「10分で学べるバス釣り!」ポッパー&チャガーの使い方!

ルアーの使い方

ポッパーを使ったバスフィッシングを効率的にするにはどうすればいいのか? ポッパーの使い方や使う季節や場所はどうすればいいのか? ポッパーのタイプは何を選べばいいのか疑問が生まれますよね。

ポッパーの釣りのシーズンは春~秋の期間に楽しめる釣りで、早い段階なら産卵前のプリスポーニングの時期から活躍してくれるルアーです。ブラックバスはカバーオリエンティプフィッシュと言われ水中の障害物に付く習性があるので障害物の周りを狙います。

ポッパーの使い方はショートホップやポップ&ポーズと言われるアクションを習得する必要があり、ポッパーにはポッパータイプとチャガータイプの2タイプのポッパーが存在しバスを釣る為の音の要素がそれぞれ違っています。

今回はポッパーの使い方に関する基本的な事を紹介したいと思います(^O^)/


ポッパーとは? ポッパーの各部の名称や歴史と誕生を知ってますか?

ポッパーの各パーツの名前を知る事はとても重要です。ポッパーの一番、特徴的なのがマウスやカップと言われる部分だと思います。ここに水を受けて独特な音や泡を発生させる大事なパーツです。

フェザーフックは付いているポッパーとそうでないポッパーが存在しますが一般的にはフェザーフックが取りついたポッパーを多く見受けられます。

ポッパーは左右の首振りアクションは不得意なルアーです。アクションを与えると前進するしか動きが無いのでフェザーは余分な動きをバスに見せる大切なパーツになります。

ポッパーの歴史を見ると1900年代初頭にはポッパーの原型になったルアーが存在していたようです。ムーンライト社やサウスベンド社から作り出されたウッドペッカータイプのルアーは細長のボディーに襟巻きの出っ張りを持ったルアーで襟巻きに当たる水で音を出す構造になっています。

ポッパーの形に近づくのは1925年のクリークチャブ社のプランカーですが、現在、皆さんが使われているポッパーの原型と言うべきルアーは1969年に作られたレーベル社のポップRです。


カップ形状の違いでポッパーはポップ音とチャガー音の2種類の音を出す!

ポッパーにはカップ形状の違いでポッパー音とチャガー音を出せるタイプに分ける事ができます。一般的にポッパー音はベイトフィッシュが表層で逃げる時に出す水しぶきと音のことをいいます。

チャガー音はバスがベイトフィッシュ等を捕食した時にだす捕食音をイミテートしています。満腹なバスに捕食音を聞かせることでエサを取った仲間がいると思わせることで目の前に来たルアーを本能的にバイトさせる力があります。

では、どのようなマウス形状がポッパー音とチャガー音を出せるのかと言いますと、マウスの上の部分が張り出している形状のポッパーがポッパー音を出すのが得意なタイプです。

逆にチャガータイプはマウスの下の部分が張り出したリップのような形状をしたタイプのポッパーを言います。


ポッパーのボディの浮き角度でポッパーが出来るアクションが決まる!

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引用 ヒロ内藤のハイパーバッシング 

上の図のように、ポッパーには大きく分けて45度以上で浮くタイプや45度未満そして水平に浮く3タイプの浮き姿勢の違いがあります。

ブラックバスの季節による状態や見える障害物が多い釣り場か目には見えない水生植物が広がる湖なのか?釣り場の状態で使用するポッパーの浮き角度を選ぶ必要があります。また、浮き角度によってルアーの動きにも違いがあり得意なアクションも異なります。

45度以上で浮くポッパー レーベル スーパーポップR

45度以上で浮くポッパーは移動距離が少なくカバー周りでネチネチとピンスポットで釣る釣りに適したポッパーです。浮き姿勢が垂直に近いため首を振ったりするドッグウォークをするのは不得意なポッパーでもあります。

45度未満で浮く レーベル ポップR

図の真ん中の45度未満で浮くタイプはピンスポットの釣りから広範囲に釣る釣りまで使えるオールマイティーな浮き姿勢のポッパーです。初心者はこのタイプからポッパーに慣れる事をおすすめします。ループノットで結んでドッグウォークをさせたりも出来るポッパーです。

水平に近い浮き姿勢 フラホッパー2.0

水平に浮くポッパーはアクション後に惰性で動くので、オープンウォーターのウィードなどを広範囲を釣るのに適したポッパーです。ロッドでポッパーを引っ張ってスグにラインスラックを出すと大きく首を振ることもできます。

