ選びは見た目のバランスだけでなく、機能性を重視して選びましょう🎣。

ビーズのカラー

次に、ビーズのカラーの選択です。フィールドの状況や狙う魚種に合わせて、視覚的アピールを考慮した色を選ぶことが重要です。また、使用するワームのカラーとの組み合わせも重要です。

ベイトフィッシュを模したカラーリングの組み合わせは効果的です。ザリガニを模倣している場合は赤いビーズを使い、ブルーギルならアクセントに青いビーズを加えると良いでしょう。また、水が濁っている場合はシルエットが際立つ黒いビーズ、透明度が高い場合はクリアなビーズを組み合わせることもできます。

ビーズの素材

最後に、ビーズの素材選びについて触れましょう。テキサスリグで使用されるビーズには、大きく分けてプラスチック製とガラス製の2種類があります。それぞれに利点と欠点があるため、フィールド状況や目的に応じて適切に使い分けることが重要です。

🎯 プラスチック製ビーズの特徴

プラスチック製のビーズは、価格が手頃で購入しやすいのが最大のメリットです。また、軽量で割れにくいため初心者にもおすすめです。ただし、反射光や音の強さではガラス製に劣る場合があります。

✨ ガラス製ビーズの特徴

一方、ガラス製のビーズはプラスチック製よりも価格が高めですが、その分、強い反射光と高音を発することが可能です。この特性は特にブラックバスへのアピール力を高めます。しかし、シンカーとの接触で割れるリスクがあるため、注意が必要です。使用するフィールドや目的に合わせて慎重に選びましょう。


音の質が釣果に与える影響:シンカーとビーズの組み合わせ術

テキサスリグにビーズを通して使う際、バレットシンカーとビーズの組み合わせが音の質を大きく左右することをご存じですか?この音の違いを理解し、フィールドに応じて最適なセットアップを選ぶことが釣果アップの秘訣です。

まず、ビーズにはガラス製プラスチック製の種類があります。一方、バレットシンカーには以下の3つの素材が主に使用されています。

・ 鉛

・ 真鍮

・ タングステン

🎯 高音を強調するセットアップ

硬質な素材同士がぶつかることで、より高音を発することが可能です。そのため、硬度の高い真鍮やタングステンシンカーとガラスビーズを組み合わせることで、ブラックバスへの強いアピールが期待できます。このセッティングは特に濁った水域で威力を発揮します。

✨ マイルドな音色を狙うセットアップ

逆に、鉛シンカーとプラスチックビーズの組み合わせでは、音色がややマイルドになり、優しいアプローチが可能になります。この組み合わせは、静かなフィールドやクリアな水域での使用に適しています。

フィールドの状況に合わせた素材の選択で、テキサスリグのアピール力を最大化し、釣果を飛躍的に向上させることができるでしょう!


ドンアイビーノから学ぶ! ドゥドゥリング・メソッド!

テキサスリグにビーズを通して使うテクニックは「ドゥドゥリング」「シェイキング」と呼ばれています。ドンアイビーノ氏が作り出したドゥドゥリングメソッドは子供が落書きした時の絵のようなワームの動きから名前が付きました。

ドンアイビーノ氏

テクニック的にはロッドティップを細かく動かしてワームを動かし、シンカーとビーズが接触する事で音の要素もある効果的なテクニックです。ドンアイビーノ氏は真鍮のシンカーとガラスビーズから発する音はザリガニが出す音「クリック」を模倣していると語られています。

ドゥドゥリングは非常に用途の広いメソッドで、あらゆる水域で使用できますが、ドンアイビーノ氏は、深く澄んだ湖に最適であると仰ってます。また、ドゥドゥリングはテクニックに応じて、深さ1〜50フィートで行うことができます。

ドゥドゥリングメソッドに最適なタックル

ドンアイビーノ氏はドゥドゥリング用に特別に設計した6フィート2インチのDon Iovinoシグネチャーシリーズロッド62MLのファーストテーパーを使用していました。リールはベイトキャスティングリールを使用し、ラインはフロロカーボンラインを使用します。

ドゥドゥリング・リグは、プラスチックワームに1/0または2/0フックを使用するワームのサイズに応じて変えます。使用ウエイトは、風がどれだけ強く吹いているかに応じて、3 / 16〜1 / 4オンスの範囲で使い分けます。ワームは友人作ってもらったハンドポワードのワームを使用していました。


おわりに

最後までお読みいただきありがとうございます。今回はテキサスリグにビーズを取り付ける事で得られる3つの効果について解説しました。

とても、懐かしいテクニックではありますが、80年代当時は爆発的に流行ったメソッドでもあります。最近はされてる人が少ないようなので、バスも忘れていると思うので試してみる価値はあると思います。

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テキサスリグにビーズを取り付ける事で得られる3つの効果!の記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになれば幸いです。

では!! よい釣りを(^O^)/


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