「最強定番!」スミスウィック ラトリンログARB1200のインプレ!

ルアーインプレッション

今回はルアーインプレッションはスミスウィック社のラトリンログARB1200のインプレを行いたいと思います。スミスウィック社のラトリンログは有名なジャークベイトなので、今さら感もありますが、実は先日にSAVAMのオリジナルカラーを購入したので、この機会に紹介します。

1950年代に登場したログにラトル機能を盛り込んだのが、ラトリンログです。見た目から、THE American Lureなルックスをしているラトリンログですが、使った人を虜にする魔性のジャークベイトでもあります。

ラトリンログは強いロールアクションとウォブリングを生み出し、バスフィッシングにおいて非常に効果的なアクショんでバスを誘います。ARB1200は、ボディに凹凸のある鱗模様が特徴で、これが水の剥離を生むことで、突発的で不規則なアクションを生み出します。

近年のラトリンログARB1200はフックのアッセンブリの変更もあるので、その辺も紹介したいと思います。

では!「最強定番!」スミスウィック ラトリンログARB1200のインプレ!の始まりです(^O^)/


「今更ですがやっぱり最高!」ラトリンログARB1200の使用感!

ラトリンログARB1200はジャークベイトを学ぶのに最適なルアーの一つです。ロールアクションによる明滅も素晴らしく重心移動などの機能がボディに組み込まれていないので、ロッドワークに対するレスポンスも良く使用感もロッドに掛かる圧力もそれとは違い軽快です。

ロッドHIROism CalypsoLJ リールスティーズCT ライン HIRO’s Choiceジャーキング12LB

国産の重心移動システムや低重心ウエイトを装備されたジャークベイトも安定感や大きくダートする動きも楽しいのですが、ログには独特の動きがあり良く釣れるジャークベイトでもあります。

ラトリンログARB1200 SMITHリミテッドカラーで釣った1尾

ボクはログのオレンジベリーカラーがとても好きでSAVAMのオリカラログはルアーが見える水深で使っているとバックもベリーも派手なカラーなので、ルアーの位置や動きが掴みやすく周りの変化にも目が行き届きやすいカラーですね。

ラトリンログは使い方が分かって来ると良く釣れるジャークベイトなので初めてジャークベイトを体験するにはとても良いジャークベイトです。


ラトリンログARB1200のスペックはボディの長さが4 1/2インチあり、ルアーウエイトは1/3ozあります。限界潜行深度は20LBの場合はタダ巻きで9m地点で限界の90cm潜ります。

ヒロ内藤さんのThe Answerのルアーの潜行深度と潜行角をまとめたPDFファイルの中にラトリンログARB1200のデータがあったので載せておきます。データはステディーリトリーブで計測されています。

なので、ラトリンログはジャークを加える事で更に短い距離で限界潜行深度に到達します。また、ライン径によっても、ジャークベイトの潜り方に変化があるので、狙いたい水深に対してラインをチョイスする必要があります。

ボクはラトリンログARB1200を使うにあたってヒロ内藤さんの影響もあり、長年ナイロン20LBを使う事が多かったです。よくラトリンログが飛ばないと言われますが、近年の国産ベイトリールを使っていれば、ラトリンログを使用に足りる十分な飛距離が出せます。


近年のラトリンログARB1200のフックの仕様が変わってる!

ラトリンログARB1200のフックといえば上の写真のようなスミスウィック社がイーグルクロー社に特別に作らせたカーブドインポイントのフックがセットされているのですが、近年のラトリンログのフックの仕様が変更されているようです。

イーグルクロー社のフックを搭載したSAVAMオリカラ ラトリンログ

こちらは2021年にSMITHから発売したリミテッドカラーのログなのですが、フックを見てもらうと分かる通りフックポイントもストレートでゲイブの幅も広いフックに変更されています。

ワイドゲーブのフックが搭載したスミスリミテッドARB1200

この時だけフックの仕様を変えたのだと思ったのですが、昨日に購入した2022年のSAVAMのオリカラのラトリンログもこの仕様のフックに変更されています。以前の記事でラトリンログのフックのウェイトを計測したのですが、フックのウエイトはワイドゲイブのコチラのフックの方が軽くなっています。

