バスフィッシングを楽しまれている初心者や熟練のアングラーのみなさん、こんにちは!今回は、多くの釣り人に愛されている「テキサスリグ」の基本的な動かし方にスポットを当て、その魅力とテクニックを徹底解説します。
テキサスリグは、ワーム釣りの基礎を学ぶ上で非常に適しており、このリグを習得すれば、他のリグの操作や応用もスムーズに理解できるようになります。まさにバスフィッシングの世界への第一歩を支える存在と言えるでしょう!🎣
テキサスリグの動かし方には、「ズル引き」、「リフト&ドロップ」、「カーブフォール」、「スイム&ドロップ」の4つの基本的なテクニックがあります。
それぞれのテクニックには独自の魅力があり、フィールドの状況やバスの活性に応じて適切な動かし方を選ぶことで、より効率的にバスを狙うことができます。
この記事では、これらの基本的な動かし方を詳しく解説するとともに、フィールドに合ったワームタイプの選び方や、テキサスリグを効果的に活用するためのタックルセットアップについても触れていきます。
さらに、テキサスリグにまつわる面白い豆知識もお届け!初心者の方から熟練の釣り人まで、きっと新たな発見があるはずです。
ぜひ最後まで読んでいただき、テキサスリグをマスターして、新たな釣りの楽しみ方を体験してみてください!
では!! 「たった10分で学べる」テキサスリグ 動かし方の基礎知識!の始まりです(^O^)/
『テキサスリグの基礎!』テキサスリグの動かし方には4つのテクニックがある!
テキサスリグの動かし方は、バスフィッシングにおいて基礎となる重要なテクニックです。その中でも基本となるのは以下の4つのテクニック。これらを使いこなすことで、バスの反応を最大限に引き出すことができます。🌟
① ズル引き
② リフト&ドロップ
➂ カーブフォール
④ スイム&ドロップ
テクニックに入る前に押さえておきたい重要なポイント、それはシンカーの重さ選び。底をしっかり感じ取ることで、ワームの動きを正確に把握できるようになります。もし1/8オンスのシンカーで底を感じられない場合は、1/4オンスのウェイトに変更してみてください。ウェイトの選択次第で釣果が変わることもあるので、慎重に選びましょう。
テキサスリグは障害物が多いポイントで特に効果を発揮しますが、地形の変化によるリグの使い分けも重要です。例えば、急激な水深の変化がある地形ではテキサスリグが活躍しますが、障害物が少なくフラットな地形ではキャロライナリグの方が効率的に釣りが行えます。リグを適切に選ぶことで、釣り場の地形や水深の変化を立体的に理解し、成功の確率をぐっと高めることができます。
このテキサスリグを使ったフィッシングでは、地形やバスの行動を分析しながらアプローチを工夫するのが鍵。ぜひチャレンジしてみてください!🎣
では、テキサスリグの4つの基本テクニックを一緒に詳しく見ていきましょう!
① ズル引き
バスが活発にエサを探している時、テキサスリグの「ズル引き」から試してみるのがおすすめです。ワームを投げた後、底を這うようにゆっくりと引いてみてください。このテクニックでバスが反応すれば、高活性と判断できます。反応がない場合は、ワームにアクションを加えて調整してみましょう。
ズル引きの基本的な方法には2つあります

- ロッドを動かすズル引き
ロッドを3時の位置から2時の位置にゆっくりと持ち上げることで、ワームにアクションを加えます。この時、ワームが底から離れないように注意し、ロッドを通じて底の起伏を感じ取ることがポイントです。 - 横方向に動かすズル引き
ロッドを3時の方向に固定したまま、体を捻りつつ横方向に動かしてズル引きを行います。この方法は、風が強い時に特に効果的で、ラインが風に引かれるのを防ぎつつ、安定した動きをキープできます。
② リフト&ドロップ
リフト&ドロップは、ワームを底に着底させた後、ロッドを使って持ち上げ、垂直にフリーフォールさせる動作を繰り返す、テキサスリグの基本的なキャスティングテクニックです。

具体的な操作方法としては、ロッドを3時の位置から2時の位置へゆっくりと持ち上げ、アクションを加えます。その後、すぐにロッドを3時の位置に戻し、ワームを可能な限り垂直に落とします。ラインがたるんだら、再びロッドを3時から2時の方向に持ち上げてアクションを繰り返してください。
このテクニックは、バスの活性に合わせて動かし方を調整するのがポイント。低活性な状況では、リフトの幅を小さくすることで、より効果的にバスを誘うことができます。
➂ カーブフォール
カーブフォール、またはリフト&カーブフォールと呼ばれるこのテクニックは、広範囲を効率よく探るための基本的な方法です。リフト&ドロップに比べてワームの移動距離が広く、広いエリアでのバス探しに最適です。

