メタルバイブレーション&スピンテールジグの使い方を解説

スピンテールジグ、メタルバイブレーション

夏や冬の、ブラックバスがディープに移動する季節に活躍するのがスピンテールジグやメタルバイブレーションのルアーではないでしょうか?

近年、メタルバイブレーションとブレードルアーが、混同されて語られている事がありますが、時代の流れなので致し方ありませんが、メタルバイブとブレードルアーの違いに触れておきます。

リップレス・クランク (バイブレーションルアー)を金属化し遠投性と沈下速度を向上したのがルアーが、メタルバイブレーションです。アクションの幅やリトリーブのレンジ調整が出来るシステムを組み込んだルアーがブレードルアーになります。

この辺の違いを一度踏まえた上で、今回はスピンテールジグとメタルバイブ、ブレードルアーの使い方を学んでいきたいと思います(^O^)/


ブレードルアー(メタルバイブ)とスピテールジグの歴史

1959年にヘドン社のカタログにソナーは登場します。へドン ソナーの開発者はイール ミラー氏でヘドンのロッド開発部門の責任者をしていた人だとヒロ内藤さんに教えて頂きました。

1960年にパテントを修得したヘドンは他のメーカーの追随を許しませんでしたが、1961年にブレードルアーの素晴らしさに気付いていた、コットンコーデルが、パテントを回避した形状の違うフラットな ヘッド形状で障害物回避能力を上げた上、ダブルフックを搭載した、ゲイブレードを作り出します。

1950年代のアメリカは電力を確保のためダムの建設が国の政策として行われていました。ダム湖の深く広いエリアを効率的に攻めるために考え出されたのがへドンのソナーに組み込まれたAC/DCです。

AC/DC (アクションコントロール、デプスコントロールの略)

AC/DCはラインを結ぶアイの位置を変える事で深度を自由に変える事ができるシステムです。へドンソナー以降のメタルバイブレーションと言われているタイプのルアーでラインアイが複数付いているタイプは正確にはブレードルアーと呼ぶべきなのですが、今はメタルバイブと呼ばれています。

テールスピンジグの元祖リトルジョージは知事の名前

現在ではJackal社のデラクーが有名ですが、スピンテールジグの誕生は1960年にMan’s Bait Companyから発売されたリトルジョージが最初です。ボトムをホップさせたりリーリングで巻いて使っても誰でも簡単にバスが釣れるルアーです。

当時、魚探とリトルジョージがあれば8ポンドクラスはいくらでも釣れたそうで、 大人気ルアーになりました。Man’s Bait Companyの創始者TOM MANN氏は環境保安官として働きたかったのですが、自員の空きが無かった為に釣具店で働きながら、自作のジグを作って環境保安官の空きが出るのを待っていました。

その後環境保安官に就職することが出来たTOM MANN氏でしたが自作のジグがもの凄く売れてしまい、このままではジグが欲しい人へ商品を届ける事ができないのが、申し訳なく好きな環境保安官の仕事を続けるかどうか、悩みます。

その時、上司で知事だったジョージ ウォレスン氏が環境保安官を一年ほど休職してちゃんと会社を経営してはどうかと助言してくれます。助言に従ってMan’s Bait Companyを始めると大成功します。

リトルジョージと言うルアーのジョージは上司への感謝の証としてつけられたルアーネームでジョージ ウォレスン氏の名前から取ったものだそうです。


AC・DCシステム

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AC・DCシステム、アクションコントロール、デプスコントロールの略でラインを結ぶアイの位置を変えることによって、ルアーのアクションの変化とルアーを通す水深を変える事ができるシステムで現在も様々なメーカーがこのシステムを使っています。

ホール1にラインを結ぶとアクションはタイトになりますが、深い層をリトリーブさせやすくなります。ホール2ではアクションは若干大きくなり中層をリトリーブさせやすいセッティングになります。ホール3ではアクションは大きくなり表層をリトリーブさせやすいセッティングになります。

AC・DCシステムの面白いのはラインアイの位置とリトリーブ速度の組み合わせでスピードの変化も付ける事ができます。 ホール1にセッティングして表層を早く引く事ができる様になりますし、ホール3にセットしてボトムをゆっくりリトリーブする事が可能になります。その時の状況でゾーンとスピードをシステマティックに変更することが出来るルアーです。


