バスフィッシングを心から愛するアングラーの皆さん、こんにちは!今回の「釣りたいバス釣り日記」では、「スピナーベイトのトレーラー」というテーマをじっくりと掘り下げていきます。スピナーベイトに装着するトレーラーワーム、皆さんも選択に悩んだことはありませんか? 実際、ピンテールやカーリーテールといったプラスチックワームなど、選択肢は多岐にわたります。
トレーラーワームを付ける主な効果といえば、リトリーブスピードの調整やゾーンコントロールが頭に浮かぶかもしれませんが、その役割は実に奥深いものがあります。
本記事を通じて、釣り場の地形や状況の変化に応じて適切なトレーラーワームを選ぶ方法を、5つのタイプに分けて詳しくご紹介。これにより、皆さんの釣果をさらに伸ばすヒントが満載です。
さらに、スピナーベイトのシングルブレードやタンデムブレードのタイプと、トレーラーワームの組み合わせ方についても具体的に解説します。
「スピナーベイトのトレーラー」について学びながら、釣りの幅を広げてみませんか?読んだ後、きっと新しいアイディアが浮かぶこと間違いなしです!
では!!「10分で学べる!」スピナーベイトのトレーラーワームのタイプ5選!の始まりです(^O^)/
スピナーベイトにトレーラーワームを付ける事で得られる効果は5つ!
スピナーベイトにトレーラーワームを付けることで得られる効果は、釣果を左右する重要なポイントです。その効果は大きく5つに分けられます。
まず、第一の効果は「フックの存在を隠すこと」です。トレーラーワームを加えることで、フックが目立たなくなり、バスに危険を感じさせることなく自然にバイトへ持ち込むことができます。
次に、二つ目の効果として「スピナーベイトをリアルなベイトフィッシュに近づけること」が挙げられます。例えば、シングルコロラドブレードとダブルテールグラブを組み合わせることでザリガニの姿を演出したり、スイムベイトやシャッドテールワームを使用して小魚のリアルなプロファイルを作り上げることができます。
三つ目は「スピナーベイトの見た目をバランス良く、美しく整えること」です。様々な種類のプラスチックワームを活用することで、より魅力的な動きを生み出し、水を動かす力を高めてバスに存在を気付かせる効果を得られます。
四つ目の効果は「リトリーブスピードのコントロール」です。トレーラーワームを使用することで、軽量スピナーベイトのキャスタビリティが向上するほか、リトリーブの速度やゾーン調整が簡単になります。例えば、1/2ozのスピナーベイトを使用して浅い3/8ozゾーンを効率よくリトリーブすることも可能です。
最後に、五つ目として「余分なアクションとディスプレイスメントを生み出す効果」があります。トレーラーワームのビルトインアクションがスカート以外の動きを演出し、バスにアピールする手助けとなります。また、特定のワームタイプでは波動(ディスプレイスメント)を作り出し、さらなる誘引力を発揮します。
これらの効果を活かして、状況に応じたワーム選びで釣りの成果を最大限に引き出していきましょう。次のセクションでは、各タイプのトレーラーワームとその具体的な使い方について掘り下げていきます!
スピナーベイトのトレーラー5選!トレーラーワームとその具体的な使い方
① 低水温にはツインテールタイプのトレーラーワーム!
スピナーベイトにツインテールグラブをトレーラーとして使用するのは、低水温期、水が濁っている水域、そしてナイトフィッシングなど、特定のシチュエーションにおいて特に効果的です。

推奨されるスピナーベイトは、シングルコロラドブレードタイプ。シングルコロラドブレードの特徴である強いバイブレーションに、ツインテールグラブを組み合わせることで、さらにバイブレーションを増強し、ゆっくりしたリトリーブでも存在感を発揮します。
例えば、冬の低水温期には、リフト&フォールやボトムをスローロールでリトリーブする際にツインテールグラブを使用することで、スピードを落としてもスピナーベイトの安定した泳ぎを維持することが可能です。
また、視界が悪い状況、例えば濁度が高い水域や夜間釣りでは、ツインテールグラブによる追加のバイブレーションがルアーの存在感を強調し、バスへのアピール力を高めます。
② 河川の釣りではシングルテールグラブのトレーラーワーム
スピナーベイトのプロファイルを大きく見せたい場合、ツインテールグラブでは水の抵抗が大きくなりすぎて浮き上がりやすくなることがあります。そんな時に活躍するのが、シングルテールグラブです。これを使用することでリトリーブの負荷を軽減しつつ、ルアーの存在感をしっかりと演出することが可能です。

