バスフィッシングを愛されているアングラーのみなさん、こんにちは!今回の「釣りたいバス釣り日記」では、バスフィッシング界で注目されている「フリーリグ」についてご紹介します。この新しいリグの仕掛けの作り方や効果的な動かし方を詳しく解説していきます!
フリーリグは、シンカーとワームが独立して動く独自の構造により、自然なワームの動きでバスを魅了するリグです。
フリーリグは韓国で誕生し、2015年に日本に導入されて以来、多くの釣り人に支持されています。そのシンプルな仕組みにもかかわらず、使用方法やアレンジ次第で多彩なバスフィッシングスタイルを実現できるのが魅力です。
この記事を読めば、次のことがわかります!
- フリーリグの基本的な仕掛けの作り方
- メリットとデメリット
- 効果的な動かし方と活用シーン
初心者の方から上級者まで、きっと役に立つ内容です!それではさっそく、フリーリグの世界へ足を踏み入れてみましょう!
では!!「10分で学べる!」 フリーリグの仕掛けの作り方と動かし方を解説!の始まりです(^O^)/
とっても簡単! 4つのステップを踏むだけでデキル! フリーリグの作り方を解説!
フリーリグは、バス釣りをはじめとする様々な釣りで人気のリグです。そのシンプルさと効果的な釣果が魅力です。以下にフリーリグの作り方を4つのステップを踏まえ解説します!
フリーリグを作る為に必要なパーツを準備する!
フリーリグを作る為には、以下の4つのパーツを準備する必要があります。

- ワーム
- シンカー
- フック
- (必要に応じて)シンカーストッパー
それでは、具体的にフリーリグの作り方を見ていきたいと思います。
➀メインラインをシンカーに通す
先ず始めにメインラインをシンカーに通すところから始めます。

フリーリグで使用するシンカーは、涙型やスティック型のシンカーが一般的です。涙型のシンカーはスティック型に比べてボトム接地面が大きいので、感度や安定性が高いですが、ロックエリアでは根掛かりが多くなります。
その点、スティック型は、接地面は少ないので、不安定ですが長細い形状から飛距離が伸び、ロックエリアでは岩と岩の間にシンカーが挟まりにくいのが特徴です。
②シンカーストッパーを取り付ける(オプション)
メインラインをシンカーに通した後、シンカーストッパーを取り付けます。

シンカーストッパーを付ける理由は、ラインの結び目がシンカーに擦れて傷つくのを防ぎたい場合に使用します。
ボクがフリーリグをリグる時は、シンカーストッパーを取り付けません。その代わりラインを結んだ後のラインの端を少し長めに残してカットします。

こうする事でシンカーのアイが結び目に食い込む事を防ぎます。シンカーストッパーを使わない分、結び目がシンカーのアイと接触する頻度が上がりますが、トラブルを感じた事はないです。
➂ラインの先にフックを結ぶ
シンカーとラインストッパーを通した後、フックとメインラインを結束します。

結び方はパロマーノットやクリンチノットなど、覚えている結び方で大丈夫です。結束強度に拘るのでしたら、ワームフィッシングの場合はパロマーノットがノットの性質上、強度が強いのでおすすめです。
④フックにワームをセットする(完成)
ワームサイズに合ったオフセットフックを使用し、フックにワームをセットフックします。

これで、フリーリグが完成です。準備ができたらキャストして釣りを楽しみましょう。
フリーリグの動かし方の基本
フリーリグの動かし方には、リフト&ドロップとリフト&カーブフォールの2つの方法があります。それぞれの動かし方を具体的に見て行きましょう。
リフト&ドロップ
フリーリグの動かし方の基本は、テキサスリグのリフト&ドロップアクションと同じです。
フォール中のワームが浮遊する姿を見せるのが、フリーリグの特徴なのでイメージを持ちながらワームを操作する事が大切です。

