今回のルアーインプレッションはOSPのスピンナッツ65と80を購入したので使ってみました。高比重ワームブームの中で後発で発売されたのが、OSPのスピンナッツです。
あのOSPが高比重ワームを作ると、どうなるのか興味が湧いてくると思います。見た目はどこのメーカーとも変わらないファットなボディにソルトを沢山注入したワームですが、オフセットフックをセットするラインアイの位置が違う点に目が行きます。
設計者ではありませんが、ボクの考えではトップウォータールアーのザラスプークの様にチャーリーキャンベルがノーズにラインアイがあるよりアゴの位置、スロートの位置にラインアイが来ることでドッグウォークアクションをさせ易くしているのと同じ考えだと感じました。
では!! 「水中ドッグウォークがヤバイ!」OSP スピンナッツのインプレ!の始まりです(^O^)/
根掛かり回避が素晴らしい! OSP スピンナッツ65・80のポテンシャル!
OSP スピンナッツ65と80の使用感を試しに2023年9月9日に淀川の八雲ワンド周辺でOSPの高比重ワーム、スピンナッツを使ってみました。淀川はエリアによってカレントが当たるエリアやワンドのマウス周辺がゴロタ石のカバーで形成されています。
通常のシンカーの付いたリグ、テキサスリグやキャロライナリグ等をこのエリアで使うとシンカーが岩と岩の間に挟まって根掛かりが多発します。なので、根掛かりが少ない高比重なノーシンカーワームを使ってアプローチします。
最初にエントリーしたのは鳥飼大橋の橋脚下のリップラップエリアです。ワンド内もゴロタ石が入っているのでその辺りも狙ってみました。アクションさせて使ったりボトムをズル引きして使いましたが根掛かりは無くワームをロストする事はありませんでした。
このエリアでノーシンカーワームの釣りをしても根がかるのでスピンナッツ65と80は根掛かりの回避が優れたワームですね。ボトムも取りやすい印象です。65も8gですが、リールの設定が決まれば申し分なく飛んでいきます。
また、ノーシンカーワームのズル引きをしているとボトムのコンタクト感が感じにくいワームもありますが、スピンナッツはコンタクト感があるので釣りがイメージしやすかったです。
スピンナッツ65と80を見える水深でトゥイッチすると左右にドッグアクションしながら少しボディをロールが入るアクションをしてくれます。自発的に動くパーツが無いのでアクションを見てイメージしておくとイイと思います。
ドッグウォークアクションの動きを簡単にする為の工夫なのかトップウォータールアーのザラスプークの様にラインアイがノーズではなくスロート側にくるようにオフセットフックをセットするようになっています。なので、ボトムでも中層でもしっかりドッグウォークアクションをしてくれます。
写真は2023年11月11日の淀川の下島ワンドでの釣果です。これ以前にもスピンナッツ65でバスをキャッチしていたのですが、写真に収める事が出来なかったので、今回はバッチリ写真も撮れたので報告します。
やはり、高比重ワームのスピンナッツ65は遠投が利くので遠くにあるスポットへワームを送り込み着底後のトゥイッチでバイトしてきました。スピンナッツはテールも何も付いていないのですが、フォールの時点でもバイトして来ますので油断は禁物です。
スピンナッツを使用していて感じたことは高比重ワームの為にソルトがかなり入ったマティリアルなので鈎持ちが悪い事があります。バスを1匹釣るとほぼ交換しないといけないような感じです。
ベイトでも安心! OSP スピンナッツ65・80を使ったタックルセットアップ!
今回、OSP スピンナッツ65と80を使うに辺り使用したタックルセットアップはロッドがスティーズのファイヤーウルフにリールがスティーズリミテッドSV TWにラインはフロロカーボンの13lbをスプールして使いました。
使用していてスピンナッツ65はミディアムアクション前後のロッドが使い易いと感じました。スピンナッツ80の方はミディアムヘビークラスのロッドが使い易いと感じます。
最近はやりのボトムでワームをドッグウォークさせる釣りをするのであれば沈みの速いフロロカーボンの20lbクラスの使用もアリなのでしょうが、今回、ボクの場合は飛距離も稼ぎたくオカッパリなので14lb前後のラインで使用しました。
OSP スピンナッツ シリーズのスペックと適合フックサイズを見て見よう!
Length | 50mm / 65mm / 80mm |
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Weight | 50 約4g / 65 約8g / 80 約16g |
Color | 15色 |
Count | 50 8本 / 65 6本 / 80 5本 |
Price | 858円(税込) JBNBCトーナメント対応モデル |
OSP スピンナッツ80は全長80mmで重さが16gあります。飛距離を伸ばすためにボディ後方を太くしてあります。この辺りのデザインはよくある高比重ワームと類似しています。
OSP スピンナッツ80のメーカー推奨のオフセットフックのサイズが5/0でしたので、ハヤブサのTNSオフセットの5/0をセットしました。とてもバランスよくフックセットが出来ていると感じました。
OSP スピンナッツ65の全長は65mm重さが8gあります。先ほども触れましたが8グラムの割に空気抵抗のないデザインなのでベイトタックルでも投げやすかったです。
OSP スピンナッツ65にはメーカー推奨オフセットフックが3/0でしたので、同じくハヤブサのTNSオフセットの3/0をセットしました。
カラーラインナップは15色展開で用意されています。ボクが今回購入したのはスピンナッツ80はエビみそブラックとウォーターメロンペッパーを購入しスピンナッツ65はダークシナモン ブルー&ペッパーにブルーバック シナモンを購入しました。
臭いはOSPワームの独特な匂いがしますしボディ素材にも味が付いたマティリアルが使われています。
表層・中層・ボトム! OSPスピンナッツの3つのゾーンでの使い方!
スピンナッツの使い方はゾーンを意識して使い分けるとイイと思いました。ボディサイズによりウェイトが違うのでテクニックのやり易さは違ってくると思います。
スピンナッツ65を使って表層のウィードトップやカバーをドッグウォークさせたて泳がせたり水面まで出てきているべジテーションの上をズル引きしたてポケットに落とし込んだりも出来ます。スピンナッツ65はウェイトが軽いのでやり易いです。
スピンナッツ65、80を使って中層では左右に首を振らせながら泳がす事ができるので、同じポイントを狙う場合でも水面下を狙って出なかった場合に次のキャストでは更にゾーンを下げてアプローチする事ができます。
スピンナッツ65、80を使ってボトムを狙う場合にはスピンナッツをボトムまで落とし込んでから、ゆっくりズル引いたりするのも良さそうです。沈下率が速いのはスピンナッツ80の方ですし、少し風があっても、しっかりボトムを感じる事ができます。
ボトムで砂煙を上げさせてドッグウォークさせるならフロロカーボンラインを使ってスピンナッツとラインを沈めてからアクションを行うとルアーが浮き上がりにくくなります。
おわりに
今回はOSPの最新の高比重ワーム、スピンナッツをインプレッションしてみました。高比重ワームはオカッパリからのゴロタ石のエリアを攻めるのにとても便利なワームです。
各メーカーが高比重ワームを販売されていますが、スピンナッツを使って感じた事は自分でルアーを操っている感を感じられるので、使っていてもモチベーションが保たれるワームです。
この記事を読んでOSPの「スピンナッツ」に興味が湧きましたら下記のリンクから購入する事ができます。
「水中ドッグウォークがヤバイ!」OSP スピンナッツのインプレ!の記事を最後までお読みいただきありがとうございました。
「水中ドッグウォークがヤバイ!」OSP スピンナッツのインプレ!の記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになれば幸いです。
では!! よい釣りを(^O^)/
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