浮き角度の違いを知る事でポッパーの特徴をいかして釣ることが出来るので、効率よくバスにアピールして釣ることが出来ます。


ポッパーの使い方! 5タイプのアクションと動かし方を学ぼう

ブラックバスを釣る為にはルアーの存在に気付いてもらう必要があります。その為にはポッパー&チャガーをバスの状態に合わせて、演出する必要があります。ポッパーやチャガーを使うにあたりルアーを動かすテクニックには以下の5タイプがあります。

① ショートポップアクション  

② ポップ&ポーズ

➂ ドッグウォーク

④ トゥイッチ&ダイブ

⑤ ファーストステディー

ドッグウォークアクションやトゥイッチ&ダイブそしてファーストステディーポッパーなどのアクションを行うには、ポッパーのマウス形状やボディの浮き姿勢が関係します。ドッグウォークアクションには浮き姿勢が浅い角度のポッパーが得意なアクションです。

トゥイッチ&ダイブはマウスカップの下側が張り出たチャガータイプのカップを持つポッパーでアクションさせます。ファーストステディーポッパーはマウスカップの下側があまり張り出さず水平に近い浮き姿勢のポッパーがおすすめです。では、ポッパーの動かし方を具体的に見て行きましょう。


①ポッパーの動かし方 ショートホップ アクション

小刻みなロッドアクションでルアーを20cmぐらい細かく動かしポッパー音を奏でるテクニックです。ショートホップはポッパーのタイプを選ばないポッパーの基本的なアクションです。

ショートホップはカップで水を弾きながら小魚が逃げる音を演出しながらアクションをさせます。

また、ポップ音とチャガー音が両方だせるポッパーを使う事でショートポップで動かして障害物付近ではストローク長く取ってチャガー音に切り替えることで変化点を作り出しバイトが増やせます。


②ポッパーの動かし方 ポップ&ポーズ

イメージ (22)

ポップ&ポーズは活性が低下した時に使うテクニックでポッパーがストライクゾーンに入ったらポーズをかけてポッパーを止めてバスにアピールするテクニックです。

ポッパーをストライクゾーンに止めておく時間は短い時が有効な場合もありますし、逆に長い場合もあります。ボクの経験では着水後に30秒以上ルアーを止めた後のワンアクションでバイトしてくる経験が多々あります。バスは思っている以上に着水したルアーを見続けていることが分かります。

なので、状況にあわせてポーズ時間を探りましょう。活性が悪くなるほどストライクゾーンが狭くなるのでキャスト精度が問われますよ。


➂ポッパーの動かし方 ドッグウォーク

ポッパーをループノットまたはスナップなどを使って結束してロッドでポッパーを引っ張ってはスグにラインを緩めることでポッパーが左右に首を振りながら動くアクションをドッグウォークと言います。

45°未満から水平に浮くポッパーを使う事で首が振りやすくなります。通常ポッパーのアクションは直線方向にお辞儀をしながら水しぶきと音でバスをさそいますが、さらにペンシルベイトのようなスライド幅は出ませんが少し首を振らすことでイレギュラーな動きでバスを誘います。


④ポッパーの動かし方 トゥイッチ&ダイブ

チャガータイプのポッパーを使ってロッドでゆっくり引き切ってルアーを水中に潜らせ、その後に素早くラインスラックを取り水中にあるポッパーにジャークベイトを動かすようにトゥイッチアクションを掛けるテクニックです。

捕食音を出した後にダイブさせて数十センチは潜らすのでバス側にルアーを近づける事にもなり、釣れるテクニックです。また、ポッパーが潜り切った後、ラインテンションを保つことでポッパーの背中に水圧を受けるのでシミーライズと言って震えながら浮いてきます。とても効くテクニックです。

逆に潜り切った後にラインテンションを抜くとキックバックアクションと言ってポッパーが後ずさりしながら浮くのでピンポイントからの移動がセーブできます。


⑤ポッパーの動かし方 ファースト ステディポッパー

バスプロのゼル・ローランドが行ったテクニックで水平浮きタイプのポッパーを使って広い範囲を効率的に攻めるテクニックです。ポッパーを早く動かす事で競争心を煽ることを演出しバスを誘い出すテクニックです。

通常はルアーにアクションを与える場合には余分にルアーが動いてくれるようにロッドでルアーを引っ張ったらすぐにラインスラックを出して動かすのですが、ファーストステディポッパーをする場合はラインは引っ張ったらそのテンションを緩める感覚は極端に狭くします。

ロッドは常にアクションを与え続けないと余分なスラックが生まれるのでラインテンションを意識してアクションさせましょう。


「重要!」ポッパーを使う為のタックルセットアップを考えよう?