基本的なキャストを行う
- ターゲットエリアに正確に投げ入れることが重要。
シンカーの着底を確認する
- 着底を見逃さないように意識。
ワームをゆっくりとフォールさせる
- 自然な動きを演出するため、リールを巻かない。
ラインテンションを掛けない
- ラインが張るとワームとシンカーの距離が縮まり、自然な動きが失われる。
リフト&ドロップを活用(必要に応じて)
- ロッドを上下に操作して動きを与える。
フリーリグを活用する際の重要な注意点として、キャスト後や着底後、さらにアクションを加えた後には、ラインにテンションを掛けないことが挙げられます。
ラインテンションを掛けてしまうと、シンカーとワームの間の距離が縮まってしまい、フリーリグの持つ自然な動きや独自の魅力が損なわれてしまいます。これを意識することで、より効果的なアクションを引き出し、バスにアピールすることができます。この注意点を守りながら操作することで、フリーリグの特長を最大限に活かす釣りが楽しめるでしょう! 🎣
リフト&カーブフォール
次にリフト&カーブフォールを説明したいと思います。リフト&ドロップとは逆で、ラインテンションを掛ける事でリフト&カーブフォールも演出する事ができます。
フリーリグだからと言ってワームをフリーな状態にするだけのアクションではなく、アクションに変化を付ける事を心がけましょう。ズル引きなども織り交ぜて使うとより釣果に繋がります。

キャスト
- 狙いたいエリアに向けて正確にキャストします。
着水後
- ラインテンションを掛けずにシンカーが自然に着底するのを待ちます。
リフトアクション
- ロッドを持ち上げてワームとシンカーをリフトし、跳ね上げる動きを与えます。
カーブフォール開始
- ロッドを元の位置に戻しながらラインテンションを適度に掛け、ワームがカーブを描いて沈む動きを演出します。
ラインテンションの管理
- ラインテンションを調整してフォールの角度をコントロールし、バスに食わせるタイミングを作ります。
障害物周辺での応用
- 障害物を越えた後にもカーブフォールを行い、ワームの自然な動きを維持しつつバスを誘います。
アクションにバリエーションを加える
- 細かいシェイクやズル引きなどを組み合わせ、動きに変化をつけて効果的なアプローチを行います。
バス釣りにおけるフリーリグの使い方は、釣りの楽しみを広げ、釣果を向上させるための重要な知識です。このリグをマスターすることで、より多くのバスを釣り上げることができるでしょう。釣りの世界において、常に新しい技術を学び、試し、適応することが成功への近道です。フリーリグは、その多様性と効果性により、バス釣りの世界で重要な位置を占めています。
フリーリグとテキサスリグの特徴と違いを理解して使い分けてみよう!
バスフィッシングにおけるリグの選択は、釣果に直結する重要なポイントです。その中でも、フリーリグとテキサスリグは、構造や使い方に違いがあり、それぞれの特徴を理解することで状況に応じた使い分けが可能になります。
フリーリグの特徴:

- シンカーとワームの距離が開くため、ワームが自由に動き、自然なフォーリングアクションを演出します。
- シンカーが着底した後もノーシンカー状態が続き、ゆっくりとバスを誘うことが可能です。
- 細長いシンカーの形状により、ロックエリアで根掛かりを抑えやすいというメリットがあります。
- ピンポイントの攻めやショートバイトが多い状況で効果的です。
テキサスリグの特徴:
一方、テキサスリグは、バレットシンカーと呼ばれる弾丸型のシンカーを使用し、ウィードやレイダウンなどの障害物をすり抜けやすい形状が特徴です。

- バレットシンカー(弾丸型シンカー)を使用することで、ウィードや障害物をすり抜けやすい設計。
- シンカーの摩擦部が多い分、ワームとの距離が近く、動きが連動しやすい。
- ボトムを這わせたり、中層をスイムする際に適している。
- 濃いカバーの中を攻める場合に最適です。
フリーリグとテキサスリグの違いのポイント
フォール中のワームとシンカーの距離
- フリーリグは距離が開くため、ゆっくりと誘うことが可能。
- テキサスリグは距離が近いため、連動した動きが特徴。
シンカーの形状と動き
- フリーリグは細長い形状で根掛かりを防ぎやすい。
- テキサスリグは弾丸型シンカーでカバーを攻めやすい。
フリーリグは自然な動きを活かしてピンポイントの攻めが得意な一方、テキサスリグは濃いカバーや障害物の多い環境で力を発揮します。それぞれの特性を理解し、状況に応じて使い分けることが、釣果を最大化する秘訣です。
「フリーリグに合うワームの選択!」 ワーム選びが釣果に大きく差がでます!
フリーリグを使うにあたり、ワームの形状はどの様なモノが良いのか考えてみたいと思います。
フリーリグに適したワームの特徴