スピンテールジグ、メタルバイブレーションのタックル

スピンテールジグ、メタルバイブレーションのタックルは2タイプに分ける事ができます。まず、一つ目がカバー周りの至近距離からのアプローチです。6フィートまでのミディアムアクションのロッドにリールはハイスピードタイプでパーミングがしやすいモノ。ラインはカバー周りを釣るのでナイロンラインの20LBを基準にセッティングします。

もう一つのタックルセットアップは広範囲なウィードエリアを釣る釣りである程度の飛距離も出したいので6.6フィート前後のミディアムアクションのロッドに同じくリールはハイスピードタイプでナイロンライン15lb~20LBあたりを使用します。

ポイント

へドンのソナー1/2ozは1秒間に約1m沈むのでフィールドの地形変化を探るのにとても便利です。

オカッパリでも立ち位置から扇状に5点キャストする事でソナーを投げ込んだ水深の変化が簡単に掴めるのでとても便利です。頭の中で等深線のマップが作り出せるので更に釣りに対してのアプローチが明確になりますよ。


スピンテールジグ、メタルバイブレーションのテクニック

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引用 ヒロ内藤のハイパーバッシング

ブレードルアー、メタルバイブレーションをリトリーブで使う時には2つのパターンがあります。オカッパリからのアプローチとボートからのアプローチです。

オカッパリからのアプローチは深い側から浅い側にメタルバイブをリトリーブするので根掛かりがしやすいので注意が必要です。沖に向かってキャスト後、ボトムに着底したらリトリーブを開始し何か障害物に当たったらロッドを立ててリトリーブを早くして回避しながらリトリーブします。

ボートの場合はシャロー側からディープ側へ引っ張って来るのでボトムから離れてしまいがちになるのでたまにリトリーブを止めて底を取り直すことが大切です。

リッピング

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引用 ヒロ内藤のハイパーバッシング

スピンテールジグで使い易いテクニックでルアーがボトムに着底したら一気にロッドをしゃくり上げてルアーをボトムから浮かして余分なラインを巻きながらラインを張らず緩めずなテンションで再度、ルアーをボトムに送り込み、着底後、一気にルアーをしゃくり上げる動作の繰り返しです。

ブレードジグをしゃくり上げた後のラインテンションのかけ方次第でルアーの移動距離が変わります。あまりラインを張り過ぎると移動距離が長くなるで急深な場所では気を付けないと釣果に悪影響を及ぼすことになります。

ホッピング

イメージ (47)
引用 ヒロ内藤のハイパーバッシング

ホッピングは基本的な動かし方はリッピングと同じですがスピンテールジグを動かすスピードとアクションによるルアーの移動距離が異なります。ホッピングのシャクリのスピードは遅くルアーを30cm程動かしては落とし込むという具合でアクションさせます。

このテクニックでもラインスラックの処理が重要で張らず緩めずでルアーを送り込んでいく中でバイトが集中します。アタリが手元に出ないで送り込まれるラインが止まっていたらそれはアタリなのですかさず合わせてください。


スピンテールジグ、メタルバイブレーションの使い方 まとめ

スピンテールジグやメタルバイブレーションは夏と冬の深場に落ちたバスを効率よく釣るのに適したルアーです。スピンテールジグやメタルバイブは秋のバスがベイトについて移動してパターンが掴めない時にも強い味方になってくれるルアーです。

ロングキャストが効くルアーなので岬を水深別に探ることでバスのいるゾーンを的確に知る事ができます。AC・DCシステムを活用して深度の調整とリトリーブのスピードの調整もラインアイの位置だけで調整が可能なのでとても便利なルアーです。

また、へドンのソナー1/2ozは一秒間に1m程沈むルアーなのでカウントダウンで周辺を探ることで湖底の地形変化を把握するのにも、とても便利です。良くいく釣り場でも釣り場の水深を一通りソナーを使って把握してから釣りを開始する事で釣りのイメージがしやすくなりアプローチの精度が増します。

今回はスピンテールジグやメタルバイブレーションの使い方を紹介しました。

この記事が参考になれば幸いです。


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