テキサスリグへのシンカーストッパーの取り付け方を伝授!

ルアーの使い方

シンカーストッパーをテキサスリグに取り付ける理由は、カバーの隙間にワームを簡単に挿入するため、バレットシンカーをシンカーストッパーで固定します。

例えば、シンカーストッパーを使わずにリリーパッドやウィードマットの隙間にワームを投げ入れようとした時、バレットシンカーが先に落ちてしまい、ワームがカバーの上に残ってしまうなど、釣りの効率が大幅に低下する経験はありませんか?

これでは、釣りの効率が悪いので、テキサスリグをカバーのすき間に滑り込ませる際にはシンカーストッパーを使用するとスムーズにワームをプレゼンテーションする事ができます。

この記事では、シンカーストッパーの取り付け方法と、シンカーストッパーに代わる懐かしいアイテムを紹介しています。

では!! テキサスリグへのシンカーストッパーの取り付け方を伝授!の始まりです(^O^)/


テキサスリグにシンカーストッパーを取り付ける3つのステップ!

シンカーストッパーをテキサスリグに取り付けることで、カバーフィッシング時にシンカーがしっかりと固定され、ワームがカバーに残されることなく、カバーの奥深くを攻めることが可能になります。シンカーストッパーはテキサスリグでのシンカーの安定に不可欠なアイテムです。

テキサスリグにシンカーストッパーを付けた

シンカーストッパーの取り付け方法は下記図が示す通りに①メインラインをシンカーストッパーの輪の中に通して、メインラインの端を掴んだ後に②シンカーストッパーをラインへ滑らせてくぐらせます。➂ライン先端側をシンカーストッパーから抜いたら完成です。

引用 OFT

シンカーストッパーの使用は、元々フロリダリグに用いられるフロリダシンカーに着想を得ています。フロリダシンカーは、バネ付きのシンカーで、ワームにねじ込んでセットするものです。シンカーを簡単に固定する方法を模索していた中で、爪楊枝や輪ゴムを使って固定する方法が始まりましたが、その後、ウキ止めゴムがシンカーストッパーとして使用されるようになりました。


シンカーストッパーはキャロライナリグのライン保護にも使える

シンカーストッパーはテキサスリグのシンカーを止める以外にも使う用途があります。下の写真のようにキャロライナリグでラインの保護のためのビーズの代わりにシンカーストッパーで代用する事ができます。

ビーズの代わりにシンカーストッパーを使ったキャロライナリグ

ただ、ボクの経験では岩や起伏の激しい地形での使用では、シンカーストッパーが裂けてしまう事があったのでフィールドの状況を加味して使って下さい。


「注意!」テキサスリグにシンカーストッパーにはサイズがあります!

テキサスリグにシンカーストッパーを取り付ける際は、ラインサイズに適したシンカーストッパーを選ぶことが重要です。購入時には以下のような表記に注意してください。

シンカーストッパーの表記例

・S 5~10lb

・M 10~16lb

・L 16~30lb


シンカーストッパーの取り付け位置のポイント!

シンカーストッパーの取り付け位置にはシンカーが動かない位置でシンカーストッパーを止めるか、それともシンカーストッパーとシンカーの間に5ミリ程度のすき間を与えて止めるかで、カバーのすり抜けとワームへのアクションに違いが生まれます。

シンカーが動かない位置でシンカーストッパーを止めることで、ワームがカバーのすき間に落としやすくなりますが、シンカーが着底後のワームに余分なフォール時間ないので、アクションの緩急が失われます。

シンカーストッパーとシンカーの間に約5ミリの隙間を設けて固定することで、カバーの隙間にワームが落ちにくくなります。しかし、シンカーが底に着いた後、ワームに追加のフォール時間が生じ、アクションに変化をもたらします。


テキサスリグにシンカーストッパーの代用品は爪楊枝や輪ゴムでもOK!

