「絶品!」ヘドン ウンデッド スプーク スミスファクトリーのインプレ

ルアーインプレッション
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今回のルアーインプレッションは、スミス社のファクトリーカラー版のヘドン・ウンデッド スプークを購入したのでインプレしたいと思います。

ヘドン社のウンデッド スプークは、ウッド製のSOS ウンデッドミノーのプラスチック版として1939年に登場したダブルスイッシャーです。

ヘドンのウンデッド スプークは、1979年に日本に入って来るモデルから金型が寿命を迎えた事でオリジナルボディが作れず、その後はボディをザラⅡのモノに変わったりする歴史を持つルアーです。

紹介するウンデッド スプークは、ボディ形状も発売当初のデザインに戻し、スミスファクトリーでアッセンブリの取り付けから塗装まで日本で作り込まれた、拘りの強いジャパンクオリティーなダブルスイッシャーです。

流石!スミスファクトリーと唸ります!!ボディの繋ぎ目の処理から塗装も綺麗なので、見ているだけでもワクワクしますし所有欲も満たしてくれます。

では!!「絶品!」ヘドン ウンデッド スプーク スミスファクトリーのインプレの始まりです(^O^)/


ヘドン ウンデッド スプーク スミスファクトリーのインプレッション

今回、 ヘドン ウンデッド スプークをインプレで使ったタックルセットアップはロッドがシマノ、スコーピオンXV 1581F-2にベイトリールがシマノ、スコーピオン70HGにラインがユニチカ、シルバースレッドSAR20lbです。

ロッド スコーピオンXV 1581F-2  ベイトリール スコーピオン70HG

6フィート以下のMLパワーのファーストテーパーロッドを使ってウンデッド スプークで実釣しました。ウンデッド スプークを使った感じは、5/8OZクラスのプラグなのでキャストしていてもコントロールしやすいウェイトです。直ペラの方がバチャバチャした音色に対してヒネリペラはシャラシャラ音が加わったのがヒネリペラと言う感じですかね。

カリペラと直ペラの ウンデッド スプークを交互に使っていたのですが、アクションの強弱による   スイッシュ音の変化を付けることが重要なのかもしれないと使っていて感じました。

この手のルアーを使う時は移動距離と音色をどう変化させられるかが、最初に使う上で気にしていきたい部分です。

ダブルスイッシャーなので首振りアクションは得意とは言えませんが、ロッドストロークを短くしロッドのグリップエンドを腕にぶつける様にアクションを与えると首を振ってくれます。

肉眼では分かり辛いですが、ヒネリペラの方がボディをロールさせる力が強いので、ボディの明滅効果はヒネリペラの方があります。


時代を経て完全復刻されたウンデッド スプークのスペック!

ヘドン ウンデッド スプークは日本では1985年を最後にその発売が途絶えてしまったルアーで、スミスが何とか復活してほしいと、ヘドンに対して長年リクエストを続けてたルアーです。そんな、ウンデッド スプークは2018年にようやく復刻を果たします。

ウンデッド スプークのスペックとしては、レングス 3-1/8inch 8.1cmウェイト 5/8oz 約16gHOOK #2です。ウェイトの割にボディはコンパクトに感じるので、ルアーの大きさに抵抗なく使えるサイズ感です。

上 直ペラ仕様 下 ヒネリペラ仕様

前後にヒネリペラ(カリペラ)を採用したモデルと直ペラを搭載したモデルがはんばいしています。カリペラは捕食音に近い空気を含んだ音を発しながらボディーをロールさせてボディカラーの変化でバスにアピールします。

直ペラはペラの角度が緩いので水を弾く効果が高く、アクションを与えた時にペラがブレーキの役割を果たしボディのロールよりも左右に動きながら移動距離を抑えながらバスを誘います。

2つのペラの特徴を使い分けることで、ヘドンウンデッド スプークがより楽しめるようになります。ボクが購入したカラーはS-2、通称ワカメカラーをSAVAMさんで購入しました。

へドンフリークの方たちには、とても人気のあるルアーで販売開始スグに購入しましたが、スグに売り切れてしまう大人気ルアーでもあります。


アメリカ人はいい加減? ヘドン ウンデッド スプークの逸話!