シングルテールグラブは、穏やかなシャローでも効果を発揮しますが、特に流れの効いた水域でその真価を発揮します。
例えば、流れのある河川で重めのスピナーベイトと組み合わせることで、プロファイルをさらに大きく見せることができ、テールの動きも加わり、視覚的なアピール力が向上します。また、リトリーブ時のルアーコントロールも容易になるため、流れが強いエリアでの釣果アップが期待できます。
➂万能なピンテール&スプリットテールのトレーラーワーム
ピンテールやスプリットテールと呼ばれるワームは、近年ではスピナーベイトのトレーラーとして非常に人気のある選択肢です。特に低水温期以外で水に濁りが入った状況で、スピナーベイトのプロファイルを大きく見せたい場合に効果を発揮します。

これらのワームは、ダブルコロラドやタンデムウィローといったタイプのスピナーベイトと組み合わせることで、その性能を最大限に引き出します。ピンテールやスプリットテールはスピナーベイトのバイブレーションを効果的に伝え、トレーラーワームが不規則なアクションを生み出すことでバスを誘い込む力を持っています。
ツインテールやクロー系と比べると、ディスプレイスメント(波動)を生み出す力はやや劣りますが、その代わりスピナーベイトのプロファイルを美しく整える効果があります。さらに、フックの存在感を軽減することで、より自然なアプローチが可能になります。
④クリアウォーターならシャッドテールのトレーラーワーム
シャッドテールやスイムベイトタイプのトレーラーワームは、水の透明度が非常に高いクリアウォーターで効果を発揮します。このような条件下では、スピナーベイトにトレーラーワームを付けることで、ルアーのプロファイルをリアルに見せつつ、バスの反応を引き出すことができます。

この場合、組み合わせに適したスピナーベイトは、コンパクトなプロファイルを持つダブルウィローまたはタンデムウィロータイプのブレードを選ぶと良いでしょう。透明度の高い釣り場では、リトリーブスピードが速いほど、バスにルアーを見切られにくくなります。
ただし、シャッドテールやスイムベイトタイプのトレーラーを使用する際には、水の抵抗にも注意が必要です。テールが大きく水を受けすぎると、ファーストリトリーブが難しくなることもあるため、トレーラー選びの際にはその点を考慮しましょう。適切な選択をすることで、クリアウォーターでもスピナーベイトのポテンシャルを最大限に引き出すことが可能です。
⑤ショートバイトにはトレーラーフックで対応!
スピナーベイトのトレーラーには、ワームの代わりにトレーラーフックやアシストフックを追加する方法があります。これはバスの活性が低い場合や、スピナーベイトのスカートにショートバイトが集中する場合に特に有効です。トレーラーフックを使用することで、バスがショートバイトした際のフックアップ率を向上させることができます。
しかし、トレーラーフックにはデメリットもあります。その最大の課題は、根掛かりの増加です。スピナーベイトのアッパーアームは通常、フックポイントをカバーに触れさせないよう保護する役割を果たしますが、トレーラーフックは常に露出した状態になるため、根掛かりのリスクが高まります。
したがって、トレーラーフックを使用する際には、このリスクを念頭に置きつつ、水域の状況や釣り方に合わせた使い方を検討することが重要です。
スピナーベイトのトレーラー番外編! トレーラーだけを取り付けたネイキッド!
スピナーベイトにおける「ネイキッド」テクニックとは、スカートを取り外し、トレーラーワームのみで使用する方法を指します。アメリカのバスプロ、ジミー・ヒューストンによって紹介されたこのスタイルは、近年注目を集めています。

この方法の主な利点は、フィッシングプレッシャーが高い水域で特に有効である点です。スピナーベイトのスカートはプロファイルを大きく見せる一方で、バスに対してプレッシャーとなり得ることがあります。そのため、スカートを取り外してワームだけを使うことで、より小さく自然なプロファイルを作り出し、バスへのプレッシャーを軽減させることができます。
トレーラーワームだけの「ネイキッド」スピナーベイトは、リアルな見た目を求める状況や、警戒心の強いバスがいる釣り場で特に効果を発揮します。このアプローチを試してみることで、新たな成果を発見できるかもしれません!
おわりに
トレーラーワーム、トレーラーフックに関する記事を最後までお読みいただきありがとうございます。ボク自身はあまりスピナーベイトにトレーラーワームを付ける事はないのですが、今回の記事を書くにあたり各種トレーラーを試しながらトレーラーワームについて学べました。
シチュエーションに合わせてトレーラーワームをチョイスする事でプロファイルを大きく見せたり余分なアクションが生まれる事でバスにルアーの存在を気付かせる事に役立ちますし、ゾーンとスピードのコントロールにも一役買うので試していきたいと思います。
注意点としてはトレーラーワームを付けたスピナーベイトとプラグを一緒にケースにしまうとワームの素材によってはプラグの塗装にダメージを与えてしまうので、出来れば分けて収納した方が良いと思いました。
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今回の「10分で学べる!」スピナーベイトのトレーラーワームのタイプ5選!の記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになれば幸いです。
では!!よい釣りを(^O^)/
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