爪楊枝をテキサスリグのシンカーストッパーの代用品に使用することは可能です。70年代から80年代にかけてバスフィッシングを楽しむアングラーたちは、ベギングと言って、爪楊枝や輪ゴムを使って固定しました。

爪楊枝の場合はラインに通したバレットシンカーの穴に差し込み、楊枝の先端を折ってシンカーを固定していました。

爪楊枝をテキサスリグのシンカーストッパーとして使用するデメリットは、シンカーの穴に楊枝を挿入することでラインに不必要なストレスがかかる点です。

ボクはベギングによるラインブレイクの経験はありませんが、使用するラインが細い場合、ラインブレイクのリスクは高まると考えられます。また、使用後にシンカーの穴から爪楊枝が抜けないというトラブルもあるため、その点についてもご理解ください。

爪楊枝をテキサスリグのストッパーとして使用すると安定的ではないです。シンカーストッパーと比較して、キャストやリトリーブ時にシンカーがズレることがよくあります。その結果、ズレたストッパーを直す手間がかかり、釣りの効率が下がる恐れがあります。


シンカーストッパーには人工素材と天然素材を含む3つの素材がある!

シンカーストッパーには3種類の素材があります。それぞれの素材がシンカーストッパーにどのような特性をもたらすかを説明します。

・天然ゴム、生ゴム

・合成ゴム

・シリコン

天然ゴムや生ゴムは、ゴムの木の樹液から不純物と水分を除去して作られます。この樹液は、輪ゴムやボール、さらには工業用品に至るまで、多岐にわたる用途に利用されるゴムの主要な原料です。

合成ゴムは石油を主原料とし、人工的に製造される合成高分子化合物の一種です。天然ゴムと似た特性を有し、耐熱性、耐油性、耐薬品性、耐摩耗性に優れていることが特徴であり、また品質が安定しています。

シリコンはケイ素を主要成分とする無機材料で、耐熱性や耐候性が高い特性を持っています。これらの特性により、主に高温の環境や屋外で使用するのに適しています。

シンカーストッパーの素材によるズレや劣化の違いは存在するかもしれませんが、それにこだわる必要はないと思います。各メーカーが販売している製品の中から、自分に適したものを選んでください。


テキサスリグには必ずシンカーストッパーを付ける付けないの選択!

テキサスリグを結ぶ際にシンカーストッパーが必須と考える方もいますが、それは誤解です。ストッパーの無いテキサスリグもカバーを避ける能力に優れたリグです。シンカーストッパーが必要なのは、ハードカバーやソフトカバーの奥深くにワームを届けたい場合です。

シンカーストッパーを使わずにテキサスリグを使用すると、しないのとではワームのアクションに違いが生まれます。シンカーストッパーを使わない場合、リグが沈む際にシンカーが先に沈み、その後ワームが遅れてシンカーの後を追うように沈んでいきます。

シンカーが底に着いた後、シンカーに引かれていたワームはシンカーが着底後、自重でゆっくりと沈んでいきます。このフォール時のアクションの差は、シンカーストッパーを使用しない場合に生じます。したがって、シンカーストッパーを使用するかどうかは、この違いを理解した上で選択する必要があります。

シンカーストッパーを装着したワームは、着底後にリフト&フォールのアクションをする際、ワームとシンカーが離れずに素早い動きを実現します。


おわりに

最後までご覧いただきありがとうございます。今回はテキサスリグのシンカー止めについて取り付け方やシンカーストッパーの有無についても、ご紹介しました。

陸っぱりの釣りで一本のロッドを使用する際、ルアー交換ごとにまだ使えるシンカーストッパーを捨てて新しいものを取り付けるのは、少しモッタイないと感じてしまうのは、ボクだけでしょうか?

便利なアイテムを見つけました!「カツイチ ラインスルッと DT-2」はシンカーストッパーを再利用できるそうです。以下のリンクから購入可能です。

テキサスリグへのシンカーストッパーの取り付け方を伝授!の記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになれば幸いです。

では!! よい釣りを(^O^)/


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