※下記のリンクにラトリンログに最適なフックのウェイトやプラドコ社がデフォルトで使用しているフックのウェイトを計測した記事があるので、参考にして下さい。


ラトリンログARB1200をラインを変えて使ってみる

最近はシルバースレッドのHIRO’s Choiceのラインを使う事が多くなりラインが低伸度になったのでラインを16LBに落としても昔の20LBラインと変わらない操作性になっているので色々と試せるので、これが、なかなか面白いです。

引用-ユニチカ

基本的にはHIRO’s Choiceのジャークベイト用ラインからチョイスするのですが、水の色やレンジなどでラインを変えたいと思う時はクランキングラインを使うとラトリンログの使い方のバリエーションが増えます。

参考までにジャーキングラインとクランキングラインのスペック表を記載します。見て分かる部分としてそれぞれにライン強度に違いがあります。ライン径の違いもあるのでラインを変えることで深度のコントロールが選択できます。

ジャーキングライン 12LB16LB20LB
kg 6810
参考号数345
標準直径(m/m) 0.285 0.330 0.370
クランキングライン12LB15LB18LB
kg67.59
参考号数33.54.5
標準直径(m/m) 0.2850.310 0.350

ジャーキング20LBとクランキングライン18LBにはライン径が違いますので深度の微調整やキャスタビリティーの好みで選択することができますね。

この二つのラインは伸度に違いがあるのでその部分での使い分けができます。ジャーキングラインよりクランキングラインの方が伸びが少ないのでよりルアーを動かすのに少ない力で動くはずです。

ラトンリログだけではなくラインの特性を変えることで、使用しているルアーの機能を特化させる事ができます。


ラトリンログARB1200を使う前にはトゥルーチューンが必須です!

ラトリンログARB1200を使用する際に注意したいのが、パッケージから出してスグに使うことです。なぜかと言うと真っすぐに泳がないモノが多いからです。

なので、パッケージから出したラトリンログは、釣り場で必ずトゥルーチューンを行ってから使う様にしましょう。トゥルーチューンは至って簡単で、ルアーをキャストしてステディーリトリーブして回収した時に、ジャークベイトがアングラー側から見て右に曲がって戻って来る時は、ルアーのラインアイを左に曲げる事で泳ぎが補正され、左に曲がる場合はその逆にアイを曲げます。

これで十分使える状態なのですが、ボクはここからラトリンログのウォブリングと潜り出しを自分の好みに調整します。

※下記の記事では、左右のトゥルーチューニングの方法とトゥルーチューニングにより、アクションの強弱と潜行深度の調整に関しても触れた記事を書いていますので、参考にして下さい。


ラトリンログARB1200の特徴や機能

オリジナルログが1950年代に登場しその後、ラトリンログARB1200はバイブレーションルアーで注目されたラトルの機能をジャークベイトに最初に取り入れたのがARB1200です。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: IMG_20220312_1606570771-1024x768.jpg

オリジナルログは数年前に復刻し販売していた時期がありましたが、現在は廃盤になっています。1950年代に作られたオリジナルログはプロトタイプの時点で完成度が高かった為そのまま販売される事になった珍しい経歴のルアーでもあります。

しかし、ジャックスミスウィック氏は当時のプロト用の金型を製品に使用する為に量産が難しく1日中休むことなくプレスしていたそうです。ご自身もログの何が優れていたのか理解していなかったので新しい金型を作っても同じものが作れないと考えていたようです。

ログが釣れる理由は現在は解明されており先ずはボディの六角形のウロコ模様でるバルコニウムがボディと水を乖離するので切れのある動きが生まれる点と装着されているリップが柔らかいビューレットいう素材を使用することで水圧の逃げ方で突発的なアクションがバスに効くと言われています。

しかし古いラトリンログの中にはリップが硬い素材で作られていた時代のモノがあるので、中古で購入する際は注意してください。


おわりに

今回はスミスウィック社のラトリンログARB1200のインプレ記事を書いてみました。あまりに有名なジャークベイトなのでインプレするのを忘れていました。

記事を読んでラトリンログARB1200を使ってみたいと思われた方はコチラから購入する事ができます。

1950年代から釣れ続いてるジャークベイトであるスミスウィックのログですが、子供の頃に最初に見た時は大丈夫?と思ったりしましたが使うと手放せなくなるジャークベイトです。

「最強定番!」スミスウィック ラトリンログARB1200のインプレ!の記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになれば幸いです。

では!! よい釣りを(^O^)/


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