水中ドックウォーク!スミス『ビンターン80S』のインプレ!

ルアーインプレッション

バスフィッシングを愛されているアングラーのみなさん、こんにちは!今回の釣りたいバス釣り日記は、2025年3月にスミスから発売された「ビンターン80S」をルアーインプレッションしたいと思います。

「ビンターン80S」は、ブログ「IKE-P釣れづれ日記」でも有名なスミスの池島さんが、作り出したバス専用のリップレスジャークベイトです。

近年、リップレスジャークベイトがルアーメーカーが作らなくなり、もっと使い易いリップレスジャークベイトを作るという池島さんの情熱が形になったルアーです。

「ビンターン80S」のアクションの特徴は、水面下での機敏なダートアクションでバスを魅了します。ピンスポットでのショートターンのスローな誘いから、広範囲をサーチベイトとしてダートさせて使うと大きく左右へビンタされたみたいに飛んでいくアクションは動かしていて楽しいルアーです。

では!!水中ドックウォーク!スミス『ビンターン80S』のインプレ!の始まりです(^O^)/


ダートアクションが楽しい!『ビンターン80S』のインプレッション!

今回の釣行は2025年3月に淀川で『ビンターン80S』を使って釣りを楽しんでみました。パッと見た感じは、ジャークベイトというよりもペンシルベイトのような見た目です。

リップがないことで飛距離が大幅に向上し、広範囲を攻略する際には非常に頼りになる設計になっています。しかし、スローシンカーと記載されていたものの、実際に沈む速度を試してみると、予想以上に速く沈むと感じました。そのため、早いテンポでの釣りには非常に使いやすく、早いテンポでサーチルアーとして使うには特に適した性能を発揮します。

シャローエリアでじっくり攻めたい場合、よりスローに沈むスーパースローシンカーがあれば理想的だと感じました。特に浅瀬での繊細な誘いやバスへのじっくりしたアピールには、適したセッティングが求められることがあります。ウェイトを足して調整できれば、さらに活用の幅が広がりそうです。

アクションを与えてみると、最初は思うように左右にダートしませんでしたので、なんで?って感じで使っててました。YouTube動画でも『ビンターン80S』のアクションを見ていたので、シンキングペンシル程度のダートしかしないはずないと思い続けていると、ダートさせるポイントが掴めてきました。

最初は着水後、スグにアクションを与えていたのですが、少し待って『ビンターン80S』の姿勢が頭を下げたポジションで、アクションを与えると突然、面白いように左右にダートしていきます。

見えるゾーンで動かしている時は良いのですが、広範囲をサーチベイトとして使用する際はどうなんだろうと思いながら使っていると、ある事に気付きました。

斜めになったヘッドデザイン

『ビンターン80S』はバイユーブギみたいに斜めのヘッドデザインが施されています。これ池島さんのブログに説明があったのですが、このタイプのルアーはアクションを与えた時の感触が無いので操作していても操作感が無いのが嫌なので、ルアーの存在を感じられるようにしているという内容です。

ルアーが見えるゾーンで確認しましたが、上手くダートさせている時はアクションを与えた時にしっかりルアーが水を掴む感覚がロッドを通して伝わります。この感覚の強弱でダート幅を感じれば良いんでという事に気付きました。

テールのティンゼルもアクション後に余分に動いた後に独特な光り方をするので、あれが有る事でバイトへのあと一押しをしてくれる大切はパーツだと感じました。

「BINTURN80S」のステンシル

『ビンターン80S』のホディ下部には「BINTURN80S」のステンシルが施されています。このステンシルの存在は、ルアーの印象を大きく左右するポイントです。

ステンシルがあることで、視覚的なインパクトが増し、デザインへのこだわりが伝わります。アングラーとしては、この細かいディテールが、釣りの楽しさをさらに盛り上げてくれる要素になるのではないでしょうか。


上方向のジャークで表層のレンジをダートさせられる

『ビンターン80S』はロッド操作を上方向でアクションさせても左右へのダートアクションをしますので、ショートディスタンスでは、表層を左右にダートさせる事も可能です。

ラインによる水切り音は出ますが、水深50センチ程度のシャローエリアで使う時に、ロッドを下方向に構えた状態だと直ぐにボトムを叩いてしまうので、上方向にする事で見えるゾーンにルアーをキープ出来るので、操作していて楽しいです。