岸際のカバー周りでポッパーを使う場合ロッドは狙ったポイントへルアーを届けるキャスティングの精度が必要になるので、5.5フィートから6フィートまでのML~ Mアクションのファーストテーパーが使いやすい長さです。

またウィードフラットのような広範囲を効率よく探ることが必要になれば、キャスティングの距離を稼ぎたいのでロッドは少し長めの6.6フィートML~Mアクションのファーストテーパーが効率的です。6.6フィートを超えるとルアーにアクションを与える事に疲れてしまうのでおすすめしません。

リールは一巻き60cm~70cmのハイスピードタイプのベイトリールラインはナイロンの14~20ポンを基本として距離を投げて使う場合にはラインの伸びの少なく飛距離もでるPEラインが便利です。ラインの太さは行くフィールドの障害物の濃さで決めてください。


ポッパーのフェザーフックには種類がある

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フェザーフックの種類

・フェザー 羽根

・ヘアー  獣毛

ポッパーのリアフックに付いているフックの事を一般的にフェザーフックと呼びますが、フェザーは鳥の羽の素材でヘアーが獣毛の2種類あります。

羽や毛の素材が違う事でバスに対してアピールが違ってきます。天然素材のヘアーやフェザーはルアーを動かしてから止めると水中で羽が広がりその動きでバスにアピールします。

人口素材のティンゼルはポーズを取った時にあまり動きはありませんが、光る素材なので反射光でアピールします。

ポッパーは音を出して真っ直ぐ泳ぐアクションが基本的な動きなので、フェザーやヘアーはバスに喰うか食わないかの最後にアピールをする大事なパーツになっています。


「迷うな!」ポッパーとペンシルベイトの使い分けを知ろう!

ペンシルベイトとポッパーを使い分けるのは悩まれている方も多くいますが、基本的に行くフィールドが透明度が高くあまり風が無い状態であれば、ペンシルベイトを使用してバスを探す方が効率的です。

ペンシルベイトはポッパーと違い大きく横に動くのでポッパーに比べて広範囲にバスを探せるルアーです。また、ペンシルベイトはバスの視覚に訴えるルアーでもあります。

逆に風が出たり濁りが発生したりすると音が出せるポッパーの方がルアーの存在にバスが気付いてくれるので、風や濁りが出たらポッパーをセレクトしましょう。

また、障害物がウィードのように隠れた状態のシチュエーションであればペンシルベイトの方が効率的に攻められますし杭などの水面から出ている障害物を狙うならストライクゾーンを目で確認できるのでポッパーを使う方が効率がいいです。


ポッパーの使い方を学ぶ   まとめ

今回はポッパーの使い方について紹介しました。ポッパーなどのトップウォーターでのバスフィッシングはとてもエキサイティングな釣りなだけに思い出に残る1尾と出会えることでしょう。

まとめ

・シーズンは春~秋

・障害物の周りが狙い目

・アクションは5タイプあり

・ポッパー音とチャガー音がある

・浮き姿勢でポッパーの特性が変わる

ポッパーはシーズンは長く楽しめるトップウォーターです。障害物周りをタイトに攻める事もありますのでキャストの精度は上げていきましょう。アクションは5タイプありますが、基本はショートホップとポップ&ポーズの2アクションから習得しましょう。

ポッパーには2つの音がありベイトフィッシュが逃げる時にだす音のポッパー音とバスが捕食時にだすチャガー音があり織り交ぜて使う事が大切です。

ホッパーの浮き姿勢は大きく3タイプありそれぞれのタイプによりアクションの得意、不得意があります。これらの事を踏まえてポッパーを使い切ることでバスは必ず釣れますので頑張ってトライして下さい。

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この記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになればさいわいです。

では!! よい釣りを(^O^)/


コメント

  1. 匿名 より:

    ルアーのことについて調べていてたどり着きました。
    申し訳ないけど、すごく文章が下手だと思います。

    • NAGAMASA より:

      コメントありがとうございます。文章が下手だというご指摘ありがとうございます。
      心の琴線に触れる文章を書けるように日々精進したいとおもいます。

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