- 水の抵抗を受けやすいパーツが多いもの
- テールやウィングなどの突起部分があるワームは、フォール中に水を受けてシンカーとワームの距離を広げる効果があります。
- この動きにより、自然なフリーフォールアクションが生まれ、バスへのアピール力が向上します。
- フォール後のフリーアクションを重視
- シンカーが着底した際、ラインに遊びができることで、ノーシンカーワームのような自然な動きが可能になります。
- これにより、ワームが独立した自由なアクションを継続的に提供できます。
具体的なワームタイプ
- カーリーテール、リザード、クローワームなど、水を噛む形状があるものが適しています。これらのワームはフォール中の動きが豊かで、フリーリグの特性を最大限に活かします。
- ストレートワームやリボンテールは、水の抵抗が少ないため、シンカーとワームが離れにくく、フリーリグには適していません。
フリーリグでのワーム選びは、バスを魅了する動きを引き出すための重要な要素です。ぜひ釣り場で試してみてください!🎣😊
フリーリグで使用するシンカー重さについて!
フリーリグで使用するシンカーの重さは、釣り場の状況やターゲットに応じて選ぶことが重要です。一般的には、3.5gから14g程度のシンカーが使用されることが多いです。以下に、重さの選び方を簡単にまとめます。
軽いシンカー(3.5g〜7g)
〇浅い水深や障害物が少ない場所で使用。
〇ナチュラルな動きが得られ、魚に違和感を与えにくい。
中程度のシンカー(7g〜10g)
△中程度の水深や流れがある場所で適しています。
△フォールスピードと感度のバランスが良い。
重いシンカー(10g〜14g)
□深場や流れの速いエリアで使用。
□速くボトムに到達し、感度が高まるため、底の状態を把握しやすい。
シンカーの重さを選ぶ際は、底が取れるギリギリの軽さを基準にすると良いです。状況に応じて適切な重さを選び、フリーリグの特性を最大限に活かしてください! 🎣😊
フリーリグを使うためのタックルセットアップを考えてみよう!
フリーリグを使うためのタックルセットアップについて説明します。フリーリグを扱うタックルは基本的には、テキサスリグと同じモノで大丈夫なので、特別なにか用意する必要はありません。

では、フリーリグを使うためのタックルセットアップをロッドからリールそしてラインと見て行きましょう。
ロッド
- 長さ:スピニング又はベイトキャスティングロッドの6フィートから7フィートのロッドが一般的です。長さは、キャストの飛距離やワームをリフトアップする際の操作性に影響します。ロッドが長くなるとワームをホップさせた時の高さが稼げます。
- 硬さ:ベイトタックルではミディアム(M)からミディアムヘビー(MH)の硬さが適しています。扱うシンカーの重さやカバーの濃さでセレクトしましょう。スピニングタックルではライトアクション(L)からミディアムライト(ML)が一般的です。
リール
- ベイトリール:フリーリグにはベイトリールがよく使われます。ギア比は6.3:1から7.1:1が一般的です。
- スピニングリール:軽めのシンカーを使う場合や、より繊細な操作が必要な場合にはスピニングリールも選択肢になります。
ライン
- フロロカーボンライン又はナイロンライン:12lbから20lbのラインが推奨されます。フロロカーボンは感度が高いですが、ナイロンラインと比べると飛距離は落ちます。ワームをホップさせた時の高さはラインの進入角度が取れるナイロンラインの方が高くホップし根掛かりもしにくい特性があります。
シンカー
- シンカーの種類:フリーリグには、涙型やスティック型のシンカーが使われます。これにより、根掛かりを避けやすくなります。
- シンカーの重さ:状況に応じて、3.5gから14g程度のシンカーを使い分けます。
フック
- オフセットフック:ワームのサイズに合わせて、適切なサイズのオフセットフックを選びます。一般的には2/0から4/0のサイズが使われます。
おわりに
最後までお読みいただきありがとうございます。今回はフリーリグのリグり方から操作方法までのフリーリグを楽しむ為の基本的な知識を紹介しました。
フリーリグの登場でテキサスリグをしない人が増えたと聞きましたが、それぞれのリグには特徴があるので使い分ける事で効率的なバスフィッシングをする事が出来ます。この記事を読んでフリーリグの楽しさを知ってもらえると嬉しいです。
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「10分で学べるバス釣り!」 フリーリグの使い方とリグり方を解説!の記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになれば幸いです。
では!! よい釣りを(^O^)/
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