左右へのボトムバンプもこなせる

『ビンターン80S』はボトムまで沈めると、テールを浮かした姿勢で留まります。カタログには、サスペンドバスをフォールで誘うのに使うそうですが、ボクが思い付いた方法は、サイトフィッシングでの使用法です。

ボトムに着けた『ビンターン80S』にアクションを与えるとボトムにツンノメル事無く左右にダートしてくれるので、ジャーク後にキルを掛けてボトムに着底させてから興味を持たせた後に、ジャークを掛けて食わすようなアクションも可能です。

リップが無いので、余分に水を押す事も少ないので、バスに違和感なくプレゼンテーション出来そうです。

また、もう一つの使い方ですが、スポーニングバスを釣る為にリップにウェイトが付いたミノーが、ある時期アメリカではやったそうですが、時代の流れで消えてしまいました。

ヒロ内藤さんのLureTheSpiritのジャークベイト編でも紹介されていますが、それを再現するのに、リップにウェイトを貼ってチューニングする人もいます。

しかし、『ビンターン80S』を使うと理想的な姿勢で留まってくれるうえに、テールにフェザーが付いている分、余分に動いてくれるので、良いかもと思ったりしています。


『ビンターン80S』の推奨ラインは、フロロカーボンライン「10lb~14lb」

2つの異なるタックルセットアップで、『ビンターン80S』を使ってみました。『ビンターン80S』のルアーのパッケージにも記載されているのですが、『ビンターン80S』の推奨ラインは、フロロカーボンラインの「10lb~14lb」となっています。

フロロカーボンライン14lbでのタックルセットアップ

なので、ロッドをヒロイズムエアーの「バンガード」にジリオン6.3にフロロカーボンライン14lbをスプールして使ってみました。バンガードは6.7フィートのミディアムアクションのレギュラーテーパーなロッドです。

ミディアムアクション位が、『ビンターン80S』は操作しやすいと感じました。フロロカーボンライン14lbでの使用では、殆んど糸絡みする事はなく、快適に使う事が出来ました。

ナイロンライン20lbでのタックルセットアップ

ナイロンライン20lbで糸絡みするか検証してみました。ボクが使ったタックルセットアップは、ロッドがヒロイズム・ウィザード64CSWにスティーズリミテッド7.1にラインはシルバースレッドSARナイロンの20lbで試してみました。

まだ、ラインが太いので絶えず糸絡みを起こす事は有りませんでしたが、結構な頻度で糸絡みを起こすのは事実です。良いスポットに入って絡まれると困るので、フロロカーボンでの使用が安心だと思います。

ジャーキングの上手い人は、ジャークベイトを限界まで動かす事がデキルので、上手い人ほど糸絡みが増えるんかもしれません。


『ビンターン80S』のスペックを紹介!

ユニークなデザインと高性能が、多くのアングラーの心を掴んでいます。水面下でのダイナミックなダートアクションとピンポイントでのスローな誘いは、このルアーならではの魅力。そんな『ビンターン80S』のスペックとその可能性に迫ります!

『ビンターン80S』のカラーラインナップは、8色です。ルアーの視認性を考えてヘッド上部は見やすいカラーで塗られているので、ルアーを見失う事が少ないです。

引用スミス

ボクが購入したのは、クラウンカラーです。カタログの写真よりも実物の方が、シルバーボディはキラキラしてていい感じです。

仕方がないですが、昨今のインフレでルアーの価格が上がっていますので、『ビンターン80S』も税込みで2000円はします。『ビンターン80S』はリップレスジャークベイトなので、リップは無くカバーの回避力は低いので、根掛かりには気を付けたいところです。


おわりに

今回は、2025年3月にスミスから発売になった、『ビンターン80S』を紹介しました。季節が進みアフタースポーニングの時期になると面白くなりそうなルアーです。

リップレスジャークベイトってどんな動きがするの?ルアーを操作してバスを釣ってみたいと考えるアングラーには『ビンターン80S』はおススメです。

今回の記事を読んでボトムアップの『ビンターン80S』を試してみたいと感じられたら下記のリンクから購入する事が出来ます。

水中ドックウォーク!スミス『ビンターン80S』のインプレ!の記事があなたのバスフィッシングライフのサポートになれば幸いです。

では!! よい釣りを(^O^)/


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