動かし方はシンプルですが効果的です。まず、ロッドを3時の位置から2時の位置へ持ち上げ、ワームにアクションを加えます。その後、ロッドの位置を固定し、ワームがボトムに着底するのを待ちます。着底を確認したら、余分なラインを巻き取りつつ、ロッドを3時の位置に戻します。そして再び3時から2時の位置にロッドを持ち上げてアクションを加える、この動作を繰り返します。
カーブフォールの特徴的な動きは、広い範囲での探索を可能にし、バスが反応するポイントを探りやすくすることです。このテクニックを活用して、より多くのバスを狙いましょう!🎣✨
④ スイム&ドロップ
スイム&ドロップは、杭や葦などの障害物が点在するカバーエリアで活躍するテクニックです。カバーに潜むバスを狙い、ワームをその先に投げ入れて着底後にアクションを加えつつ、予想したスポットへ移動させ、バスを誘う手法として有効です。この動きは、カバーの形状や障害物の特性を活用し、バスが反応しやすい状況を作り出します。

特に効果的なポイントは、ワームをタイトに沈めて誘うことです。着水後、迅速に余分なラインを送り込むことで、ワームを障害物に絡めながら釣りを進めることができます。この際、ワームが障害物に接触すると、予測不能な動きをし、バスの興味を引きつけるため、釣果を劇的に向上させることも期待できます。
スイム&ドロップを成功させるポイントは、障害物に正確にワームを投げ入れ、バスの行動を細かく読み取ることにあります。このテクニックを使いこなすことで、カバーエリアの攻略がさらに楽しくなるはずです!🎣✨
テキサスリグでのフッキングの要点は、アタリを感じたらすぐにフッキングすることです!
バス釣りにおけるフッキングのプロセスは、3つの手順をしっかりと守ることでフックアップの成功率を大幅に高めることができます。
かつては、バイトがあった際にラインを送り、しばらく待ってからフッキングを行うという方法が一般的とされていました。しかし、近年の水中映像の観察によって、バスがワームを一瞬で丸ごと吸い込む姿が確認され、早めのフッキングが効果的であると分かっています。
フッキング手順のポイント
- バイトの感知とロッド位置の確認
アタリを感じたら素早くロッドを3時の位置に戻し、ラインのたるみを少し巻き取ります。 - タイミングを見極めたフッキング
少しラインをゆるませた状態から、力強くロッドを12時の位置に戻し、瞬時にフッキングパワーをフックに伝えます。 - 負荷の確認とバスの動きの対応
フックがしっかり刺さると、ロッドには大きな負荷とともにバスの動きを感じ取ることができます。
早めにフッキングを行うことで、バスがフックを深く飲み込むことを防ぎ、バスへのダメージも軽減することが可能です。
また、大型バスの場合は口が広いため、アタリが小さく感じられることもあるので、ラインが水中で動いたり違和感を覚えた際には積極的にフッキングを行うことが重要です。
テキサスリグのキャスティングスタイルにおけるタックルのセットアップ方法
テキサスリグを扱う際に適したタックルセットアップを考える際には、いくつかの要素を考慮する必要があります。ヘビーカバーを釣る為にロッドはある程度のパワーが必要になり、リールも障害物からバスを引き離すトルクが必要になります。
障害物の中にワームを送りの込みますので、ラインには障害物に擦れても簡単に切れない、スレに強いラインが必要です。
ロッド
テキサスリグは、バレットシンカーを使ってワームを隠れ家やカバーの中に送り込むため、パワフルなロッドが必要です。テキサスリグをスピニングタックルとベイトタックルで使う場合のタックルセットアップは以下を参考にしてください。
長さ 6~6.6フィート
パワー M~MH
テーパー レギュラーファースト・ファーストテーパー
長さ 6~6.6フィート
パワー ML~M
テーパー レギュラーファースト・ファーストテーパー
体力に自信がない方、女性、そして子供には、フッキングを正確に行うのが困難なため、6フィート以下の短いロッドの使用を推奨します。
リール
テキサスリグを使用する場合は、ベイトキャスティングリールを推奨します。テキサスリグはリールの巻取りパワーとロッドの操作が密接に関連しているため、ベイトキャスティングリールが最適です。
スピニングでテキサスリグを行う際は、2500番~3000番サイズのスピニングリールをライトテキサスリグで使います。近年はPEラインとの組み合わせによるパワースピンというスピニングによるヘビーカバーを釣る方法も開拓されています。
リールはバイトの際にラインのたるみを迅速に取り除く必要があるため、ハイスピードタイプがスラックラインを素早く解消できるので適していると考えます。
ヘビーカバーで釣りをする際は、テキサスリグに20lb以上の太いラインが必要なこともあります。そのため、スピニングリールや小径スプールのベイトキャスティングリールでは問題が生じる可能性があるので、注意が必要です。
ライン
障害物に対処するためには、ナイロンラインが推奨されます。ベイトタックルの場合は12lb~25lbを状況によって使い分けましょう。ナイロンラインを勧める理由はフロロカーボンよりも軽く、沈みにくいため、フッキングがしやすく初心者にも扱いやすいラインだからです。
感度を重視される方やフリッピング、ピッチングでアプローチを組む方は、フロロカーボンラインが最適です。
スピニングでの使用は太い糸の使用は困難なので、ナイロンラインなら8LB程度、フロロカーボンラインなら6LB程度の太さが使い易いです。
※テキサスリグの作り方や、より詳しい情報を探している方には、こちらのサイトがおすすめです!記事を読んでさらに知識を深めることで、釣果がぐっと上がるかもしれませんね🎣✨ ぜひ参考にしてみてください!
テキサスリグの動かし方からワームタイプの選び方を考える!
プラスチックワームは多様なデザインと形状があり、20種類以上のタイプが存在します。テキサスリグは多くのワームに使用できる汎用性の高いリグです。まずは基本的なワームの形状を見ていきましょう。