オリジナルのウンデッド スプークは1939年に登場したのですが、このルアーは途中からボディの仕様が何度か変更していく事になります。

1979年にSMITHがウンデッド スプークを発注して届いたルアーのボディが何故かザラⅡのモノ?アメリカへ問い合わせると、金型壊れたからザラⅡのボディにしときました。

ウンデッド スプーク ザラⅡボディ

ザラⅡにペラを付けられて送られてきたウンデッド スプークですが、全然モノが違うのでSMITHとしては返品するはずだったのですが、返品費用が掛かると言う理由でウンデッド スプーク ザラⅡボディとして販売する事になります。

その後も金型が無いモノですから210や211サーフェスのボディにペラが着いたりとウンデッド スプークの仕様は時代とともに異なっていました。

今では考えられない大らかな時代の日本の話です。しかし、不思議なもので、このウンデッド スプーク ザラⅡボディが人気になって今では1つの歴きとしたルアーとして認知されています。


ヘドン ウンデッド スプークのペラは3タイプ

ヘドン ウンデッド スプークは時代や仕様により3タイプペラが付いています。ボスペラが付いているヘドン ウンデッド スプークが、一番古いモデルのようです。復刻版のヘドン ウンデッド スプークのペラの仕様はカリペラと直ペラです。ペラの仕様で音色やアクションも違ってきます。

・ボスペラ仕様

・カリペラ仕様

・直ペラ仕様

先ほどの触れましたが、直ペラとカリペラの違いは直ペラは水を弾きやすくなり、ヒネリがあるペラはボディをロールさせる力が作用します。前後のペラの回転を逆方向にすることで、ボディのロールは相殺されます。ペラに角度を付けて曲げることで、空気を含んだ捕食音に近い音に変化します。

ヘドン ウンデッド スプークのカリペラのモデルはロールが強く音色はペらに角度が付けられているので空気を含んだ音色になります。

直ペラ仕様のウンデッド スプークは水を弾くような音色でボディのロールは控えめになっていると思われます。ペラの違いでアプローチを変える事ができますね。


おわりに

今回はスミスファクトリー製のウンデッド スプークのヒネリペラ仕様のインプレをしました。初心者向きなルアーではありませんが、使っているうちにウンデッド スプークの世界にどっぷりとハマって行く感覚はへドンだからなのでしょうか?

こんなに仕様変更の繰り返されてその度に愛され続けて元のオリジナルの形に戻るという経緯をたどったルアーも無いのではないでしょうか。

今回のルアーインプレッション記事を読んでヘドんの「ウンデッド スプーク」を楽しんでみたいと思われたら、下記のリンクから購入できます。

「絶品!」ヘドン ウンデッド スプーク スミスファクトリーのインプレの記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになれば幸いです。

では!! よい釣りを(^O^)/


コメント

  1. 次男坊 より:

    ようやく手に入るか
    と、思えば大人気で即完売😅
    でも、それくらいフリークの
    方々が愛して止まないルアー
    であることは、間違いないですね😊

    この、ワカメからーも
    故・羽鳥さんの大好きだった
    もののようですので、
    日米の架け橋となっている
    スミス社の代表作であることは
    間違いありませんね😉

    • NAGAMASA より:

      次男坊さん!そうなんですよ大人気の上に羽鳥さんのワカメカラーと来たら😌
      半端ない購買意欲でしたね(笑)

      秒殺でしたよ😱

      ボクも購入の為、指定時間前からPCの前で正座してイメトレして待ってました。
      販売表示されたら速攻で目的のルアーとワカメを入れてお会計しましたよ😓

      何とか購入出来ましたけどスミスさんもう少し販売数を増やしてもいいのではないでしょうか?

      心の声が駄々洩れになってましたね! 失礼しました😋

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