バス釣りにおけるフリーリグの使い方とリグり方についての知識は、バスアングラーにとって非常に価値があるものです。フリーリグは、そのユニークなリグの構造により、バス釣りにおいて多様な状況での使用が可能となります。このリグは、シンカーとワームが分離して動くことで、自然な動きを演出し、バスを誘います。
フリーリグの誕生は、韓国からと言われています。韓国のバスフィッシングシーンで流行していたものが、2015年に日本のバスプロによって持ち帰られたのが始まりとされています。その後、日本全国で定番となり、現在では多くの釣り人に愛用されています。
フリーリグの基本は、ラインにシンカーを通し、その後にフックを結び付けるシンプルな構造です。しかし、そのシンプルさの中にも、多くの変化と工夫が可能です。
例えば、シンカーの重さを変えることで、フォールの速度を調整したり、シンカーストッパーを使用することで、ラインをキズ付ける事を軽減させます。
フリーリグのメリットは、ワームが自由に動くことで、よりナチュラルなプレゼンテーションを提供できる点です。また、シンカーが先に着底するため、ワームはゆっくりとフォールし、バスに食べる時間を与えることができます。
さらに、シンカーの形状により、根がかりを避けやすく、飛距離も出しやすいという利点もあります。一方で、フリーリグのデメリットとしては、フォール中のアタリを感じにくいことや、濃いカバーの中での使用が難しいことが挙げられます。しかし、これらのデメリットも、経験と技術によって克服することが可能です。
では!!「10分で学べるバス釣り!」 フリーリグの使い方とリグり方を解説!の始まりです(^O^)/
とっても簡単! 6工程を踏むだけでデキル! フリーリグの作り方を解説!
フリーリグは、バス釣りをはじめとする様々な釣りで人気のリグです。そのシンプルさと効果的な釣果が魅力です。以下はフリーリグの作り方を簡潔に箇条書きで説明したものです。
1. 必要な材料を準備します: – ワーム – シンカー – フック – ライン – シンカーストッパー
2. シンカーをメインラインに通します。
3. シンカーストッパーをメインラインに取り付けます。
4. ラインの先にフックを結びます。 – 結び方に特に決まりはありませんが、パロマーノットやクリンチノットなど、強度のある結び方を推奨します。
5. ワームサイズに合ったオフセットフックをセットします。
6. フック先端をボディに隠してフリーリグの完成です。
フリーリグのリグる上でシンカー形状の選択があり、釣りの状況やターゲットに応じて微調整を行うことができます。ボクがフリーリグをリグる時はシンカーストッパーを取り付けません。その代わりラインを結んだ後のラインの端を少し長めにしてカットします。
こうする事でシンカーのアイが結び目に食い込む事を防ぎます。シンカーストッパーを使わない分結び目がシンカーのアイと接触する頻度が上がりますがトラブルを感じた事はないです。
また、フリーリグは根がかりを避ける能力が高く、ワームが自然な動きをするため、魚に違和感を与えにくいというメリットがあります。
フリーリグのアクションはリフト&ドロップが基本ですがそれだけじゃない!
フリーリグの使い方には、基本的なキャストから始まり、シンカーが着底した後にワームをゆっくりとフォールさせてバスを誘う方法があります。注意点として着水後にラインテンションを掛けない事です。テンションを掛けると、ワームとシンカーの距離が縮まりフリーリグの良さが損なわれます。
また、ボトムを探りながら、障害物を超えた後にもフォールでワームの浮遊する姿を見せるというテクニックも有効です。これにより、バスに対してより魅力的なアクションを与えることができます。ここでのポイントも障害物を乗り越えた後にはラインテンションを抜く事が大切です。
フリーリグは、基本的にテキサスリグのリフト&ドロップアクションと同じです。ロッドを細かくシェイクしたり大きく煽ったり戻したりする事でアクションに変化を与えます。フォール中のワームが浮遊する姿を見せるのが、フリーリグの特徴なのでイメージを持ちながらワームを操作する事が大切です。
しかし、ラインテンションを掛ける事でリフト&カーブフォールアクションも演出する事ができます。フリーリグだからと言ってワームをフリーな状態にするだけのアクションではなくアクションに変化を付ける事を心がけましょう。ズル引きなども織り交ぜて使うと釣果に繋がります。
バス釣りにおけるフリーリグの使い方は、釣りの楽しみを広げ、釣果を向上させるための重要な知識です。このリグをマスターすることで、より多くのバスを釣り上げることができるでしょう。釣りの世界において、常に新しい技術を学び、試し、適応することが成功への近道です。フリーリグは、その多様性と効果性により、バス釣りの世界で重要な位置を占めています。
フリーリグとテキサスリグの特徴と違いを理解して使い分けてみよう!