ストレートワームは直線的な棒状のデザインが特徴で、自発的な動きはあまりしません。一方で、カーリーテールワームは落下中にテールが自発的に動くことが特徴です。
テキサスリグのキャスティングには、障害物に沿ってワームを落とす縦のアプローチと、水生植物の周りを探る横方向のアプローチがあります。
地形変化や障害物の状況を見極めて、縦横のアプローチを選び、さらにワームの形状にも注意を払う必要があります。それでは、ワームの具体的なアプローチ方法について見ていきましょう。
テキサスリグの縦のアプローチ

岸辺の障害物や水中の大きな岩に沿ってワームを落とす場合、カーリーテールやGテールのようなテールが活発に動き、水をかき混ぜてバスを引き付ける縦のアプローチが適しています。具体的には、ゲーリーのグラブやDITTOのゲーターテールワームのようなテールを持つワームがお勧めです。
テキサスリグの横のアプローチ

水生植物が生い茂るフラットなエリアでは、リボンテールワームを使った横方向のアプローチで広範囲を探ることができ、その動きとシルエットで魚を誘うことが可能です。
活性が低下したり他の要因でバスが移動を嫌がる時、横方向からのアプローチは効果が低いことがあります。しかし、活性が低い時や日照が強い時には、縦方向からのアプローチがより良い反応を引き出すことがあります。シャッドテールやリボンテールワームは特に横方向の動きに適しています。
アメリカ初のトーナメントのヒットルアーはテキサスリグです!!
テキサスリグについて言えば、レイ・スコット氏はプロバスケットボール選手のようにバスフィッシングをプロスポーツとして確立できないかと考え、1968年にアーカンサス州ビーバー・レイクでアメリカ初のトーナメントを開催しました。このトーナメントは後にB.A.S.S.となるオール・アメリカン・ダービーでした。

トーナメントで最初にバスを釣り上げたのはビル・ダンス氏で、彼はテキサスリグを使用していました。ビル・ダンス氏はオール・アメリカン・トーナメントの開催を知り、最初のバスを釣ることを目指していましたが、この記録は公式のものとしては残っていないようです。
この記事では、バス釣り界の偉大なる人物、ビル・ダンス氏について紹介しています。彼の卓越した歴史をぜひご覧ください。
おわりに
最後までお読みいただきありがとうございます。テキサスリグはワーム釣りの基礎になる釣りですからしっかりとマスターする事で他のリグに挑戦する時もスムーズにリグの作成からアクションの付け方、リグの特徴と考え方が身に付きます。
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また、記事の感想やご意見があれば、お気軽にお問い合わせフォームからコメントをお寄せください。みなさんの声を聞けるのを楽しみにしています!🎣✨
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では!! よい釣りを(^O^)/
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