フリーリグとテキサスリグの違いバスフィッシングにおけるリグの選択は、釣果に大きな影響を与える重要な要素です。特にフリーリグとテキサスリグは、似ているようでいて、その使い分けが釣りの成果を左右します。今回は、これら二つのリグの違いと、それぞれの特徴について詳しく解説します。
フリーリグは、細長いシンカーのアイの部分にラインを通したリグで、ワームとシンカーの距離が開くことが特徴です。この距離が開くことで、ワームが自由に動き、ナチュラルなフォーリングアクションを演出します。また、着底時にはノーシンカー状態が長く続き、ゆっくりと誘うことが可能です。フリーリグは、ピンスポットに打ちたい時や、ショートバイトが多い時に有効です。
一方、テキサスリグは、バレットシンカーと呼ばれる弾丸型のシンカーを使用し、ウィードやレイダウンなどの障害物をすり抜けやすい形状が特徴です。シンカーを固定する事でワームとの距離が近く、動きが連動するため、ボトムを這わせる時や中層スイムをする時に適しています。
テキサスリグは、ウィードなどのカバーを攻めたい時や、ボトムを這わせたい時に最適です。使い分けのポイントフリーリグとテキサスリグは、見た目ではシンカーの形状の違いがありますが、その役割は大きく異なります。
フリーリグとテキサスリグの違いとしては、フォール途中のシンカーとワームの距離に違いが生まれます。フリーリグの方がシンカーとワームとの距離が開く分、シンカー着底後ワームのフォール時間が稼ぐ事ができます。
YouTube動画でも分かる通り、フリーリグの方が着水点からのフォール角度が狭いので、障害物にタイトに落とし込む事が出来ます。また、シンカー形状が細長いのでロックエリアではバレットシンカーと比べて根掛かりが抑えられます。テキサスリグはシンカーとワームが一体になっているので、濃いカバーを攻めるには有効なリグです。
フリーリグもテキサスリグも広範囲をサーチするには非効率なリグになります。オープンウォーターのウィードエリアでは、キャロライナリグやスプリットショットが有効です。
フリーリグとテキサスリグは、それぞれにメリットとデメリットがあり、シチュエーションに応じた使い分けが重要です。どちらのリグも理解し、状況に応じて使い分けることで、釣果を向上させることができるでしょう。バスフィッシングを楽しむ上で、これらのリグの違いを理解し、適切に使い分けることは、より良い釣り体験につながります。
「フリーリグに合うワームの選択!」 ワーム選びが釣果に大きく差がでます!
フリーリグを使うにあたり、ワームの形状はどの様なモノが良いのか考えてみたいと思います。一般的にフリーリグで使われるワームはフォール中に、水の抵抗を受けるパーツが多いワームが選ばれる傾向にあります。
理由としては、テールやウィングがフォール中に水を受ける事でシンカーとワームとの距離が広げる作用が生まれます。そしてシンカーがボトムに着底後にノーシンカーワームのようにフリーフォールする為のライんに遊びが生まれるのでパーツの多いワームが使われます。
ワームのタイプとしてはフォグ系のワームがよく使われます。カーリーテール、リザード、クローワームのような水の抵抗を受けるワームであれば問題なく使う事ができます。
ストレートワームやリボンテールのような水噛みの悪いワームでは、シンカーとワームが離れにくいのでフリーリグの効果が得られません。
フリーリグを使うためのタックルセットアップを考えてみよう!
フリーリグを使うためのタックルセットアップについて説明します。フリーリグを扱うタックルは基本的には、テキサスリグと同じモノで大丈夫なので、特別なにか用意する必要はありません。
では、フリーリグを使うためのタックルセットアップをロッドからリールそしてラインと見て行きましょう。
ロッド
- 長さ:スピニング又はベイトキャスティングロッドの6フィートから7フィートのロッドが一般的です。長さは、キャストの飛距離やワームをリフトアップする際の操作性に影響します。ロッドが長くなるとワームをホップさせた時の高さが稼げます。
- 硬さ:ベイトタックルではミディアム(M)からミディアムヘビー(MH)の硬さが適しています。扱うシンカーの重さやカバーの濃さでセレクトしましょう。スピニングタックルではライトアクション(L)からミディアムライト(ML)が一般的です。
リール
- ベイトリール:フリーリグにはベイトリールがよく使われます。ギア比は6.3:1から7.1:1が一般的です。
- スピニングリール:軽めのシンカーを使う場合や、より繊細な操作が必要な場合にはスピニングリールも選択肢になります。
ライン
- フロロカーボンライン又はナイロンライン:12lbから20lbのラインが推奨されます。フロロカーボンは感度が高いですが、ナイロンラインと比べると飛距離は落ちます。ワームをホップさせた時の高さはラインの進入角度が取れるナイロンラインの方が高くホップし根掛かりもしにくい特性があります。
シンカー
- シンカーの種類:フリーリグには、涙型やスティック型のシンカーが使われます。これにより、根掛かりを避けやすくなります。
- シンカーの重さ:状況に応じて、3.5gから14g程度のシンカーを使い分けます。
フック
- オフセットフック:ワームのサイズに合わせて、適切なサイズのオフセットフックを選びます。一般的には2/0から4/0のサイズが使われます。
おわりに
最後までお読みいただきありがとうございます。今回はフリーリグのリグり方から操作方法までのフリーリグを楽しむ為の基本的な知識を紹介しました。
フリーリグの登場でテキサスリグをしない人が増えたと聞きましたが、それぞれのリグには特徴があるので使い分ける事で効率的なバスフィッシングをする事が出来ます。この記事を読んでフリーリグの楽しさを知ってもらえると嬉しいです。
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「10分で学べるバス釣り!」 フリーリグの使い方とリグり方を解説!の記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになれば幸いです。
では!! よい釣りを(^O^)/
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